らぷんつぇる**

日々のささいな出来事をつづったり
本や映画や食べ物の感想を載せてみたり
ひとりごとを言ってみたり。など。

温泉

2005年11月29日 21時40分16秒 | きょうのできごと
おんせん行ってきましたー。
湯河原に一泊。
紅葉がすごく綺麗でした!
特にカエデが真っ赤で。

泊まったとこには露天風呂を含めてお風呂が5つあり、なんと札を下げれば貸し切りにできるんです
8人で行ったのでみんなで入るにはちょっと小さいお風呂もあったけど、露天風呂や岩風呂は全員で入ってもゆったりでしたー。
みんなでワイワイお風呂にはいるなんて滅多にないから楽しかった。
やっぱり広いお風呂はよいですねえ。
マイナスイオンがいっぱい出てるらしいし。

夜も部屋が揺れるくらい(よいこはまねしないでね)おおはしゃぎして満喫しました。
修学旅行みたい。

昨日はお風呂を楽しんで今日はみかん狩りに行きました。
みかん狩りは甘いみかんを探すのが大変…。
真っ黄色になっているからって甘いとは限らない。
私は甘いのを見つけるのが下手だった。
精進せねば。

また小旅行行きたいなあ。
楽しかったわー。
計画してくれたお二人、一緒に遊んでくれたみなさま、どうもありがとう

「生の芸術 アール・ブリュット」展

2005年11月27日 22時52分56秒 | Exhibitions
こちらは銀座で。
並木通りのハウス オブ シセイドウでやってました。
それほど規模は大きくなかったです。
でも日曜日ってこともあってか、結構人入ってました。

アール・ブリュットというのはフランス語で「加工されていない、生のままの芸術」という意味。
美術教育とは無縁の人々が内的衝動に駆られて自発的に作る美的所産物のことです。
このような芸術が注目されるようになったのは、精神医学の発達に伴って「無意識」が注目されるようになったからなんだとか。
これらの作品をパリ在住の映像作家ブルノ・デシャルム氏が収集したのが、今回展示されています。

配布されているパンフレットに作家のプロフィールが書いてあるんですが、これがまた様々。
元教師、生物学者、病院の清掃人、計理士の助手、霊媒などなど。
精神を病んで病院暮らしをしていた(している)人が結構多いけど、高等教育を受けた人や画家でも、精神に異常をきたしたり交霊術に目覚めたりして「生の芸術」を生み出しているらしい。

この展示会の面白いのは見に来た人が展示品の前で必ずこのプロフィールを参照していること。
絵を観る→名前を見る→パンフで名前を探しプロフィールを読む→もう一度絵を観る
っていう作業をみんながしてました。
たしかにバックグラウンドがわかった方がいいかもしれない。
妹は私より先に見に来たのですが、彼女のように心理学やってる人なんかはより興味深く見られるんじゃないかな。

なんだか不思議な作品が多かったけど、ヘンリー・ダーガーの作品に興味をそそられた。
彼は4歳になる直前に母親と死別。8歳で孤児院に預けられた後、知的障害児の施設に送られるが、脱出。
シカゴの病院で清掃人として働きながら、小説の執筆を始める。
七人の美少女姉妹ヴィヴィアン・ガールズが、残虐非道な男達を相手に壮絶なバトルを繰り広げる物語は『非現実の王国で』と題され、15,000ページを超え、数百枚もの挿絵が添えられていたそう。
で、この挿絵、片面はヴィヴィアン・ガールズ7人分かるんだけど、裏面はやたらたくさんの女の子やら男の子やら描いてあってもはやどれなのか分からない。
「残虐非道な」って…。そして「ヴィヴィアン・ガールズ」…。
ストーリー気になるけど、展示は挿絵のみで小説の内容については何も触れられてませんでした。

全体に言えるのは、「細かい」ってこと。
すごく描き込みが細かい。
細かすぎてくらくらするようなのもある。
自分はこんなに集中できないなあ…。

*information*
場所:ハウス オブ シセイドウ(銀座)
会期:本日にて終了 
料金:無料
詳細はこちら→ハウス オブ シセイドウ

プーシキン美術館展

2005年11月27日 22時09分08秒 | Exhibitions
美術館めぐり2日目。
朝から東京都美術館に行って来ました。
やっぱり上野はすごい人…。
大半は北斎展みたいだけど。

