映画化された本です。
映画も見てみたいなと思っていたんだけど、まずは本からってことで。
*あらすじ*
間宮明信と徹信の兄弟は30歳を過ぎても二人で一緒のマンションに住んでいる。
明信は会社員、徹信は小学校の学校職員。
どちらも今まで恋人がいたためしはない。
いつもぱりっとした服装を好み、ジャズが好きで、ビール党の兄。
コーヒー牛乳をこよなく愛し、失恋すると新幹線を見に行く弟。
ふたりは一緒に紙飛行機を飛ばしに行ったり、パズルやゲームをしたり、映画を見たり、本を読んだりと楽しく暮らしている。
そんなある日、明信が密かに想っているビデオ屋の店員直美ちゃんと、徹信が勤める学校の教員葛原依子を招いてカレーパーティをする計画が持ち上がる。
そこからちょっとずつ人間関係が動いていく…。
「ヤマなしオチなし」はいつもの江國香織的。
いい年した男二人が主人公ってところがちょっと他の作品と違う感じかも。
こんな兄弟傍目にみたらけっこうきもい?のかもしれないけど、いるべきところにいて、したいことをして、こじんまりとでも幸せに暮らしている感じが結構羨ましい。
こんな「家族」っていうのもいいなぁって思った。
やっぱり小さい頃から一緒に育った兄弟でも、ある程度の年をとってしまえば他人と同じくらいの距離感を感じてしまう場合もあると思うし、、実は間宮兄弟、理想の兄弟像なのでは??
直美と妹の夕美の会話
「私たち、こんな風に二人でお買物して、ぶらぶら散歩したりできるのっていまだけかもしれないわね」
「何言ってんの?そんなことあるわけないじゃん(中略)だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん」
うーんなんかいいなあ
本読む前にDVDのパッケージ見てしまったから
佐々木蔵之介とドランクドラゴンの塚地さんのイメージが頭から離れなかった。
でも映画のキャスティングは結構いいんじゃないかと思う。
原作に近いキャラクターだと思うしなあ。
ところで、映画版で「ビデオ屋の店員」としてドランクドラゴンの片割れも出てるんだね…!
友情出演??
*データ*
著者:江國香織
出版社:小学館
定価:1300円(税別)ハードカバー
映画も見てみたいなと思っていたんだけど、まずは本からってことで。
*あらすじ*
間宮明信と徹信の兄弟は30歳を過ぎても二人で一緒のマンションに住んでいる。
明信は会社員、徹信は小学校の学校職員。
どちらも今まで恋人がいたためしはない。
いつもぱりっとした服装を好み、ジャズが好きで、ビール党の兄。
コーヒー牛乳をこよなく愛し、失恋すると新幹線を見に行く弟。
ふたりは一緒に紙飛行機を飛ばしに行ったり、パズルやゲームをしたり、映画を見たり、本を読んだりと楽しく暮らしている。
そんなある日、明信が密かに想っているビデオ屋の店員直美ちゃんと、徹信が勤める学校の教員葛原依子を招いてカレーパーティをする計画が持ち上がる。
そこからちょっとずつ人間関係が動いていく…。
「ヤマなしオチなし」はいつもの江國香織的。
いい年した男二人が主人公ってところがちょっと他の作品と違う感じかも。
こんな兄弟傍目にみたらけっこうきもい?のかもしれないけど、いるべきところにいて、したいことをして、こじんまりとでも幸せに暮らしている感じが結構羨ましい。
こんな「家族」っていうのもいいなぁって思った。
やっぱり小さい頃から一緒に育った兄弟でも、ある程度の年をとってしまえば他人と同じくらいの距離感を感じてしまう場合もあると思うし、、実は間宮兄弟、理想の兄弟像なのでは??
直美と妹の夕美の会話
「私たち、こんな風に二人でお買物して、ぶらぶら散歩したりできるのっていまだけかもしれないわね」
「何言ってんの?そんなことあるわけないじゃん(中略)だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん」
うーんなんかいいなあ
本読む前にDVDのパッケージ見てしまったから
佐々木蔵之介とドランクドラゴンの塚地さんのイメージが頭から離れなかった。
でも映画のキャスティングは結構いいんじゃないかと思う。
原作に近いキャラクターだと思うしなあ。
ところで、映画版で「ビデオ屋の店員」としてドランクドラゴンの片割れも出てるんだね…!
友情出演??
*データ*
著者:江國香織
出版社:小学館
定価:1300円(税別)ハードカバー