ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

紋別岳 10月のスキー 平成22年10月30日(土)

2010-10-30 17:59:15 | 支笏湖周辺・冬山
 ぴよしろう、前日にバーボン飲み過ぎたのか、朝8時まで起きれませんでした。
 そしてその後もいまいち調子出なくてダラダラ。

 で、昨日のtarumae-yamaさんのブログに紋別岳に雪が降ったと言う記事があって、スキーしたくてウズウズ。
 さらにすづきさんの日記を読むと、雪の中歩いてきたとか書いてあって、さらになんかうずうず(笑)
 結局10時半頃にスキーを持って紋別岳に出発です!

 支笏湖畔を通ると、風不死と雪の樽前がきれいです。



 で、登山口には12時前に到着。
 ・・・あんまり雪がありません・・・スキーは大丈夫でしょうか・・・?
 ちょうど下山してきた女性がいたので聞いてみると、半分から上はスキー使えそうな様子とのことです。

 う~ん、ちょっとテンション上がってきますね!
 今日は麦汁なしで準備して(涙)、12時11分、出発です。

↓出てすぐ振り返って。駐車場はいっぱいでした。



 最初は雪はあまりありませんでしたが、15分ほど登ると少しずつ道路に雪が出てきました。



 で、中盤を過ぎたあたりさらに増え、道が少し狭くなる標高650mあたりから、もう完全な冬です。



 踏み跡があったので、道路をはずれて電線下を進みます。



 振り向くと支笏湖が・・・きれいです!



 そして急斜面を進むと、久々の山頂が。



 山頂には1時間2分かかった12時13分に到着。
 ソフトタイプとはいえ、スキー靴で登ったにしては早かったです。
 先週の羊蹄山2往復の効果でしょうか(笑)
 なんかこのタイムみると・・・もうちょっと急いだら1時間かかんなかったんだなあ・・・とか。
 まあ、早くても意味はないのですが。

 で、山頂からの景色はやっぱりいいです。

↓恵庭岳側。



↓樽前と風不死。



 山頂には若い方のグループと、単独の男性1名が。



 今日はそちらとは絡まず、ちょっと休んでから下山することにします。

 で、スキーを履いて道路を進むと・・・参りました。
 トレースのないところは傾斜がないので抵抗が大きくて滑らず、トレース上は一応滑るけど狭くてガタガタ。
 めちゃめちゃ滑りにくいです。

 まあ、文句を言ってもしょうがないので、休み休みガタガタの踏み跡を滑ります。



 途中、空沼が見えました。
 あ~、いいなあ!
 この冬もまた行きたいですね。



↓ちょっと雪が浅くて傾斜のあるところではトレースから外れてみますが・・・すぐ失速します。



↓久々登場のGASPOのショートスキー。

 

↓なぜか駐車してる車が・・・。よくここまで来たものです。



 標高650mまで下りたあたりでアスファルトが出始めます。
 しつこく滑っていたら、スキーが「ガリッ!」とかいったので焦って終了。

↓こんなに雪が少なくなるまでしつこく滑りました。



 ここからはスキーをザックにくくり歩きます。

 明るくて、ちょっとだけ紅葉も残っていて、きれいで気持ちいいです。
 ここにきて「来てよかった」感が。



 登山口駐車場には14時17分に到着。
 往復2時間6分かかった計算です。
  
 なんかこのタイムみると・・・もうちょっと急いだら2時間かかんなかったんだなあ・・・とか。
 まあ、早くても意味はないのですが。 ←リピートしてみました(笑)

 短い時間でしたが気持ちのいい山行でした。

 紋別岳、やっぱりお手ごろでいい山です。


 GPSトラックです。



※行き方・・・支笏湖温泉街の札幌側のはずれの山側に看板があります。その急斜面をちょっと登ると駐車場が。





 今日はまともなスキーじゃなかったけど、楽しめました。
 もう、これからめちゃめちゃ雪降ってほしいですね!
 
