かめさんの輪(かめりん)♪

カメ好きです。活動している方をお手伝いしたり、学んだ情報を共有しています。どのカメさんもしあわせにと願っています。

2022.2 ニホンイシガメ大量乱獲~大阪のカメの「川」は今 生きているのか・・・・?と 大切なおねがい。

2022-02-24 17:55:07 | 野外(川・池)のカメ調査レポート

悲しいお知らせです。シェアさせてください。明るい内容でなくてすみません。

いつもながら読みにくい文章で失礼します。すみません。できるだけがんばって書いてみます。

簡潔に書いたほうがいいのかな、、と思いつつ つい長々すみません。

 

 

いつもカメの保護活動でお世話になっている川には 2004年頃から本格的に保護活動をされて

保護されている「ニホンイシガメ」たちが 都会の けっして彼らにとっていい環境とは言えない中

必死に命をつないで生きてくれていました

 

保護の観点から 会ではその存在をオープンにせず 

こちらのブログでは ただ活動はカメ好きさんには知っていただきたい

自然に興味関心のある方には 知っていただきたいとここではつたないながらも記事で情報を

みなさまとシェアさせていただきつつも 画像や「ニホンイシガメ」というワードを使わないよう

発信させていただいてきました。

 

 

 

なんとか守りたいと 本当に少数の有志の方で活動して春夏秋冬 水に入る重労働で

ただ「カメがすき」なだけではできない活動で ずっとカメたちを守ってきてくださっていました

外来種のカメ 植物 魚

周囲の田畑の消失

浚渫工事による土壌 水質悪化 生き埋め

木の伐採 

ヌートリアの増加による中州の決壊 住処の消失

夏の異常な気温上昇

大きな台風 ゲリラ豪雨による洪水のような増水、、

 

なんどもなんども 絶望的に見える環境下で それでもなんとかカメたちは感動的にも

命をつないでたくましく生きてくれていました。

 

2021年のはじめに 浚渫工事がなされ その際に 事前に聞いていた工事内容や場所と

違う規模で 大量の土砂が運び込まれたり どうしても事前にわかっていながら

救出困難な場所である越冬時期にカメがたまる場所に蛇かごをいれることになり

 

 

 多くの命が失われました

 

 

人間の無力さ 絶望をひしひしと感じました ※浚渫工事は 災害時に川の増水を防ぐ目的で行われます

 

その際に 何度も川に足を運んでは 在来種のニホンイシガメたちを 工事区間でない安全であろうと思われる場所に

 

日々移動する活動が 時間を割いて体力を使い 必死の思いでなされました

 

 

でも、、

その後の調査で

いつもならニホンイシガメがいるはずの場所『聖域』と呼んでいた場所に 一頭のニホンイシガメも見つけることができませんでした

 

 

3度調査に足を運んでも やっぱり見つからなかったそうです

 

何年も調査をしてきて 疑念が確信に変わったので いままでは保護のためにと「ここにイシガメがいます」と

 

発信してこなかったのですが 「ここにイシガメがいました」 と このような形で書く運びとなりました。

 

以前、イベント終了後に販売されていたニホンイシガメたちが この保護活動拠点で遺棄されていたことは

 

ここでもご紹介させていただきました。 ニホンイシガメを「欲しがらない」勇気を。 2016年

当時は新聞にも掲載されました。

 

この記事にすべて同意を得られるとは思っておりませんが、お読みいただく方には少なくともこのタイトルの意味は

おわかりいただけていると感じています。

 

ここで今一度、みななさまにいっしょに考えていただきたいのです。

「買って応援」とか 最近はよい作物などを作ってくださる農家さんなどに 使うことで浸透してきましたが

「買わない」「加担しない(入場料を払わない)」ことによって 生き物たちを守りませんか?

