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ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

ニセイカウシュッペ・平山・比麻良山 平成23年9月24日(日)

2011-09-29 01:34:57 | 大雪・夏山
tarumae-yamaさん、H原さんと久しぶりに山に行くことに。
ぴよしろう、初めての北大雪です。

自宅にtarumae-yamaさんに迎えに来ていただき、江別の東インターのそばでH原さんと4時に待ち合わせ。
ぴよしろう、登山口まで車中で麦汁を1Lほど飲ませていただきました・・・。
いつもいつもすみませんm(_ _)m

高速を使って白滝で降り、北大雪スキー場の前を通って平山登山口に向かいます。
すると・・・前方から車が戻ってきて、「林道は通行止めだよ」って教えてくれました。
とりあえず行ってみると・・・確かにゲートが閉じられていて、登山口までは4km以上はありそうです。

↓林道のゲート。内側から撮影したので「通行注意」しか見えませんが、ほんとは通行止めです(苦笑)


で、ちょっとどうするか考えますが・・・H原さんの「行きますかー」の一言で決定(笑)
車を止めて準備して、6時27分、ゲート前を出発です。
まずはひたすら林道を歩きます。

で、いったいどこが崩壊?って思っていると、3Km以上歩いてから崩壊地点その1が。

↓この角度ではそうでもありませんが・・・上から見ると川底まで崩れ落ちて・・・ちょっと怖かったですね。


そしてその2・・・

↓20mくらい道路が完全に無くなってますね。復旧できるんでしょうか・・・。


そして1時間以上歩いてもうすぐ登山口っていうあたりで・・・
先行していたH原さんがなんだか立ち止まってますが・・・?

↓立ち止まるH原さん。


どうしたんですかって聞くと・・・「道路にクマがいた。」・・・だそうです・・・。
そして平然と、「灰色の中型のクマだったけど・・・写真撮る前に逃げられちゃった。」と言ってました。
・・・10m位先だったそうですが、恐ろしいことです・・・というかH原さん強過ぎです(苦笑)
林道が崩壊してからのこの2週間ほど、もう誰も来なくてクマ天国だったんでしょうね。

でもまあ、クマが逃げてくれたってことで、その後も笛を吹いて行進続行。
そして7時41分、1時間14分かかって、やっとこ平山登山口に到着しました。
ここまで5.5kmありました(涙)

↓登山口で・・・やっと麦汁休憩ですね。


10分ほど休憩して、平山に向けて出発です。
この登山道、途中で滝なんかを見ながら沢伝いに登って行きます。

↓滝とtarumae-yamaさん。


↓登るぴよしろう。(tarumae-yamaさん撮影)


そしてもう雪のない第2雪渓のところで麦汁休憩。 ←自分だけですが(苦笑)

↓H原さん。この方、歩くスピードむちゃむちゃ早いです!


天気がよくなって、高山らしい景色が青空に映えて・・・いい感じです!



最初の目的地、平山には10時4分着。

↓tarumae-yamaさんとH原さんで記念撮影。


休憩はちょっとで、すぐにニセカウに向かいますが・・・このコースは険しい踏み跡歩きになります。
1811mのピークから途中の通称アンギラスと呼ばれる岩でギザギザの山を抜けるコースです。



ハイマツを漕ぎながら、そして道を間違えながら進みます。
ぴよしろう、藪漕ぎがちょっと好きになったかもしれません(笑)

↓尾根歩きの前半あたりでハイマツを漕ぐH原さん。右側の奥の山がニセイカウシュッペ。


↓通称アンギラスの前で。tarumae-yamaさん。


今日の出発が少し遅かったので、だんだん時間がなくなってきました。
ペースを上げるため、途中のアンギラスに荷物をデポし、ニセカウへ向かいます。

で、最後はぴよしろうが軽く走ったりしながら山頂へ。
ニセカウには12時45分に到着です。

↓山頂で祝杯!ぴよしろう、怪しい人物ですね(H原さん撮影) 後ろの女性が・・・呆れてますね(苦笑)


山頂でちょっとだらだらして、その後で麦汁片手にH原さんと平山側の見晴らしのいい方へ移ると・・・
突然、「ぴよしろうさんですか!?」と声をかけられます。
うわー、なんとここにコメントをいただく、すづきさんです!

↓すづきさんとmojoさんと!mojoさんとは初対面でした。


「麦汁持ってたのですぐわかった!」って言ってましたね(笑)

すづきさん、焼肉登山した去年の夏以来1年ぶりです。 ←通常閲覧不可の「秘密登山」のページに記録あり
聞くと、昨日山頂にテン泊したそうで、それからずっとここにいるそうです。
なんというか・・・恐ろしい粘り腰ですね(笑)
「いままで何してたの?」って聞いたら・・・
「mojoさんがビール飲みたいっていうから・・・」って言ってましたが・・・どんだけ長く飲んでたのでしょう(笑)
この出会いでまたなんだか楽しい気持ちになりました。
ありがとうございます!

ところで・・・tarumae-yamaさんがまだ来ないようです。
もしかして体調が悪くて休んでるかと思い探しますが・・・いません。

携帯電話をアンギラスに置いてきたこともあって、一度デポ地点へ戻ることにしましたが・・・
結局、気づかずにニセカウにおいてきぼりにしてしまったことが判明(汗)・・・すみませんでしたm(_ _)m

tarumae-yamaさんと無事合流した後、もう遅いのですぐに下山するつもりが、分岐で間違って反対に進み・・・
期せずしてというか、最初の予定どおりというか・・・比麻良山に到着してしまいました(苦笑)。

↓間違って訪問(笑) 比麻良山(ひまらやま)


さて、もう15時27分で日没まで2時間しかありません。
あとは急いで降りるだけです。

歩くのがとてつもなく早いH原さんを先頭に、クマよけの笛を吹きながら下山し・・・
登山口には比麻良山からぴったり2時間の17時27分に到着。
ここからはヘッドランプを点けて林道を歩きます。

↓ヘッドランプを点灯したぴよしろう(tarumae-yamaさん撮影)


ときどき笛を吹きながら、いろいろ山の話をしながら歩き・・・18時40分、駐車地点に無事到着。
今日はなんだかいつもと違う疲れ方・・・というか違う筋肉が疲れました。
藪漕ぎしたり、濡れた石の上をたくさん歩いたからでしょうか・・・。
まあ、手元のGPSを見ると25.7kmですから疲れてあたりまえですね(笑)

でも、今日は面白かったです!
tarumae-yamaさん、H原さん、ありがとうございました。


GPSトラックです。






※沿面距離29kmはちょっと実際より多いような気が・・・。ずれたトラックを修正かけたせいでしょうか?