 
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塩谷丸山 焼肉&チワワ登山 平成22年10月23日(土)

2010-10-26 03:33:05 | 小樽積丹方面・夏山
 N野君と山に行こうという約束すると、なぜかいつも天気が悪くてアウトです(涙)
 で、土曜日あたりに天気よかったら行こうかって話をしてて、前日夕方に電話すると明日行きますとのこと。
 あとN野君と仲のいい、やみぃ嬢も行くことに。(以下男のみ敬称略)

 行き先は、前日が羊蹄山2往復だったので、あまりきつくない山ってことで塩谷丸山に決定。
 そしてきつくない山ならブン吉も一緒にってことで、3人+1匹で北広島を9時半出発。
 やみぃ嬢が運転なので、ぴよしろうとN野は朝から車中で麦汁飲みまくり(苦笑)

 高速を使ったんですが、のんびり買い物したりして登山口には11時頃到着。
 麦汁飲みながら準備して11時14分出発です!

 以下、五七五形式で(意味なし 笑)

↓ 麦汁を 飲みつつみんなで 出発だ


↓ 名簿には 必ず記入さ よいこなら


↓ 途中での 麦汁補給は 欠かせない


↓ 台地では きれいな海が 待っていた


↓ 腹減った あの丘の上が 山頂だ


↓ 山頂の 若い2人は いい感じ! (12時46分着) 


↓ ブン吉君 社でだっこ よかったね


↓ 2人して 岩の上で 撮影会



↓ 山頂の 焼肉やっぱり 最高ね


↓ 肉食って 麦汁飲んで 死にました(笑) 


↓ 下りるのは なんだかちょっと 名残惜しい


↓ 青い海 また見に来るよ 次スキー! 


↓ 下山時も よいこはやっぱり 名簿記入


↓ ブン吉君 君はりっぱな 山チワワ(笑)


 ということで、怪しい五七五は終了(苦笑)
 15時19分に下山しました。

 そして帰りはお風呂に入ろうってことで、小樽の朝日湯へ。(小樽市緑2丁目2−10)
 ラドン温泉とか、海地獄温泉(謎)とかに入った後、N野と水風呂に年甲斐もなくきゃーきゃーいって入りました。
 
 で、上がったらやみぃ嬢が朝日湯のご主人とお話し中。
 ご主人も山に登ったりするそうです。



 思いがけず玄関でいろいろと楽しく山の話などをさせていただきました。
 
↓ぴよしろうのブログをみるご主人。ちなみにマック使いでした。


 これからは小樽方面の山にいったら朝日湯に寄ろうってことに。
 ご主人よろしくお願いしますね!

 
 GPSトラックです。



※行き方・・・JR塩屋駅の余市側の道から線路を渡ると案内看板が。丸い北ガスタンクに向ったあと山側に。






 塩谷丸山、年1回は焼肉したい山ですね。

 
 

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羊蹄山 御来光&2往復(倶知安コース+京極コース) 平成22年10月22日

2010-10-24 11:00:02 | ニセコ・夏山
 羊蹄山・・・20代前半に一度真狩コースから登って以来です。
 もう24、25年くらい前のことです。
 その時は下りが長くて長くてほんとに嫌気が差して、そのイメージがあってずっと避けてました。
 でもまあ、そろそろ行ってもいいんじゃないか、いや行かなきゃ・・・と思い、今回御来光登山してみることに。

 で、またまた今回も諸般の事情で遅くなって、倶知安(ひらふ)コース登山口の駐車場に到着したのは0時30分(汗)
 そこから1人寂しく麦汁パーティーを開催し、1Lほどいただいてちょっと寝ようとします。
 ところが、たった30分ほどウトウトしただけで目が覚め、もう眠れません。
 ああ・・・また睡眠不足登山です(涙)
 
 でもまあ、よく考えると標準で登りが5時間の山です。
 ゆっくり登ればちょうどいいので、また麦汁をいただきながら準備して、2時11分出発です!
 