生態系のジェンガは いったん崩れると 人がどのように手を加えたところで 再生できないと言われています。

(ここを読んでくださっている方々は すでにいろんなことに興味関心をお持ちだと思うので

どこにともないつぶやきとなりますが)

 

エゴなのかなあ、、個人的にはボランティアは「自己満足」なのと

善人ぶる気持ちなどなくて むしろヒールのほうが通常運行で どれだけも気持ちがラクなんですけど。

 

 

 

                                         

↓以下、<内> 当ブログ管理人のつぶやき (あわない方はてきとうによみとばしてくださいね🙇‍♀️)

 

わたしたち人間には毎日家があって 仕事に出かけ 学校に通い スーパーで買い物し ときには外食し あたたかいお風呂に入って

屋根のついた家で寝ていると すっかり自分も自然 生態系の一部であり 外で何が起ころうと 自分には

関係ない? かのような生活が続き、自然保護などは余裕のある人がするものだとか(それは思ってませんか^^;) 

大切なことだと知っているのに ときにわかっているようで忘れてしまいますよね。。

 

今世界の課題は 日本のニュースを騒がせているあれやこれやではなく、「地球温暖化」なのだそうです。

世界中がこの課題に本気で取り組んでいるのです。

情報は「取りに」行かないと いつの間にか 「聞かされてる(支配されてコントロール下におかれている)」になっているかも。

あ、脱線しました。生態系ジェンガが言いたかっただけなんです。

 

そして浚渫工事は数年前には一度ちがう地点でも行われたのですが、今回は大量の土砂の中に

「シルト」という人工的な物質が大量に含まれていたこと、浚渫の際に大量にそれらが下流全域に

流れてしまい 今現在も下流にその悪化した水質と沈殿、浮遊するするシルトが広がり続けています。

調査に行っても カメが見つからないことが増えてきたそうです。

 

 

 

そのうえ のちに調査して この工事のころに ニホンイシガメの乱獲がなされていたであろうという結論に

至ったそうです。

 

 

                                   

 

 

そして今回 みなさまにたいせつなお願いです。

 

この川の個体は、ほぼ甲羅に穴が開いていて「ナンバリング」がなされております。

 

もしどこかで購入したり、譲ってもらったりしているお手元の「ニホンイシガメ」または「クサガメ」の甲羅に

あなが開いていましたら、こちらのブログのコメント欄(非公開です)か、

 

pochi9696☆goo.jp   ←☆を@に

 

お手間をおかけしますが お知らせいただきたいのです。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

とりあえず川池の活動記事はいったん非公開にさせていただきます。

あとで書き直すかと思いますが、ひとまずこれでアップさせていただきますね。

※2/26追記:カメの会では、今後は思いっきりオープンにして市民の目の協力も仰いで

今わずかに残っているニホンイシガメを地域全体で保全してゆく方向に転換する計画だそうです。

 

 

 

 

おつきあいいただき、ほんとうにありがとうございます

 

みなさんもかめさんも地球さんも自然も 森羅万象もだいすきなのです そしてやっぱりあきらめられないのです。

あかるい記事でないと 訪問したくなくなるかもしれませんが、、すみません。

当ブログ管理人の色の濃い内容となっているかと思いますが、てきとうに流しつつ

カメの川であったことを受け止めていただけると幸いです。

思うこと、提案等につきましてはまた別記事で書かせていただこうと思います。

 

また元気いっぱいなみどりーズたちに会いに来てやってくださいね。

 

 

 



