新幹線の車窓から

大阪に行ってきました。
某企業の研究所見学で。
本当はもっと近いところでもやっていたんだけど、そっちはあっという間に定員になってて行けなかった…。
てなわけではるばる大阪まで、まあプチ旅行みたいなもの。気晴らしです。

東海道新幹線の窓からよく見ていると、製薬・化学メーカーの工場や研究所がたくさんある。
第一三共、アステラス、持田製薬、科研製薬、小野薬品、大塚製薬、中外製薬などなど大手のオンパレード。
サッポロビールとか、サンヨーとか、ニチレイもあった。

東海道新幹線の沿線は大都市圏への交通網が発達しているから物流の面でいいんだろうな。
しかも東京や大阪近郊よりは土地が安くて、新幹線も通っているから本社の人なんかが来るのも便利。
新幹線からよく見えるから宣伝にもなるしね。
こういうところで作られたものが日本を支えているんだなぁ。
就活してるとこんなとこにも目がいってしまうよ。

にしても新幹線から見える看板って変なのが多いような。
青地に白い字で「プチプチ」って書いてあるだけの看板とか（だからどうした！）
歯医者の名前が「メロン歯科」だったりとか（どんだけ甘いのよ）。
そんな視点で車窓からの眺めを見てみるのも面白いかも。と思った。

『バベル』

菊地凛子がゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされたあの映画、遅ればせながら見てきました。

＊あらすじ＊
モロッコに旅行にやってきたアメリカ人夫婦、リチャードとスーザン。
実は子供を突然死で失った経験があり、そのことが二人の間に溝をつくっている。
旅行中もぎくしゃくしている二人だったが、バスでの移動中にモロッコ人の少年が撃ったライフルの銃弾が偶然にも妻の腕に当たってしまう。
騒然とする車内、しかし病院までは４時間もかかる。
ガイドの判断によりガイドの村へ行くことになるが、いつまで経っても救急車もヘリも来ない…。

そのころ、彼らのサンディエゴの家では二人の子供とメキシコ人のベビーシッターのアメリアが留守番をしていた。
アメリアは息子の結婚式を控えていたが、主人の身に起こった事故のため行かれそうにない。
代わりのベビーシッターが見つからないため、仕方なく二人を連れてメキシコに向かうことに。

一方、東京。
ライフルの持ち主は耳の聞こえない娘チエコと暮らす裕福な日本人男性だった。
妻を亡くし、娘ともあまりうまくいっていない。
モロッコでの銃撃事件のことで刑事が訪ねてくるが…。


内容的には予告どおり。
「わたしたちはいまだに心を通わせられないでいる」というテーマで進んでいきます。
雰囲気は『クラッシュ』と似ているかも。
それにしても菊地凛子の存在感はすごいです。
助演女優賞もらってもよかったんじゃないの？っておもう。
むしろ主演女優って誰よ？スーザン役のケイト・ブランシェットか？？

平行して進む４つのストーリーのなか、ショッキングなのはうっかり人を撃ってしまった山羊飼いの少年＆家族のストーリーと、メキシコに行ったベビーシッター＆アメリカ人の子供二人のストーリー。
カタストロフィーとしかいいようのない展開。

映画のタイトルは『バベル』だけど、心が通わないのは言葉が通じないから、ではないと思う。
でも、だったら何が妨げになっているのか？
文化の違い、立場の違い、考え方の違い、それらに対する偏見、、、？
監督は「境界を形成するものは言語、文化、人種、宗教ではなく、私たちの中にある」と言っています。
やっぱり『バベル』というタイトルは「ほんとうの問題はそこではない」ということを暗に意味しているタイトルなんですねぇ。
同じ言語を話し、同じ文化を共有し、近しい祖先を持つ同じ人種で、同じ神さまを拝む同じ宗教の人同士であっても心が繋がらない場合も数々あるわけで。
わたしたちの心の中にあるコミュニケーションの障害って何なんだろう？

結果的にいろいろ考えさせられる映画ではあるけれど、あまりにも予告で見せすぎだったんじゃない？と思う。


＊データ＊
監督：アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演：ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、アドリアナ・バラーザ、菊地凛子、役所広司、ブブケ・アイト・エル・カイド
初公開年月：2007年4月
上映時間：143分
制作国：アメリカ
公式HP：映画『バベル』公式HP

CATS

きのうのブログにも書いたけど、CATS見に行ってきましたー。
場所は五反田のCATSシアター。
五反田って初めて行った気がする。
CATSシアターはCATSの上演のためだけに作られた劇場で、客席に入ったとたんセットのすごさにビックリ。
ガラクタ置き場なんだけど、猫から見たサイズで作られてる。
ドラム缶、洗剤のスプレー、トルソー、熊手、ギター、たまごっち（笑）などなど本当にリアルに作られてました。
開演前に舞台に近づいてじっくり見てしまった。
でもほんとに始まる前に見ておいた方が面白いです。