 酔っぱらいながらへろへろ進むと、しばらく歩いてやっと「2合目」の標識が。

↓標識の向こうに倶知安(?)の夜景がきれいでした。写真へたでちゃんと写ってませんが。



 今日は月が明るくて、ヘッドランプなしでも登れそう。
 先が長いので、極力疲れないようのんびり登るようにして、2時間半ほど歩いた7合目で麦汁休憩にします。

 で、夜景を見ながら誰もいないのをいいことに、いろいろ怪しいこと大声で叫んじゃいました。 ←ストレス解消&内容秘密
 すると・・・げげっ!
 後ろから若いにーちゃんが来ました(汗)

 にーちゃん「・・・こんにちは。日の出見るんですか?あと1時間ちょっとですよね」
 ぴよしろう「ええ、でもまあてきとうなので。だいたいのところで見れればと・・・」←不審に思われてないか不安で変な受答え
 にーちゃん「僕はやっぱり山頂で見たいんで間に合うように行きます。」

 う~ん・・・確かに山頂で見た方がいいかな・・・と思い、ここからちょっとだけスピードアップします。
 で、9合目あたりでだいぶ明るくなり、外輪山に出るともう水平線からオレンジ色がにじんでいます。



 山頂には日の出の11分前の5時46分に到着。



 さっきのにーちゃんがいて、お話しながら御来光を待ちます。
 日の出前のオレンジがきれいです!
 


 そして・・・みるみる太陽が・・・!



 ・・・堪能させていただきました。

 で、にーちゃんですが、千葉から自転車できたそうです。



 なんでも「ねぶた祭り見に行く」と親に告げて、そのまま3ヶ月だとか(笑)
 忙しかった勤めをやめて、なんかいろいろやってみたくて旅を続けているそうです。
 ・・・いいなあ・・・うらやましい!!
 登山は斜里岳が初めてで、登ってみて「山もいいな・・・」と思いトレッキングシューズも買ったとか。

 で、にーちゃん、これから真狩に降りて豆腐を買って(笑)、それからまた登り返して倶知安コースに下りるとのことです。
 ・・・ってことはこの人も2往復です。
 ちょっと驚きました。
 自分もこれから京極か喜茂別かに下りてまた来ようと思ってることを話し、自分は先にお鉢を回ることに。

 外輪山、ちょっと険しいので、ゆっくり回ります。

↓羊蹄山の影が



↓大きななケルン



↓遠くまでよく見えます!


 
 真狩分岐を過ぎたところでまた千葉のにーちゃんに会います。

 にーちゃん「また倶知安に下りるんなら、あとでまた会えますね」
 ぴよしろう「う~ん、でも自分のろいのでだいぶ遅くなるかもしれないから・・・どうかなあ」
 とか話しながら、またバイバイです。
 


 で、遺跡のような元の避難小屋跡を見て、ぐるりとお鉢を回ります。



↓大きなケルンがいくつもありました。



 約1時間でお鉢を一周してから、7時4分に京極コースへ下りることに。

 京極コース、少し雪がありました。



 下りでは6人ほどすれ違い、ちょっとずつお話させていただきました。

 で、下り・・・やっぱり長いですね。
 飽きて疲れてきます。

 8時51分、林を抜けて看板がたくさんあるところに出ます。



 ここがスタートかな~、と思い休憩。
 最後の麦汁をいただきます。
 今ならたぶん、帰るまでに7時間以上の時間を空けられます。
 うまい!

 そしてここ・・・なんかめちゃめちゃ景色いいです!
 山頂より気に入ったかも(笑)



 で、10分ほど休憩して満足したところで2度目の山頂に向かって出発です!
 
