らぷんつぇる**

日々のささいな出来事をつづったり
本や映画や食べ物の感想を載せてみたり
ひとりごとを言ってみたり。など。

万博記念公園&国立民族学博物館

2010年01月24日 21時42分31秒 | Exhibitions
今日は万博記念公園にお出かけです♪


おなかの顔がしゅーるですね。夜間ライトアップされてると怖いんだなーこれが。


さあ、これが大阪万博のシンボルとも言うべき「太陽の塔」!
いろんな漫画や文学作品に出てくることでもおなじみ。

あんまりそういうとこに出てはこないけど、裏側はこうなってます。

「夜の顔」。けっこうコワイ。

この公園は有料で、「自然文化園」はおとな250円。
なかなか広くて、いまは冬だからあまり草木の賑わいはないけど、花の季節や紅葉の季節は見応えありそうな感じ。

せっかくここまできたので…ということで、敷地内にある国立民族学博物館に行ってきました。おとな420円です。

予想外に充実した展示内容!
地球上の各地域ごとに、民族衣装や、住居や、美術品や、祭具がこれでもかっ、とまでに展示してあり、遅めに入ると全部見切れないくらいです。
映像のライブラリもかなり充実していて、「ちきゅうのくらし」に興味のある人はこれ観てるだけでも楽しいかも。
中国の棚田と、恐山のイタコの番組を観ました。
1本10分~15分とちょっと長めなので、あまりのんびり観てるとほかの展示見れなくなるけど。。。

以下、展示品の数々です。


アメリカ地域の民族衣装。左から、北極圏、マヤ、アマゾン、アンデス地域の民族衣装。


ルーマニアのイースターエッグ。彩色がカラフル!


アフリカ版「プリクラ」?あこがれの家や風景のセットを背景に、なりきり写真を撮るんだとか。


これは、なんと洋服ハンガー(笑)。買ってかえったら完璧にいやげものです。


ビーズでできたアフリカの婚礼衣装。結構派手。右手に持っているのは何なのか、今ひとつわからない。

ここの博物館、基本的に触ってもいいらしい。
「自分の判断で、心配にならない範囲で…」とお姉さんは言っていた。
そういわれるとガンガン触りたくなりますね。
ガンガン触りました。

うん、充実した一日でした☆
しかも安上がり!

万博記念公園内には足湯(ただし1月は休業中だった…)やらおもしろ自転車やらローラー滑り台やら散在するオブジェやらいろんなものがあるので、冬でも意外に楽しめるスポットです。
家族連れが多かったかな~やっぱり。
広々していて気持ちよかった!

「ブーリン家の姉妹」

2010年01月17日 18時23分50秒 | Movies
久しぶりにDVD鑑賞。

*あらすじ*
振興貴族のトーマス・ブーリンは、世継ぎの生まれない国王ヘンリー8世に自分の娘を愛人として差し出すことを思いつく。
白羽の矢が立ったのは長女のアン。
しかし、国王は、商家に嫁いだばかりの次女・メアリーに想いを寄せてしまう。
宮中に召され、王妃の侍女となった二人であったが、やがてメアリーは国王の子供を身ごもる。
そんな状況を野心に満ちたアンが静観するはずはなく…。


うーん、ドロッドロ!
野心と、出世欲と、権力欲と、愛情と、憎しみと、嫉妬が渦巻いていて、安住の地がどこにもないかんじ!
アンの男を手玉に取りまくる感じは、もう恐ろしいとしかいいようのない世界だ、ひえぇぇ。
メアリーは逆に「いいひと」すぎて、その心の広さと人を打算なく慈しむことのできる性格が、アンのような勝ち気で野心に満ちた人間をイラッとさせてしまうのもなんとなく理解できる気がする。
まぁ、でも、一番悪いのはヘンリーなんですけどね…。
一番自分を慈しんでくれる女性を捨てて、欲のかたまりみたいな女性に執心し、国の方向性まで変えてしまったんだから。
女ってこわ~と思いながらも、男ってほんっとにどうしようもないよなとか思ってしまう。。。

