らぷんつぇる**

日々のささいな出来事をつづったり
本や映画や食べ物の感想を載せてみたり
ひとりごとを言ってみたり。など。

チェコ旅行 プラハふたたび編

2011年05月15日 00時50分09秒 | Travel
もどってきました、プラハに。
からっと晴れて、ついこないだの雨の時とは比べものにならないくらい…暑い。
暖かいというか、暑い。

もう最終日なので、お買い物三昧。
こんなに買い物意欲が出た国って初めてです。

チェコで気になってたのが、「ブラックライトシアター」。
あちこちに劇場はあるみたいだけど、本家(?)で「ファウスト」をやってるのがすごく気になり、チケット購入。楽しみ。


ポスター。ちょっと怪しい。

が、開演15分前にるんるんで劇場前に着くと…おかしい、人がいない、、、。
チケット売ってたおばちゃんが入り口前にいたのでチケットを見せると
「申し訳ないんだけど、今日は休演になったの」
とのこと。
ほぐええええ!!最後のチャンスだったのにいいい!!
なんでも設備の調子がよくないとか言ってたけど、今日はお客さんの入りが少なかったのでは…と勘ぐってしまった。。。
490コルナのところ500コルナ札を渡されて、「おつりはいいのよ」とか言っちゃうあたりとてもいい人だったけども。
返された500コルナ札を握りしめ、明日朝帰国だし、こんなお金残しておいても…どうしよう。。とあてどもなく街を彷徨う。。。
すると旧市庁舎前で真っ黒発見!



顔にも何か黒いものをかぶっているかしてるみたいで、正面から見ても全く顔見えませんでした。
何かと思ったらシティーツアーの勧誘みたい。

ぷらぷらとカレル橋に向かって歩いていると、「ブラックライトシアター」の看板発見。
こっちは二番・三番煎じなのか…??
チケットもなぜかちょい高めだけど、開演に間に合うし、せっかくなのでチケット購入。
内容は、不思議の国のアリスをベースにした感じ…みたい。
開演まで、カレル橋見納めに行く。

夜はまた雰囲気違うなあ…というか夜の方がだんぜんロマンチック。
夜とはいえ日が長いから21時でも日が暮れきってないんだけど。
橋から見えるお城も幻想的。



こんなパフォーマーのおじさんも発見しました。
一人で歌・ギター・パーカッションをこなすおじさん。
人だかりができてました。



そして、ブラックライトシアター。
内容はやっぱりちょっと不思議の国のアリスを意識したものでした。
話の筋というよりかは、アイデア勝負的なところはあったかな。
後半で女の子が裸だったのはびっくりしたけど-。
(隣に座ってた東洋系のおじさんはおもわず「ほお!」とか言ってた。)
全裸かとおもったらさすがに目立たない色のぱんつははいてた。
あんまりいやらしい感じではなかったです。
チェスキー・クロムロフで見かけた背中付き椅子の裸バージョンに座ってました。
有名な椅子なのか、これ。

終わってからホテルまで歩いて帰る。
12時近いけど、旧市街広場のあたりはまだ賑わってて、みんなお酒飲んでた。



という感じで盛りだくさんな旅でした。
日本に着いたその日に午後から出勤、人事面談…さすがに疲れた-。

そうそう、チェコは道路標識も可愛かったよ。


チェコ旅行 テルチ編

2011年05月15日 00時23分02秒 | Travel
テルチ…ってあんまり行く日本人いないんじゃないだろうか。。。
と思うくらいアクセス微妙で小さな街。
世界遺産ではあるんですが。

チェスキー・クロムロフならプラハからトイレ付きの快適な高速バスが出てるから行きやすいし、なにしろたいがいのパックツアーで行くくらい人気のある街だからかなりの人が行くんだろうけど。
今回の旅行はチェコだけで、けっこう日程もゆとりがあるからプラハとチェスキー・クロムロフ以外に行けるぞ、ということになり、「地○の歩き方」のモデルプラン通りに日程を組んでみた。
が、モデルプランにしてるわりにはアクセス情報不親切な気が。
結局、チェスキー・クロムロフからだと近くの比較的大きな街チェスケー・ブディェヨヴィツェ(言いにくい)にでて、そこから乗り換えとのこと。。
どっちのバスも地元民用みたいな感じでした。


