らぷんつぇる**

日々のささいな出来事をつづったり
本や映画や食べ物の感想を載せてみたり
ひとりごとを言ってみたり。など。

へんないきもの展

2014年05月24日 22時26分00秒 | Exhibitions
すっかり間があいてしまいました…。
ブログお休み中の1年色々ありました。
今年の1月におちびが生まれて、やっと落ち着いた感じ。
母乳だけでは体重の増加が思わしくなく、ミルクを足すようになったことで、家族に預けて出かけることができるようになり、家族のお言葉に甘えてリフレッシュのちょこちょこ予定が入っています。
で、かなり久しぶりにサンシャイン水族館に行ってきました。
今「へんないきもの展」をやってるのです。
以前、「へんないきもの」っていう本がヒットしましたが、その著者の早川いくをさんとのコラボ企画だそうです。
で、、夕方チケット売り場前に行ったら、物凄い行列が…。
水族館は左手奥だったので、この右側の行列はなんだ?と思ったら、へんないきもの展は水族館の中の展示ではなかったらしく、この列がまさにへんないきものに会う人たちの列。
70分待ち!とのことなので、とりあえず先に水族館を見てきました。
が、、出てきても列は短くなっておらず。
並び始めたのが18時45分くらい、閉まるのが20時、入場は閉場の30分前までということで、大丈夫かっ??と思ったのですが、案の定入れる頃には20時過ぎてました。
私たちの後ろにも並んでたけど。
小さい子連れも結構いたけど、おちび連れてこなくてよかった…。

中身ですが、たしかにへん…というか、キモチワルイ(というのも失礼だけど)生き物たちが揃ってました~。
展示自体はそんなに広くなくて小規模でしたが、出会ったら泣きそうナンバーワンは私的にはウデムシかなぁ…。
ポスターにも出てるハダカデバネズミちゃんはほんとに生まれたてのラットの赤ちゃんみたいだったけど、すごく可愛かったよ~!
ハダカデバネズミには女王を頂点とした序列があって(なんと赤ちゃんを暖める「布団係」もいるらしい!)ここに来てたのはしたっぱどもだったらしいんですが、女王がいないからだらけ気味とのこと(笑)可愛い。

いきもののへんさもさることながら、早川さんの書いてる生き物紹介文が面白い。
本に載ってたオオグチボヤとかカイロウドウケツとかも見たかったなぁー。

人気のため会期を延長して6月1日までやっているそうです。

「西田眞人が描いた神戸風景」展

2012年09月15日 22時32分44秒 | Exhibitions
神戸ゆかりの美術館に初めて行ってきました-。



今回の展覧会は、日本画です♪
日本画ってとっつきにくそうな感じだけど、現代風の日本画は身の回りの題材を描いていて、親しみやすいのです。
西田さんは神戸市出身の方で、神戸の風景が大好きだそうで、阪神大震災のあとの崩れた神戸の街や、郊外の自然豊かな風景や、復興のあとの輝く夜景が展示されていました。
日本画の青ってほんとにきれい。
ハーバーランドの夜景の群青色、その全面に光り輝く夜景。
人工的なものでもなんだか刹那的で、きれいなのにもの悲しくて、とっても惹かれます。
『千と千尋の神隠し』のワンシーンみたい。
日本画のずるいところは金をためらいなく使えるとこで、イギリスの朝の街を描いた絵は空に金が使われていました。
で、横からその絵を見ながら動いていくと、空の金色がきらきらしながら一緒に動いて明るく見えていって、まさに夜が明けていくところみたい。

日本画の絵の具は高価らしくて、いい絵の具を買おうと思ったら大変みたい。だから日本画はお金持ちしかできない。という話をきいたことがあるので、きれいだなーと思って見つつも、高いんだろうなーとかブラックな見方もしてみたり。。

神戸ゆかりの美術館の隣にあるファッション美術館もなかなか面白そうなので、今度行ってみたいと思います


ヨコハマトリエンナーレ2011 "OUR MAGIC HOUR"

2011年08月14日 22時35分42秒 | Exhibitions
以前も行った横浜の芸術祭、今年も行ってきました。
トリエンナーレ、だから3年に一度の開催ですね。
たくさんの現代美術のアーティストが参加してるんですが、なかでも印象に残ったのをいくつか。

