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ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

富良野岳 北の国から登山 平成25年9月22日(日)

2013-09-27 23:09:07 | 十勝連峰・夏山
シュウさんから「富良野の麓郷から富良野岳に登りませんか?」とのお誘いが。
原始ヶ原から富良野岳には登ったことがないので、ご一緒させていただくことにしました。

で、詳細を聞くと、今回はシュウさんのこだわりの登山企画です。
麓郷はドラマ「北の国から」のロケ地で、いまでも観光地として当時使用した建物などが保管されています。
ここをジョグでスタートして、ロケ地を巡りながらドラマの中の様々なエピソードを思い出し・・・
遠くから富良野岳を仰ぎ見て、美しい山に憧れる気持ちを持ちながら、その山頂を目指そうという企画です。



朝・・・というか、夜中の3時15分にシュウさんが自宅に迎えに来てくれました。
そこから富良野に向かい、原始ヶ原登山口には6時前に到着。
折りたたみ自転車を組み立て、6:04、まずは麓郷に向かいます。

↓林道を下るシュウさん。タイヤが小さいので、ダートを走るのはめちゃめちゃ怖いですね。


↓天気が良くて・・・富良野らしい風景が最高でした!


自分の自転車はとても性能が悪くて下りでもあまり進まず、非常に時間がかかりました(涙)
7:19、1時間15分ほどかかって麓郷に到着。
下りで一生懸命漕いでもシュウさんに追いつかず・・・めちゃめちゃ疲れました。

↓麓郷ではまず麦汁を飲んで・・・


↓純やホタルの家にタッチして・・・


↓ジョグでロケ地を巡り・・・


↓そこそこの建物でのエピソードを語って写真を撮り・・・


↓富良野岳に向かって、美しい景色の中をジョグ!


麓郷から原始ヶ原登山口までは14kmあるのですが、8km地点で休憩。
青空の下で麦汁を飲んで、今日はいい日だなー、と実感しました。

ダートに入ってからは早歩きに切り替え、原始ヶ原には10:04に到着。
ここでまた麦汁を飲みながら、そして食事もとって今度は登山の支度をします。

↓車は5-6台。ちょうど準備して出発という方もいました。


↓原始ヶ原の登山口。神社もすぐそばにありました。


10:24、登山開始です!
割合なだらかな登山道を35分ほど進むと渡渉地点が。
シュウさんがここでボンゴレビアンコを食べるというので休憩にしました。
なんでも北の国からのドラマ中、五郎さん(田中邦衛さん)が、
「スパゲッティ・ボンゴーレ! ボンゴーレ! スパゲッティ・イタリア~ノ」
と叫ぶシーンがあったそうで・・・シュウさんも本当にそのように叫んでいたので笑いました。

↓川でボンゴレを食べるシュウさん。自分は麦汁です(笑)


結局、スパゲッティ&麦汁タイムで20分ほどゆっくり休憩。
また登り始めると間もなく原始ヶ原に出ました。

で、原始ヶ原で腕章をした女性から「山頂まで4時間はかかります」と言われました。
「まさか・・・」と思いましたが登ったこともないので「行けるところまで行ったら降りてきます」と答えました。
もう11時半を回っていたし、麦汁を持って歩いていたので危ないと思ったんでしょうね(笑)

↓原始ヶ原でのシュウさん。


↓原始ヶ原から見た富良野岳。


で、ここからはひどい湿地で参ったのですが、原始ヶ原を抜けてしばらくしてからまた麦汁休憩。
その後は、ザレてズルズル滑る斜面をガシガシと登り・・・

↓登山道から見た原始ヶ原と前富良野岳。


13:38に富良野岳山頂に到着しました。



風が強くて山頂は寒く、写真だけ撮ったら風の当たらない斜面まで少し降りてまた麦汁休憩しました。
そのあとは途中でしつこく麦汁をいただきながらもすたすたと下り・・・16:22登山口に到着。

途中の湿地帯で水たまりで滑って転んでしまい、靴も服もぐちゃぐちゃでした(苦笑) ←酔っぱらいですね

着替えて車で麓郷に戻り、チャリを回収。
山の方はもう夕暮れが近く、ちょっと赤く色づいていました。



帰りの食事も北の国からのこだわりで、布部札幌軒というラーメン屋さんに。



店のおばさんとお話しをして、ロケのほか、プライベートでも純(吉岡秀隆)が来たりしたことや、
彼は本当はすごく明るくて楽しい子だったことなどの話を聞きました。
ラーメンもおいしくて、大盛りだったのですがスープもすべて飲み干しました。

↓しょうゆラーメンの大盛り。うまかったですね。



GPSトラックです。





自転車部分を除いた分のグラフです。


本日の麦汁消費量は3.2Lでした。


今回は登山にドラマをからめて、という初めての企画でしたがおもしろかったです。
シュウさんは、麓郷は「ふものとさと」ということで、本当に山の麓から登る「リアル登山」と命名していました。