帰りはtarumae-yamaさんとご飯前のおやつということで江別のケンタッキーへ。



・・・また太りますね(笑)

tarumae-yamaさんのブログはこちら → デジカメ持って野に山に

コメント (10)
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ニペソツ山 平成22年9月25日(土)

2010-09-27 06:45:17 | 大雪・夏山
 ニペソツ山、幻の百名山とも言われる山だそうです。
 個性派美人とか誰か言ってましたが、なんかかっこいい山です。
 tarumae-yamaさんと千歳を夜2時半に出発、今回は帯広側から大雪に向かいます。

 まずは林道にある入山者名簿に記入・・・まだ登山口よりだいぶ手前で、石狩岳と共通です。
 こんなところにあるとは知りませんでした。

↓名簿に記入するtarumae-yamaさん。
 


 さらにしばらく走って登山口に。
 もうたくさんの車が並んでいます。

 準備して7時6分、出発です!



↓登山口からすぐの丸太の橋を渡るぴよしろう。



 しかし・・・今日は寒いです。
 なんだかもう秋を通り過ぎて、もう冬に近い感じです。

 倒木や木の根の多い、ちょっと歩きにくい道を進んでいくと・・・おおっ、おっぱい山が見えます(喜)

↓おっぱい山。本名は西クマネシリ岳とピリベツ岳だそうです。



 今日はぴよしろうの車で来たので、早めに悪の麦汁軍団をやっつけてしまわなければなりません。
 準備のうちから開戦し、登りながらどんどんザックの中の麦汁と戦います!

↓麦と戦うぴよしろう。



 ちなみに今日は少なめの2Lだったので、序盤の登りで麦汁軍団は滅亡しました(笑)

 で、標高が上がると雪が。



 融けないってことは・・・0度近い気温だってことですよね。

 で、9時53分、前天狗に到着。
 ニペソツが・・・見えました!



 かっこいい!!イケてます!!
 イケメンじゃなくてイケ山ですね・・・って苗字みたい(笑)

 で、ここから一度少し下ってから、登る感じです。

 そばに寄ると・・・さらに迫力が!



 尾根伝いに進み、最後は回りこむようにして山頂へ。

↓頂上手前で写真撮影するtarumae-yamaさん。右側は石狩岳や音更山。左奥は表大雪の山々。



 山頂には10時55分着。
 3時間48分かかった計算です。

 晴れてはいませんが、すばらしい景色です!

↓十勝連峰が一望できました!右側がオプタテシケ。



↓前天狗もむちゃむちゃかっこいい!



↓ウペペサンケ(右)



 で、ぴよしろうが日帰り十勝連峰全山縦走したことなんかをtarumae-yamaさんが誰かと話していると・・・。

 「十勝連峰1日で全部歩いたの誰ですか?」という声が。
 「僕で~す!」と挙手すると、
 「藻岩山5往復したり、ビールたくさん飲む人ですよね?」と言います。

 おおっ!今回もこのブログを読んでくれた方に遭遇です!

 その方のお名前はローランドさん。
 北海道山メーリングリスト所属の方です。



 藻岩山5往復、読んで笑っていただいたそうです。
 で、「実は、来年は藻岩山6往復をやろうと思ってるんですが・・・。行きます?」と言うと、
 「行きます!」と答えていただきました。
 ありがとうございます!来年トライしましょう!!
 
 で、30分ほど休んだ11時29分に下山です。
 
 下山途中ではナッキーを見てる方がいて、自分たちもナッキーウオッチング。
 ぴよしろう、初めてナキウサギみました。
 
 で、そのあたりからちょくちょくお話したのがK山さん。
 自分と同業者でした(笑)。

 で、K山さんと一緒に下山していくと、単独の若い女性が登ってきます。
 その方に「今日は遅くなったんで、来週来ようと思うんですが、来週でも登れるでしょうか?」と訊かれます。
 K藤さん(確か・・・そうですよね)という方。
 そしてなんだかんだと話したので、記念撮影。



 実はK山さんも昨日昇ってきてガスってたので途中で下山して、今日もまた登ったそうです。
 K藤さんも来週再挑戦。
 みんな、山好きですね。

 で、K山さんと、tarumae-yamaさんと3人でお話しながら、そして幾つかのパーティとからみつつ下山。

 登山口には15時3分着。

 登山口ではtarumae-yamaさんが登りから何度も話していたS本さんとそのお友達が。
 ちょっとお話してまた記念撮影(笑)



 今日はいろんな人とお話できていい日でした。



 GPSトラックです。



※行き方・・・国道273を十勝三股から標識(ニペソツ・石狩岳)に従い林道に入り、約1.5Km地点の分岐を左に。





 帰りはまだ麦汁の効果が残ってる可能性があるので、tarumae-yamaさんに運転してもらい然別温泉へ。
 ホテル福原、いい温泉でした!


今回一緒に行ったtarumae-yamaさんのブログ。→「デジカメ持って野に山に」

コメント (16)
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石狩岳・音更山・十石峠 平成22年9月15日(水)

2010-09-19 01:36:03 | 大雪・夏山
 遅い夏休みをいただき、15日は石狩岳にシュナイダーコースから登ることに。

 でもいろいろあって、結局家を出るのが夜11時になりました。
 そして十勝三股に2時頃到着・・・ここまではよかったのですが・・・。
 
 致命的だったのが、ハンディGPS見ながら適当に近くの林道から入ってしまったこと。
 違うと気づいたら戻ればよかったのですが・・・。
 途中で分岐する複雑&幅の狭い林道を、狭い範囲しか表示されないGPS画面を見ながら進みます。
 なんか・・・まるで巨大迷路。

 なんとか1時間かかって巨大迷路を無事クリアして登山口に到着しましたが、もう3時・・・疲れました。
 草木も眠る丑三つ時に・・・なにをやってるのか(笑)
 無理やり麦汁を500ml飲んで2時間寝ることにします。

 ・・・で、朝5時に起きると、もう1台車が。



 髪の真っ白な小柄な年配の方で、シチューを作って食べてるようです。
 麦汁を飲みながら話をすると、横浜からきて北海道で2ヶ月くらい山に登ってるとのこと。
 
 で、「シュナイダーコースは難コースだから、石狩岳まで往復11時間半みてるんだよ。」とか、
 「日没に間に合わないかもしれないので稜線までいって引き返すことになるかもしれないよ。」と言います。
 「大丈夫だよ、間に合うよ~」と思いながらも、70歳ともなると仕方ないのかなあ、とも思います。

 で、石狩岳、ガスがかかって見えません。

 ぴよしろう、疲れと天気の悪さに、なんか車から出たくなくなって、車で麦汁をすすり続けます(笑)
 でもいつまでもこうしてるわけに行かないので、しばらく引きこもった後、仕方なく準備して6時4分出発です。 