クリスチャン・マークレー The Clock
いろいろな映画の時計が写っているシーン(あるいは時間を告げているシーン)を切り貼りした映像作品。
実際の時間とリンクしており、24時間分ある、らしい。
10分位見て、もとの映画がわかったのは「ブリキの太鼓」しかなかった。
見たとき13時だったので、これは13時のシーンを集めた作品なのかと思い、腕時計を見て13時だったからびっくりした。
が、見てるうちに映画のなかの時計が13時03分をさすようになり、05分になり…、、とそれはそれでびっくり。

薄久保香 D & D Delicate discovery
最初しゃしんかと思った作品。
男の子の髪型がちょっと不思議な感じになってて、可愛い。

ミルチャ・カントル Tracking Happiness
トリエンナーレのポスターにも使われている作品。
白い衣装を着た女性たちが、ひたすら前の人が残した足跡を箒で掃き消し続ける…



ウィルフレド・プリエト One
きらきら輝く2800万個のイミテーションダイヤモンドの中に、たったひとつだけ本物のダイヤが…。




ガイドブック(500円)を買って、すごく参考になったけど、これ読む前にまず見た方が良いのか、見所はちゃんと押さえた方が良いのかなやむところ。
Clockは知らないでみてるうちにだんだんわかってきて面白かった。
ただ、なかには結局言われないとわからないものもあるので(言われてもわからないものもある)やっぱり解説は欲しいかな~と思う。
横浜美術館会場では無料で音声ガイドを貸し出しているけど、ガイドブック以上のことは教えてくれないので、ガイドブック持ってたら要らなかった。。


*information*
会場:横浜美術館、日本郵船海岸通倉庫、その他
会期:2011年8月6日(土)~11月6日(日)
入場料:一般1600円(当日券)
主催:横浜市、NHK、朝日新聞社、横浜トリエンナーレ組織委員会


大塚国際美術館

2011年02月13日 17時21分22秒 | Exhibitions
三連休、特に予定を入れていないものの、ずっと家というのも寂しいので、かねてからイケてるという噂の「大塚国際美術館」に行くことにしました。
場所は徳島県、鳴門。
神戸からだと徳島行き高速バスで行けるのです。
というか、ロケーション的にマイカーか高速バスか観光バスじゃないときついような。

さて、この美術館はどんなとこかというと、
世界初の陶板名画美術館で、なんと原寸大で1000点以上の絵画が展示されているのです。
なんで陶板か、というと、まあ細かい話は本家HPの解説に譲るとして、ともかく大塚グループは特殊技術によって陶板に名画を原寸大・本物に近い発色で焼き付ける技術を持っているのですね。
本物は年月とともに色あせてしまうけれど、陶板なら永遠にその美しさを保つことができるーというわけで、大都市からほど遠いこの地(徳島は大塚グループの本拠地)に名画のレプリカが集結しているのです。


フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」はみんなが写真撮ってた。

「でもレプリカなんでしょ??」と思うかもしれません。
私もそう思ってました。
でも、実際にあれだけの数の名画が展示されてると圧巻ですよー。
だって本来なら世界中を巡らないと見られないんですよ。
なにがいいか、って、やっぱり「原寸大」っていうのは大きいと思う。
画集じゃピンとこないもん。
初めてダリの絵(とろける時計の絵)を見たとき、意外に小さいんだな、ってびっくりしたし、今回は「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョセフィーヌの戴冠」が超ビッグサイズで驚き。。。
あとは、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」が、復元前と復元後両方の状態で展示されていたりなんてのはレプリカじゃないとできないですねー。
(ネタバレだけど、『ダヴィンチコード』を読んでしまうとヨハネが女性にしか見えない。)

あとは、テーマ展示が自由自在にできるところ。

面白かったのは『受胎告知』のテーマ展示があって、

まあこんな感じでわりとおとなしめなのとか


マリアと天使が向かい合わずに奥行きをもって配置されていたりとか


天使が壁をぶっ壊して飛び込んできたりとか
修繕費払えよー


マリアも天使も超嫌そうな顔してたりとか
とても「驚き恥じらっている」ようには見えない…

結構面白いんです。
あと、これだけ並べられていると、
「天使がユリを持っているのが受胎告知を描くときのルールなんだな」とわかります。

あとは「運命の女(ファム・ファタール)」のテーマ展示もあって、
描かれている女性がどれもこれも魔性、というか魔女というか怪物というか怖かった-。
サロメやユーディット、デリラはもちろんこんなヒトも↓

