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ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

徳島の看板いろいろ

2021年04月18日 | 日記
4月18日(日)です。休日に徳島市内に用事があっていった時に、目についたいろいろな看板の写真を撮ってきました。

地の空間と枠、作品の位置関係を考える時に、良い刺激を与えてくれる看板です。


楷書に少しだけ行書・隷書の要素を加えていて、堅すぎず、柔らかすぎず、読み易く、しかも上手すぎない感じが絶妙です。


徳島特産の鶏の種類の名前ですが、「阿波踊り」とかけています。これを揮毫した方は、本学の書道文化学科の前身の書道コースの卒業生です。


筆文字と絵画と英文字と印と、いろいろな要素を放り込んでいますが、余白を十分にとって、うまく調和させています。


かすれの線の表現が美しい。印も効果的に使っています。


絵と印と英文字の書です。余白の取り方が抜群です。


片仮名の書は難しいのですが、よくまとめています。


二文字の書と、活字との位置関係が絶妙です。この置き方は看板で時々見る方法です。


筆文字の草書の連綿、英文字の筆記体の要素をミックさせ、現代的な表現でまとめていて、たいへん上手です。書道の知識が深い人でなければ絶対作れないデザインです。


筆文字を加工していますが、片仮名の配置が見事です。


アルファベットですが、大和古印体の風化した感じを応用しています。



書道の授業の教材に使える素材がたくさんあります。