ぱたぱた仙鳩ブログ

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香港城市大学とのzoom交流セミナー

2022年01月19日 | 日記
1月18日(火)5限に、B109教室で、標記の行事が開かれました。四国大学では1~3年生の学生が集まりました。通訳として、国際課職員の金睿さんと、大学院文学研究科修了生の渡邊浩樹君に参加していただきました。


会場にはスクリーンが3つありますので、映像を近くで見ることができます。


徳島市願成寺の大西智城住職ご夫妻にも参加いただき、ご挨拶をいただきました。香港城市大学とつないでくださった方です。


Zoomのホストは香港側で設置され、ホスト側でも通訳付きで進行されました。オープニングとして、二胡や笙に合わせた香港の学生の歌唱ビデオも流され、雰囲気を盛り上げました。


交流展とセミナーのタイトルは「科学と芸術:春墨無極」です。


四国大学からは6名の学生の展示作品の解説をパワーポイントで実施しました。2年生の水澤一暢さんです。(茨城県出身) 隷書作品の発表。


3年生の松本奈菜花さんです。(大分県出身) 楷書作品の発表。


3年生の寺澤歩花さんです。(徳島県出身) 行草書作品の発表。


2年生の麻植柚花さんです。(徳島県出身) 篆刻作品の発表。


3年生の元木紀世美さんです。(徳島県出身) 仮名作品の発表。


最後に、3年生の桃田葵くんです。(大阪府出身) 漢字仮名交じり作品の発表。


香港側からもいくつかの発表があり、最後に責任者のSteve CHING先生の御挨拶で幕を閉じました。香港城市大学での、四国大学の学生作品の展示の様子の写真も映し出されました。


90分間におよぶセミナーでした。
通訳も入りましたが言葉の壁はまだまだありますので、互いの内容が十分に伝わったとは言えませんが、同じ漢字文化圏の同じ分野を学ぶ学生同士ですので、互いに良い勉強になりました。
途中、パワーポイントの画像が香港側にうまく表示されないトラブルもありましたが、何とか実施できました。

zoomのような遠隔システムが普及したために、国際的な交流も手軽にできるようになりました。人の移動がないので、移動の費用がかからず、実質的にかかった費用は作品の輸送費だけです。

コロナ禍の中で苦しみながら遠隔授業にも取り組んできた成果だと思います。コロナ禍もマイナス面だけでなく、このようなプラス面もあることを実感しています。時代の転換点では、大きな変化が起きます。


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