3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あき)
2022-03-21 01:00:43
こんばんは、お久しぶりです。
カメトがきっかけでポチ子様に繋がり、そこから和亀保護の会も知って。
いつか息子と一緒に活動したいね、なんてずーっと話していて。
(なかなか行動に移せていないのでお恥ずかしいですが…)
そんな中以前から、マーシーさんのYouTubeも拝見していて、大阪の川の動画を見たら、「あっ!」となって…
ポチ子様のベランダ保育園もそろそろ冬休み明けかなぁと思っていた所だったので慌てて来てみたら、やっぱり…
カメトのお母さんや兄弟姉妹、親戚やお友達もそこにいたのかも…と、兄妹と一緒に落ち込んでいます。
一昨日、ペットショップにイシガメの小さめサイズの子が売られてて。
あ、イシガメ珍しい。カメト元気かな?っと通り過ぎました。
お店を疑う訳ではありませんが念の為、もう1度ナンバリング確認しに行ってきます!
返信する
おひさしぶりです^^。 (ぽちこ)
2022-03-21 09:25:34
>あきさま

ありがとうございます。みなさまお元気でしょうか?わたしも時々みなさま、カメトちゃんはどうしているかなあ、、と現在進行形で思い出していたので、コメントいただきとってもうれしいです。相変わらずお忙しそうですね。ご自愛くださいね。

おふたりとも大きくなられているんでしょうね。
ですです、マーシーさん、2月に川に来てくださって。わたしは平日しか活動できないので、ほとんど会の方としか活動しないんですけども活動仲間が来てくださっていることはほんとうにうれしく、心強いんです。もちろん小学生でも大歓迎ですので、(入るのには胴長が必要ですが夏場はなくてもいけます)お声がけくださいね。
動画コメント欄は素直なコメントが多くて、発信していただけてありがたいなあと読ませていただきました。

落ち込ませてしまってすみません。わたしも発信の仕方に課題ありです💧 が、素直なそのときの気持ちのままに書かせていただきました。「そうなんだ」より、自分で行動する大切さもこうして感じていただけることが大切なんです。

心配でマイナスな気持ちでいると現実化してしまう(わたしがよくやるNG行動💦)ので、とにかく無事でいることを祈ってくださるとカメさんたちも喜ぶと思います。あきさん、兄妹さまがカメたちを案じるそのお気持ちは、必ず届いていますよ。微力ながらわたしも自分にできる範囲で守るお手伝いをして、カメが言えない言葉は人間が発信して伝え、できることはやりたいと思っています。そしてあきさん、兄妹さんからも元気をいただけました
大丈夫!何回くじけても、また仲間ががんばっていますし、カメさんもすこしですが見つかっています。希望の光をたぐり寄せましょう。(宗教みたい💦あきさんには通じると思って書いてます

記事へのお心がけありがとうございます。穴のあいたカメが一般ルートには回るのは考えにくいのと、昨年の春の事件と思われるので(気づくのが遅れました)今目にするとしたら「うちにいます」とか種親にしているとかかと思うのですが、ご協力の気持ちにがうれしいです。
今は、わたしは見つけてほしいとねがっているかもしれないカメたちの画像をデスクトップPCのトップ画面にしています。イシガメの画像は流出NGなので、いままでずっと撮影してこなかったんですけど(撮影はOKなんですが、個人的に撮らないようにしていました)工事での救出時の画像はいただいていたんです。
文章がわかりにくかったらすみません^^;
ではまた
みなさまにもよろしくお伝えくださいね。
返信する
記事補足: (ぽちこ)
2022-03-21 12:54:23
>あきさま 
>読者のみなさま

この記事を読んで、何もできない、、と落ち込んだり、自分の心の中だけでは行き場をうしなってしまう状態になっていっしょに悩んでしまうような方は、ここのコメント欄に思いを書き込んでくださいね。といいましても、わたしでは役不足かもしれませんが、、わかる範囲、わからないことは聞いてかける範囲でお答えします。書けないこともありますのでご了承のほど、、

わたしは2月の活動日に(活動報告記事がまだでしたね、、書くつもりで忘れてました)、長年見てるだけでなにもできなかったヌートリアの件が、動き出すというお話を聞いて 光が見えた気がしてとてもうれしかったんです。

絶望に見える中でも希望を忘れず活動してくださる方々がいらっしゃいます。はげみとしていっしょにがんばらせていただこうと思っています。
返信する

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