「海に毒を流すキルケ」顔が本気で怖い。

あまりに広くてゆっくり観ていたら観きれません。
また行きたい場所のひとつです。

*information*
場所:徳島県鳴門市 鳴門公園内
行き方:徳島行き高速バス 鳴門公園口からなら徒歩10分くらい。または高速鳴門で降りて路線バス乗り換え。
開館時間:9:30-17:00、月曜休館
入館券:小中高生520円、大学生2100円、大人3150円(ローソンで前売り券買うとお得)
公式HP:大塚国際美術館


ROKKO MEETS ART 芸術散歩2010

2010年11月06日 21時33分03秒 | Exhibitions
今日は妹と六甲山散歩です!
今六甲山ではROKKO MEETS ARTなるイベントをやっていて、六甲山のあちこちでアート作品が見られるんです。
六甲山は高校の修学旅行以来…。

六甲駅からバスでケーブルカー乗り場に行き、そこからケーブルカーで山上へ。
ケーブルカーの駅で早速作品発見!


何ともいえないこの表情…

山崎龍一作 Culture-bound syndrome
会場に全部で7体あるらしいんですが、結構わかりにくいところにあって、3体しか見つけられなかった…。

ここからバスに乗ってオルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲へ。
建物自体はこじんまりとしていますが、中のホールにはたくさんの大型オルゴールがあって、30分ごとに内容の違うオルゴールコンサートをやっていました。
今は久石譲を特集でやっていて、ジブリの曲をはじめ聞き慣れた曲を様々なタイプのオルゴールで演奏していました。
ひとつのコンサートが15分くらいなので、次のコンサートもすぐ。
結局2回分聞きました。
2つめのコンサートはオルゴールについての説明もあって、さらにさいごにはからくり人形も登場し、かなり見応え&聞き応えあり。


からくり人形「エクリバン(書く人、作家)」。手紙を書いているうちにウトウト…それにつれてランプの明かりも消えそうに…

ランプに本物の火がつくのもすごいんだけど、それが消えそうになって、またつく、という芸の細かさ。

さらにトイレでこんなの発見!
入江早耶 牛ソープ


これがホントの牛乳石けん。

午前中をオルゴールミュージアムで過ごし、ここから歩いて高山植物園に移動。
その途中にもいろいろ作品がありました。
そしてこれ、角野晃司 蓑虫なう
運がよければ作者がみのむしの中に入ってるのがみられるみたいなんだけど…。。
残念ながらお留守でした…。


しかしどうやって中に入るんだろう。。。

また歩いて六甲山カンツリーハウスへ。
プチキャンプ気分の味わえる場所です。
ここでさんざんしばごろ~。
カンツリーハウスからガーデンテラスの方に歩いて行く途中でなんだかスゴイ光景を目撃。


ちなみに、この上も駐車場になっております。

國府理 Upside Down Terrace
天井に車が三台くっついてる!!
思いつきはするだろうけど、実際これを作るってのがすごいよなあ。

いよいよ日も暮れてきて、新しくできた展望台「六甲枝垂れ(三分一志)」に。
中心に幹のような空間のある、かごみたいな展望台です。
空気の流れとかかなり意識して作られているみたい。
いい眺め。

バスに乗ってケーブルカーの駅に戻り、駅の上の展望台「天覧台」に。
夜景を見にきた人結構多いはずなのに、なぜか人影まばら。
絶景なのに。
人の多かったガーデンテラス近辺からは三宮やポートアイランドはあまり見えないのだけど、ここからは三宮も見えるし、関空の明かりや大阪の方まで見えるので夜景スポットとしては最高。
さらに、ここにも作品のひとつとしてはしご(AN Architects + M そらのじゅうたん)が設置されていて、そこに登って夜景をみるとさらに遠くが見えてとってもよかった。

電車のって、バスのって、ケーブルカーのって、さらにバス…ってけっこうめんどくさかったけど、行ってきてよかったー。

このイベントで、いろんな施設に入れる周遊券があるのだけど、味の素が協賛しているので、クノールカップスープの空き箱を持って行くと400円引きになるの。
とってもお得。。。

*information*
会場:六甲山の各施設
会期:2010年9月18日(土)~11月23日(火・祝)会期中無休
開場時間:10:00(日・祝9:00)~17:00(施設によって営業時間に違いあり)
入場料:周遊チケット 大人1800円、小人900円
主催:阪神総合レジャー株式会社、阪神電気鉄道株式会社