 明るい森の中を気持ちよく進みます。
 ふと足元を見ると落ち葉がたくさん。



 落ち葉のじゅうたん、柔らかくっていい感じです。

 2回目の登り、1回めと違って景色が見えるのはいいんですが・・・単調で長すぎです(苦笑)
 そして思ったよりキツイですね。

↓こんな感じの登山道が続きまくる感じです。


 
↓上の方に行くと・・・めちゃめちゃ寒いけどちょっときれい。



 外輪山には12時10分、3時間ちょっとかかって到着。
 
 コースの標識のあるところで京極コースの下りで会ったお2人にまた会います。
 で、この標識を見ると、自分は倶知安コースから登ったのに「倶知安コース」という表示がありません。
 で、恥ずかしい話ですが、お2人にきいてみると、倶知安コース=ひらふコース、ということを教えていただきました。
 ありがとうございますm(_ _)m

↓ニセコの某温泉にお勤めだというお2人。誰かが置いていった雪だるまと一緒に。



 2度目の山頂に向いつつ外輪山から改めて下を見ると、その高度感に圧倒されます。



 途中、山頂直下で休んでいるちょっとかっこいい感じの方がいてちょっとお話し。



 で、その方に「このあいだ天狗山に登りませんでした?」と尋ねられちょっとびっくり。
 10月2日に定山渓天狗山を下山して余市岳に向かう途中、林道ですれ違ったようです。
 ずいぶん朝早くだったので覚えていたと言いますが、めちゃめちゃ記憶力いい方だなー、と感心します。
 ・・・それとも自分が怪しい雰囲気をかもし出して目立っていたのか(笑) ←たぶんこっちか 

 そして2度目の山頂には12時24分到着。



 山頂には京極コースですれ違った女性2名が。
 
 そういえば千葉のにーちゃんは来たかなあ・・・と思い、先ほどの方や女性2名に聞くと知らない様子。
 もう下山したかなー、とか思いつつ、15分ほど休憩した12時40分、自分も下山することに。
 16時半が日没なので、もう明るいのはあと4時間程度です。
 
 また旧避難小屋の方に向い、倶知安コースを下っていくと景色いいです!

↓倶知安の街



↓ニセコアンヌプリ

 
 
 樹林帯に入ると暖かくなってきました、
 今日は行動時間が長いので自分ではもう夕方の感覚ですが、まだ2時前です。
 寂しいのでFMラジオを聞きながら歩きにくい登山道を下りていきます。

 で、3時を過ぎたあたりから疲れも出て、だんだんイヤになってきました。
 休憩したりしながら、もうほんとダラダラ下りていくと、

 「早いじゃないですか!」という声が。

 おおっ!千葉のにーちゃん登場です!
 めちゃめちゃいいスピードで下りてきました。
 ちゃんと豆腐買って来たそうです(笑)
 本人に言わせると「2回目の下りで体力切れましたよー」といいますが、そんなふうに見えません。

 こっからはにーちゃんと一緒に下山。
 ねぶたのお話とか聞いたりして下りましたが、おかげさまで疲れを忘れて自分もペースアップ。
 
↓歩くの早い千葉のにーちゃん。高校は帰宅部だったというのに体力あります。
 


 登山口には15時54分着。山頂から3時間ちょっとかかりました。

 今回自分は名簿記入しなかったんですが、にーちゃんは名簿に記入してました。
 なんでも登山証明書が出るのだとか。 ←本州の人に教えてもらいました(恥)
 
 下山してにーちゃんの自転車とか見せてもらって、自分の車にあった麦汁3本を進呈。
 1日数百円で暮らしてるって言ってたので、たまには飲んでくださいってことで(笑)

 そろそろ函館に行って本州に戻るそう。
 気をつけて帰ってください。
 

 GPSトラックです。

↓クリックすると大きくなります


 京極の登山口、もう500mくらい向こうだったようです。ちょっとズルしちゃったか(笑)




 
 2往復は楽勝!・・・と思ってたらそうではありませんでした。
 天人峡からトムラウシ日帰りよりも疲れました。

 で・・・来年の日の長い時期に3往復にチャレンジしたいと思います。
 各登山口に麦汁たっぷり仕込んでおいてのんびりと。
 そして頂上から朝日と夕日を見る・・・そんなのやりたいな、と思います。
 ・・・それまでにうんと体鍛えておかなければ・・・!