このプーシキン展は、ロシアのプーシキン美術館に所蔵されている、ロシアの二人の富豪シチューキンとモロゾフによって収集された印象派からフォーヴィスムにいたるフランス近代絵画の巨匠による名品(油彩・水彩・版画)75点が展示されてます。
会場内にこの富豪さんの邸宅写真があったけど、とても豪華だった。
マティスルームやらピカソルームやらあって、絢爛豪華な部屋にこれでもかと言うほど絵・絵・絵…。
好きなのはわかるけど、これじゃあなんだか圧迫感が…。

プーシキン、混み具合はそこそこでした。
北斎ほどはすごくないけど、入り口付近はやっぱり人の頭しか見えなかった。
混んでいる最初の方はとばして最後に見ました。

一番の人だかりはやっぱりマティスの「金魚」。
明るい色彩が素敵。
最初は近くで観て、2回目は遠くから観た。
絵って間近で観るよりちょっと距離おいたほうが良く見えると思う。
でも離れてしまうと人だかりで絵が見えなくなったりして、ちょっと悲しいところ。

雰囲気の違う絵がいろいろ観られてなかなか充実してました。
版画があるって知らなかったけど、結構よかったかな。

*information*
場所:東京都美術館
会期:2005年10月22日(土)~12月18日(日)月曜日休館 
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金(当日):一般 1400円、大学生 1200円、高校生 650円、65歳以上 700円 (前売・団体は割引あり)
主催:東京都美術館、朝日新聞社、テレビ朝日、プーシキン美術館、ロシア連邦文化情報省
詳細はこちら→東京都美術館

ドイツ写真の現在-かわりゆく「現実」と向かいあうために

2005年11月26日 22時37分07秒 | Exhibitions
美術館はしごしてしまった。
国立博物館出るときにポスターを見かけ、ちょっと面白そうかもと思って。

こっちの人口密度(?)は快適でしたー。
もともと空間を大事にするように展示室がデザインされていたから余計に。
なんだか余白もいいな、という感じ。

こういうのあんまり見に行ったことなかったけど、なかなか楽しめました。
10人くらいの写真家の作品が展示されていて、それぞれの違いも感じながら見られたし。
結構好きだったのはアンドレアス・グルスキー(Andreas Gursky)。
牛すごい、見渡す限り牛ばかり。
香港の証券取引所のもそうだけど、「数」に圧倒される。
パンフには「そのパラミックな光景の中では、人間や動物は蟻のように小さな匿名の存在として登場しているにすぎません。…」と書かれていましたがまさにそのとおり。

あと、ちょっと不気味なロレッタ・ルックス(Loretta Lux)の写真。
被写体は可愛い子どもなのに…なんだかこわい。
どこ見てるのかわからない。
背景は合成らしいけど、それが自然の風景なのにマグリットの絵をイメージさせる感じで。
中には「ブリキの太鼓」のオスカルを思い出すような男の子の写真もあった。
一言でこの人の写真を表現するなら「超無菌」。
もしこの展示のポスターを見る機会があったら、髪の毛おだんごにしてる金髪の女の子の写真、あれはこの人の作品です。

同じチケットで他の展示も見られるってことだったので、みにいきました。
行くまで知らなかったけど、横山大観の「生々流転」を特別展示していたり、ミニ岸田劉生展やっていたり、見応え十分でした。
「生々流転」、一滴の雫がやがて川となり大海に注ぎ、最後は龍となって天に昇るという水の一生を、40メートルにもおよぶ絵巻物に描いた大作です。
今は後半部分が見られます。
13日までは前半を公開していたらしい。
たぶんこの絵は解説みてから観た方がいい。
後半だけだと抽象的すぎてよくわからないうちに墨が渦巻いて昇天してしまうー。

見てたらあっという間に閉館時間になってしまって、全部の展示は見られなかった。
まあ、はしごしたわけだし、他の所も寄ったし、仕方がない。
ともかく今日はお昼も食べずに歩きまわった。
静かな美術館でおなかがなりそうになるのをがんばって抑えてました…。
なにか食べればいいのにねえ。

*information*
場所:東京国立近代美術館
会期:2005年10月25日(火)~12月18日(日)月曜日休館 
開館時間:10:00~17:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
料金(当日):一般 650円、大学生 350円、高校生 200円 (前売り・団体など割引あり)
主催:東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、東京ドイツ文化センター、読売新聞社
詳細はこちら→東京国立近代美術館