シュウさんのヤマレコ

この記録を書いていたら、さだまさしの歌声が頭に浮かんできました。
そして、ドラマも。

北の国から第8話前半(youtube)

登山もいろんな形で楽しめるもんだなー、と思いました。
シュウさんありがとうございました!
コメント (9)
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第2回十勝連峰全山縦走(日帰り) 平成22年8月14日(土)

2010-08-17 02:00:49 | 十勝連峰・夏山
 今週は本当は違う縦走をもくろんでいましたが、墓参りなどに時間がかかり間に合わなくなりました。
 なので、去年行ってまたやりたいと思っていた、十勝連峰全山縦走に行くことにします。(去年の記録はこちら

 まずは去年と同じく下山する十勝岳温泉に折りたたみのチャリを置き、白金のゲートに午前0時15分到着。
 とりあえず麦ジュース飲んで寝ますが・・・1時間で目が覚めてしまい、しばらく横になってますが眠れません。

 結局もう寝るのはあきらめて、ぼーっとしながらAKB48のオールナイトニッポンを聞きながらだらだらと準備。
 また麦ジュース500ml×2缶をいただき、2時30分、疲労感満点で最悪の出発です(苦笑)。
 2時間は寝たかったです。

 真っ暗なお盆の夜中、霊がいるのでは・・・と車の中でビビってましたが、麦汁が脳を麻痺させてくれました(笑)。

 ゲートを出発して30分で登山口に到着し、まずは登山者名簿に記帳します。



 暗い中なので、ゆっくり登りますが・・・昨日の雨で登山道が滑りやすくなっていて、かなり危ない状況です。
 ケガしたら困るので、仕方なくうんとペースを落として歩くことにします。

 天然庭園のあたりで明るくなってきたので、第1回麦ジュース休憩。
 で、足をみると、もうけっこうドロドロ。
 まだほんの序盤なのに・・・先が思いやられます(涙)。
 


 で、ラジオの選局をしながら麦ジュースをいただいてましたが、肘が缶にぶつかって石の上から落下・・・。
 ほとんどこぼしちゃいました・・・ううっ・・・もったいない(涙)。

 気を取り直してゆっくり登って行きますが、登山道、ますます滑るようになります。
 よく滑る濡れた泥が登山道にまんべんなくコーティングされていて、油断すると足が簡単に持ってかれます。

↓よく滑る登山道。実は2回も転びました・・・(涙)。
 


 なんかそん感じでちょっとドロドロになりながら、6時9分、やっとこ美瑛富士避難小屋に到着。

 そしてここで相当ペースが遅いようなので、第2回麦汁休憩しながら検討に入ります。

 ゲートからここまで3時間40分。
 去年はここまでがほぼ3時間でしたから、相当遅れてます。
 で、まずはオプタテシケに行ってみて、さらに遅れるようなら今回の縦走はあきらめて白金に戻ることに決めます。

 で、小屋の前にはテントが2張。
 手前のテントでは女性3人が出発の準備中です。
 テントには「パビシェ」って書いてあって、山岳会だそうです。


 
 オプタと美瑛の分岐点にザックをデポ、麦汁やスポドリ、GPSだけを持ってオプタテシケに向かいます。

 天気はまあまあ、景色もいいです。
 
↓振り返って見える美瑛岳、美瑛富士、石垣山。いい感じです!



↓雄大な感じのオプタテシケ。



 途中、1組のご夫婦を追い越し、1名の男性とすれ違い、オプタテシケには7時44分到着。
 避難小屋を出たのが6時21分なので、1時間20分ちょっとで着いたことになります。
 
↓富良野側はやや晴れ。でも大雪側は・・・雲で何も見えませんでした(涙)



 で、・・・このペースならOK!
 この後もたぶん間に合います。
 山頂でまたしても麦汁を飲みながら、縦走続行を決定です!

 戻りではさっき追い越したご夫婦とちょっとお話して、テント泊のおねーさまたちにごあいさつして・・・。

 途中、水たまりの跡に誰かが落書きしてたので・・・・



 自分も対抗して落書きしました(爆)



 ただの酔っぱらいですね(苦笑)。

 で、ザックを回収して美瑛富士に向かうと・・・さっきすれ違った方がまたやってきます。
 お声をかけさせていただき、登山道で10分ほどおしゃべり。



 避難小屋の前のもうひとつのテントはこの方のでした。
 昨日は登山道が川のようになって、もう大変だったようです。

 いろいろお話して楽しいひとときを過ごせました。
 ありがとうございます。
(翌日、自分も入っているHYMLというメーリングリストの方だとわかりました。)

 で、次は美瑛富士です。
 また分岐にザックをデポ、10時3分出発で山頂には10時18分着。
 


 この山は3度目ですが、一番早く登れたかもしれません。
 先は長いのでとっとと下山、ザックを回収しておにぎりタイムにします。

 この次はちょっとつらい美瑛岳です。
 15分で登れた美瑛富士と違って、石の多い登山道を少しずつ登り、50分くらいかかって、11時24分、やっと山頂へ。

 おおっ、十勝岳が見えます!!



