ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

札幌岳 第2回体力測定登山 平成22年8月21日(土)

2010-08-21 20:26:35 | 定山渓方面・夏山
 今日は本当は昨年同様「桃狩り&積丹岳」を考えていたのですが・・・。
 また腹が破裂するほど桃を食べるのも大人としてどうかと思い中止。(行けば食べてしまう・・・性でしょうか)

 で、昨年もやった札幌岳での体力測定登山に行くことにします。
 ただ・・・今日は暑くて蒸し蒸ししてるので、タイムトライアルの途中で心が折れる可能性が大ですが・・・。
 
 今回もバイクで、午後1時を回ってから登山口に到着。
 あったかくて半袖シャツ1枚でOKで、気持ちいいツーリングでした。



 で、準備しているとたくさんの方が下山してきます。
 まあ、この時間ならあたりまえですね。

 「今から登るのかい?」とか誰かおせっかいな方が言ってくるかと思いましたが・・・誰も言いません。
 まあ、よく考えるとここには小屋があるから、この時間の出発もありです。

 で、準備して13時37分、出発です!
 トコトコとゆっくり走り始めます。

 で、林道までに19分、冷水小屋まで38分。



 ほんのちょっとだけ去年より早いような気がします。

 でも、小屋からのきつい登りにはやっぱり苦しみ、暑くてもう心が折れそうに・・・。
 途中で何人かとすれ違い、尾根では2人追い越して、少しペースを落としながらも、トライアルを継続。

 で、山頂には14時55分、1時間17分かかって到着。
 やった!去年より2分早いです。

 まずはスポドリを飲んで休憩。
 5分くらいは休むことに。

 山頂は雲の中で、景色ゼロです。
 で、ちょっと小雨が。



 ほぼ5分休んで15時に下山。
 
 でも下りも急斜面がきついので、のろのろ下山。
 ・・・小屋が遠い・・・。

↓前方に冷水小屋。やっと見えてきてうれしい(笑)



 で、15時27分に冷水小屋に到着。
 もう、暑くて、ここで吹き出す冷たい沢水を吐くほど飲みます。 

 ふう、満腹・・って違うか(笑)。

 そこからまたトコトコ下って、15時58分、登山口に到着です。
 
 やった!!
 GPSのトリップメーターを見ると、往復休憩込みで2時間20分です。
 去年より13分も短縮できました!
 (登り1:17、休憩0:05、下り0:58)

 50歳近くなって体力がつくって、正直ちょっとうれしいです。
 結果が良かったので、第2回体力測定登山ってことにもします。 ←やっぱりずるい。

 で、見回すと、さすがにもうあまり車はありません。

↓もうガラガラな駐車場。



 で、小屋の少し上の登りですれ違って言葉を交わした方がいました。
 今日はバスできたそうです。
 その方、自分に「下りで追い越されるかと思ったよ」って言ってましたが、それは無理でしょう(笑)。

 南区の方で、自分より一回り以上年上の方で、バスなどを駆使して山歩きされているようです。
 これから歩いて豊平峡の温泉まで行くそうです。
 
 車なら乗っけていくのですが、バイクだとメットもないし無理。
 残念ですが、歩いて下山していただきます。

 バイクで降りてく途中、その方に手を振って挨拶。

 そして自分は麓の長谷川商店へ。
 ぴよしろう、いつもここで飲み物買って、ちょっとくつろぎます。



 帰りも長袖Tシャツ1枚で快適な暖かさの気持ちのいいツーリングでした。


 GPSトラックです。







 そういえば、札幌岳、もうたぶん11回目か12回目でしたが・・・。
 なんかもうわかんなくなっちゃいましたね(笑)。
 

 平成23年の体力測定登山はこちら → 札幌岳体力測定登山(第3回) 平成23年10月8日(土)

コメント (2)
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第2回十勝連峰全山縦走(日帰り) 平成22年8月14日(土)

2010-08-17 02:00:49 | 十勝連峰・夏山
 今週は本当は違う縦走をもくろんでいましたが、墓参りなどに時間がかかり間に合わなくなりました。
 なので、去年行ってまたやりたいと思っていた、十勝連峰全山縦走に行くことにします。(去年の記録はこちら

 まずは去年と同じく下山する十勝岳温泉に折りたたみのチャリを置き、白金のゲートに午前0時15分到着。
 とりあえず麦ジュース飲んで寝ますが・・・1時間で目が覚めてしまい、しばらく横になってますが眠れません。