数時間しかいなかったけど、チェスケー・ブディェヨヴィツェの大広場

テルチのバスターミナルも街の中心地からは離れていて、やっぱり石畳のみちをスーツケースご~ろごろでちょっとしんどい。。
街の広場はルネッサンス様式もしくは初期バロック様式の家が建ち並んでいて、なんだかアイシングでデコレーションしたクッキーのよう。。。





表側だけこういう装飾がはりつけてあるみたいな感じだったから、余計クッキーっぽい。
ちなみに東京ディ○ニーランドではありません。

テルチでは個人経営のペンションに泊まったんだけど、ワンルームマンションみたいな広さ。
キッチンもついてる!
プラハに比べたら破格の安さなのに。。


ペンション・ダヌシェ

お部屋のかわいさにテンションあがる。
朝ごはんもお部屋に持ってきてくれました。

テルチ城はチェスキー・クロムロフ城を見た後だと小規模で地味な感じかも。
持ち主が狩猟が好きだったようで、アフリカンホールと称される部屋にはおびただしい数の動物の剥製が、、しかも鹿とか近隣の森の生き物だけでなく、ライオンとか、シマウマとか、ダチョウとか。
あげく、大ホールの天井の装飾もなにやら立体的で、天使が飛び出してラッパ吹いているのをはじめ、鹿の角もくっついてるし、なんだかセンスがよくわからん。。。

次の日は雲ひとつないいいお天気。
朝から大音響で音楽を流しているので、何かと思ったら、、、



クラシックカーが続々と集結?!
チェコ語がさっぱりわからないのでどういう催し物かよくわからないのですが、とにかくおまつり的な感じ。



車だけでなくレトロなちゃりんこやバイクも集められてるし





さらにはベビーカーまでレトロ!!



人が続々と集まってきて、前日とは比べものにならない賑わいをみせておりました。
パン屋の屋台も出てた。
車も最初は5台くらいだったのが、あれよという間に次々到着して、最終的には30台以上??にも。
こんなにたくさんのクラシックカー、一度に見るのは初めて。

こんなお祭りに遭遇して、なかなか楽しかったです。
テルチからまたバスでプラハに戻りまーす。

チェコ旅行 チェスキー・クロムロフ編

2011年05月15日 00時07分16秒 | Travel
チェコ旅行にははずせない世界遺産の街、チェスキー・クロムロフ。
プラハからバスで行ってきました。
途中、いきなり目の前の平野が真っ黄色に…。
これ、菜の花かな??



バスターミナルは街のはずれにあるので、スーツケースを引っ張りながらえっちらおっちら歩いていたら、急に視界の開けた場所に出て、この眺め。



遠くにみえる塔はお城の塔です。
チェスキー・クロムロフはほんとに小さな街なので、あっという間に見て回れてしまうけど、チェコに期待してたなにもかもがぎゅっと濃縮されたみたいな街でした。

お城もなかなか変わっていて、



入り口の真下でいきなり熊を飼っていたり、



外壁のブロックや装飾がぜんぶだまし絵(窓はほんもの)だったり、
なにやらお茶目なお城なんですよね。
中はツアーでのみ見学可なんですが、中にも「大理石風」に模様がつけられていたりと茶目っ気たっぷりでした。
英語ガイドのお姉さんも冗談交じりで説明してくれて面白かった-。



↑お城からの街の眺めはこんなんです。
ちなみに川はやっぱりヴルタヴァ川。
この川がいかにチェコの人々にとってなじみ深いか想像がつきましょう。

街をぷらぷら歩いていて、発見したのがこの椅子。
どうやら居酒屋みたいだけど、面白い椅子だよね。


でも路上に置かれているとなんだか立ちしょんしてるみたいにも見える…

チェコ旅行 プラハ編

2011年05月14日 23時26分55秒 | Travel
GW旅行第2弾、というかこっちの計画を和歌山よりも先に立ててたんだけど。。
念願のチェコに行ってきました。
見るものすべてが可愛いといううわさのチェコ、さて実物はいかに。

今回の航空会社はオランダのKLM。
ということでアムステルダム経由です。
KLMのCAさんはどのひともみんな感じがよく、欧米系にしては珍しく(偏見かもだけど)みんな笑顔で応対してくれて快適でした。
アムステルダムの空港もチョコカフェなんぞあって楽しかった。
おもわずミッフィー買いそうになっちゃったじゃないか。

チェコ到着は夜の21時。
バスで地下鉄の駅に行きたいのに、乗りたい100番のバスなかなか来ないし。。
そんななか119番のバスは何本も来ては去っていく。ああ。
まあ無事にホテルにたどり着きチェックイン、就寝。

次の日はあいにくの雨。。。
プラハの天気は東京と同じくらい、って嘘だろっ、と思うくらい寒かった。
だって息が白いんだよ。
手がかじかんでコインがうまくつかめないんだよ!
半袖どころかセーターとコートが要るよ!