 頭の中に「しらかばの~林をゆけば~、十勝岳~雲間に呼ぶよ~」という曲が浮かびます。
 これは・・・30年以上前に大雪青年の家で毎朝歌わされた大雪青年の家の歌。
 まだ覚えているとは・・・恐ろしいことです(笑)。

 で、最後の1本の麦汁を出して飲んでいると隣から「いいなあ!」という声が。
 で、そちらの方々ともう今日は3.5Lいただいただの、今日は十勝岳温泉にチャリを置いてあるだのと話していると・・・。
 
 「もしかして、ぴよしろうさんですか?」
 と、若い女性の方から声をかけられます。
 「はっ、・・・はい。」と答えたものの?????状態。

 で、お話を聞くと、自分のブログを読んでいてくださった方。
 今日も登って来るとき、ぴよしろうが自転車を使って登山口をつないだ話をしていたそうです。
 そんな奇特な方いたんですね(笑)。
 でも・・・きゃ~!きゃ~!読者です!!それもかわいい女性(激嬉)

 いっしょに来ていた男性も読んでくださっている様子。
 そして、「一緒に写真撮ってください」っていわれて写真撮影。
 なんかめちゃめちゃうれしかったですね。

 自分のブログ、参考にしていただいたようです。
 もっとも、最近の山行はついていけないって言ってましたが(笑)。

 もう少しお話したかったのですが、なんか照れたのと、あまり時間がないのとで出発することに。
 ぴよしろう、結構シャイな48歳です(笑)。

 声をかけていただいて、本当にありがとうございました!
 
↓このブログを見ていてくれたお二人(左側)。



 で、トコトコ早足で十勝岳へ向かっていくと・・・。

 今度は若い男性2人が登山道の傍らで寝ころがっています。
 「ほ~う」と思ってそばに寄ると、青空がきれいなので見ていたとのこと。
 それはいいですね、ってお話して、今日はどこまでって聞かれて、富良野岳まで行って自転車で車に戻るとか話して・・・。
 「実はブログやってるんですが」と言うと・・・。
 「あっ、そのブログ見たことある!30Kmとか歩く人でしょ!」言われます。

 珍しいことに、また読んでくれてた方がいました。
 ぴよしろう、感激です!
 ・・・今日はいい日だ!
 オキタさん(だっけ?)、写真撮り忘れたけど、また見て下さいね。
 あ、あと・・・下ホロカメットクと富良野岳間違いました・・・すみません。
  
 で、その後はズルズル滑る火山礫に苦しみながら・・・
 そして途中で追い越した若いねーちゃん負けないように、無理にキビキビ歩いて(笑)十勝岳に向かいます。



 十勝岳には13時11分到着。


 
 さすがたくさんの人がいます。
 人気の山ですね。
 で、全体の2/3くらい進んだので、ここで大休止をとることにします。

 風当たりの少なそうな岩陰でラーメン作っていると・・・そばで同じようにガスでお湯を沸かしているお2人が。
 
 あちらはコーヒーの様子で、今日は暑いので結構水分を消費しちゃったんですよね、と話すと・・・。
 なんと、「水たくさん持ってきたからあげますよ」とのこと。
 ええっ、いいんですか!
 それも、まだ氷が浮かんでるめちゃめちゃ冷たい水です。
 うあわ~!ありがとうございます。
 
↓美瑛から来たお2人。奥さんすごくきれいな方でうらやましかったですね。ええ。



 美瑛町、万歳です!

 で、30分ほど休憩した13:40、出発です。
 十勝連峰、まだまだ先は長いです。

↓一番右が富良野岳。・・・遠い・・・。



 今日はいろんなところで楽しくお話できて、ほんといい日です。
 でも、ゆっくりしてたらだんだん余裕がなくなってきたので、ちょっと先を急ぎます。
 
 上ホロカメットク避難小屋に14時15分着で、トイレタイム。
 上ホロ山頂には14時33分着。



 ここでは休まず進みますが・・・途中の景色は堪能させていただきます。

↓上ホロのあたり。なんともいえない景色です。



 上富良野岳に14時45分着。
 


 ここも休まず、三峰山へ。
 
 ちなみにぴよしろう、三峰山きらいです。
 3回も上り下りしなくちゃいけません。
 はぁ、しんど。

 三峰山頂には15時16分着。



 山頂では休まず進みますが、しばらくしてちょっと休憩とりつつトコトコと富良野岳を目指します。

 で、遠い遠いと思っていた富良野岳も、歩いてるといつのまにかもうコルに。
 人間の足ってたいしたもんですよね。



 でも、山頂の方は雲がかかって見えません。
 もう疲れたし、つまんなさそうだし、実はもう嫌になりましたが・・・全山縦走なので我慢して・・・行きます!