 結局もう寝るのはあきらめて、ぼーっとしながらAKB48のオールナイトニッポンを聞きながらだらだらと準備。
 また麦ジュース500ml×2缶をいただき、2時30分、疲労感満点で最悪の出発です(苦笑)。
 2時間は寝たかったです。

 真っ暗なお盆の夜中、霊がいるのでは・・・と車の中でビビってましたが、麦汁が脳を麻痺させてくれました(笑)。

 ゲートを出発して30分で登山口に到着し、まずは登山者名簿に記帳します。



 暗い中なので、ゆっくり登りますが・・・昨日の雨で登山道が滑りやすくなっていて、かなり危ない状況です。
 ケガしたら困るので、仕方なくうんとペースを落として歩くことにします。

 天然庭園のあたりで明るくなってきたので、第1回麦ジュース休憩。
 で、足をみると、もうけっこうドロドロ。
 まだほんの序盤なのに・・・先が思いやられます(涙)。
 


 で、ラジオの選局をしながら麦ジュースをいただいてましたが、肘が缶にぶつかって石の上から落下・・・。
 ほとんどこぼしちゃいました・・・ううっ・・・もったいない(涙)。

 気を取り直してゆっくり登って行きますが、登山道、ますます滑るようになります。
 よく滑る濡れた泥が登山道にまんべんなくコーティングされていて、油断すると足が簡単に持ってかれます。

↓よく滑る登山道。実は2回も転びました・・・(涙)。
 


 なんかそん感じでちょっとドロドロになりながら、6時9分、やっとこ美瑛富士避難小屋に到着。

 そしてここで相当ペースが遅いようなので、第2回麦汁休憩しながら検討に入ります。

 ゲートからここまで3時間40分。
 去年はここまでがほぼ3時間でしたから、相当遅れてます。
 で、まずはオプタテシケに行ってみて、さらに遅れるようなら今回の縦走はあきらめて白金に戻ることに決めます。

 で、小屋の前にはテントが2張。
 手前のテントでは女性3人が出発の準備中です。
 テントには「パビシェ」って書いてあって、山岳会だそうです。


 
 オプタと美瑛の分岐点にザックをデポ、麦汁やスポドリ、GPSだけを持ってオプタテシケに向かいます。

 天気はまあまあ、景色もいいです。
 
↓振り返って見える美瑛岳、美瑛富士、石垣山。いい感じです!



↓雄大な感じのオプタテシケ。



 途中、1組のご夫婦を追い越し、1名の男性とすれ違い、オプタテシケには7時44分到着。
 避難小屋を出たのが6時21分なので、1時間20分ちょっとで着いたことになります。
 
↓富良野側はやや晴れ。でも大雪側は・・・雲で何も見えませんでした(涙)



 で、・・・このペースならOK!
 この後もたぶん間に合います。
 山頂でまたしても麦汁を飲みながら、縦走続行を決定です!

 戻りではさっき追い越したご夫婦とちょっとお話して、テント泊のおねーさまたちにごあいさつして・・・。

 途中、水たまりの跡に誰かが落書きしてたので・・・・



 自分も対抗して落書きしました(爆)



 ただの酔っぱらいですね(苦笑)。

 で、ザックを回収して美瑛富士に向かうと・・・さっきすれ違った方がまたやってきます。
 お声をかけさせていただき、登山道で10分ほどおしゃべり。



 避難小屋の前のもうひとつのテントはこの方のでした。
 昨日は登山道が川のようになって、もう大変だったようです。

 いろいろお話して楽しいひとときを過ごせました。
 ありがとうございます。
(翌日、自分も入っているHYMLというメーリングリストの方だとわかりました。)

 で、次は美瑛富士です。
 また分岐にザックをデポ、10時3分出発で山頂には10時18分着。
 


 この山は3度目ですが、一番早く登れたかもしれません。
 先は長いのでとっとと下山、ザックを回収しておにぎりタイムにします。

 この次はちょっとつらい美瑛岳です。
 15分で登れた美瑛富士と違って、石の多い登山道を少しずつ登り、50分くらいかかって、11時24分、やっと山頂へ。

 おおっ、十勝岳が見えます!!