＊あらすじ＊
深夜のゴミ捨て場に集まってくる猫たち、ジェリクルキャッツ。
彼らは人間に飼い慣らされることを拒否し、それぞれの個性を生かしながら逞しく生きている。
今夜は年に一度開かれるジェリクル舞踏会の日。
猫たちの中から長老猫によってもっとも純粋な１匹が選ばれて天上に送られ、新しい人生を約束される。
やがて夜明けが近づき、１匹が選ばれる時がやってくる…。


…あらすじはあってないようなものです。
むしろ、あらかじめ知っておかないとわかりづらいかも。
ほぼ歌とダンスで進行します。
「メモリー」をはじめとする歌の数々、さすが四季！と思う声量、とにかくすごい。
ダンスも見応えがあって、うっわー体柔らかいな！！と思って見てました。

それから、猫の名前、、、わかりづらっ。
名前が相当ムズカシイ。
最後までなんて言っているのかわからなかった名前も数多い。
あとでHPを見ると楽しめるんだけど。

今回は奮発して（というか妹からの誕生日プレゼントだったんだけど）A席だったのでなかなかよいお席でした。
何が一番よかったかって、通路側だったので最後にキャストのしろねこさんに握手してもらえたこと！
一つ前の列に座っていた人たちは時間がなくて握手してもらってなかったから、ラッキーだった。
舞台の間も通路をキャストが歩き回ったりしていたので、観客との距離はかなり近かった。
カーテンコールも何回もあったし。
満足満足。
（さっきHP見たらたまたま五反田公演1000回記念で特別カーテンコールだったらしい！運が良いなぁ。）

ひとこと付け加えるなら、トイレはお早めに。
かなり数はあるのだけど、休憩時間にはロビーを縦断するほど行列するので…。
びっくりだよ…。

公式HP→劇団四季　ステージガイド　キャッツ

ぐでぐで

躁鬱を繰り返しています。
だめだぁと思いながらもため息が止まらないよ。
明日（というかもう今日だけど）四季のCATSを見に行きます！
しかも前回のライオンキングと違ってA席で見られるのだ☆
（ライオンキングの時は学生3000円くらいの激安の席で、3階から身を乗り出して見た…）
見たらまた書くかも。

そういや先週某企業のビジネススクールに行ってきました。
グループディスカッションとかケーススタディなんてはじめてだったけど、ためになったし楽しめました。
でも会社の雰囲気、自分には合わないなって思ったので多分この企業は受けないなぁ。
ビジネススクールだからかもしれないけど、基本的に経済とか商学部とかの人が多くてギラギラした感じでした…。
なんていうか、「お金儲け？そんなのもあったねぇ」みたいな理系とは違うなぁと。
まぁ、同じ会社でも技術・開発系の人は違うのかもしれないけど。
それから、昔ハングの講習を一緒に受けていた他大の子が来ていてびっくりした。
あれだけ人がいるなかで見つけてもらえたことがちょっと嬉しい。
もう2年以上も会っていなかったのに。
てかこっちは一瞬誰だかわかんなかったよ…スーツなんだもん…。
そろそろスーツを用意しないとだめかしら。

サブウェイはまずくなったか？

サブウェイっていうチェーンのサンドイッチ屋をみなさまはご存じでしょうか。
マックなんかと比べてもヘルシーな感じがするので、私は高校の時よく行っていたのです。

ところが、この前サブウェイのサンドイッチを食べた時に「あれ？こんなにおいしくなかったかな？？」と思った。
大学構内に入っていた店なのだけど、ここの店だけおいしくないってことも考えられないし、と不思議に思ってたのです。
２回目に違うのを頼んでみたんだけど、それでもやっぱり前よりおいしくない。
で、前と何が違うのかを考えてみたら、パンをトーストしてくれるサービスができたことだってことに行きついた。
パンをトーストしてくれるなんてよいサービスじゃないかと思うかもしれないけど、個人的にはあったかいパンとチーズ＋しゃきしゃき野菜＋ドレッシングっていうのがすごくミスマッチに感じてしまう。

今日試しにトーストなしにしてみやっぱりそっちの方がおいしかった！
パンが中途半端に温まっていない方がパンと野菜とドレッシングがしっくりするのだよね。
人によって感じ方は違うだろうけど、私は断然焼かない派！！
でも一応焼くか聞いてはくれるものの焼くのがデフォルトになっているみたい。。。
サンドイッチでさえ温度によってこんなに味の感じ方が違うとは。