 そして予想通り雲の中で何も見えない山頂(涙)には、16時38分着。



 最後、総まとめ的に南端の富良野から十勝連峰全景を見たかったのですが残念です。
 でも下山途中で原始ヶ原というんでしたか、そっちの方は見えました。
 あっちの方もいつか行ってみたいですね。


 
 さて、あとは約2時間ひたすら下れば終了です。
 
 もう薄暗くて誰もいない登山道を熊鈴を鳴らしまくって、最後にちょこっと走って、18時36分、凌雲閣に到着。
 39分が日没なので、日没ギリギリの到着です。

 まずはカルピスウォーターを飲んでしばし休憩しますが、気温の低下と濡れたTシャツ、そして疲労から震えが来ます。
 低体温症みたいな感じですね。

 で、長袖シャツを着て、ジャンパーを着て、さらにカッパを着て・・・しばらくすると落ち着きました。
 そして折りたたみチャリ、オレンジ号を組み立て、19時6分、今度は白金に向けて出発です。



 バーデンかみふらのまでは激しい下りで全力のブレーキング。
 そこからちょっと向こうから吹上温泉までは登りなので、約1.5Km、ひたすら自転車を押します。

 正直、なんでこんな過酷なことしてるんだろうと思ったりします。
 きっと、どMなんですね、自分(笑)。

 まあ、その後は基本下りなので、グライダー気分の滑走で白金へ。
 最後はちょっと登りもありますが、約1時間たった20時13分、白金ゲートに到着。
 
 楽しかったけど、やっぱり疲れた歩き約35Km+チャリ14Kmの旅でした。


 GPSトラックです。
 オプタテシケ行く途中、GPSの電源が30分ほど切れて、コースが直線になって距離がちょっと少なめになってます。
 赤が歩き、青はチャリです。



↓歩きのグラフ。



↓チャリのグラフ。



 今回は軽量化のためにスポドリを前回より0.5L減らしたのですが、失敗。
 気温を考えて水の量を決める必要がありますね。
 で、今回の低体温もどきの震えもあり、ツェルトやガス、カッパなど、防寒用品などは絶対省略できないと思いました。
 重いけど・・・。

 で、前日の睡眠時間が1時間だったので、もう眠たくて運転の途中で仮眠をとりまくりで、自宅到着は1時半でした。
 最近、前の日1~2時間睡眠ですが、これも改めないと危ないですね。

コメント (6)
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十勝連峰全山縦走(日帰り) 平成21年8月7日(金)

2009-08-08 18:46:48 | 十勝連峰・夏山
 昨年の8月に十勝連峰を縦走してから、ずっとやりたいと思っていました。
 十勝連峰の登山道のある山々を1日で歩き切るという、相当強引な企画です
 先週の幌尻で体調も戻ってきたような気がするので、ついに決行することに。

 前日は子どもとルスツ高原の遊園地に行き、歩きまくり&乗りまくりですごく疲れました。
 なのでしっかりと仮眠をとってから出発しようと思っていましたが、やはりいつものように少ししか眠れません。
 でもまあ、1時間半は寝たのでよしとして早めに出発することにします。

 ガソリンを入れたり、食料を買ったり、ビールを買ったり(笑)。
 しっかり準備して十勝連峰へ向かいます。

 まずは、夜中の2時30分に下山する予定の十勝岳温泉の駐車場に、折りたたみ自転車を置きます。
 別な登山口から登るので、帰りはこれで、駐車場所へ向かう作戦です。

↓折りたたみ自転車シルバー号(自宅にはオレンジ号もあります)


 次に白金登山口へ。
 ゲート前に車を止めて準備し、まずはビールを500mlいただきます。
 今日は車に戻ってくるのは16~17時間後です。
 なのでいくら飲んでもOKです(笑)。

 予定よりほんの少し早いですが、3時23分、もう一本ビールをあけて飲みながらの出発です!!
 ゲートからしばらくは舗装道路歩きです。
 それが終わって、登山口に着くころに明るくなるように計算してこの時間の出発です。

 で、前日考えた今日のスケジュールがこれです。

 3:30 出発
 6:45 美瑛避難小屋
 8:30 オプタテシケ
10:30 美瑛避難小屋分岐
11:30 美瑛富士
12:30 美瑛岳
14:30 十勝岳
17:30 富良野岳
19:30 十勝岳温泉

 かなり厳しいスケジュールです。 
 十勝岳温泉到着時には真っ暗になる予定です。
 これより多少でも遅れたら下山途中で暗くなって、相当危険になります。
 遅れないようがんばらなくては・・・。
 
 熊やおばけにビビリながら(マジ怖いです)、真っ暗い道路を30分弱歩くと登山口に到着、記帳します。



 さらに20分弱歩くと、林道終了、登山道の始まりです。
 天気がいい関係でしょうか、少し前から明るくなってきました。
 今回の予定がタイトなだけに、もうちょっと早くスタートすればよかったとちょっと後悔します。

