4月5日(火)、新入生のオリエンテーションゼミナール(オリゼミ)があり、10:40~15:15の日程で、徳島市内中心部の2つの博物館をめぐりました。引率は学科教員5名です。大学のバスで近くまで送っていただきました。最初に行ったのは、徳島県立文学書道館です。

学芸員の佐藤先生から解説を受けました。

3Fでは、この館の所蔵作品展が実施されていました。幕末~現代にかけての日本の書家の作品が中心です。佐藤先生から、書道作品の鑑賞の仕方を学びました。

たくさんの展示作品の中から最も自分の好きな作品を選んで、鑑賞文を書いて数名の学生が発表しました。

次にここから少し歩いて訪問したのは、四国大学交流プラザ「TAG-RI-BA」です。この2階で、道向かいにあるグランドパレスホテルの特製弁当を頂きました。食後に行ったのが徳島城公園です。桜の花が満開で、記念撮影をしました。平日ですが、花見客があちこちで花見を楽しんでいました。

公園内の徳島城博物館2班に分かれて案内ガイドの方から説明を受けました。後半の班はまずは有名な庭園をめぐりました。この庭園は、徳島城の名残で、藩主の作った庭園がそのまま残されていたのを整備したものです。


この庭園の奥では城の濠から水を引き入れて曲がった水路(曲水)を作り、池にしています。


王羲之の蘭亭序に倣って、江戸時代にはここで「曲水の宴」が行われたはずです。その後は、博物館の建物内の常設展示物の解説も受けました。両方で約1時間のコースです。

この後、またTAG-RI-BAに戻り、大学までバスで送っていただきました。全体で約4時間半の行程で、徳島の文化を探究できました。天候に恵まれ少し日焼けしましたが、快い疲労でした。新入生たちも少しずつ打ち解けてきたようです。
翌日は在校生のオリエンテーションがあり、7日から授業開始です。
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