雨プランということで、まずはミュシャ美術館へ。
ミュシャはチェコ出身なんですよ。
入り口で行列しててびっくり。
この美術館は意外と小さかったです。
大阪・堺市のミュシャ美術館の方が広くて見応えがあったなあ。
ミュシャの油絵は初めて見ましたが。モチーフは「星のひとみ」なのかな??

そしてプラハといえば、旧市街広場!
ここの旧市庁舎のからくり時計がとても有名。



正時になると死に神が鐘を鳴らすのに合わせて使徒たちがくるくるまわるという仕掛け。
死に神可愛いなあ。



そして、この旧市庁舎からの眺めはこれ!!



いやあ、プラハ来たね!ってかんじですよ。
遠くにプラハ城が見えます。
真下はこんな感じ。



あと、広場に面して建っている聖ミクラーシュ教会の内部もすてきでした。
ここでコンサートなどもやる模様。



これから移動があるからお買い物はあんまりできないけど、お店をみるのも楽しかった。



Viva! Prahaっていうチョコ屋さんでへんなチョコを見かけたのでいろいろ買ってみました。


曼荼羅風に並べてみました

「コーラ」とか「レモンバーム」とか「チリ」とか。
でも味は意外と上品で、癖のない程度に味をつけているといった感じ。
かじったとたんにバジルの香りがしたイタリアンチョコが一番インパクト強かったかな。
ちなみにまんなかのチョコは「Buddha」って名前だったけど、この体型は「daikoku-sama」の間違いではないかと。。。

この日の夜は市民会館でクラシックコンサートへ。
スメタナホールでやるのかと思いきや、違った。。
こぢんまりしたホールで弦楽4重奏、よかったですけど。
チェコの物価から考えたらコンサートチケット高いような。。。

次の日はマリオネット劇場へ!
チェコで有名なキャラクター、シュペイブル&フルヴィーネクの人形劇を専門でやってる劇場です。


シュペイブル&フルヴィーネク親子。

言葉はぜんっぜんわからなかったけど、人形のかわいらしい動きに大満足。
にしてもこのパパ、ドジキャラなのか。。。
平日10時なんて誰が来るの??と思ってたけど、親子で来てたのは数組で、前の方の席には学校か幼稚園の遠足で団体さんが3組くらいきてました。
開演のブザーがなったときの盛り上がりっぷりといったら…(笑)
ピヨピヨしてて可愛かったです。

この日は天気は持ちこたえ(でも寒かった)、さっそく人形劇終了後、プラハ城へ。



お城からの眺め、本当に最高!
世界遺産半端なし。

お城自体も広いので、じっくりまわると時間がかかる。
教会のつくりも綺麗だし、美術館も充実してました。

そして、次はストラホフ修道院へ。



ここ!!
ここの図書館すごすぎ!!
天国はこんなところにあったのか。。。
写真撮れないので残念だけど。。。
廊下の突き当たりもだまし絵になってて、まだ廊下が続いている風になってる。
すてき。
お城からさらに上り坂だからちょっと行くのは大変だけど、一見の価値ありでした。

ここから一気に坂を下り(この勾配ほんとにきつい)、かの有名なカレル橋へ。
このへん観光客でごったがえしてました。



時間のせいかあんまりパフォーマーはいなかったけど、似顔絵描きとかお土産売りは多かったな。
ヴルタヴァ(モルダウ)川は壮大でした。
そりゃ歌も歌いたくなるよ。

それにしても石畳は想像以上に歩きにくく、腰が疲れる。。。

和歌山ツアー 高野山編

2011年05月01日 23時07分27秒 | Travel
続きまして、高野山編。

熊野から長い山道を経て、かの有名なパワースポット高野山に到着!
ここは山全体がお寺なんですねぇ。
山道を抜けた先が急に開けていて、結構びっくりしました。
夕方についたので、墓地を抜けて奥の院へ。