 登山道は地元山岳会の方(?)が草刈してくれたばかりのようです。



 6月はこのコース、残雪が多くて迷いまくりましたが、この時期はOKです!
 1度だけ岩場で間違いましたがすぐに復帰。
 岩が多くてペースが上がらない場所なんかも結構ありますが、ペース配分に気をつけながら淡々と進みます。

 途中、1箇所雪渓を渡る場所が。
 tarumae-yamaさんが前に練乳を持ってきて雪渓の雪を食べた、という話を思い出します。
 もうすでに暑いし、ちょっと掘ったらきれいな雪が出てきたので少し食べてみたりします。
 去年は同じ時期に来ましたが、この辺には雪はなかったです。
 やっぱり今年は雪が多いんですね。



 美瑛富士避難小屋に到着。
 時間を見ると6時28分。いい感じです。
 ビールを飲んでちょっぴりだけ休憩、すぐに出発です。

 

 オプタテシケへの分岐点近くでザックをデポすることに。
 水と食料少しをウエストバッグに詰め込みます。

 で、今回は軽量化のため、保冷剤ではなくアクエリアスを凍らせて来たのですが、あらら、もう溶けちゃったみたいです。
 ぬるいビールはまずいので、早めに飲むことにして、もう1本(笑)。

↓正確に言うとビールではなく発泡酒です(笑)。後ろは石垣山。


 石垣山、名前のとおり岩だらけで、めちゃめちゃ登りにくいです。
 ペースあがりません。
 振り返ると美瑛富士と美瑛岳が。登山道がくっきり見えます。



 さて、7時13分、今日最初のピークの石垣山ですが・・・頂上に上がっても標識がありません。
 ん・・・、おおっ、これか?



 すてきな山頂標識ですね(笑)。

 で、オプタテシケ方面を見ると・・・結構遠いですね。
 がんばらなくては!

 

 ふと見ると大雪が雲間から顔を出してます。
 今年は大雪に行ってません。
 次回は大雪にしようかなぁ・・・、などと考えつつ進みます。




 ヘベツ岳には7時45分に到着。
 オプタテシケから帰ってきたと思われる夫婦?に会います。
 はやっ!!小屋に荷物置いてあったのですが、この方たちかな?



 天気いいです!
 で、ヘベツとオプタのコルあたりで、暖かくて眠くなってきました。
 石に腰掛けると・・・眠っちゃいました。

 そりゃそうです。ろくに寝てなくて2Lも飲んだらこうなりますよね。
 でもほんの10分ですが眠ってスッキリ。
 気持ちよく出発します。

↓眠った場所あたり。 

 
 オプタテシケには8時55分到着。



 おにぎりを食べて休憩。
 すると・・・かわいいゲストが。
 シマリスちゃんです。(トリミングしてアップにしてます。)



 で、当初の予定から遅れはじめたので、さっさと出発です。

 ヘベツ、石垣と今来たコースを戻り、10時半過ぎにデポ地点に到着。
 ビールを飲んで、ザックを担ぎ、とっとと美瑛富士へ向かいます。

 途中、アザミのような花に蝶が数匹集まってたので撮影。
 なんか、北海道の夏はいいなぁ、という気持ちになります。



 11時過ぎ、美瑛富士・美瑛・ポンピ沢の分岐点に。
 このあたりが今回の旅の中間地点になります。
 ここでちょっと迷います、というか弱気に。
 もともと無理のある企画です。
 ここまでは常に時間的にギリギリの状況で、なかなか余裕がでません。
 美瑛富士をパスしてとりあえず富良野岳到着を優先しようか、それともとりあえず全部登っておくか・・・。

 すると向いの美瑛岳から男性が下りてきます。
 望岳台~十勝岳~美瑛岳~ポンピ沢~望岳台の予定できたそうです。
 余裕ができたので美瑛富士にも行くとのこと。
 
 そうですか、じゃ、私も行くことにしましょう!(意味不明なノリ。 笑)
 少し休んでから行くという男性に挨拶し、ザックをデポして美瑛富士へ。

 前にも感じましたが、美瑛富士は登りやすい山です。
 11時半過ぎに頂上到着。



 おにぎりをいただき、速攻下山します。

 下山して分岐点に行くと割と若そうな男性がやってきます。
 山慣れした感じの方です。
 以下やりとり。
 男性:「美瑛富士登られたんですか。どちらからですか?」
 自分:「白金のゲートから入ってオプタテシケ折り返して来ました。」
 男性:「このあとは望岳台ですか?」
 自分:「このあとは全部の山を縦走して富良野岳まで行ければと思ってます。十勝岳温泉に自転車を止めてあるんです。」
 男性:「一泊ですか?」
 自分:「日帰りで。」
 男性:「う~ん、オプタテシケまで行ってきただけでも十分すごいんだけど。間に合わないんじゃないかなぁ。
     まぁ、最悪上ホロ小屋で泊まればいいかなあ。」
 自分:「ツェルトやブランケットも持ってきてるので、どこでも泊まるつもりで行こうと思ってます。」
 男性:「あまり無理しないでくださいね。」