「”これも自分と認めざるをえない”展」

2010年08月05日 01時04分45秒 | Exhibitions
ピタゴラスイッチ大好き、佐藤雅彦大好き、
というわけで行ってきましたこの企画展。
佐藤雅彦ディレクション・”これも自分と認めざるをえない”展。

へんな名前の展示で、「なんのこっちゃ?」と思うかもしれませんが、
英語表記では"The Difinition of Self"、
もっとシンプルに言うならば「属性」についての展示なのです。

属性とは、一般にあるものに共通して備わっているとされる性質や特徴のこと。
逆に言えば、それを失ってしまったらそのものを特定することができなくなる性質や特徴を指しています。
こう言い換えるとなんか怖いね。。。

この会場に入るとすぐ、なぞの個室があります。
ここで入場者は「なまえ」「身長」「体重」「虹彩データ」「空中に☆印を描いたときのデータ」を登録します。(もちろん嫌な人はしなくてもOK。)

で、階段を降りて展示スペースへ。
まず目にするのは白い大きなパネル。
これを見ると、なにやら黒い楕円形のものがオタマジャクシのようにうごめいています。。。
なんと、これは「指紋」。
指を読み取り機におしつけると自分の指紋がこの画面に現れ、おしり(?)をふりふりしながら泳ぎだすのです!
しかももう一度指を読み取り機にあてると、さっき泳いでいった自分の指紋が大急ぎで戻ってくるんです!
かわいいでしょ。

ほかにも、
・自分の虹彩データをどこまで破壊したら自分ではなくなるか
・ある法則に従って分類されてみる
・「身長」「体重」「☆の描き方」で個人を特定してみる
・「輪郭」の測定
などなど、ふだんあまり意識しないような「属性」を意識させる観客参加型の展示が盛りだくさん。
何を感じるかは自分次第。

自分にとって「自分」は圧倒的なまでに「自分」だけど、
たとえばコンピュータに自分に関するデータの一部を入力したら
○○さん、あるいは××さん、あるいは…と複数の候補が出てきたりする。
自分という存在一部の要素しか提示されなければコンピュータにとっては「あるいは」がつけられるような存在でしかないのか、と認識する瞬間。

だれでも何度かは「もし自分が…だったら」って考えたことがあるはず。
たとえば「もし男(あるいは女)だったら」「もしほかの家族のもとに生まれていたら」「もしもっと美人だったら」etc…
そう空想を巡らせながら「では、そういう状況だった場合、それでも自分なのか??」と思い至るはず。
もし、そこが違っていたとしても「自分」であるなら、それは自分を構成する重要な要素ではない…??

自分を規定する最も重要な属性のひとつとして、この展示では「過去の記憶」をとりあげています。
もし過去の記憶がべつのものにすげ替えられたら??

あなたにとって自分を決定づける最重要の「属性」とは何でしょうか?

ところで指紋オタマジャクシですが、指紋を取り込ませてほっておいて、展示を見終わったときにもういちど指を読み取り機にあてると、さっき読み込ませた指紋がちゃんと戻ってきます。
時間差があっても、間に他の人が入っても、戻ってきます。
遠くはなれたところから一生懸命泳いでくる指紋はとても愛らしいので、ぜひ体験してみて!


*information*
会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン内)
会期:2010年7月16日(金)~11月3日(水) 火曜日休館、ただし11/2は開館。
開場時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)
入場料:一般1000円
公式HP:”これも自分と認めざるを得ない”展

「アートアクアリウム展」

2010年03月28日 15時59分22秒 | Exhibitions
土休券があまっていたので、電車でおでかけ。
京都に桜を見に行こうかと思ったけど、なんだかまだ咲いていなさそうな感じ。
なので、あまりあてもなく烏丸でおりて、お買い物ぷらぷら。

靴を物色するもサイズがどれもあわず、断念。
食品売り場もさしてめぼしいものもなく。
ロクシタンで桜の香りのシャンプーとコンディショナー、ボディミルクをひととおり買ったくらいかな?
初のリッチシャンプー(笑)
どんだけ匂うつもり…。

帰ろうと思って駅への連絡通路に出たところで、「アートアクアリウム展」なるポスター発見。
巨大金魚鉢に、金魚がわさわさ入ってる写真が。
おおー、せっかく来たし!と思ってわざわざ6階まで行くも、予想外に長蛇の列…。
なんだか気持ちがなえて再びエスカレーターで帰途へ。
んが、1階までおりる途中で「六本木ヒルズ「スカイアクアリウム」で75万人が感動した…ついに西日本初登場!」ってな踊り文句が目に飛び込み、やっぱり行きたくなる。
…うろうろしすぎでしょ。

さて、展示。
やっぱ行ってよかった
こんな魚に優しくない展示たぶんなかなか見られないはず。
全国のマジメな水族館職員がデモを起こすであろう。

めだまは、まずポスターで目を引いたあの超巨大金魚鉢。
暗闇に浮かび上がるこの存在感がなんとも。


ライトの色が次々に変わって幻想的な感じ

あと、屏風型の水槽も!