これ、歴史上のできごとをふまえてつくられているので、結構勉強になります。
なぜイギリス国教会が誕生したかとか、エリザベス1世以前どれだけイギリスが不安定だったかとか。
服装見ててもなかなか楽しめました。


*データ*
監督:ジャスティン・チャドウィック
出演:ナタリー・ポートマン(アン)、スカーレット・ヨハンソン(メアリー)、エリック・バナ(ヘンリー8世) ほか
上映時間:115分
初公開年月:2008年10月
制作国:イギリス/アメリカ

大阪ベイサイドめぐり

2010年01月16日 20時10分51秒 | きょうのできごと
今日は大阪ベイサイドを遊び倒してきました。

まずは、サントリーミュージアムへ。
ここ、今は「井上雄彦 最後のマンガ展」をやっているのです。


ミュージアム入り口には巨大な武蔵が!

チケットは日時指定制。
東京で開催されたときはものすごく混んでいたそうですが、今回はそのせいもあってかかなり空いていました。
ゆっくり観られてよかった。
ひとつのストーリーを追いかけて行くように原画が展示されていて(内容も「バガボンド」を下敷きにしたオリジナル)、どんな風に原画が書かれているかとかじっくり観ることができます。
漫画ではなく墨絵のような巨大な絵がストーリーに取り込まれていたり、さらには空間を利用した表現なんかもあり、紙という媒体にとらわれずここだけの空間を観に来た人で共有している感じがもてました。
展示内容をまとめた「いのうえの」という本も売っていたのですが、展示を見た人にしか販売しないように展示会オフィシャルショップだけの限定販売なんだとか。

この展示は3月14日まで。
予約券は電子チケットぴあ、またはローソンチケットでどうぞ。

ミュージアムから出て来たところで、ちょうど海遊館のペンギンがパレードをしていました。
うーん、よちよち歩く姿は可愛い
こんなによちよちしてるのに、「王様」ペンギン(笑)



しばらく天保山マーケットプレイスをうろうろした後(ここは”ある意味”面白いスポットがいっぱいあるので、観光に来た人は立ち寄った方がいい。栄えているのか寂れているのかよくわからない空気もなんとも言えないし。)、舞洲工場へ。
ここの工場、前天保山の観覧車に乗ったときにちらりと見えて、そのド派手さ故気になっていたのです。
見学できるとのことだったので、申し込みをして、乗り込んできました!


ディズニーランドの「イッツ・ア・スモール・ワールド」ばりのファンタジックさ。
ちなみにてっぺんにチラ見えしてる図形は大阪市のマーク。



煙突さえこんなにファンシー。

ここ、大阪市のごみ焼却施設なんです。
近くにあるスラッジセンターという下水処理関連施設もやっぱりこんなテイストの建物で、最初は間違えてこっちに行ってしまった。

何人かのグループで見学するのかと思いきや、私たち2人だけだった。。。
まずはこの工場のコンセプトと内容など、おじさんのお話を聞いてVTRを見せてもらう。
その後、工場見学。
毎日24時間稼働しているらしい。
投入されたごみの山を、7tつかめるという大きなクレーンで撹拌してました。
撹拌しないと、底のゴミが重さで圧縮されて、固まってしまうんだそうです。
28分に1回、このごみをわしゃっとつかんで、焼却炉に投入するのです。
まさにUFOキャッチャーの動き。

この建物はオーストリアの画家・フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏のデザインによるものだとか。
なんでも、フンデルトヴァッサー氏は自然保護に非常に関心が高く、「技術、エコロジーと芸術の調和」を目指し自然を大切にする考え方を持っていたそうで、それに大阪市が共鳴し、このような建造物が造られたそうです。
総工費609億円、これとは別にフンデルトヴァッサー氏に払ったデザイン料が6000万円ほど。
これを高いか安いか判断するのは、本当に人によって様々でしょうねぇ。
だけど、少なくとも「財政難の都市」がやる事業ではないなぁ

こんなファンタジックなデザインだったら、確かに清掃工場のイメージは変わるかもしれない。
けども、このエリア、ベイエリアのはじっこで、ほんとに「わざわざ」来るようなところで住民どころか歩行者もあまりいないこの場所でこの外観にする必要はあったのか?!と思います…。
周囲の景観と調和しているかは置いておくとして。