↓お気に入りの麦汁。秋バージョン。



 出てしばらくすると、さっきのじいちゃんがいたので、しばらくお話しながら歩きます。
 この方も100名山をやってて、今回の北海道遠征で完登したようです。
 最後は幌尻だったようですが、「あんな危険な山を100名山にしちゃだめだ。川に流されるよ。」と言います。
 う~ん。もっともなようなそうでないような・・・(笑)。

 で、じいちゃんと分かれてしばらく登るとだんだん天気がよくなってきます。
 どうやら雲を抜けたようで、しばらく進むと雲海が見えました。 
 


 で、シュナイダーコース、確かに傾斜きついです。



 ガケみたいなところも結構あります。
 汗が出るので、途中で麦汁500ml×2缶を吸収しながら(笑)、のんびり登ります。
 
 稜線には8時47分着。
 ザックをデポして山頂へ向かいます。

↓石狩岳山頂。



 山頂には9時18分到着。景色ばっちりです。



 とりあえずまた麦汁をいただき休憩していると、リス君がお出迎え。・・・捕獲したい(笑)



 で、ザックのデポ地点に行くと・・・さっきのじいちゃんがいます。
 今ついたところだと言ってますが、またまたご飯食べてます。
 さっきも食べてたのに(笑)

 で、自分は今度音更山へ。



 音更山には11時3分到着。

 表大雪の方、ちょい雲かかってるな~と思いつつ、最後の麦汁をいただきます。



 で、この麦汁、効きました!
 朝起きてから3L目(3時以降だと3.5L)だったのですが、疲れがあったのかいきなり眠くなります。
 で、座ったまましばらく爆睡。
 起きた後も朦朧としてますが、なんとか登山道を見つけて歩き、ユニ石狩の方へ向かいます。

 このコース、なんか尾根伝いに細かいアップダウンがあるのですが、なんか大雪らしくないなあと思います。
 考えてみると、岩だらけの森林限界じゃなくて、ハイマツなど緑があるからかなあ、と思ってみたり。



 で、疲れに酔いが回ってダメダメなので、だらだらと尾根を歩きます。
 すると、オレンジ色のテントが。



 ブヨ沼という池のそばのテン場でした。
 お話でもできれば、と思いましたが誰もいないみたいです。

↓ブヨ沼。ひっそりしていい感じですね。



 ブヨ沼を越えてピークに上がると、やっとすばらしい景色が。



 ちょっと来てよかった感が(笑)

 そしてもうちょっと行くと十石峠に。



 もう13時50分です。
 ここからユニ石狩に上る分岐ですが、日没まであと4時間。
 で、ユニ石狩に行かなくてもざっとみて7Km以上あります。
 今日は酔っ払って疲労感あるし、時間を考えるとちょっときついのかな~、と思い、ユニ石狩は今度にすることに。

 で、ここから下山しますが、登山道は笹がかぶって道が見えず歩きにくい・・・。
 見た目でわからなくて足で登山道を探す感じのところもあります。

↓こんな感じ。歩きにくい・・・。



 今日はなんだか酔って疲れて調子悪くいので、ゆっくり降りていきます。
 (このへんはGPS記録見ると時速1.5Kmとか。めちゃ遅い・・・。)
 
 で、急斜面が終わると、ちょっと広い登山道になって歩きやすくなり安心・・・するとまた睡魔が・・・。

 しばらくして、はっと目が覚めましたが・・・どうやら秘技「睡眠歩行」が発動したようすです(怪)。
 睡眠不足に疲れと多量の酒の3拍子が揃うと、本人の意思に関係なく発動するようです。
 前にも1度だけ経験があるのですが・・・人間って眠ってても歩けるんですね(汗)

 ちょっと寝たらすっきりして(笑)、この歩きやすい道なら走ろうかなって気持ちになります。
 で、こっから残り4.5Km、軽く走って行くことに。

 この登山道は緩い下りで走りやすくて気持ちいい!
 危ないので全開にはしませんが、林道までの2.5Kmはたった20分ほど。
 残り林道の2Kmは緩い登りで固い道でちょっといやですが、ゆっくり走ってまた18分。

 日没に近い時間になるかと思っていたら、16時ちょうどに駐車地点に到着しちゃいました。
 これなら・・・ユニ石狩、行けばよかった・・・!
 日没までまだ2時間・・・ちょっと残念。
 
 石狩岳を見ると、こんどはほんとに雲がかかってるようです。



 ほんと天気のいいときに登れてよかった!

 そして、あのじいちゃんの車もありません。
 無事登頂して帰ったようです。
 ・・・よかった。


 GPSトラックです。

↓青は走った区間。歩きやすいです。参考に。







 下山して思ったのですが・・・最後にお酒飲んでからまだ6時間。
 まだ完全には醒めてないような気がします。
 どうせ寝不足なので、ってことで車の中でまた2時間ほど爆睡して・・・
 層雲峡の登山軒でチャーシュー大盛り食べてから帰りました。

コメント (8)
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黒岳から愛別岳 平成22年9月12日(日)

2010-09-14 20:04:14 | 大雪・夏山
 ヒザの調子がよくなってきたので、tarumae-yamaさんとご一緒に黒岳から愛山渓へ縦走することに。

 ところがtarumae-yamaさん、前日のテニスの試合で肉離れを起こしたそうです。
 で、自分もヒザの調子はもうひとつなので、とりあえず縦走は中止。
 お互い調子悪かったら、もう黒岳だけでやめちゃおう、ってことに。 ←軟弱(笑)

 まあ、自分としてはもう1ヶ月近く山に行ってないので、復帰戦としてはいいとこでしょうか。
 
 午前1時半前に黒岳ロープウェイに到着。
 まずは麦汁1Lを一気に吸収して(笑)3時間ほど爆睡です。

 翌日は5時に起きてすぐ、また麦汁をいただきながらぼ~っと準備。
 ちょっと酔っ払いながら、tarumae-yamaさんと6時始発の満員ロープウェイに乗車します。
 
 まわりの方・・・お酒臭かったらごめんなさい(笑)

↓ロープウェイから降りたtarumae-yamaさん。



 リフトを降りた後、並んで登山者名簿を記入して・・・。


 
 6時41分、出発です!

 登り始めるといい天気です。
 もう、けっこう遠くまでよく見えます!


 
 tarumae-yamaさんとお話しながらのんびり歩き、まずは黒岳に7時49分に到着。
 
↓小学校3年生の女の子とお父さんの写真を撮るtarumae-yamaさん。
  登りでは、この子と抜きつ抜かれつのデットヒートを繰り広げました(笑)



 黒岳石室に色とりどりのテントが。(下の写真中央)
 北鎮の雪渓もさすがにほとんどなくなって、その代りにちらほら赤く色づいたところがでてきてます。



 で、自分のヒザ・・・なんともありません。
 よかった!! 

 めでたく快気祝いってことで、また麦汁をいただきます(笑)
 歩けるってことは幸せです!