 某山岳会でやってた1日4往復は・・・自分には無理ですけどね(笑)




 
 





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ブン吉とサイクリング&長沼静台 平成22年10月16日(土)

2010-10-18 22:00:52 | その他の道央・夏山
 最近は山ではちょっと調子出なくて悲しい敗退続きです。
 なので、今日はブン吉と北広~長沼を自転車で走り、長沼の静台を軽く歩こうという企画にしました。
 ブン吉・・・傷心の私を癒してね(笑)

 10時30分、いつものようにブン吉を買い物カゴに乗せて出発です!



 ブン吉がちょっとお散歩したそうなので、途中の千歳川のそばの防災センターに寄ります。



 ここ、結構広くて犬の散歩に適してます。
 しばらく散歩したらまたカゴに載せて出発、川を渡って長沼へ。

↓千歳川。こうして見ると、なかなかイケてますね。



↓川を見ているブン吉



 長沼に入ると農村風景がこれまたいい感じです。



 ふと見ると、あらら、ブン吉が震えています。
 ちょっと寒いみたいです。
 古着でぐるぐる巻きにしたら・・・落ち着きました。



 で、途中でコンビニで水分補給(謎)&休憩をとりながら、長沼の街を過ぎて進んでいくと・・・・。
 馬追山、だいぶ近くなってきました!



 馬追の名水には、12時45分に到着。
 カゴから降ろすと、ブン吉、大喜びで走り出しますが・・・まずはせっかくなので名水を飲ませます。
 そして12時50分、ここからは歩いて静台に向かいます。

 長沼の遊歩道、いい感じです!

 

 落ち葉があって、やわらかくて気持ちいいです!

 40分ほど歩いて13時半に静台に到着。
 ご夫婦が休憩中でした。
 
 まずブン吉にはソーセージをあげて、自分は飲み物(謎)をいただきます。
 そして、ベンチの向かいのご夫婦とお話。

 このご夫婦、冬にこの辺へスノーシューで来た時、ツルニンジンの種を見つたそうです。
 ツルニンジンって初めて聞いたんですが、なんでも稀少な植物で、朝鮮人参みたいに薬効があるそうです。
 で、家で播種して成長させ、前に元のところに植えに来たそう。
 今日はその様子見も兼ねているとのことです。

↓写真撮るっていったらちょっと照れたお2人(笑)



 15分くらい休んで、ご夫婦とお別れして帰路に。
 帰りはちょっと駆け足で。
 軽く走ると気持ちいいです!
 急な斜面はブン吉をだっこして駆け下りました。
 そのうち、またここに来て走ろうかな。

 14時20分、名水の駐車場に到着。
 またブン吉に名水を飲ませて自転車に。
 
 ちょっとお話した小さな子どもが「ブン吉バイバイ~!」って言ってくれました。

 今日は暖かくて気持ちいい日です!
 今年はこんなサイクリング日和は最後かもしれません。

 札幌方面の山々が遠くに見えます。


 
 支笏湖の山々もきれいに見えます。



 近所の山、あまり行ってなかったので雪が積もる前に行こうかな・・・と思います。

 天気を満喫して、のんびり帰りました。 



 

 一応GPSログです。
 カシバードとグラフだけ。
 赤は歩き、青は自転車です。







 全行程でほぼ40Km。
 自転車不得意なので疲れました。


 
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定山渓天狗山&余市岳敗退 平成22年10月2日(土)

2010-10-04 00:56:11 | 定山渓方面・夏山
 ぴよしろう、最近酒飲んでばかり。
 あんまり動きたくないお地蔵さまモードに突入中です。

 金曜の8時頃に麦汁をいただきながら、翌日の行き先を考えますが山へ行くファイトが湧きません・・・。
 「明日はブン吉(犬)と散歩かな・・・」
 もう、ただの麦汁メタボおやじです。 ←って前から(笑)

 で、ふと自分のブログを見ると、「藻岩山6往復、忘れていませんよ~」とコメントが・・・。

 ・・・これを見て突然スイッチが入りました!
 自分のテーマは麦汁登山。そして長距離飲酒徘徊でした。
 明日も悪の麦汁軍団と戦わなくては!