本物の金魚だけでなく、魚の影や水紋が映し出されている

他にも、水槽に三角の筒が埋め込んであって、のぞくと金魚が万華鏡のように見えたり、いろいろ変わった種類の金魚の水槽もありました。


茶金花房というそうです

金魚って、妙に人工的で、抑圧された感じがして、へんに色っぽい感じがする。
蜷川実花のせい?
『さくらん』でも硝子の鉢の中でしか生きられない美しい生き物、みたいな感じで出てきたし。

ちなみに金魚は育てていればでかくなるのだけど、50 cm超えは見つかっていないそう。
いまのところ48 cmが最大なんだって…。
そんなにでかさを追求しなくともいいと思うけど…金魚だし…。

*information*
会場:大丸京都店6階 大丸ミュージアムKYOTO
会期:2010年3月17日(水)~29日(月)
   10:00~20:00(入場は30分前まで、最終日17時閉場)
入場料:大人700円、学生500円


万博記念公園&国立民族学博物館

2010年01月24日 21時42分31秒 | Exhibitions
今日は万博記念公園にお出かけです♪


おなかの顔がしゅーるですね。夜間ライトアップされてると怖いんだなーこれが。


さあ、これが大阪万博のシンボルとも言うべき「太陽の塔」!
いろんな漫画や文学作品に出てくることでもおなじみ。

あんまりそういうとこに出てはこないけど、裏側はこうなってます。

「夜の顔」。けっこうコワイ。

この公園は有料で、「自然文化園」はおとな250円。
なかなか広くて、いまは冬だからあまり草木の賑わいはないけど、花の季節や紅葉の季節は見応えありそうな感じ。

せっかくここまできたので…ということで、敷地内にある国立民族学博物館に行ってきました。おとな420円です。

予想外に充実した展示内容!
地球上の各地域ごとに、民族衣装や、住居や、美術品や、祭具がこれでもかっ、とまでに展示してあり、遅めに入ると全部見切れないくらいです。
映像のライブラリもかなり充実していて、「ちきゅうのくらし」に興味のある人はこれ観てるだけでも楽しいかも。
中国の棚田と、恐山のイタコの番組を観ました。
1本10分~15分とちょっと長めなので、あまりのんびり観てるとほかの展示見れなくなるけど。。。

以下、展示品の数々です。


アメリカ地域の民族衣装。左から、北極圏、マヤ、アマゾン、アンデス地域の民族衣装。


ルーマニアのイースターエッグ。彩色がカラフル!


アフリカ版「プリクラ」?あこがれの家や風景のセットを背景に、なりきり写真を撮るんだとか。


これは、なんと洋服ハンガー(笑)。買ってかえったら完璧にいやげものです。


ビーズでできたアフリカの婚礼衣装。結構派手。右手に持っているのは何なのか、今ひとつわからない。

ここの博物館、基本的に触ってもいいらしい。
「自分の判断で、心配にならない範囲で…」とお姉さんは言っていた。
そういわれるとガンガン触りたくなりますね。
ガンガン触りました。

うん、充実した一日でした☆
しかも安上がり!

万博記念公園内には足湯(ただし1月は休業中だった…)やらおもしろ自転車やらローラー滑り台やら散在するオブジェやらいろんなものがあるので、冬でも意外に楽しめるスポットです。
家族連れが多かったかな~やっぱり。
広々していて気持ちよかった!