 とりあえず、2人とも足は大丈夫なので北鎮へ向かいます。



↓お鉢をバックに。

 

 北鎮には9時43分に到着。登山口から3時間です。
 頂上では、ビデオ撮りしている方が。



 お鉢の向こうにはトムラウシが。かっちょいいですよね。



 景色を肴に、本日第2回目の快気祝いの麦汁をいただきます。
 で、ここまで5Km半くらいですが、まだお互い大丈夫ってことで比布岳から愛別岳を目指すことに。

↓中央が比布岳、右が愛別岳、左が安足間。



 途中、稜線ギザギザの山を「これが鋸(のこぎり)岳?」と思って見ながら進み、



 比布の頂上でも麦汁での第3回快気祝いを開催したいので、tarumae-yamaさんより少し先に頂上へ。
 で、10時42分、比布岳に到着、早速また快気祝い開催(笑)。

 そばで休憩中の方が麦汁に反応したので、ちょっとお話。
 愛山渓側から来たそうです。
 なんでも会社の上司に山に連れて行ってもらってからはまったとか。



 今日は愛別に行きたかったようですが、足が痛いようでこのまま戻るとのことです。
 tarumae-yamaさんも来たところで3人でちょっと話してから愛別に向けて出発。

 愛別岳・・・激しい感じですね。



 ザックをデポして、ズルズル滑る急斜面をビビリながら下ります。
 しばらく降りてから振り向くと・・・やっぱり激しい(笑)
 こんなとこ、歩けるもんなんですね。



 ビビルぴよしろうに対し、tarumae-yamaさんはストックも使わずすたすたと進みます。

 う~ん。
 さすがベテラン! 亀の甲より年の功ですね(失礼)



 で、愛別岳には11時44分到着。

 ここで最後の快気祝いを開催。
 ・・・うまい!麦汁万歳です(笑)
 
 しばらくすると、頂上には3人+2人がやってきてにぎやかに。

 tarumae-yamaさんが話しかけると、男女2人はHYMLという自分たちも加入しているメーリングリストの方。
 黒猫さんとりんごちゃんさんでした。

↓中央がtarumae-yamaさん、左奥が黒猫さん、その手前がりんごちゃんさん。



 tarumae-yamaさん中心にしばらくおしゃべり。

 りんごちゃんさん、HYMLの黒松内の沢オフミに行ったりしてるようです。
 家に帰って調べると、先日十勝連峰で会ったあっきさんもそれに参加してたんですね。
 みんな、いろいろつながりあるんですね。

 そして黒猫さん、HYMLのオフミによく出てるようです。
 次のオフミ自分も行こうかと思ってましたが、夏休みにしてしまったので今回は残念ながらパスです。

 で、楽しくお話しましたが、20分以上休憩したのでそろそろ出発です。
 あまり遅くなるとリフトの最終に遅れてしまいます。

↓愛別からの戻り。奥から黒猫さん、りんごちゃんさん、tarumae-yamaさん。
 
 

 分岐でお2人とお別れして、一路黒岳へ。

 途中、ちょっと秋らしくなった景色を楽しみながらのんびり歩いて戻りました。

↓ウラシマツツジの向こうに黒岳。



↓写真撮影するtarumae-yamaさん。



 リフト乗り場には16時36分着。
 リフトとロープウェイで層雲峡におりてからは温泉にゆっくり入り、
 大雪山食堂というところでラーメンを食べて・・・麦汁の呪いを解いてから帰りました。


 GPSトラックです。

↓クリックすると拡大します。




 
 tarumae-yamaさんのブログはこちら → デジカメ持って野に山に

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大雪高原温泉から緑岳、忠別岳、五色岳 平成22年8月4日

2010-08-06 08:19:57 | 大雪・夏山
 めちゃめちゃ大雪に行きたいので、仕事を休むべく調整を図ったところ、翌日の4日ならOKという話に(狂喜乱舞)。
 で、20時半に会議を終えて、家に帰り食事をして準備、買い物を終えるともう22時半です(滝汗)。
 そして高原温泉に到着したのは・・・午前1時半でした・・・(涙)。

 もうここまでで、ほんと疲れました。
 でも、冷静に考えるとアホですよね。
 なんでこんなにつらい思いして山に来るんでしょうか。
 もしかすると病気かもしれませんね(笑)。 ←確定?

 さて、2時間位は寝れるでしょうか。
 麦ジュースを一気飲みして、防寒ジャケットを着て仮眠です。

 3時半に起きて、また麦ジュースを2缶飲みながら準備、やや明るくなった4時9分、名簿に記帳して出発です。

↓この建物の横に入山者名簿があります。



 ここは初めてなので標識がなくて不安でしたが、ちょっと進むと黒い立派な「高原温泉」という看板や緑岳の標識が。



 今日は曇りで少し暗い・・・と思っていたら、雨が降ってきました。
 小雨で降ったり止んだり。
 とりあえず、カッパを着ずに進みます。(結局10時頃まで降ったり止んだり。)

↓緑岳。カメラがなんか不調で、明るいのにフラッシュ点灯して暗い写真に。黒岳になっちゃいましたね(笑)。
 


 緑岳、近くまで行くと急に石が多くなり、頂上まで約1Km半くらいは岩の上を歩く感じになります。

↓岩の登山道。めちゃめちゃ歩きにくいです。黄色ペンキが結構たくさんついてて助かりました。



 緑岳、急斜面なので、かなりジグザグで長い登山道です。
 岩歩きに飽きてきた6時ちょっと前、やっとこ山頂到着です

↓山頂からはトムラウシの方が見えました。・・・かっちょいい!!



 まずは麦ジュースを飲んで10分ほど休憩。
 緑岳を出発すると・・・先週登った白雲岳です!

↓写真中央の雪渓の下に避難小屋が見えます。



 広い雪渓を歩いて少し登って・・・避難小屋には6時37分到着。
 ここでおにぎりタイムにします。



 聞くと今日は小屋に泊まる人よりテントの方が多かったとか。



 10分休憩して出発しますが、道がわからなくなってうろうろ。
 正しい方向に行きながらも不安になって戻り、今度は銀泉台方向に進み、また戻って・・・。
 そして最後は親切そうなお兄さんに聞きました。
 やっぱり酔っ払いはダメですね(笑)。
 15分くらいロスしました。

