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ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

羊蹄山 御来光&2往復(倶知安コース+京極コース) 平成22年10月22日

2010-10-24 11:00:02 | ニセコ・夏山
 羊蹄山・・・20代前半に一度真狩コースから登って以来です。
 もう24、25年くらい前のことです。
 その時は下りが長くて長くてほんとに嫌気が差して、そのイメージがあってずっと避けてました。
 でもまあ、そろそろ行ってもいいんじゃないか、いや行かなきゃ・・・と思い、今回御来光登山してみることに。

 で、またまた今回も諸般の事情で遅くなって、倶知安(ひらふ)コース登山口の駐車場に到着したのは0時30分(汗)
 そこから1人寂しく麦汁パーティーを開催し、1Lほどいただいてちょっと寝ようとします。
 ところが、たった30分ほどウトウトしただけで目が覚め、もう眠れません。
 ああ・・・また睡眠不足登山です(涙)
 
 でもまあ、よく考えると標準で登りが5時間の山です。
 ゆっくり登ればちょうどいいので、また麦汁をいただきながら準備して、2時11分出発です!
 
 酔っぱらいながらへろへろ進むと、しばらく歩いてやっと「2合目」の標識が。

↓標識の向こうに倶知安(?)の夜景がきれいでした。写真へたでちゃんと写ってませんが。



 今日は月が明るくて、ヘッドランプなしでも登れそう。
 先が長いので、極力疲れないようのんびり登るようにして、2時間半ほど歩いた7合目で麦汁休憩にします。

 で、夜景を見ながら誰もいないのをいいことに、いろいろ怪しいこと大声で叫んじゃいました。 ←ストレス解消&内容秘密
 すると・・・げげっ!
 後ろから若いにーちゃんが来ました(汗)

 にーちゃん「・・・こんにちは。日の出見るんですか?あと1時間ちょっとですよね」
 ぴよしろう「ええ、でもまあてきとうなので。だいたいのところで見れればと・・・」←不審に思われてないか不安で変な受答え
 にーちゃん「僕はやっぱり山頂で見たいんで間に合うように行きます。」

 う~ん・・・確かに山頂で見た方がいいかな・・・と思い、ここからちょっとだけスピードアップします。
 で、9合目あたりでだいぶ明るくなり、外輪山に出るともう水平線からオレンジ色がにじんでいます。



 山頂には日の出の11分前の5時46分に到着。



 さっきのにーちゃんがいて、お話しながら御来光を待ちます。
 日の出前のオレンジがきれいです!
 


 そして・・・みるみる太陽が・・・!



 ・・・堪能させていただきました。

 で、にーちゃんですが、千葉から自転車できたそうです。



 なんでも「ねぶた祭り見に行く」と親に告げて、そのまま3ヶ月だとか(笑)
 忙しかった勤めをやめて、なんかいろいろやってみたくて旅を続けているそうです。
 ・・・いいなあ・・・うらやましい!!
 登山は斜里岳が初めてで、登ってみて「山もいいな・・・」と思いトレッキングシューズも買ったとか。

 で、にーちゃん、これから真狩に降りて豆腐を買って(笑)、それからまた登り返して倶知安コースに下りるとのことです。
 ・・・ってことはこの人も2往復です。
 ちょっと驚きました。
 自分もこれから京極か喜茂別かに下りてまた来ようと思ってることを話し、自分は先にお鉢を回ることに。

 外輪山、ちょっと険しいので、ゆっくり回ります。

↓羊蹄山の影が



↓大きななケルン



↓遠くまでよく見えます!


 
 真狩分岐を過ぎたところでまた千葉のにーちゃんに会います。

 にーちゃん「また倶知安に下りるんなら、あとでまた会えますね」
 ぴよしろう「う~ん、でも自分のろいのでだいぶ遅くなるかもしれないから・・・どうかなあ」
 とか話しながら、またバイバイです。
 


 で、遺跡のような元の避難小屋跡を見て、ぐるりとお鉢を回ります。



↓大きなケルンがいくつもありました。



 約1時間でお鉢を一周してから、7時4分に京極コースへ下りることに。

 京極コース、少し雪がありました。



 下りでは6人ほどすれ違い、ちょっとずつお話させていただきました。

 で、下り・・・やっぱり長いですね。
 飽きて疲れてきます。

 8時51分、林を抜けて看板がたくさんあるところに出ます。



 ここがスタートかな~、と思い休憩。
 最後の麦汁をいただきます。
 今ならたぶん、帰るまでに7時間以上の時間を空けられます。
 うまい!