INTO ANIMATION 5 YOKOHAMA

2009年10月19日 22時42分09秒 | Exhibitions
出張ついでに東京にいます。
明日はお仕事で、今日は有休。
今日は母のオススメにより、横浜のアニメーション映画祭へ。
もともとは妹の趣味なんだけど、行ったらなかなかよかったらしい。
場所は、赤レンガ倉庫。しかもタダ。

日替わり・時間替わりで短編アニメーションの上映をやっていました。
今日は最終日。
1つのプログラムで10本くらいの短編が上映されていて、だいたい90分。
あの「つみきのいえ」も上映されてました。
やっぱり、いいなぁ。。。

今日の有休の本来の目的は眼科に行くこと!だったのでプログラム2つしか観なかったけど、妹と母はまる1日観て終わったのが21時頃だったらしい。
どのみち最終日はそんなに遅くまでやっていなかったけど。

どうやらアニメーション作家さんたち自身が主体的にやっているイベントらしくて、会場に制作者本人や関係者が来ていました。
こういうのが好きな人にはたまらない感じなのではないでしょうか。
平日だというのに予想以上に人入っていたし。
他のプログラムも観たかった~。

もう終わっちゃったけど、詳細はこちら↓
イントゥ・アニメーション5・横浜

神戸ビエンナーレ 2009

2009年10月11日 21時45分08秒 | Exhibitions
しーまんと神戸行って来ました★
まずはトアロードをぷらぷらし(手作り市みたいなのやってた)、小さい公園の小さいバザーを除き、カフェやら雑貨屋やら靴屋を覗いて、神戸ビエンナーレの会場メリケンパークへ。
コンテナがいっぱい置いてあって、その中でいろんな展示をやっているのです。
コンテナじゃなかったけど、横浜でもこういうアートイベントあったんだよね。
過去の記事はこれ→横浜トリエンナーレ 2009
ビエンナーレは2年に1回、トリエンナーレは3年に1回のお祭り。
神戸は今年で2回目なんだそうだ。

横浜に引き続き、こちらもなかなか前衛的アートの数々。
今回はそこまで「刺激物」はなかったけど。
通りすがりのひとのひとこと「作った人が伝えたいと思っていることと、見た人が感じることって同じとは限らないよね…
そうそう、名言です。
まさに芸術の本質を突いているような。

たとえばこんな風な「何がすごいのか」わかりやすいものもあればまったく意味不明なのもある。


写真だとわかりにくいけど、段ボール紙で仏像つくってます。

今回最も印象に残ったのは、ふたり一致でこれ。


うーんわっかんないよね、画質も良くないし。
何かというと、かなり前衛的な生け花なんだけど、輪になって光っているのはパプリカです。
光が当たっているのがこのときたまたま赤パプリカのとこだったんだけど、緑ピーマンなんかもわっかになって上からつるされていて、それに光やら映像やらが当てられていく作品。in コンテナ。
最初入った時に入れ違いに小さい男の子が半泣きで出てきて、その後からお母さんとおぼしき女性が「ピーマンが繋がっとるだけやないの~。(何がそんなに怖いの?!)」と言いながら出てきたのが非常に印象的でした。
そうだよね、ピーマン怖いよね
わたくしどもはつい3回もこのピーマン部屋に行ってしまいましたが、やはり部屋に入った誰もが「ピーマンだ」「ピーマンやん」「ピーマンだね」と言っているのが非常に印象的でした。
…ええと、ピーマンって書きすぎ。
見た人の感想・コメントもまた、作品の一部なんだなぁ、と強く実感した。

さて、ここから船でもうひとつの会場である県立美術館に移動。
実は船からも作品が見られる趣向になっている上、日替わりで船内にパフォーマーが現れるのです。
ふつーに座っていた人がいきなり謎ダンスを始めてビックリした!

県立美術館も結構前衛的な展示だったかなー。
作品数はメリケンパークより少なかったけど。
船は片道分しかセット券に含まれていないので、ここから帰宅しました。
帰りの船も含まれているとか、三宮へのシャトルバスとかあれば、もっと神戸でお金使う人多いと思うんだけどなぁ。
県立美術館のまわり何もないし。。。

てなわけで、強制的に脱三宮させられたので、十三でねぎ焼食べました。
ふう、満足。
やはり神戸はよいのぅ。

*information*
会場:メリケンパーク、兵庫県立美術館、神戸港、三宮・元町商店街ほか
会期:2009年10月3日(土)~11月23日(月・祝)会期中無休
開場時間:10:00~18:00(最終日は17:00、入場は閉場の30分前まで)
主催:神戸ビエンナーレ組織委員会・神戸市
入場料金:
Aチケット(メリケンパーク+県立美術館、期間中の2日間有効)大人1200円、大学生・シルバー(65歳以上)500円、高校生以下、障害者は無料
Bチケット(神戸港会場=遊覧船のチケット片道)大人600円、大学生・シルバー500円、高校生以下・障害者300円
Cチケット(A+B)大人1500円、大学生・シルバー800円