 で、忠別岳に向かって進んでいくと先行者が結構います。



 途中から分岐する三笠新道という沼めぐりして高原温泉に出るコースがあるようですが・・・。
 熊が出まくるようで閉鎖されてました。

↓下の方に沼が見えました。



 途中、先行者をぽつぽつ追い越しながら、避難小屋から約1時間50分かかって忠別沼に到着。
 


 忠別岳はもうすぐみたいなので、そのまま進み、沼から約25分で忠別岳山頂に。

↓山頂でちょうど追いついた5人のパーティ。



 山頂で会った方々は白雲避難小屋からヒサゴ沼に行くそうです。

 ここで9時15分です。
 出発から5時間ちょっとかかってます。

 今日は出発した4時から暗くなる19時まで、歩ける時間は約15時間あります。
 このうちの6時間半か7時間を往路に充て、残りを帰りに充てる、と決めていました。
 とすると、あと進めるのは1時間半か多くても2時間。
 あまり休めないので、麦ジュースを飲み始めてすぐ、片手に持って出発することに。

 五色岳に向かって下っていくと、途中からハイマツ漕ぎが始まります。
 道が悪いのは、そんなにたくさんの人が通らないからなんでしょうかね。



 で、途中で会った方に五色岳はどれかと尋ねると、「あのちょこんと出たところ。」と教えていただきました。

↓中央のちょこんと出たところが五色岳。



 五色岳には忠別岳から約1時間10分かかった10時28分に到着。

↓五色山頂から。左が旭岳、手前右側が忠別岳。



 ここで麦汁飲んで休憩、ちょっと検討に入ります。

 で、ここまで6時間20分です。
 次の化雲岳まではあまりアップダウンのない2.9Kmですが・・・1時間くらいはかかります。

↓中央やや上の小さい突起がたぶん化雲岳。



 なので、残念だけどここを折り返し地点にすることに決めます。

 トムラウシがもう、すぐ近くに。
 


 帰りは忠別岳を過ぎたあたりで急激な眠気に襲われ、岩に座って爆睡。
 寝たら少しスッキリしました。
 
↓忠別岳過ぎたあたり。(たぶん)



↓忠別沼。奥の方では若い方がマルタイ棒ラーメン作ってました。



 新道の少し手前でまた爆睡します。
 で、寝てばかりいたら、すっかりペースが落ちて、焦ります。
 もう15時近いのに、あと残り10Kmもある・・・!

↓このコース使えると近いんですが・・・。



 だんだん疲れてきた体をひきずり、15時53分、やっと白雲避難小屋へ。

↓遠目にはなんかおしゃれなホテルっぽい白雲小屋。



 ここでちょっと休憩してソイジョイを食べます。

 小屋ではみなさんのんびりした感じでお話をされてましたが・・・ダウンジャケット着てる方がいてびっくり。
 自分は半袖1枚でしたから(笑)。
 これから宴会するようで、なんかうらやましかったです。

 自分は残念ですが泊まれないので、出発です。
 暗くなる前に帰らなければなりません。

 途中、登山道にタテハ蝶が。
 もう気温が下がって動けないようで、そばでドタドタしても動きませんでした。

 ・・・踏まれないでね。



 緑岳の岩場の下りをいやいや降りて、最後はちょっとだけスピードをあげます。

 そして18時8分、登山口に到着して記帳。
 約36Km、14時間の長旅でした。
 歩きにくいのもあって、ここ最近の山行で一番疲れた感じです。

 事務所の管理人さんに今日の行程を話したら、苦笑いしてましたね。

 GPSトラックです。

↓クリックで拡大します







 今日は熊対策に、ないよりはましってことで、ちょっと錆びた(恥)ナイフを持って行きました。



 そして、水分だけで今日は合計5.2Kg。
 結局このうち2.7Kgは持ち帰りでした。
 これにツェルトやカッパ、ガス、非常食など、重い荷物でサブザックでは肩が痛くなりました。
 次回からは、中型のザックにするか、軽量化するか、対策を講じようと思います。
コメント (4)
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銀泉台から赤岳・白雲岳とお鉢巡り 平成22年7月25日(日)

2010-07-29 00:28:05 | 大雪・夏山
 突然天気予報が好転したので、急遽大雪に行くことに。

 今日も2時間の睡眠で朝1時に自宅を出発・・・でも江別で携帯を忘れたのに気づき自宅へ戻ります(涙)。
 そして高速では出口の層雲峡を行きすぎてしまい、次の浮島まで行ったりと、時間をロスしまくり・・・(激涙)。
 おまけに雨は降ってくるは、ガソリンはなくなってくるは、もうやる気低下しまくりです・・・(爆涙)。

 それでも銀泉台には5時ちょっと前に到着、一瞬ですが青空が見えてちょっとやる気でました。
 で、麦ジュース1Lを一気飲みして男らしく退路を断ち(笑)、5時15分出発です! 

↓銀泉台駐車場から登山口方面。「麦とホップ」の宣伝ではありません(笑)。



 しばらく林道を進むと登山口の立派な看板があります。



 で、これを過ぎるとそれなりの登りになり、しばらく進むと「第一花園」という表示の後、短い雪渓を渡ります。



 さらに沢のようなビショビショの道や岩の多い道を登って行くと・・・。

↓岩だらけの登山道。



 ガスの中、ちょっと大きな第2雪渓が現れました!



 これならスキーできるかな・・・と思いましたが、よく見てみると砂だらけだし、スプーンカットがきついです。
 やっぱり6月中がいいところでしょうかね。残念。

 で、これを過ぎると「コマクサ平」というところに。


 
 確かにちょいと平らな場所で、沼とかもあります。

 そして、行く手にはまた雪渓が見えます。(第3雪渓)
 


 ほんと、この時期でも雪渓バリバリ残ってます。
 砂さえなければスキーしてもいい感じですね。
 まあ、砂のおかげで歩きやすいんですけどね。(滑り止めってことで。)

 で、この雪渓を越えてさらに進むと・・・また雪渓。



 この最後の第4雪渓の横を歩いて・・・登りきったあたりで雪渓を見ながらビールタイム。

 今日はビール2L、スポドリ2.55L、水1Lと水分だけで5.5Kg以上あります。
 ビールを消費しないと重くて困るってことで(笑)早めの休憩です。

 そして休憩後、ちょっと登った7時9分、まずは赤岳山頂に到着です。



 せっかく山頂なのでまた休憩。今度はおにぎりタイムにします。

 で、その後お鉢に向かうと緑岳や白雲岳の分岐が。
 そしてそれぞれにこれから登ろうとする方々が見えます。
 自分はまずはお鉢巡りをして、帰りに余裕があれば寄ることにして、先に進みます。

 途中、宿泊装備の大荷物の方々数名を追い越します。
 このコース、日帰り装備は・・・自分だけ?