 頭の中に「しらかばの~林をゆけば~、十勝岳~雲間に呼ぶよ~」という曲が浮かびます。
 これは・・・30年以上前に大雪青年の家で毎朝歌わされた大雪青年の家の歌。
 まだ覚えているとは・・・恐ろしいことです(笑)。

 で、最後の1本の麦汁を出して飲んでいると隣から「いいなあ!」という声が。
 で、そちらの方々ともう今日は3.5Lいただいただの、今日は十勝岳温泉にチャリを置いてあるだのと話していると・・・。
 
 「もしかして、ぴよしろうさんですか?」
 と、若い女性の方から声をかけられます。
 「はっ、・・・はい。」と答えたものの?????状態。

 で、お話を聞くと、自分のブログを読んでいてくださった方。
 今日も登って来るとき、ぴよしろうが自転車を使って登山口をつないだ話をしていたそうです。
 そんな奇特な方いたんですね(笑)。
 でも・・・きゃ~!きゃ~!読者です!!それもかわいい女性(激嬉)

 いっしょに来ていた男性も読んでくださっている様子。
 そして、「一緒に写真撮ってください」っていわれて写真撮影。
 なんかめちゃめちゃうれしかったですね。

 自分のブログ、参考にしていただいたようです。
 もっとも、最近の山行はついていけないって言ってましたが(笑)。

 もう少しお話したかったのですが、なんか照れたのと、あまり時間がないのとで出発することに。
 ぴよしろう、結構シャイな48歳です(笑)。

 声をかけていただいて、本当にありがとうございました!
 
↓このブログを見ていてくれたお二人(左側)。



 で、トコトコ早足で十勝岳へ向かっていくと・・・。

 今度は若い男性2人が登山道の傍らで寝ころがっています。
 「ほ~う」と思ってそばに寄ると、青空がきれいなので見ていたとのこと。
 それはいいですね、ってお話して、今日はどこまでって聞かれて、富良野岳まで行って自転車で車に戻るとか話して・・・。
 「実はブログやってるんですが」と言うと・・・。
 「あっ、そのブログ見たことある!30Kmとか歩く人でしょ!」言われます。

 珍しいことに、また読んでくれてた方がいました。
 ぴよしろう、感激です!
 ・・・今日はいい日だ!
 オキタさん(だっけ?)、写真撮り忘れたけど、また見て下さいね。
 あ、あと・・・下ホロカメットクと富良野岳間違いました・・・すみません。
  
 で、その後はズルズル滑る火山礫に苦しみながら・・・
 そして途中で追い越した若いねーちゃん負けないように、無理にキビキビ歩いて(笑)十勝岳に向かいます。



 十勝岳には13時11分到着。


 
 さすがたくさんの人がいます。
 人気の山ですね。
 で、全体の2/3くらい進んだので、ここで大休止をとることにします。

 風当たりの少なそうな岩陰でラーメン作っていると・・・そばで同じようにガスでお湯を沸かしているお2人が。
 
 あちらはコーヒーの様子で、今日は暑いので結構水分を消費しちゃったんですよね、と話すと・・・。
 なんと、「水たくさん持ってきたからあげますよ」とのこと。
 ええっ、いいんですか!
 それも、まだ氷が浮かんでるめちゃめちゃ冷たい水です。
 うあわ~!ありがとうございます。
 
↓美瑛から来たお2人。奥さんすごくきれいな方でうらやましかったですね。ええ。



 美瑛町、万歳です!

 で、30分ほど休憩した13:40、出発です。
 十勝連峰、まだまだ先は長いです。

↓一番右が富良野岳。・・・遠い・・・。



 今日はいろんなところで楽しくお話できて、ほんといい日です。
 でも、ゆっくりしてたらだんだん余裕がなくなってきたので、ちょっと先を急ぎます。
 
 上ホロカメットク避難小屋に14時15分着で、トイレタイム。
 上ホロ山頂には14時33分着。



 ここでは休まず進みますが・・・途中の景色は堪能させていただきます。

↓上ホロのあたり。なんともいえない景色です。



 上富良野岳に14時45分着。
 


 ここも休まず、三峰山へ。
 
 ちなみにぴよしろう、三峰山きらいです。
 3回も上り下りしなくちゃいけません。
 はぁ、しんど。

 三峰山頂には15時16分着。



 山頂では休まず進みますが、しばらくしてちょっと休憩とりつつトコトコと富良野岳を目指します。

 で、遠い遠いと思っていた富良野岳も、歩いてるといつのまにかもうコルに。
 人間の足ってたいしたもんですよね。



 でも、山頂の方は雲がかかって見えません。
 もう疲れたし、つまんなさそうだし、実はもう嫌になりましたが・・・全山縦走なので我慢して・・・行きます!