北斎展

2005年11月26日 21時55分03秒 | Exhibitions
上野の東京国立博物館に行って来ましたー。
着いたのが10時半ちょい過ぎだったと思うのだけど、建物の入るまで20分待ち。
そして入ったら入ったで、混んでる混んでる。
北斎展というか、「人の後ろ頭」展ですか?っていう勢い。
いつもは混んでても最前列に出れるように並んで待つ私ですが、今回はそんな元気は出なかった。
なにしろ出展数が300点ほど。
並んで待って、じっくり見てたら私のへぼい体力が持たない!
例によって私より先に見に行ってた母親は「国立博物館所蔵の作品はいつでも見られるから、海外からきた作品をじっくり見たー」と言ってましたが、そんな余裕すらなかったい。
「部屋ごとに展示が分かれているから、後期の作品から見ちゃった方がいいよ!」とアドバイスされ、そうしたけど、時間帯的にさほど意味なかったかも…。
朝一で行ってればそのほうが確かにいいと思う。

ともかく、そういうわけではずせない「富嶽三十六景」は2回見た。(会場を1回半まわったから。)
そのうち、「富嶽三十六景 凱風快晴」は刷り方の違う版が2つ並べて展示されていて、色の違いでかなりイメージが変わるなあと実感させられます。
お気に入りは扇子に描かれたなまこ。
なまこの扇子なんて、素敵にシュール。
ちなみにこの展示、会期中に何回か出展品の入れ替えがあるようです。

同じ建物の1階展示室で「鏡のうらおもて」展をやっていて、これは銅鏡や鏡の歴史を紹介する展示でした。
これの最後の所に、「鏡をデザインしてみよう」というコーナーがあり、そこではスタンプを組み合わせて好きなデザインをつくることができるんです。
で、十数枚ほど壁に貼られていたんですが、その中に小さい子がつくったと思われるものが。
富士山のスタンプが押され、鉛筆でたいこばしや波のようなものが描かれていて、下には「ほくさい」という文字が。
むむ、可愛い。
この子は北斎から何かインスピレーションを受けたのだろうかー。
きっと北斎も喜んでいるぞよ。

*information*
場所:東京国立博物館(平成館)
会期:2005年10月25日(火)~12月4日(日)月曜日休館 
開館時間:9:30~17:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
料金(当日):一般 1500円、大学生 1000円、高校生 600円 (2回券・団体など割引あり)
主催:東京国立博物館、日本経済新聞社
詳細はこちら→東京国立博物館

ムーミン谷の謎

2005年11月23日 17時08分17秒 | ひとりごと
ムーミンってアニメでしか見たことないんだけど、
なにやら関係が複雑らしい。

一番驚いたのはミイがスナフキンのお姉さんだってこと。
しかも異母姉。
まあ似てるって言えば似てる(服装が。って関係ない。)。
ずいぶん前に友達から聞いて、うそだろーって思って調べたらほんとだった。
お姉さんなのにも関わらずあんなにちっこいから「ちびのミイ」なわけね。
ちなみにミムラねえさんとミイはお父さんも同じくする姉妹。
ふたりにはこのほかにもわんさか兄弟がいます。

そしてこないだ図書館で立ち読みした雑誌によると、スナフキンパパとムーミンパパは昔の冒険仲間らしい。
なかなかアクティブなムーミンパパ、過去をつつけばいろいろ出てきそう。

あと、フローレン(原作ではスノークのおじょうさん)。
彼女、見た目はそっくりだけどムーミントロールとは種族を異にするスノーク族らしい。
ちがいはかみのけのあるなしだろうか…。
余談だけど、昔フローレンが足につけてるの輪ゴムだと思ってた。
なんかの機会にアンクレットだって知ったけど、これがアンクレットって単語を初めて知ったきっかけだと思う。

そしてミイはのちにムーミン家に引き取られるんだって。
一体ミイの家族に何が?
兄弟が多すぎるから奉公に出されちゃったのかなあ…

アニメでは分からなかったムーミンワールド。
それともアニメ見てたころは幼すぎて理解してなかっただけなのか。
ともかく、原作にはまだまだ驚愕の事実が隠されているに違いない。

ビューティ~

2005年11月22日 22時31分11秒 | きょうのできごと
たまたまテレビつけたらビューティーコロシアムをやっていた…。
なんだかこの番組、好きじゃないんだけどつい気になって見てしまう。

こういう系統の番組ってちょっとBeforeの撮り方わざとひどくしてるよねえ。
Beforeだって、笑ったりして、ちょっと姿勢直せば何割か綺麗に見えるのに。
まあ番組の構造上それはしょうがないとしても。
出てくるスタイリストやヘアメイクさんの言葉に見てるこっちまでが傷つくことあるんだよね…。
彼等にとっての常識がこっちにとっては常識じゃなかったりするわけで。
ふふ、うちにはドライヤーなんてないよ、とか言ったら彼等はひっくり返るかもしれない。
でも前と比べればそういうコメントはなくなったかも。