 お鉢が見える北海岳には8時33分に到着。
 


 雲が出てきてやな感じです。
 これから進む間宮岳のほうは雲の中・・・。

↓とりあえずお鉢が見えました。



 で、間宮岳に向かう途中・・・降ってきました(涙)。

 カッパはありますが、なんか気温高いし薄手のオーバーズボンだけ履いてそのまま歩きますが・・・。

 だんだん風もついてきて、雨にたたかれる感じになってきます。
 もう雲の中で真っ白で、どこが山頂なんだかよくわかりません。



 途中の標識とGPSで位置はつかめますが・・・。

↓さすが標識はちゃんとしてます。



 で、正直全然楽しくないので・・・途中で休憩して麦ジュースを飲みつつ進みます。
 中岳過ぎたあたりの10時前でもう本日合計2.5L。

 わーい!、おかげさまでちょっと気分いいです。(←山をなめたアホです。すみません。)

 しかし・・・そのあとで最大のピンチが・・・!

 北鎮分岐を過ぎたあたりで、下りの大きな雪渓が。
 結構な急斜面です。・・・こんなところがあるとは!
 酔いが醒めました。

 で、付近を見回し雪のない場所から降りようと試みますが、かなり急斜面で無理。
 仕方なく雪渓の縁の岩を手で掴みつつ、雪の上に足場をつくり、ゆっくり降ります。

 すると「大丈夫ですか!」と声が。
 見ると黄色いカッパの方が。
 「登山道はこっちです。そのあたりから渡れますか!」
 など、誘導していただきました。

 ああ、よかった。ありがとうございます。
 その方は層雲峡のビジターセンターの方で、この雪渓が危険なのでちょうど注意喚起にきたそうです。
 
↓ちょっと降りたところから見た問題の雪渓。スキーなら良さそうですが(苦笑)



 この雪渓、登りならゆっくりキックステップで行けそうですが、足滑らせると下まで一気に滑落かもです。
 ぴよしろう、今度から7月中の大雪はアイゼン持ってくることにします!

↓ビジターセンターの方。お世話になりました。



 で、このあと標高を下げていくと、雨が小降りに。
 道も歩きやすくなってきます。



 で、黒岳石室には11時13分着。
 雨もほぼあがり、ちょうど団体さんもやってきて、賑わい始めました。
  
 

 ぴよしろうも奥の方に座って、ラーメンを作ります。
 

 
 あったかくて、うまい! 

 ラーメン、実は今日は非常用も含め2種類3食分も持って来ました。
 もうマニアですね(笑)。

 そのあと最後のビールを飲みながら相席した団体の方とお話しましたが、バスツアーだそうです。
 「お酒も飲めるしいいよ~。」って言ってました(笑)。
 黒岳から来て体調のいい人は北海岳、いまいちな人は目の前の桂月岳に行くそうです。

 さて、自分はここまで約15Km。
 雨の中よく歩きました。
 30分ほど休憩して元気が出たので、北海岳に向かって出発です。

 しばらく歩くとツアーの方々に追いつきますが・・・なんか服装が色とりどりできれいです。



 さっきお話した方もこの中にいましたが、休憩中に追い越します。
 さらに進んでいくとだいぶ天気が回復、振り返るとやっと北鎮が見えるようになりました。



 赤岳の隣の烏帽子岳も見えます。独特の雰囲気ですね。



 晴れて大雪らしい景色が見られてよかったです。

 で、お鉢巡りの後は、まだ時間があるので白雲岳に行くことに。
 14時10分、ザックを分岐点において出発です。

↓白雲山頂へ向かう道。 



 岩だらけの登山道を登り・・・30分かからず14時38分に山頂へ。
 
 そして・・・おおっ!!
 すばらしい雪の縞模様の景色です!



 振り返って今きた登山道もいい感じです。



 やっぱり山は晴れてないとだめですね。
 白雲岳、晴れててよかった!
 
 時間があれば緑岳にも行きたかったのですが、もう時間的にギリギリですし、今日は雨にあたって疲れました。
 あとはゆっくりと下山することに。

 晴れて暖かい中、登山道を景色見ながら下山します。

↓光る雪渓。滑ります。注意!



↓緑の山並みがきれい。平山とかニセイカウシュッペの方? 



 最後の2Kmは軽くスピードアップして、16時56分、登山口に到着です。
 
 でも石の多い登山道を急いで降りたのは失敗でした。
 右足の小指とかかとの中間あたりに痛みがでてきました。
 もう年なんだから、体をいたわらなくちゃだめですね。

 最後に麦汁を飲んでからほぼ8時間経ってから帰りました。


 GPSトラックです。

↓クリックすると大きくなります。





※2Kmごとにつけたウェイポイントがちょっとうるさいですね。でもいい目安になりました。



 今日もほぼ30Km歩きました。
 地図を見ると、お鉢めぐりでたくさんのピークを踏んだようです。

 赤岳、小泉岳、北海岳、松田岳、荒井岳、間宮岳、中岳、白雲岳。

 今年もまだ機会があれば大雪歩きたいですね。
コメント (6)
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天人峡からトムラウシ日帰り登山 平成22年7月16日(金)

2010-07-18 11:29:49 | 大雪・夏山
 ネットで天人峡からトムラウシ間の往復35Kmの日帰りをした人のブログを発見しました。
 その方はその山行に備えて、1ヶ月毎日5Km走ったそうです。

 う~ん、すごい。
 自分はそんなに走ってないけど、でもなんか行けるような気がして行きたい気持ちに。
 で、だめならヒサゴ沼に泊まるかビバークしようってことにして、チャレンジすることに決定。
 16日は天気がよさそうなので、急遽振替休日をいただき、前日夜9時に大雪に向けて出発です!

 前の日は夜に札幌近郊の山に登ってビールを飲みまくり、帰ってきたのが1時。
 4時間半しか寝てないので、メチャ眠いです。

 死にそうになりながらも天人峡に到着、登山口を確認し、0時半にビールを飲んで2時間ほど仮眠をとることに。
 そして2時半に起きて、ぼーっとしながらまたビールを500×2缶飲んで準備、へろへろになって登山口へ(笑)。



 3時32分、酔っ払いの出発です(笑)。

 この時間、もう少し明るくてヘッドランプなしで登れますが・・・ここの登山道、いきなり急登なのでさらに酔いが回ります。

 へろへろと登っていくと・・・、おおっ、滝見台というところから旭岳が。



 なんだか今日行けそうな気がする~・・・と思いながら、ぼ~っと進みます。

 で、2時間ほど歩くと第一公園という湿原に。
 ここで休憩をとって、おにぎり&ビールタイム。 ←もうアル中(笑)。

↓白いお花がきれいな湿原。



↓チングルマとワタスゲ・・・でしたっけ。



 すごくきれいな湿原ですが、恐ろしいことに虫除けを忘れたので、自分のまわりは蚊だらけ。
 たぶん・・・巨大蚊柱状態になってますね(笑)。

 自分の黒い柔肌を吸血昆虫の好きにさせるのもおもしろくないので、暑いけどジャンパーを着て、タオルでほっかむり。

 見上げると、素晴らしい青空にジェット機が。
 今日はいい日になりそうです!



