昔義父が使っていたブリキの懐中電灯です。
東芝製、深見球、単一電池2本仕様です。
ウエットテッシュで拭き拭きしたらそこそこ奇麗になりました。
ヘッド径が大きいものが記憶にありますが、これは、ヘッドとボディが同じ太さです。
レンズは、フレネルレンズになっています。
胴体と
テイルにToshibaの文字があります。
点灯してみますと、スイッチがやや甘く接触が悪いですが、ちゃんと点灯します。
明るさは、はっきり言ってとても暗いです。
照射パターンが違いますので一概には言えませんが、3段階調光LEDライトのLowよりも暗いと言った印象です。
(ただし、新品の電池ではありません。(私が持っているLEDライトは、定電流回路が内蔵されていて、電池が減っても一定の明るさが持続します。))
その照射パターンもむらがあり、見づらいです。
よくこんなもの(こんなものとは失礼ですが。)で夜道を歩いたなと思います。
でも、昔はこんなものだったのですね。
手前に写っているのは、Lumintop EDC01。LEDはNichia219B4500-5000k CRI90+、単四電池1本仕様です。
こんな小さなライトですが、単一電池2本式の電球ライトより明るく、実用点灯時間も長いと思われます。
これだけ電球ライトが暗いのを目にしますと、今のLEDライトのありがたみが分かります。
単四電池1本仕様、単三電池1本仕様のLEDライトでは明るさが足らず、もっと明るいライトがほしいと思ったりもしますが、十分に思えてきました。
時代は進歩したものです。
電球式の懐中電灯の優位があるとするなら演色性Ra100ですが、これも超高演色LEDが出てきましたので、優位性が失われつつあります。
昭和レトロな一品でした。