墓地、ってなんだか不気味な響きだけど、ここはやたら豪華なお墓が巨大な樹木の生い茂る中に立てられていて、とても神聖な雰囲気。
ほんとに、どの木も大きくて、さすが日本有数の霊場だけある感じ。
メインの通りには企業の供養塔が多く、みんなの目を引いていたのが「しろあり やすらかにねむれ」と書かれた墓石。
日本しろあり対策協会が建てたものだそうです。

あまり信心深いほうではないけど、古くからの信仰の地って、やっぱりただならぬ空気を感じるなぁ…と思いました。



この日は宿坊に宿泊。



宿坊、というのは建物の一部を宿泊者用に提供しているお寺のこと。
もちろんお寺だからちゃんと住職もいて、宿泊者も朝のお勤めに参加できるし、私たちはやらなかったけど写経体験なんてのもありました。
びっくりなのがその設備で、所詮宿坊だから質素なものだろうと思ってたのに、なんとなんと露天風呂はあるわサウナはあるわ。。でかなり豪華でした。
部屋数も多かったし。
面白かったのは畳が敷いてあるお風呂で、タイル張りみたいにひやっとしないところがとてもよかった。
「シャワーは、こちらに滝がありますので…」くらいの勢いかと思ってたので、まあびっくり。
そして強制的に5時前にたたき起こされて座禅組むとか思ってましたが、朝のお勤めも自由参加でした。
こういうところに泊まる人たちだから、たくさんのひとが参加していましたが。

次の日はあいにくの雨模様だったけど、付近を散策したり、和菓子を食べたり。

ちょっとアクセスの不便なところにこういう機会に来れてよかったです。うん。


和歌山ツアー 熊野編

2011年05月01日 22時42分29秒 | Travel
今年のGWは旅三昧でした~。
まずは両親に便乗して和歌山へ。
電車にことこと揺られて新宮に到着。
そこからレンタカーで那智大社へ。
いきなり大きな滝が見えてびっくりする。
迫力あるのも当然、この「那智の滝」は日本三大瀑布のひとつなのです。
ちなみにあとのふたつは「袋田の滝」(茨城県)と「華厳の滝」(栃木県)なり。

滝を背にして、まずは熊野那智大社にお参り。
ここは熊野三山のひとつです。



はじめて買ったばかりのデジタル一眼レフカメラを使用。
ジオラマモード、可愛すぎる。

このあと熊野速玉大社に行き、川湯温泉へ。
ここの温泉変わってて、川のすぐそばに温泉が湧いてるんです~。
そとのおふろは混浴で、女性は露天風呂用浴衣を着て入るんだけど、男性は入るまではタオルで前を隠しているものの、お湯につかれば当然のようにオールヌードなわけで、、、開放的ーー!



しかもこのお風呂、部屋の窓からも、食堂からも丸見え~~~。
基本的に女性浴場出入り口に近い方は女性、男性浴場に近い方には男性が入ってたけど、べつにルールではないので、連れのいるヒトは一緒に入ってました。
夕方、夜、朝と3回入ったけど、朝が一番気持ちよかったな。

さて、次の日は瀞峡(どろきょう)で船に乗りました!
船のりばから川を遡っていってしばらくすると、こんな雄大な眺めが…!



川の色もエメラルドグリーンっぽくて、ほんとに秘境みたい。

そして最後の熊野三山、熊野本宮大社へ。
ここにはなんと黒い郵便ポストが!もちろん使用可能。



上に乗っているのはただのカラスではなく、足が3本ある「八咫烏(やたがらす)」です。
あのサッカー日本代表のマークにもなっている鳥。
太陽の化身として、この辺ではとくに信仰されている模様。



これは日本一の大鳥居。
はんぱなくでかい。。。
でっかすぎてくぐった気がしないです。

あと、熊野に売ってた「もうで餅」、すごく美味しかった!
きなこでなく玄米粉がまぶしてあって、香ばしい。

さて、ここから高野山を目指して長距離ドライブ。

途中で「谷瀬の吊り橋」に立ち寄る。



こんな長い吊り橋歩いて渡るの初めてでした。。。
歩いても歩いてもまだまだ続くよ~って感じです。
「安全のため渡るのは20人まで」って書いてあるのに、入り口のおじさんたち人数を数えるでもなく、明らかに20人以上橋の上にいるし。
怖がって踏ん張る人がいると、そのせいでよけいゆらゆらゆれるんですよね、吊り橋って。

にしてもここから高野山は遠かった。
対向車とすれ違うのもすれすれな山道…。
ナビ通りに行ったら、途中工事してて、戻る羽目に。
てなわけで次は高野山編です!