この番組のスゴイとこは、整形って話がさくっと出てきちゃうとこだと思う。
他の番組で。ヘアスタイルとメイクと服装変えて、ほーらこんなにイメージ変わりましたよ、っていうのはよくあるけど。
整形までしちゃうとあんまりおおー!って思わないなあ。
毎回費用はいくらかかったかってコメントするんだけど、
200万とか300万とか言われても高いんだか安いんだかわかんない。
ゲストのタレント達は金額が示されると「えっ、300万?!」ってリアクションをしているけど…それはどっち方向に驚いてるんですか?という感じ。
相場がわかりません…。

自分の顔にコンプレックス持ってる人ばかりが出てくるからかもしれないけど、最近は整形にあんまり抵抗がなくなってきたのかな?
ちまたでもプチ整形とかよく聞くし。
韓国は整形美人が多いとか。
嘘なのか、本当なのか。
韓国人って日本人より「親にもらった顔に傷を付けるなんて…」って考え方が強そうだと思っていたんだけどなあ。

ともかく、この番組に出てきてる人が不幸である理由は
美人に生まれなかったことじゃなく
周りの環境が良くないことだと思った。
普通おんなのこに向かって容姿をけなしたりしないでしょ!
本人が容姿を気にしているのならよけいに。
「そのまんまでも充分素敵だよ」って言ってくれる人はいなかったんだろか。
それに恋愛関係は別にしても、友達だったら容姿なんて関係ないしね。

綺麗に生まれ変わったら人生どう変わるんだろう。
ふう。

だいこんが!きゃべつが!

2005年11月22日 01時50分10秒 | きょうのできごと
道ばたのタイルの隙間に大根が生えていて話題になってるっていうのを、こないだテレビでやってた。
結構人通りのある場所に生えてるみたい。
しかもこの大根さん、誰かのいたずらか、ばきっと折り取られる被害にあったのだけど、数日後に折られた部分が多少傷んで戻ってきたらしい。
なんか微笑ましい(?)ニュースだなあ、と思ってたら。

今度は歩道にキャベツが生えてるのが発見されたんだとか。
ほんとにキャベツらしくまあるくなってて、青々してる。
近くにキャベツ畑があるから、そこから種が飛んできたんじゃないかということだけど、植物の生命力にはあらためてびっくりさせられます。

でも、大根にしても、キャベツにしても、道ばたから野菜がこんにちわ。なんて可笑しすぎる!
さすがに誰も食べる気にはならないだろうな…。
大根折った犯人が何を考えていたのかは不明だけど。

いちまんえんの使い方。

2005年11月20日 22時37分07秒 | ひとりごと
一万円札。
レジやってる人ならわかるかもしれませんが、くせものです。
なぜならお金の循環にのってこないからです。
つまり、一回レジに入ってしまったら、両替か納金するまで出ていかない。
特に少額の買い物で出されると可愛い千円札をがっぽりさらっていってしまう。

もちろん売る側としては買ってもらえるのはうれしい。
でも、高額紙幣にはそれなりの使い方があるんじゃないかなって思うときがある。
家賃、旅行代金、車、パソコン、まあそこまで高くなくても洋服とか買うときは一万円札大活躍です。
だけど、学食や大学内のパン屋で数百円の定食やパンを買うのには考え物。
たまにみかける光景ですが、学食のおばちゃんちょっと困ってます。
他のレジからお札調達してきて渡したりしてるもん。
こないだは学内のパン屋で一万円札出した男の子がいて、おばちゃんに「お釣りがないんだけど…」と言われていた。
その子は細かいの持っていなくて、しかも急いでいるらしかった。
結局買えなかったのかな?
どうもその子の態度から見ると「なんでお釣りがないんだよ?」みたいな感じ(そこまで怒ってはいなかったけど)でした。

お釣りを用意しておかないのは職務怠慢だと思うかもしれませんが。
多分ある程度は学食だって用意してると思うんです。
きっと一万円札出す人が何人もいるんでしょう。
売ってる物が数百円だから、最初に用意したお釣りがなくなってしまったら、なかなか9000円ものお釣りは貯まらないってわかるはず。
まさか小銭で返すわけにもいかないしねえ。

たとえば駄菓子屋で10円の飴を買うのに一万円札出すのってちょっとおかしいな?と思いませんか?
バスとか乗るときもよっぽど不慣れな人じゃなければ小銭用意しておきますよね。
一万円札じゃ自動販売機でジュースが買えなかったりするわけだし。