でも、遠くから見たときのけばけばしい印象と、近づいてみたときの印象は結構変わりました。
近くで見ると、思っていたよりも可愛い
せっかく2階の遊歩道を一般に開放していたり、中には子供にもわかりやすく作られた案内パネルがあったりするので、みなさん行ってみてください。
ここから見学の申し込みができます↓
舞洲工場の見学受付について

あけまして、福岡。

2010年01月12日 23時29分22秒 | きょうのできごと
あけましておめでとうございます。
ことしも、よろしくお願いいたします。

さて、年明けて早々、仕事で福岡にいってまいりました。
初九州!!
新幹線だから関門海峡が見れるー、と眠いのを我慢してずっと起きていたのですが、、、いつの間にか小倉っ?!
本州と九州の間に海なんかなかったよっ!と思ったら、実は新幹線、関門海峡はトンネルで通り抜けてしまうそうで…しらなかった…。

さて。
福岡といえば、おいしい食べ物!
というか、ガイドブック、ほとんど食べ物しか載ってない(笑)
仕事で前泊したので、その晩は会社の人々と赤坂の魚介類のおいしいお店に行き、ごま鯖やらさつま揚げやらウマヅラハギのおつくりやら(これはふぐの代用として…)たらふく食べました。
私貝類苦手なのだけど、さざえのおつくりとアワビコロッケ、おいしかったー!
その後「もつ幸」というもつ鍋の名店に行って、ポン酢で食べるもつ鍋をいただきました。
しめはチャンポンめん。
だしのきいたスープを麺が吸って、ほとんど水分がなくなるくらいまで煮詰めて、ごまを振って、できあがり。
こんなしめかた初めて見た。

翌日16時までお仕事。
その後、今度はラーメンを食べに行く。
博多のラーメンは「かた」「バリかた」など麺のかたさを選ぶことができ、その一番かたいのが「はりがね」。
はりがね食べる気まんまんだったけど、地元っこですら「そんなの食べたことない」「やめとけ」と言う始末…。
しかも先輩が「博多で一番おいしい」というお店に行ったら、やっぱり「一番おいしいかたさ」で食べたいと思ってしまうではないですか。。。
なので今回は、はりがねおあずけ。

さらにラーメン屋から赤坂の飲み屋「隠れ家」に流れる。
いかのおつくり、ごま鯖、地鶏の炭火焼、からし蓮根など、博多だけでなく九州の名物もいただきました。
からし蓮根って苦手だったけど、ここのはおいしく食べられました。
お店の雰囲気もよかったなー。

次の日は太宰府へ。
学問の神様にお参りです。
受験も近いせいか、すっごいこんでた。
せっかくなので、お守りを買いました。
あと、近くにある九州国立博物館にも行きました。
すごくきれいで、開放感あふれる建物。
九州を中心に、各時代の展示物がみっちり。
アジアへの玄関口として栄えた経緯もあって、アジアの民芸品も展示されてました。
あと、はにわ!ちびはにわがひじょーに可愛かった

夕食は「かろのうろん」でごぼう天うどんを。
ごぼう天うどんも、福岡来たら食べて行け~といわれたもののひとつ。
ごぼうのかき揚げ、さくさくしてておいしかった。
このお店の近くにある櫛田神社にもお参りしてきました。
ここは、博多の名物祭り「博多祇園山笠」の出発点。
ということもあって、境内に山笠が展示されていました。



100円入れるとライトアップされて、音声案内が8分流れるという仕組み(笑)
たまたまだれかがお金を入れた後だったらしく、冷静な女性の声で、大げさに博多祇園山笠のすばらしさを語られると…おもしろすぎ。

さて、最終日。
天神・大名界隈をぷらぷら散歩。
大名あたりは路面店が多くて、代官山とか吉祥寺とか、そんな雰囲気。
カフェも多い。
結局、東京や大阪にもありそうなお店で買い物をしてしまった。。。

お土産は「博多とおりもん」と「博多の女」。
自分用にふくやの明太子、家庭用100g 420円。
うーん満足だ。