 そして、そこで来年にしようと思っていた定天+余市岳セット登山30Kmが頭に浮かびます。

↓これ


 でも、この時期はもう日が短くて30Kmもの長距離山行は無理です。
 が・・・いろいろ考えてみたものの、行ってみたい気持ちが先行したので決定。
 行けるとこまで行くことにします!

 で、登山口には朝5時到着、麦汁を飲みながら準備して5時18分出発です!

 そしてまた麦汁をいただきながらゲートから約30分林道を歩いて登山口に到着。



 定天、滝を巻いたりして結構険しいです。
 何度も道を間違いそうになりながら登ります。

↓ロープのある急斜面。



 靴が壊れてからまだ買っていないので、今日はトレランシューズです。
 足首は保護されませんが、軽いし意外と斜面に食いつきます。

 とりあえずあまり長く休憩せずに、でも長丁場なのでのんびり登るようにします。

↓最後の方のルンゼ。上から見たところ。きょわいよ~!



 山頂には7時24分に到着。名簿記入した小屋から2時間6分、登山口からだと1時間37分かかった計算です。
 で、まずは麦汁です。

 で、山頂標識は小さな角柱に「定山渓天狗岳 一一四四米」と書いてあるだけ。
 こうしてみると、なんかお墓みたいですね。



 しばらくの間、景色をみながら麦汁をいただきます。

↓光るさっぽろ湖



↓百松、烏帽子、神威の方



↓ちょっとだけ紅葉が始まってます
   


 麦汁飲んだら下山。
 帰りはたくさんの人とすれ違いました。

 ちょっとお話して、このブログのことを話した3人組(ご家族?)の方もいましたが、写真撮り忘れました(涙)。

 登山口まで下りると車が3台。



 勝手にゲートを開けて入るとは悪人ですね(笑) ←自分も持ってます。悪人仲間です。

 で、帰りは林道を歩きながらまた麦汁をいただき、すれ違う方に苦笑いされながら駐車場所へ向かいます。



 駐車場所には9時22分到着。
 ここまで4時間4分です。

 で、名簿に書き込んでから余市岳へ行った記録を探すと・・・なぜか途中撤退のような記録ばかりです。
 そしてさかのぼって見ると、8月下旬の雨でどこかが崩れ、通行不可となったとの記述があります。

 う~ん。
 ちょっと迷いましたが、もう麦汁で退路を断たれてます。
 それにもともと行けるところまで行こう、という企画です。
 そして特に余市岳には行けないなどの表示もありません。
 なのでザックに麦汁を補給し、9時31分出発です。

↓余市岳へ向かう林道のゲート。
 


 今日も睡眠はたった2.5時間。
 ちょっと酔いが回ったので、まだ麦汁は1Lありますがもうやめることに。
 へろへろと林道を進みます。

 おにぎりを食べながら50分くらい歩くと・・・林道終点です。
 そして立ち入り禁止のテープのようですが、車止めなのか・・・とりあえず進みます。



 ここからは少し荒れた感じの登山道になります。
 元は立派だったんだろうな、という雰囲気ですが、このままだと廃道になりそうな感じがします。



 で、しばらく進むと・・・登山道が切れてガケになってます。
 ずいぶん急な斜面だなー、と思いつつ、軍手もはかずに左手でロープを掴んで気軽に降りようとすると・・・。

 「あっ!」

 足が滑って一瞬で滑落。
 4m?くらいのガケを転がり落ちて、冷たい沢水がちょろちょろ流れるがけ下にたたきつけられました。  

↓こんなとこ。ちょっとブレて見づらいですが。転落後に撮影。



 ・・・ありがたいことにケガなどはありませんでした。
 ただ素手だったので、ロープとの摩擦で左手の薬指と小指の付根の皮がべろりとはがれました。
 もし、下に大きな岩などがあれば帰らぬ人となったかもしれません。
 危険でした(汗)