 第一公園を過ぎると、道が沢っぽくなって歩きにくくなってきます。
 そして笹もかぶってきて、朝露で体中シャワーを浴びたようにずぶぬれになります。
 もう靴にも水がはいってきてグチョグチョいうようになってかなり不快。
 ペースもあがりません。

 途中には登山道が池になっているところもあり、藪漕ぎで迂回。



 がまんして小化雲に登っていくと・・・また旭岳の方が見えてきます。



 森林限界に達したあたりで休憩し、足が不快なので靴下を絞ってみます。
 ・・・でもまだ結構ぐちゃぐちゃです(涙)。

 でも小化雲のあたりからはぐっと歩きやすくなってぺースアップ。
 高原らしい美しい景色の中、やっと人にも会うようになってきます。
 


 みなさん、ヒサゴ沼に泊まって帰られる方のようです。
 
 そして、・・・トムラウシが見えてきます!



 景色もどんどん雄大になってきます。



 8時11分に化雲岳に到着。ここまで5時間弱で12Kmくらい。
 第2回ビールタイムにします。



 化雲からトムラウシ、近そうで結構遠い感じです。
 雲に隠れたり、姿をあらわしたりしてます。
 


 実は肩にザックが食い込んで、少し痛み始めました。
 出発時、水1L、スポドリ1.9L、ビール1.5Lと水分だけで4.4Kg。
 遭難対策としてガスやツェルト、カッパ、長袖シャツなどやたくさんの非常食を軽量ザックに詰め込んできました。

 あと2時間くらいで着けるかなあ・・・。
 ザックを軽くしたいけど、トムラウシ山頂でビール飲みたいので我慢して出発です。

 で、しばらく進んでいくと、だんだん岩の多い歩きにくい道になってきます。

↓振り返って化雲岳の方。中央やや右上のちょこんとした突起が化雲。



↓近づくトムラウシ。



 頂上直下の沼にはまだ雪が残り、青く光ってきれいでした。



↓頂上近くで道を尋ねられてお話した方。東京と埼玉からきたとのこと。うらやましいです。



 ついに頂上。さすが百名山です。賑わってますね。



 山頂には10時31分到着。7時間かかった計算です。
 まずは写真を撮り、最後のビールをいただきます。
 今飲んでもまだ帰りの運転まで8時間空けられる感じです。

 景色はやっぱり雲が少しかかってもう一つ見通しが利かないけど、まあ十分です。



 夏はいいですね。暖かいのでのんびりできます。
 前に来たときは9月下旬で、寒くてすぐに下山した覚えがあります。

↓ビールを飲みながらお話した方々。大阪や東京の方でこっちで一緒になったらしいです。



 話を聞いていた別な方から「天人峡からきたの!とんでもないなあ(笑)。」て言われてちょっとうれしかったり。

 でもあまりゆっくりしてると帰りが遅くなります。
 で、10時53分、下山です。

 帰りは沼に降りて雪の上を歩き、少しだけ雪を食べてみました。

↓ほかにも沼の雪渓を歩く方が。夏に雪の上を歩くのはうれしい感じです。



 さて、あとは帰るだけ。
 あと8時間は明るいので、のんびり歩くことにします。
 
 で、帰りにずいぶんとしつこくヘリコプターの音がします。
 ヒサゴ沼のあたりや山頂近くなど何度も何度も行き来しています。
 そのうち自分のほぼ真上でずっと停止していたり。



 あんまりうるさいんで、だんだん腹たってきたんですが、途中で会った方と話してわかりました。

 今日はあの事故からちょうど1年の日だったんですね。
 なので、報道関係のヘリか遺族の関係か・・・。
 なんかすごい日に来てしまいました。
 亡くなった方の冥福をお祈りいたします。

 天気が良ければ天国、悪いと地獄になるんですね。ここは。

 帰りにヒサゴ沼を見ると、避難小屋の周りにテントが何張りか見えます。
 いつか泊まってみたいですね。

↓めいっぱいズームして撮影。



 そして休み休み歩いてたんですが・・・小化雲あたりで足の裏に痛みを感じてきました。
 どうやら足が濡れてふやけたまま長時間歩いたので擦れて痛くなってきたようです。
 しばらく考えて、大休止をとることに。

 靴を脱いではだしになり、足や靴下を乾かします。
 そして、ラーメンを作って食べたのですが・・・うまかった!!

↓箸を忘れたので、取っ手をはずして箸代わりに。どうしてこんなにおいしいんでしょう!



 30分以上休憩すると、白くふやけていた足もだいぶ乾いてきました。
 もう3時。あと10Kmです。

↓雲がかかり、ちょっと暗くなって少しさみしい登山道を淡々と歩きます。



 もうこのへんには誰もいません。
 藪に入ってからは、ときどき熊よけに笛を吹きながら進みます。

 そして少し歩きやすくなった残り6Km地点から、ちょっとだけペースアップします。

 襲い来る蚊と戦いながら、長い長い道を歩き、17時51分、やっと登山口に到着。



 登山口のそばにある自販機で冷たいコーラを飲みますが・・・うまい!
 ドロドロの格好で歩道に座り込んで、しばらく休憩です。

 実は出発時にはふくらはぎに強い筋肉痛があって不安だったのですが、いつの間にか治ってます。
 ジムで走って痛めたんですが、走るのと山歩きはちょっと違う筋肉を使うんでしょうかね。
 無事往復できてよかったです。


 GPSトラックです。

↓クリックでちょっと大きくなります。







 帰りは旭川から無料高速で帰り、江別の「さんぱち」でラーメン食べて帰りました。
 おいしかったです。
 
 
 
 
 


 
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黒岳・北鎮岳 平成20年6月10日(火) 全日登山!

2008-06-15 07:47:34 | 大雪・夏山
 今日は平日だがお休み。
 久々に休暇をいただきました。
 誰にも気兼ねせず、今日は全日登山です!

 前日11時に寝ましたが、12時30分に目覚めてしまいます。
 眠れない・・・。
 仕方なく起きてパソコンの前へ。
 酒が醒めるまで出発不可能です。
 で、4時頃眠たいがですが準備開始し、4時39分自宅出発。
 ・・・しかし、眠いです。
 三笠の桂沢湖で車を止め、寝ようとしますが・・・眠れません。
 眠気と戦いながら黒岳へ向かいます。
 7時10分、なんとかロープウェイ駅へ到着。
 ゆっくり準備し、7時40分発に乗ります。
 降りてすぐ、リフトに乗ります。
 気持ちがいいです!