 そして予想通り雲の中で何も見えない山頂(涙)には、16時38分着。



 最後、総まとめ的に南端の富良野から十勝連峰全景を見たかったのですが残念です。
 でも下山途中で原始ヶ原というんでしたか、そっちの方は見えました。
 あっちの方もいつか行ってみたいですね。


 
 さて、あとは約2時間ひたすら下れば終了です。
 
 もう薄暗くて誰もいない登山道を熊鈴を鳴らしまくって、最後にちょこっと走って、18時36分、凌雲閣に到着。
 39分が日没なので、日没ギリギリの到着です。

 まずはカルピスウォーターを飲んでしばし休憩しますが、気温の低下と濡れたTシャツ、そして疲労から震えが来ます。
 低体温症みたいな感じですね。

 で、長袖シャツを着て、ジャンパーを着て、さらにカッパを着て・・・しばらくすると落ち着きました。
 そして折りたたみチャリ、オレンジ号を組み立て、19時6分、今度は白金に向けて出発です。



 バーデンかみふらのまでは激しい下りで全力のブレーキング。
 そこからちょっと向こうから吹上温泉までは登りなので、約1.5Km、ひたすら自転車を押します。

 正直、なんでこんな過酷なことしてるんだろうと思ったりします。
 きっと、どMなんですね、自分(笑)。

 まあ、その後は基本下りなので、グライダー気分の滑走で白金へ。
 最後はちょっと登りもありますが、約1時間たった20時13分、白金ゲートに到着。
 
 楽しかったけど、やっぱり疲れた歩き約35Km+チャリ14Kmの旅でした。


 GPSトラックです。
 オプタテシケ行く途中、GPSの電源が30分ほど切れて、コースが直線になって距離がちょっと少なめになってます。
 赤が歩き、青はチャリです。



↓歩きのグラフ。



↓チャリのグラフ。



 今回は軽量化のためにスポドリを前回より0.5L減らしたのですが、失敗。
 気温を考えて水の量を決める必要がありますね。
 で、今回の低体温もどきの震えもあり、ツェルトやガス、カッパなど、防寒用品などは絶対省略できないと思いました。
 重いけど・・・。

 で、前日の睡眠時間が1時間だったので、もう眠たくて運転の途中で仮眠をとりまくりで、自宅到着は1時半でした。
 最近、前の日1~2時間睡眠ですが、これも改めないと危ないですね。

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大雪高原温泉から緑岳、忠別岳、五色岳 平成22年8月4日

2010-08-06 08:19:57 | 大雪・夏山
 めちゃめちゃ大雪に行きたいので、仕事を休むべく調整を図ったところ、翌日の4日ならOKという話に(狂喜乱舞)。
 で、20時半に会議を終えて、家に帰り食事をして準備、買い物を終えるともう22時半です(滝汗)。
 そして高原温泉に到着したのは・・・午前1時半でした・・・(涙)。

 もうここまでで、ほんと疲れました。
 でも、冷静に考えるとアホですよね。
 なんでこんなにつらい思いして山に来るんでしょうか。
 もしかすると病気かもしれませんね(笑)。 ←確定?

 さて、2時間位は寝れるでしょうか。
 麦ジュースを一気飲みして、防寒ジャケットを着て仮眠です。

 3時半に起きて、また麦ジュースを2缶飲みながら準備、やや明るくなった4時9分、名簿に記帳して出発です。

↓この建物の横に入山者名簿があります。



 ここは初めてなので標識がなくて不安でしたが、ちょっと進むと黒い立派な「高原温泉」という看板や緑岳の標識が。



 今日は曇りで少し暗い・・・と思っていたら、雨が降ってきました。
 小雨で降ったり止んだり。
 とりあえず、カッパを着ずに進みます。(結局10時頃まで降ったり止んだり。)

↓緑岳。カメラがなんか不調で、明るいのにフラッシュ点灯して暗い写真に。黒岳になっちゃいましたね(笑)。
 


 緑岳、近くまで行くと急に石が多くなり、頂上まで約1Km半くらいは岩の上を歩く感じになります。

↓岩の登山道。めちゃめちゃ歩きにくいです。黄色ペンキが結構たくさんついてて助かりました。



 緑岳、急斜面なので、かなりジグザグで長い登山道です。
 岩歩きに飽きてきた6時ちょっと前、やっとこ山頂到着です

↓山頂からはトムラウシの方が見えました。・・・かっちょいい!!



 まずは麦ジュースを飲んで10分ほど休憩。
 緑岳を出発すると・・・先週登った白雲岳です!