 落ちてから気づきましたが、ここが崩壊地のようですね(苦笑)
 これなら通行不可というのもうなづけます。
 GPSログを見ると駐車場所から約5.5Kmの地点だと思われます。

 自分の場合は麦汁の呪いによる完全な不注意でした。
 気をつけなければ・・・・。

 軍手をはいて、手の皮のことは忘れ、再出発です!

 荒れた登山道を藪漕ぎしながらひたすら進みますが・・・結構きついです。
 そして景色はまったく見えなくて、おもしろくないコースです。

 で、滑落から1時間くらい歩いてやっと余市岳の姿が見えました!

↓いい感じの余市岳。



 今の時刻は12時半近く。
 余市岳、近いようでまだ結構遠いなあ・・・と思いつつ、時間配分を計算し始めます。

 GPSを見ると、ここからキレット(稜線の切れ込み)のあたりのキロロからの登山道との合流地点まで約1Kmです。
 山頂まではそこからさらに1Kmで、ここからだと休みなしで往復2時間強、休憩入れると2.5時間くらい。
 ここから駐車場所までは3時間なので、順調に行って午後6時着。
 5時半日没なので、林道で日没となり、到着時には真っ暗でしょう。 
 ヘッドランプはありますし、一応可能ですが、もし・・・なにかあったら・・・。

 そして迷いながら進むと沼が。



 なんかちょっといいもの見つけた感が(笑)

 そこからちょっと進むと、余市岳の方から男の人の話し声が聞こえてきます。
 こんなに遠いのに声が聞こえるんだなあ・・・不思議、と思いながら進みます。
 しばらくしてまた同じ人の声が。
 向こうの登山道、もう近いんだなあ・・・行っちゃおうか、どうしようか・・・。

 すると、ここでabe君から会社の方の親が亡くなったと電話が。

 abe 「山ですか」
 自分 「そう。余市岳の近く。暗くなるまで歩こうか迷ってる」
 abe 「それは・・・やめたほうがいいんじゃないですか」

 う~ん・・・。
 ここで座ってもう一度考えることに。

 で、ふとみると、ストックが曲がってます。
 前に曲げてしまい、直したのですが、これを再度直そうと力を加えると・・・ポキリ。
 


 なんか、「やめろ」っていう声が聞こえたような気がしました。
 もうすぐ山頂で悔しいけど、・・・帰ることにします。  
 
 12時34分、敗退。
 
 長く寂しい道のりを戻ります。
 途中道に迷いそうになったり、小走りで下っていくと枝が出ていて、胸に刺さるように当たって悶絶したり。
 最後は林道で走ろうと思いましたが、ちょっと走っただけで疲れてダメでした。

 この疲労度を考えると・・・行かなくてよかった。
  
 15時27分、駐車場着。
 敗退を決断した場所から休まずそれなりに急いだのにほぼ3時間かかりました。
 山頂に行っていたら、疲れもあって相当遅くなったかもしれません。
 
 7時間くらいたってますが、自覚しない麦汁の効果が残ってるといやなので、また車で爆睡してから帰路につきました。


 GPSトラックです。
 28Km歩いてました。


↓クリックすると大きな地図が。


※登山口は定山渓から豊羽鉱山に向かって約8Km進み、右側。現在はちょうどそこで通行止め。





 今回は疲労感が妙に強くて、家に帰ってからはもう動きたくない地蔵モードに再突入。
 そして翌日も地蔵モード継続中(笑) 

 膝壊してから体力落ちてます。
 情けないです。
 
 それと、このコースからの余市岳、言うまでもありませんがお勧めできません。
 一応。


 
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