 う~ん。
 やっぱり無理かなぁ・・・。またちょっと弱気になります。

 もし時間的にだめなようなら上富良野岳あたりから下山しよう。
 そう思い、気を取り直してとりあえず美瑛岳へ向かいます。

 美瑛岳、前回も思いましたが岩だらけで登りにくい山です。
 そして先月、女性が亡くなった山なので冥福を祈ります。

 12時40分美瑛岳頂上に到着、最後のビールを飲んですぐに出発します。
 


 美瑛岳を出てしばらくして十勝岳が見えますが、相当遠い感じです。

 間に合うんだろうか・・・。
 ちょっと焦りを感じながら、少しペースを上げることに。

 確か前回美瑛から十勝岳は2時間。
 でも歩けど歩けどまだまだという感じです。

 雪渓が意地悪そうにアッカンベーをしてるように見えます。

↓左上の一番奥の尖った山が十勝岳。中段左がアッカンベー雪渓。(命名ぴよしろう 笑)


 途中、「美瑛岳~十勝岳」の標識がやたらたくさんあります。



 1時間くらい歩くと、3人のパーティーが休憩中。
 すごい大荷物です。
 自分:「すごい荷物ですね。大雪まで縦走ですか?」」
 男性:「いや、美瑛までだ。」

 ありゃりゃ。はずしました(笑)。

 このあとは登りがきついとよ、と言われましたが、そのとおりでした。
 急斜面に火山礫で滑ります。
 泣きながら一歩一歩進みます。

 まったく木も草も無い月面のような風景が続きます。

↓途中、日本地図のような雪渓が。


 長い長い月面のような風景を通り抜けて、いよいよ十勝岳です!



 西部劇の砦のような岩場をゆっくり登り、14時44分頂上に。
 くはぁー、ちょっと疲れてきました。

↓頂上。標柱はありません。別に何か書いてある大理石の柱はありますが。


 またおにぎりをいただきます。
 今日はおにぎりもビールもたくさん持ってきました。
 ちなみにビール3L飲みましたが、8時間かけて飲んだ上、最後に飲んでから8時間後に運転予定ですのでご安心を。念のため。

 さて、まだ遅れ気味です。
 ゆっくりはしていられません。
 歩きやすいところは早足で登山道を進みます。

 前方の景色を見ると・・・十勝の山並みはまだまだ続きます。
 急ごう!



 30分ほどで上ホロ避難小屋に。
 あれ・・・なんか去年と違う感じ。新しくなったんだろうか?
 まあ、いいや。(笑)。
 外で2人くらい作業しているのが見えますが、先を急ぎます。


 
 15時30分、上ホロカメットク到着。



 ・・・少し前から雲でまわりが見えなくなってきてます。
 ちょっと休憩して水分とか補給。

 雲の中、ひたすら先を急ぎます。



 ・・・で、雲の中、あまりに急いで上富良野岳、山頂標識見落としました・・・。
 そのときは全然気がつきませんでしたが・・・。

 そして三峰山に16時7分到着。



 このあたりで上富良野岳ってどこだったかなぁ、とか思い始めます。
 
 雲が晴れると、この先まだ続きの山がたくさん見えます。
 富良野岳、どれだっけ?
 焦りつつ前へ進みます。



 どんどん進み、岩の細尾根を越えるとちょっとした平原が。
 その向こうの山の中腹にテントのようなものが見えます。
 


 近くまで行くと3人の方がテントの前で食事中。
 上富良野岳はどこでしたっけ?とたずねると、女性の方、親切に教えてくださいました。
 ・・・やっぱりとっくに過ぎてました。写真撮り忘れ残念!!
 まあ、基本的に通過はしていて、全山縦走には違いないからいいことにします。
 地図持ってきて全然使わない自分もどうかと思ったりしますが。
 まあ、急いでいたので。

 最後の富良野岳、分岐点にザックを置いて出発です。
 さすがに足が重くなってきました。

 17時10分、ついに富良野岳到着。
 十勝岳すら既に遥か彼方です。



 とりあえずは終点。
 少し休んでゆっくり下りましょう。

 富良野岳から下山する途中、お花畑がすばらしいことに気付きます。
 


 やっとまわりを見る余裕がでてきました。
 ザックのデポ地点で最後のおにぎりを食べ、途中で暗くなるでしょうから、ヘッドランプを出します。
 テントの中の方に一応方向を確認して、十勝岳温泉へ出発です。

 雲がきれいです。
 

 
 GPSと地図を確認しながら歩きますが、十勝岳温泉までは相当な距離があります。
 登山道も意外と歩きにくく、疲れた体には厳しいものがあります。
 もう集中力が切れかかっているので注意して進みます。