↓写真中央の雪渓の下に避難小屋が見えます。



 広い雪渓を歩いて少し登って・・・避難小屋には6時37分到着。
 ここでおにぎりタイムにします。



 聞くと今日は小屋に泊まる人よりテントの方が多かったとか。



 10分休憩して出発しますが、道がわからなくなってうろうろ。
 正しい方向に行きながらも不安になって戻り、今度は銀泉台方向に進み、また戻って・・・。
 そして最後は親切そうなお兄さんに聞きました。
 やっぱり酔っ払いはダメですね(笑)。
 15分くらいロスしました。

 で、忠別岳に向かって進んでいくと先行者が結構います。



 途中から分岐する三笠新道という沼めぐりして高原温泉に出るコースがあるようですが・・・。
 熊が出まくるようで閉鎖されてました。

↓下の方に沼が見えました。



 途中、先行者をぽつぽつ追い越しながら、避難小屋から約1時間50分かかって忠別沼に到着。
 


 忠別岳はもうすぐみたいなので、そのまま進み、沼から約25分で忠別岳山頂に。

↓山頂でちょうど追いついた5人のパーティ。



 山頂で会った方々は白雲避難小屋からヒサゴ沼に行くそうです。

 ここで9時15分です。
 出発から5時間ちょっとかかってます。

 今日は出発した4時から暗くなる19時まで、歩ける時間は約15時間あります。
 このうちの6時間半か7時間を往路に充て、残りを帰りに充てる、と決めていました。
 とすると、あと進めるのは1時間半か多くても2時間。
 あまり休めないので、麦ジュースを飲み始めてすぐ、片手に持って出発することに。

 五色岳に向かって下っていくと、途中からハイマツ漕ぎが始まります。
 道が悪いのは、そんなにたくさんの人が通らないからなんでしょうかね。



 で、途中で会った方に五色岳はどれかと尋ねると、「あのちょこんと出たところ。」と教えていただきました。

↓中央のちょこんと出たところが五色岳。



 五色岳には忠別岳から約1時間10分かかった10時28分に到着。

↓五色山頂から。左が旭岳、手前右側が忠別岳。



 ここで麦汁飲んで休憩、ちょっと検討に入ります。

 で、ここまで6時間20分です。
 次の化雲岳まではあまりアップダウンのない2.9Kmですが・・・1時間くらいはかかります。

↓中央やや上の小さい突起がたぶん化雲岳。



 なので、残念だけどここを折り返し地点にすることに決めます。

 トムラウシがもう、すぐ近くに。
 


 帰りは忠別岳を過ぎたあたりで急激な眠気に襲われ、岩に座って爆睡。
 寝たら少しスッキリしました。
 
↓忠別岳過ぎたあたり。(たぶん)



↓忠別沼。奥の方では若い方がマルタイ棒ラーメン作ってました。



 新道の少し手前でまた爆睡します。
 で、寝てばかりいたら、すっかりペースが落ちて、焦ります。
 もう15時近いのに、あと残り10Kmもある・・・!

↓このコース使えると近いんですが・・・。



 だんだん疲れてきた体をひきずり、15時53分、やっと白雲避難小屋へ。

↓遠目にはなんかおしゃれなホテルっぽい白雲小屋。



 ここでちょっと休憩してソイジョイを食べます。

 小屋ではみなさんのんびりした感じでお話をされてましたが・・・ダウンジャケット着てる方がいてびっくり。
 自分は半袖1枚でしたから(笑)。
 これから宴会するようで、なんかうらやましかったです。

 自分は残念ですが泊まれないので、出発です。
 暗くなる前に帰らなければなりません。

 途中、登山道にタテハ蝶が。
 もう気温が下がって動けないようで、そばでドタドタしても動きませんでした。

 ・・・踏まれないでね。



 緑岳の岩場の下りをいやいや降りて、最後はちょっとだけスピードをあげます。

 そして18時8分、登山口に到着して記帳。
 約36Km、14時間の長旅でした。
 歩きにくいのもあって、ここ最近の山行で一番疲れた感じです。

 事務所の管理人さんに今日の行程を話したら、苦笑いしてましたね。

 GPSトラックです。

↓クリックで拡大します







 今日は熊対策に、ないよりはましってことで、ちょっと錆びた(恥)ナイフを持って行きました。



 そして、水分だけで今日は合計5.2Kg。
 結局このうち2.7Kgは持ち帰りでした。
 これにツェルトやカッパ、ガス、非常食など、重い荷物でサブザックでは肩が痛くなりました。
 次回からは、中型のザックにするか、軽量化するか、対策を講じようと思います。
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