らぷんつぇる**

日々のささいな出来事をつづったり
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ひとりごとを言ってみたり。など。

うさぎの楽園を訪ねるたび

2011年09月14日 22時20分57秒 | Travel
もうすぐ秋の連休ですが。。。一足先に有休とってたびに出てました。
行き先は、尾道、と、しまなみ海道、今治。
そして今回の旅のメインは…



です。

大久野島という、本州にほど近い瀬戸内海の小島。
島の大きさは、歩いて1周60分くらい。

いったい何しに行ったかというと。。。


んぱっ

この島にはこんなに可愛いうさこがいっぱいいるんですよ~☆


もう、うさぎだらけ。

この島は第二次世界大戦時には極秘裏に毒ガスの製造が行われており、一時期は地図からも消されていた場所だったらしいです。。
が、そののちに、とある小学校で飼いきれなくなったうさぎ8匹を放したところ、たくさん増えて、うさぎの楽園になった。ということだそうです。
今はここは島全体が休暇村というリゾート地になっており、温泉付きの宿泊施設があります。
さらには、テニスコート、海水浴場、キャンプ場、毒ガス資料館などの施設も。

宿舎の前が一番うさぎが集まっているっぽいんですが、島を歩いているといたるところでうさぎに遭遇します。



しかも、うさこたち、人が来ると駆け寄ってくるんです~



餌目当てとはいえこれはうれしい!!

が、油断していると。。。



餌入れた入れ物をうさぎにひっくり返されるという惨事(笑)
必死で餌を回収する人間と、もくもくとこぼれた餌を食べるうさぎ…。

この島ではウミホタルやカブトガニもみられるみたいで、
ウミホタルは宿泊施設で鑑賞会もやってました。
今回は室内で光るところを見ましたが、夏だと実際に海まで行って見るそうです。

という感じで、ほんとに楽しめました。
うさぎは何度見ても可愛いし。。。
また行きたい!


いろんな柄のうさぎがいます。


ひざに乗ってきたうさこ。


展望台からの風景

『イリュージョニスト』

2011年09月04日 22時13分06秒 | Movies
神戸・元町に映画好きのひとたちが集まって作った小さい映画館(元町映画館)があります。
こないだ初めて行ってみたんだけど、そのときもらったチラシの映画が面白そうだったので今日行ってきました。
『イリュージョニスト』っていうアニメです。


*あらすじ*
時代遅れのマジックを披露する老手品師・タチシェフは、今や人気をすっかり失い、場末のステージで手品を披露する日々を送っていた。
あるとき、スコットランドの小さな離島のバーで手品を披露していた彼は、アリスという貧しい少女と出会う。
彼のことを魔法使いと信じた彼女は、島を出る彼に着いてきてしまう。
エディンバラにたどり着いたふたりは、売れない芸人たちが集まるホテルで一緒に暮らし始める…。


なんかもう、「売れないマジシャン」って設定ですでに3回くらい泣けますね。
ついでに、貧しくておしゃれも知らない女の子に、手品でプレゼントを贈りつづけるなんてさらに涙がちょちょぎれそう。
優しいタッチの絵なのに、売れないで自殺しようとしているピエロが出てきたりとか、芸人が内職してたりとか、現実の厳しさを淡々と描いているので大人のアニメ、っていう雰囲気がたっぷり。
とくに背景の町並みのきれいさは見事。
パリだろうがエディンバラだろうが、立体的に描き出された街はなんだかモンサンミシェルみたい(笑)。

手品師はフランス人で、アリスはスコットランド人なので、言葉が通じない設定なのもすき。
アニメに限らず、フィクションの世界だとえーい、話せることにしちゃえ!みたいな設定が多いけど、「言葉が通じない」っていうのがふたりの関係において重要な要素のひとつになってて。

物語としては、年配の男の人と若い女の子が出てくるストーリーではかなりありがちな展開だけど、やっぱり見せ方がいいなぁと思いました。
あと、ウサギ最高。
いちばん強烈なキャラクターだと思う。

結局、手品師はこの後どうなったのか、すごーく気になる。

予告編(you tube)

*information*
監督:シルヴァン・ショメ
脚本:ジャック・タチ
上映時間:80分
制作国:イギリス・フランス
初公開年:2010年