しかも、最近の銀行は両替に手数料とるんですよ!
たしか、50枚以上の両替の時は。
個人商店にとっては非情な話です。
だから、10円のものを一万円札で買われるくらいなら、売らないほうが得ってこともあり得るわけで。

別に一万円札使うなと言いたいわけじゃありません!
経済の活性化をはかるためにおおいに使いましょう!
ちょっと大きな買い物をしたときにくずしておいて、ちまちましたものは千円札か小銭で買うようにすればよいのですよ。
デパートに買い物に来る主婦とかみてると大抵の人がそうしてるみたい。
当たり前といえばごく当たり前のはず。

でも普段あんまり大きい買い物しない大学生はどうすりゃいいのさ、ってことになりますよね。
特に、仕送り生活の学生はある程度まとまった額をATMからおろして使うことが多いはず。
そんな時はATMで金額入れるときにたとえば10000円欲しいなら「1万円」でなく「10千円」って入れると千円札が10枚出てきますよー。
ほらほら便利でしょ。
実は私も入学してすぐくらいに友達に教わった。
以来ずっとそれでおろしてる。

外国に旅行に行ったとき、対応が不親切だと思う点として「高額紙幣は受け取ってもらえない」ってことがあると思います。
「お釣りないわよ」って冷たく(?)言われます。
確かに外国にはバカみたいな高額紙幣(シンガポールの一万ドル札が世界最高額だとか…)があるからってこともあるのかもしれないけど、日本は親切過ぎるのかもと思う。
日本の店員さんはとても丁寧だし、サービス精神旺盛。
だけど、それに慣れすぎるのってよくないなと思う今日この頃。

と…とにかく、ホントに言いたいのは場に応じてお札を使え!ってことではなく。
もうちょっと状況を見てほしいな…と。
たしかに自分も人のこと言えるほど人間できてないし、お札のことなんて些末だけど、もうちょっとずつ気を遣えば世の中もっと暮らしやすくなるんじゃないかなと思うことがしばしば。
学祭に出店してお釣りに困ったことがあるならば、他人事じゃないと思うのだけど。

世界最高額の紙幣の話が出たのでオカネのうんちくを少々。
今まで発行された中で一番額面の大きい紙幣はハンガリーの10垓ペンゲー紙幣(紙幣には10億兆と書かれている)だとか。
ゼロ何個つくのか想像できない。
いくらインフレとはいえ…。
そして日本の五百円硬貨、これは一般流通用で最も高額の硬貨なんだとか。
愛しの五百円玉がギネスに載って嬉しい限り。
あ、さっき話に出たシンガポールの一万ドル札ですが、日本円に換算すると74万8000円。
まったく、何に使えばよいのやら。

『六番目の小夜子』

2005年11月20日 21時35分29秒 | Books
前からちょっと気になってた恩田陸さんの本を初めて読んでみました。
いろいろあって迷ったけど、とりあえずデビュー作を。

*あらすじ*
花宮雅子たちが通う、とある地方高校には、十数年間に渡りある奇妙なゲームが受け継がれていた。
3年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。
そして今年は「六番目のサヨコ」が選ばれる年。
そんな年に合わせるように転校してきた、津村沙世子。
美しく謎めいた彼女はサヨコ伝説と何か関係があるのか?

読みやすい文章でした。
津村沙世子、最初は不思議な雰囲気漂わせてたけど、後の方になると結構普通かも…とか言うとネタばれになるのかならないのか。
できれば高校生の時に読みたかった本かも。
舞台が高校で、出てくるのも当然高校生ばっかりで、だからその年頃を過ぎちゃった身としてはそれほど感情移入できなかった。
でも高校時代にすごく思い入れのある人ならば「あーこんな感じだったよね高校って」って懐かしく思うかもしれない雰囲気が漂っている。
学園祭のサヨコのお芝居(キャストなしの)はすごいアイデアかも。
ちょっとやってみたい気がする。
本編にはあまり関係ないけど、秋(しゅう)くんのお父さん素敵です!
なんかしゃべりかたとか、雰囲気が。
というか秋くんを含めた一家が良い感じなのかもしれない。

まとめると、そこまでぐっとくる本ではなかったけど、同じ作者の他の本を読んでみてもいいなという感じ。
恩田さんの本、高校が舞台とか高校生が主人公とか多いみたいだけど。

*データ*
著者:恩田陸
出版社:新潮社
定価:514円(税別)新潮文庫版