 8時15分登山口で記帳し、出発。
 黒岳登山道は半分くらい雪で覆われています。
 帰りは少し滑ってみることにします。
 9時25分黒岳頂上着。
 おお、雪があります!
 北鎮岳はスキーOKな感じです。



 旭岳と同じく、登山道はよく整備されています。
 これなら迷わないなあ。



 北鎮までは結構ある感じです。
 しばらく進むと、まるで民家(?)の黒岳石室が見えてきます。



 ところどころ雪のある登山道をどんどん進みます。
 硫黄のにおいがすると、左側の地獄谷が。どこでもこの名前ですね(笑)。



 10時45分、北鎮分岐に到達しますが・・・強風。
 景色はすごいが、立っていられないほど強い風。
 目から涙が出ます。



 少し戻り、休憩。
 おにぎりを食べ、ビールを冷やしながら飲みます。
 ふと見ると、単独の女性が近づいてきます。
 風が強くこれ以上行けないなどと話しますが、やっぱり悔しいので、登山道ではなく、風の当たらない側の雪渓から北鎮頂上を目指すことに決めます。

 高山植物ゴメン・・・。
 藪をこいで雪渓から頂上へ向かう・・・が、さっき飲んだビールが回ってきて遅々として進まない。
 がんばって雪渓を登ります。



 ・・・飲まなきゃよかった(笑)。
 斜面がやたら長く感じます・・・。
 そういや、睡眠時間も1時間半だし、きびしい・・・。



 11時50分、なんとか頂上到着。



 残りのおにぎりを食べ、小休止。写真を撮ります。
 右側に旭岳らしい頂上が見えます。
 お鉢に向けて、雪渓がずいぶん残っています。



 さて、休憩終了後はお楽しみのスキータイム。
 少しおりてから、雪渓の一番上でbigfootを用意。
 雪質はいまいちだが、まあ楽しいです。
 味わってシュプールを刻みます。



 で、途中からすべりにくくなります。
 なんだか縦に硬い隆起があり、ファンスキーではけっこう厳しい状況です。



 なんとかよさそうな斜面を選び降りていきます。
 ふと先を見ると、雪渓は複雑に分岐しており、どこまでスキーで行くか迷うことに。
 ・・・まっ、いいや、適当なところで登山道へ戻ろう!



 あっという間に雪渓下部へ。下りは早いです。
 あまり滑らなくなってきたあたりでスキーをはずします。
 上り返すファイトは無し・・・。下山することにします。



 どこから復帰するか迷いながら、薮こぎを数回して登山道に復帰。
 黒岳へ向かいます。
 黒岳頂上から見ると、石室までスキーで行けば一番よかったことに気付きます。
 次回はその作戦で行こうと思います。




 黒岳からの下山途中、圏内になったので、携帯メール休憩。
 その後は、少しの雪でもあれば無理やりスキーで降りてみます。
 途中、スキーでもたもたしているところを歩きの2人組みの方に抜かれます。
 スキーだけど歩くより遅いんですよね(笑)。

 雪渓の最後では外人を連れた方に会いました。
 雪は想定外だったようで、残念ながら途中で下山するとのこと。
 14時52分登山口到着。
 ゆったりリフトに乗ると・・・極楽気分です。



 ロープウェイを降り、15時37分層雲峡を出発。
 またしても富良野でケンタッキーを購入。
 19時40分自宅到着。
 ひさしぶりの全日登山。
 楽しかったです。
 
 GPSログ。


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旭岳 平成20年5月30日(土) ちょっと無気力登山

2008-06-15 07:40:22 | 大雪・夏山
 さて、今回から写真を少し大きくします。

 このブログを妻に見せたところ、かわいそうに思ったのか、「1日登山してきてよい」とのこと。明日は少しゆったり登山です。
 翌日は朝3時半出発。
 今日は、富良野岳、三峰山にあたりに雪があれば、あるいは2週間前に行った千春沢あたりに雪があればちょっと滑ってみようと思います。
 5時40分十勝岳温泉着。
 やたら風が強く、曇ってやな感じです。
 登山口は残雪はあまりなく、あっても気温が低く、がちがちに硬い感じ。
 多少の雪はあるものの、しばらく迷い、楽しくなさそうなのでやめることに。


 
 次に吹上温泉へ。
 三段山も前十勝も雪は相当減っています・・・厳しいですね。
 またしばらく迷い、うろうろしたあと、りんゆう観光のロープウェイのHPを昨日チェックしていたことから意を決し、大雪へ向かうことにします。
さて、黒岳はスキーができそうだが遠いし、旭岳は近いがスキーは無理。
 だんだんやる気もしぼんできたので、ロープウェイだけのるつもりで旭岳へ向かうことに。



 ロープウェイ乗り場に8時過ぎ到着。
 ・・・げっ、9時が始発。う~ん。
 歩くことも考えますが、軟弱な気持ちになってきたので始発を待つことに。
 山はぱっと見で雪が少ないので軽登山靴を選択、防水スプレーをかけておきます。
 寒そうなのでオーバーズボンも履きます。
 8時40分ごろ建物のドアが開いたようでどんどん人が入っていきます。
 自分も出発です。



 ロープウェイは9時過ぎにあっさり5合目へ到着。7分くらい。
 ゆっくり準備して9時25分頃出発。
 雪の上を歩き、姿見の池のほうから行くことにします。



 登山道はよく整備されています。観光客が多いせいだと思います。



 どんどん登っていくと雪がまだらに残っているのが見え、おもしろいです。





 トムラウシが見えます。



 山頂に近づくと、雪が増えてきました。



 11時頃、山頂到着。今日は力が出なくて時間もかかった感じです。



 旭岳の裏手は雪が多です。
 これは後旭という山のようですね。



 こちらはスキーができそう。熊ヶ岳というらしいです。



 さて、時間はまだ早いが、GPSを見ると電池が無くなりかけ。
 急遽ここに来たので、地図もありません。
 GPSには、昨年入力しておいたこの近辺の一周コースが入っているが予備の電池がないのではどうしようもないです。
 さらに、裏側は思ったより雪が多く、軽登山靴では厳しいものがあります。
 で、残念だが下山することに決定。
 ゆっくり下ります。
 降りていくと、天気がよくなってきます。
 まだたくさんの人たちが上がってきます。
 写真を撮っている方と言葉を交わしたりします。
 石室のあたりにもこれから登る方たちが。



 ほぼ降りてきて振り返ると、旭岳が青空に映えてきれい。
 きてよかった、という気持ちになりました。



 ロープウェイ駅に近づくと、「11:40発、まもなく発車」のアナウンス。
 急ぎ乗車(?)することに。



 次回は雪のあるときにスキーしたいな~、とか、雪の無いときにぐるっと回りたいなと、ロープウェイの中で考えます。



 さて、昼前に下山したものの、家までは遠い・・・。
 がんばって走り、富良野でまたケンタッキーを購入。
 意外と早い3時間10分で自宅到着。
 今日は非常に軟弱なロープウェイ登山でした。
 今回は時間からすると3/4日登山という感じでしょうか。

 GPSです。登りの途中から電源投入のため、姿見の方は記録ありません。



 
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