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ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

『谷内清巌の書』

2020年07月17日 | 日記

7月17日(金)、標記の本が出版され、淡路島洲本市五色町の倉内一夫さんが冊子を送ってくださいました。昨年の秋にゼミ生だった三原明美さんの卒業研究の一環で実施した「谷口清巌書作展」の際に印刷した簡易図録を正式に冊子化したものです。私が昨年のデータを整理し、新たな資料も加えて編集しなおしました。

約50点の書作品の写真と解説を掲載しています。倉内さんのお持ちの作品と、淡路島の寺院の所蔵品が中心ですが、私や三原さんの所蔵している作品もあります。鳴門市の松浦酒造場の所蔵している扁額も今回掲載しました。草書で「鳴門鯛」と書いています。

今回は、石碑や門柱などに彫られた書も紹介しています。この石碑類の写真の多くを撮影して下さったのは倉内一夫さんです。

洲本市の「谷内清巌大和尚」顕彰会の発行。印刷は洲本市五色町の浜田デザイン写植さんです。

 


蓮の花

2020年07月17日 | 日記

7月16日(木)です。先日、鳴門を通過した折に、ちょうど蓮が美しい花を咲かせていたので、車を停めて撮影しました。鳴門は昔から蓮の一大産地です。延々と蓮田が広がっていました。

花は白とピンクの2種類がありました。微妙に種類が異なるようです。

葉も花も美しい。

花が散ると、実ができます。形は蜂の巣に似ています。「蜂の巣」→「はちす」→「はす」と変化して植物名になりました。この穴の中にどんぐりのような実ができます。その実は食べることができます。上手に調理すると栗のような美味です。

この蓮の生えている池には、タニシなどがたくさんいて、自然が豊かです。餌も多いので、この地域には数年前からコウノトリが居ついて、営巣し繁殖しています。

晩秋になって葉が枯れると、泥の中から根を掘り出します。これがレンコンです。鳴門のレンコンは食感が良く、たいへん美味しいです。徳島県は美しい風景のある土地です。