

開店して間もなく、地域No1の味と絶賛される店がある






~ ほーむ.Story。~
平凡なサラリーマン生活を続ける中で、ふと訪れた一軒のラーメン店。その偶然が彼の人生を大きく変えることになる。そのラーメンに魅了され、何度となく足を運んでいると、当時の店主である星氏の生き方、考え方、器量の大きさなど、すべてにおいて持っていた人生観を一変させられ、次第に憧れの存在へと進展していく。5年続けたサラリーマンをためらうことなく辞め、星氏の下でアルバイトから始めると、数年後にはその実力が認められ店主を任せられるようになる。そんな順調な日々を過ごしていたが、自分の夢を叶えるために長野へと旅立った星氏の背中を追うように、自身も栃木市に店を構えることになりました。シャッター通りの商店街だが、自分のラーメンでこの商店街にどれだけの人を呼べるのか?マイナスからのスタートでどこまで上り詰めることができるのか??と、チャレンジングな日々が続いている。

栃木市の例幣使街道を外れ、一本奥の道にある「みつわ通り商店街」内にあり、駐車場は玉川の湯さんと共同となっている。
レイアウト、内装まで自分で手掛けたという店は、カウンター席、テーブル席、小上がりが完備され、決して広くはない店内だが、昔ながらの温かい雰囲気を残している。




Q.店名の由来は?
A.理由は二つあって、ここの店はそれぞれのお客様にとって、『家』のような存在でありたいという意味です。お客さんが来店するのではなく、帰って来るというイメージで接しているつもりです。あとはミスチルの「HOME」というアルバムが好きなので、そこに引っ掛けた部分もあります。
Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.いつ訪れたお客様にも毎回同じ味を提供できるようにしています。毎日材料のコンディションが違うので大変ですが、それが出来てはじめて一人前なんだと思います。
Q.店主にとってラーメンとは?
A.私の人生を変えたものですね。ラーメンにまったく興味のないサラリーマンだったわけですから(笑)
Q.将来の展望は?
A.無謀な挑戦かもしれませんが、師匠でもある「麺堂 麒麟児」の店主星さんを超えることです。
Q.好きなラーメン店は?
A.ラーメンにこだわりを感じる『一楽』さんと、一口目からさすがだなぁ~と思わせる『稲葉』さんです

Q.店主がオススメするメニューは?
A.昔ながらのすっきり淡麗系、「しょうゆら~めん」をオススメします。
ではその自慢のしょうゆら~めんを作っていただきましょう


限られたスペースで行われる調理は、すべての工程を一人で行っており、手際の良さが随所にうかがえる。
自慢のタレを器に注ぎ入れ、釜に麺を投入。小鍋で温めたスープを器に注ぎ、



小気味よく湯切りした麺を入れ、2種類のチャーシュー、穂先メンマ、ネギ、最後にゆずを添え、






しょうゆら~めん〔680円〕

栃木を代表する製麺店「磯屋商店」に麺を依頼しており、内麦と外麦の特注ブレンドした中細タイプのストレート麺。細さの割にしっかりとした噛み応えを感じ、ワンランク上の満足感を得られる。箸が軽快にすすむこと間違いなし


鶏ガラ、モミジ、成鶏、鶏油と鶏のみの材料を沸騰させることなく数時間煮込んだスープは、繊細で淡麗な味わいが持ち味の上質スープ。そこにカツオ、ウルメイワシなどを使い、魚介の存在を際立たせ、食べやすさを先行させている。

栃木では珍しい低温調理による肩ロースのチャーシューと、鶏モモ肉のチャーシューの2種類を使用している。見た目はほんのりピンク色で、食感はまるでハムのようにしっとり滑らかで、追加トッピングも多い評判ぶり。他には穂先メンマ、水菜、ネギ、ユズが載せられる。



自家製餃子3コ〔200円〕

人気となっている自家製の餃子は、豚肉、キャベツ、ニラ、生姜、ニンニクにごく少量の調味料を加えていて、ふっくらした皮にまったく癖がなく、おふくろの味を連想させる優しい味わい。女性にも食べやすい軽い口当たりです。

麺堂HOMEでしか食べることのできない味、気配りの行き届いた接客で、また帰って来たくなる様な店作りを心掛けていますので、栃木市においでの際は、ぜひ一度足を運んでみて下さい。よろしくお願いします。


休:月曜日
営:11:30-14:30/17:30-21:00
他:店内禁煙



修:麒麟児
開:2012年5月
他メニュー






※HOMEさん取材協力ありがとうございました。