 そしてここ・・・なんかめちゃめちゃ景色いいです!
 山頂より気に入ったかも(笑)



 で、10分ほど休憩して満足したところで2度目の山頂に向かって出発です!
 
 明るい森の中を気持ちよく進みます。
 ふと足元を見ると落ち葉がたくさん。



 落ち葉のじゅうたん、柔らかくっていい感じです。

 2回目の登り、1回めと違って景色が見えるのはいいんですが・・・単調で長すぎです(苦笑)
 そして思ったよりキツイですね。

↓こんな感じの登山道が続きまくる感じです。


 
↓上の方に行くと・・・めちゃめちゃ寒いけどちょっときれい。



 外輪山には12時10分、3時間ちょっとかかって到着。
 
 コースの標識のあるところで京極コースの下りで会ったお2人にまた会います。
 で、この標識を見ると、自分は倶知安コースから登ったのに「倶知安コース」という表示がありません。
 で、恥ずかしい話ですが、お2人にきいてみると、倶知安コース=ひらふコース、ということを教えていただきました。
 ありがとうございますm(_ _)m

↓ニセコの某温泉にお勤めだというお2人。誰かが置いていった雪だるまと一緒に。



 2度目の山頂に向いつつ外輪山から改めて下を見ると、その高度感に圧倒されます。



 途中、山頂直下で休んでいるちょっとかっこいい感じの方がいてちょっとお話し。



 で、その方に「このあいだ天狗山に登りませんでした?」と尋ねられちょっとびっくり。
 10月2日に定山渓天狗山を下山して余市岳に向かう途中、林道ですれ違ったようです。
 ずいぶん朝早くだったので覚えていたと言いますが、めちゃめちゃ記憶力いい方だなー、と感心します。
 ・・・それとも自分が怪しい雰囲気をかもし出して目立っていたのか(笑) ←たぶんこっちか 

 そして2度目の山頂には12時24分到着。



 山頂には京極コースですれ違った女性2名が。
 
 そういえば千葉のにーちゃんは来たかなあ・・・と思い、先ほどの方や女性2名に聞くと知らない様子。
 もう下山したかなー、とか思いつつ、15分ほど休憩した12時40分、自分も下山することに。
 16時半が日没なので、もう明るいのはあと4時間程度です。
 
 また旧避難小屋の方に向い、倶知安コースを下っていくと景色いいです!

↓倶知安の街



↓ニセコアンヌプリ

 
 
 樹林帯に入ると暖かくなってきました、
 今日は行動時間が長いので自分ではもう夕方の感覚ですが、まだ2時前です。
 寂しいのでFMラジオを聞きながら歩きにくい登山道を下りていきます。

 で、3時を過ぎたあたりから疲れも出て、だんだんイヤになってきました。
 休憩したりしながら、もうほんとダラダラ下りていくと、

 「早いじゃないですか!」という声が。

 おおっ!千葉のにーちゃん登場です!
 めちゃめちゃいいスピードで下りてきました。
 ちゃんと豆腐買って来たそうです(笑)
 本人に言わせると「2回目の下りで体力切れましたよー」といいますが、そんなふうに見えません。

 こっからはにーちゃんと一緒に下山。
 ねぶたのお話とか聞いたりして下りましたが、おかげさまで疲れを忘れて自分もペースアップ。
 
↓歩くの早い千葉のにーちゃん。高校は帰宅部だったというのに体力あります。
 


 登山口には15時54分着。山頂から3時間ちょっとかかりました。

 今回自分は名簿記入しなかったんですが、にーちゃんは名簿に記入してました。
 なんでも登山証明書が出るのだとか。 ←本州の人に教えてもらいました(恥)
 
 下山してにーちゃんの自転車とか見せてもらって、自分の車にあった麦汁3本を進呈。
 1日数百円で暮らしてるって言ってたので、たまには飲んでくださいってことで(笑)

 そろそろ函館に行って本州に戻るそう。
 気をつけて帰ってください。
 

 GPSトラックです。

↓クリックすると大きくなります


 京極の登山口、もう500mくらい向こうだったようです。ちょっとズルしちゃったか(笑)




 
 2往復は楽勝!・・・と思ってたらそうではありませんでした。
 天人峡からトムラウシ日帰りよりも疲れました。

 で・・・来年の日の長い時期に3往復にチャレンジしたいと思います。
 各登山口に麦汁たっぷり仕込んでおいてのんびりと。
 そして頂上から朝日と夕日を見る・・・そんなのやりたいな、と思います。
 ・・・それまでにうんと体鍛えておかなければ・・・!

 某山岳会でやってた1日4往復は・・・自分には無理ですけどね(笑)




 
 





コメント (10)
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