 もう少しで暗くなりそうな19時少し前、林道?に入る手前の渡渉地点に到着。
 良かった・・・。
 明るいうちに危険な地点はすべて通過できました。
 あとはこの道をまっすぐ歩くだけです。


 
 無事に下山してこられた安堵感で夕焼けがきれいに感じます。



 19時20分、十勝岳温泉に到着。
 やった!!
 十勝連峰全山縦走(日帰り)達成です!!
 スポドリを買って暗闇の中で休憩します。
 うまいなぁ・・・。

 さて、ここからあと12Kmくらいでしょうか。
 白金まで自転車です。
 疲れた体に鞭打ち、スタート。
 ほとんどが下りなのですが、暗くて怖かったです。

 特にシカ。
 突然現れ、「ピ~!」とか叫びます。ビビリます。
 まあ、むこうはむこうでビビッてるんでしょうね。
 子鹿だし。
 「おかあちゃ~ん!変なのがいたよ、怖いよ~!」
 という感じでしょうか(笑)。

 途中望岳台あたり、キャンプしていると思われる何人かの子どもたちに「頑張って~!」と応援されました(笑)。
 「ありがと~!」

 白金のゲートには20時40分到着。

 帰りは眠くて眠くて、休み休み運転して自宅到着は午前1時でした。

 GPSデータです。
 35Km以上あったようです。
 途中は焦りまくりで余裕ナッシングでしたが、達成感はありました。
 よかった~!!!




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十勝連峰日帰り縦走(平成20年8月10日)

2008-08-12 16:27:38 | 十勝連峰・夏山
 前から考えていた十勝連峰の日帰り縦走。
 天気がよさそうなので思い切って行くことに。

 家を3時40分に出発。
 十勝岳温泉に6時少し前に到着。
 準備して6時ちょうどに出発。
 今日は、新品の登山靴を履きます。
 足が痛くならないか少し心配です。

 なんて天気がいいんでしょう!
 景色が目に飛び込んできます。




 今日歩けることがめちゃめちゃうれしいです!
 途中、あった方と立ち話。天気がすばらしいことを喜び合います。
 今日は山から下りたくないという気持ちです(笑)。
 1時間ほどで富良野岳頂上へ到着。



 とりあえず、景色を見ながらビールを飲みます。
 ちょっと寒いですけどおいしいです!

 これから向かう十勝岳方面がよく見えます。
 登ってきた年配の方と美瑛岳方面まで行きたいことを話すと、「今日はいけますよ。」と言ってくれました。
 なんだかいけそうな感じがしてきます。



 富良野岳を後にし、三峰山へ向かいます。



 すばらしい景色にあてられて(酔ったから?)、歩けることを神様に感謝する気持ちになります。
  少しずつ変わる景色を楽しみながら歩きます。



 三峰山に到着。8時45分。



 下界も良く見えます。



 途中、若い男性2人組と話します。
 この天気はここではしばらくぶりとのこと。
 ここ数日はガスっていたらしいです。



 約3時間半で上富良野岳へ到着。



 富良野岳方面を振り返ります。
 これもめちゃきれい。



 上富良野岳を出発してまもなく、足がつります。
 左の太もも。
 酒を飲んで調子に乗っていたらこれです・・・。
 ストックで足をカバーしながら、なんとかがんばります。

 とりあえず景色を楽しみながら無理せず進むことにします。



 上ホロカメットクに到着。10時前。



 少しペースを落としながら進みますが、太ももが厳しい状態になってきたので、上ホロカメットクを過ぎて大休止。
 ビールとおにぎりでゆっくりします。

 しばらく休むと良くなった感じなので再出発。
 上ホロ避難小屋に立ち寄ります。



 上ホロから十勝岳まではけっこうあります。
 のんびり歩きます。
 少しずつ十勝岳が近づきます。



 上ホロから1時間で十勝岳に到着。



 お昼どきで人出もピークな感じ。
 十勝岳は人気の山のようですね。



 おにぎりをひとつ食べて、少し休憩して出発。
 振り返ると、まるで西部劇の砦のようです。



 このあとはしばらく月面を歩いているような感じ。




 とりあえず、美瑛岳を目指して歩きます。



 美瑛岳に行く途中、道を間違います。
 裏側から行こうとしてしまいます。
 20分程度のロス。



 やっとなんとか美瑛岳へ。1時少し前。
 天気が悪くなり、気持ちも少し萎えてきました。
 美瑛富士へは・・・どうしようか迷います。

 

 しばらく考え、やはり行くことに。
 真っ白なガスの中、美瑛富士へ向かいます。
 ガスの中少し山の下のほうが見えます。



 美瑛岳から1時間で美瑛富士に到着。13時45分。
 さて、ラーメンタイムにましょうか。



 さて、チャレンジはここで終わり。
 よくここまで来たものです。
 ここからは望岳台へ向けて帰路に就くことに。
 山は登らないが、帰るまで相当な距離を歩く必要があります。
 
 3時間くらい歩いて、やっと望岳台が見えるあたりへ。
 夕暮れが近い感じです。



 望岳台のそばで、ゆっくり歩く体格のいい女性を見かけます。
 こちらがコーヒータイムを取っていると白銀荘へ向かっていきます。
 同じ方向へ行くようです。
 休憩を終え、自分も白銀荘へ向かいます。
 先行したした女性には追いつきませんでしたが、富良野川のところでその女性を待っている方に会います。
 なかなかその女性が現れないので困っているらしいです。
 話を聞くと、地元の山岳会の方。
 地元の方でも迷うことあるのかなあ。
 まあ、仲間もいるようなので、自分は最後の歩きに気合を入れることに。
 吹上温泉に6時到着。
 また山岳会の違う方にいなくなった方の状況を聞かれます。

 ここからは舗装道路をてくてく。



 思ったより舗装道路歩きは長かったです・・・。
 途中で完全に日没。



 車に着いたのは7時半。
 13時間半ぶりです。
 
 疲れたけど充実の1日でした。
 車から富良野の夜景が見えました。
 登山帰りに夜景を見たのは初めて。
 ケンタッキーに寄って、途中の自販機でコーラを買います。
 自販機のそばでカブトムシのメスとクワガタのオスを拾いました。
 うれしいお土産ですね(笑)。
 10時過ぎ自宅に到着。
 長い1日だした。

 行程図です。30Km以上あります。



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前十勝(千春沢) 平成20年5月17日(土)

2008-05-18 19:59:07 | 十勝連峰・夏山
3時17分自宅を出発、ローソンでお買い物。
吹き上げ温泉5時35分着。
今日も途中の道で鹿を見ます。最近は必ず見ますね。増えてるのかなあ…。

トイレと準備に手間取り6時5分出発。
地図入りGPSを見ながら移動すると…、おお、こっちのようです。
キャンプ場に向かって左側に林道のような登山道があり、そこを進みます。
残雪が道の半分を覆っている感じです。
水溜りを避けて、雪の上を歩くようにします。

しばらく歩くと、碑と小屋が。
そこからは残雪の細い登山道が続きます。



水音が聞こえるようになると、富良野川渡渉地点です。
流れは速いが川幅ほそれほどないので、大丈夫。



GPSを見ながら、千春沢の下部に入り上っていきます。
前十勝がよく見えます。
見る限り中腹から上の雪は大丈夫そうですが、
沢の下部ではすでに数箇所で雪が消えています。
下りではスキーは何度かはずさなくてはいけないかなあ・・・。
仕方ないか。



それでも少し上ると少しずつ雪のエリアの幅が増します。
気持ちよく滑れそうな感じです。
どんどん上るとりっぱなゲレンデ登場です!



朝早いので雪がクラストしており、軽アイゼンを装着。
付けるとやっぱりかなり楽です。
暑いので半袖になります。
けっこう急な斜面です。



2時間で沢の最上部地点に到着。
上部は岩だらけである。ここから上はスキーでは無理。
ちょっと休憩し、考えてからザックとスキーをデポ。
軽装で頂上へ向かいます。



頂上へ行くと、噴煙がすごいです。
ごぉーっ、という音付きなのでちょっとびびりますね(笑)。



なぞの観測器具も設置されていますね。
(看板みたいなのは太陽電池パネル。)



となりの三段山や奥の十勝岳も美しいです。




十勝岳へ行きたい気持ちに駆られましたが・・・、
火口と火口の間の狭いエリアを通過することになるので、
なんか恐ろしくてやめます。

ということで下山。
デポ地点へ戻り、スキーにワックスを塗り、おにぎりを食べます。
時計を見ると、もう9時を過ぎています。
さて、味わって滑ることにしますか!

滑り始めると、モナカ雪でターンのたびにスキーが沈みます。
高速でパラレルしたとき「あっ!」。
トップが雪に沈み、突き刺さって前転…。
しくしく…。
ここからはトップを浮かしたウエーデルンに切り替えます。



下りは、早いものであっという間に沢の下部へ。
ブッシュが増えてきました。



最後の方は、雪も途切れて頻繁にスキーを脱いで歩くことに。



沢の最下部は富良野川とぶつかります。
スキーと前十勝の記念写真を撮りました。



スキーを片付け、ザックにくくり付けて、吹上温泉へ。
駐車場到着は10時20分。

今日は多少ゆっくりしてOKなので、帰りに無料の吹上温泉露天風呂に入りました。
北の国からで宮沢りえが入った風呂だという話。
水着やワンピース(普通の服)を着たおばさんたちと混浴ですた。(T_T)
でもあったまったのでよしとします。
10:48出発
富良野ケンタッキーに寄り11:10出発。
自宅到着13:04。
少し遅れたけど、一応今日も半日登山でした。

GPS。ずいぶんごちゃごちゃしてますが、上の方が今回。下は三段山のログ。


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