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ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

浦臼山 令和7年6月15日(日)

2025-06-15 20:22:34 | 樺戸・増毛山塊・夏山

今日は東京から来たT先生と浦臼山へ。

のんびり登山の予定。

 

3度目なのに、いろいろと迷ってから登山口に到着。

T先生は腰が痛いそうで、登る前に鬼ストレッチ(笑)

自分はT先生が運転してくれるというので、登山口から麦をいただいた(笑)

道中、ピンクの花が咲きまくっていたので、グーグルレンズで調べた。

結果は「オオベニウツギ」と出た。

グーグルレンズすごい。

誰かがわざわざ植えたのでは?と思うほどたくさん咲いていた。

 

で、山頂は雲の中で、景色ゼロ。

その後樺戸山に進もうとしたが、雲の中でつまんないので止めた。

で、そそくさと下山。

 

YAMAPのデータ。

で、T先生の方からピーピーいう音がしょっちゅう聞こえるので「それ何?」と聞くと・・・

筋肉に流れる電流の強さを感知する機械だそうで、強い電流が流れた時にピーピーなるとのこと。

前傾したりして、腰に負担がかかるような時に自分の姿勢を見直すために装着しているらしい。

ほー、さすがお医者さん、という感じのグッズだ。

ハイテク。

 

「へー、それいくら?」と聞くと、アメリカ製で8万円くらいという話。

いや高いわ(笑)

 

帰りは三笠の太古の湯につかり、岩見沢でさんぱちのラーメンを食べて帰った。

 

家に帰ってから内転筋のストレッチをしたが、なんかうまく体の疲労が抜けてない感じ。

うーん。

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公共交通機関で暑寒別岳・南暑寒別岳を縦走(純登山) 平成26年7月20日(日)

2014-07-21 23:31:04 | 樺戸・増毛山塊・夏山
2つの登山口が遠い縦走は、一人の場合は工夫が要ります。
前に暑寒別岳と南暑寒岳を縦走したときは、戻ればいいってことで、箸別登山口から雨竜の登山口を往復しました(^^;)
で、今回は、公共交通機関があるところからスタートし、そしてまたゴールする、という方法でトライすることにしました。
そして今回は連休なので、時間を使ってちょっと旅っぽく行ってきました(笑)

↓イメージです。増毛まではバスで、帰りは・・・バスかJRってことで。


まず前日15時に家を出て、JRで札幌駅に向かい、そこから16時10分発の高速はぼろ号に乗車。
後ろにきれいなおねいさんがいるのでちょっと気にしながらも、ゲップをしまくりながら麦汁を飲みました(汗)

↓バスはいいですね。何がって・・・麦汁が飲めるからです(笑)


のんびり景色を見ながら、そして麦汁3缶ほどいただきながら増毛へ。

↓増毛ターミナルについた羽幌号。2時間半近くかかりました。


ターミナルのすぐ隣に無料のキャンプ場があるので、まずそこにテントを設営します。
風もなく、短時間なのでペグやロープは打ちませんでした。

↓amazonで送料込み2000円で買ったテント。値段の割になかなかのものです(笑)


近くのセブンイレブンで麦汁と食べ物を買い、海辺に行ったりしてのんびりしました。

↓賑わうキャンプ場の夕焼け。炭と焼肉の匂いがして・・・夏全開という雰囲気が漂っていましたね。


で、一人で暇なもんですから、ついつい麦汁飲みまくりで、食い物も食いまくり(苦笑)
なくなったらまたセブンイレブンまで行って買い(2度も)・・・もう暴飲暴食しまくりでした(汗)

で、9時半ごろ眠りにつき、11時半頃目が覚めると・・・吐き気と頭痛が(涙)
これには参りました。
こんな状態で登山ができるのか、としばらく悩みますが・・・まあ、行くしかないですね(笑)

だらだらとテントを片付け、荷物をまとめてセブンイレブンへ行き、テントやマットを宅急便で自宅へ送ります。
そしてもう、酒は飲みなくないので、お茶を飲み・・・でもまあちょっとだけ麦汁も買うことにします(苦笑)

そこから一度海に出て・・・1時1分、二日酔い(当日酔い?)っぽく出発です!

↓増毛の海。一応タッチしてなめてみました。


へろへろと歩き出し、箸別に行こうか暑寒コースに行こうかちょっと迷い・・・結局暑寒コースへ向かいます。
歩き出してみると、あまり風もなく、月も星も見えて上々の天気です。

↓いつも目印にしているりんごの地図看板。ここで曲がります。


もう、りんごの地図看板を曲がった後は、車は1台も通りませんでした。
かなりさびしい道です。
最終人家を過ぎたら鈴を出し、鳴らしまくり。
まあ熊は出ないと思いますが、カウンターアソールトも腰に付けて準備しておきます。

↓5km地点。海から登山口まで12kmあります。


登山口には、ほぼ予定どおりの3時31分到着。

↓駐車場の階段下から暑寒荘を見上げると、月がきれいでした。


トイレによって、暑寒荘の前で麦汁をいただき、虫除けをかけたり、ストックを出したり準備しました。
下の駐車場には結構車が止まっていて、何人か起きだしたところでした。

↓胸悪いのも頭痛も回復。もっと麦汁を買えばよかった・・・(苦笑)


日の出まで20分ほどありますが、だいぶ明るくなったんで・・・3時50分出発です!

尾根に上がりしばらく進むと、左側から朝日が見えてきました。

↓おおっ!いい感じです!


↓正面には1075mのピークが。スキーで滑ったよなー、と思い出しながら登ります。


↓天気最高です。今日来てよかったなー、と思いました。


天気を心配していたので、よかったなーと思いながら・・・もっと麦汁買えばよかったと後悔しました(苦笑)

で、山頂に近づいて行くと、どうも山頂近辺が雲に覆われています。
着くまでになくならないかなー、と思いますがなかなか雲が取れません。

↓8合目からの様子。海側から山に風が当たって雲ができている感じですね。


とりあえず登っていくと、山頂近くは雲の中で、草木がびしょびしょ。
おまけに冷たくて、ズボンは一瞬でずぶぬれになり、さっきまでとは一転、急激に寒くなってきました。
メガネもすぐにぬれて見えなくなり、拭きながら歩きます。

山頂には、登山口から2時間34分かかった6時24分に到着。
海からだと5時間23分ですね。

↓ホワイトアウトした山頂。爆風&冷たいミスト攻撃でもう死にそうでした。


まずは岩陰に座って休憩することにします。
しかし、さっきまでは日が照って天国だったのに、この違いは何でしょう(汗)
で、冷たい水で下半身が冷やされ、ものすごく寒くなり、左足が突然痙攣しました。

↓わかりにくいですが、ズボンはべちゃべちゃ。靴ももぐちゃぐちゃ。


「これはまずいなー」と思い、遅ればせながらカッパズボンを出し、ジャケットを着込みます。
寒いのに麦汁を飲み(←だめですね)、一瞬引き返そうかと考えましたが・・・とりあえず行くことにします!
まあ、なんとかなるでしょう!
寒い中、22分ほど休憩して、痙攣気味の足を抱えて南暑寒に出発です。

この縦走路は結構急な下りがあって、前回酔っ払ってこけた記憶があります(苦笑)
で、今回は安いアディダスの新品のトレランシューズで来たのですが・・・さすが新品、グリップします!

縦走路は、前に一度笹刈りをしたようですが、もう結構登山道が見えなくなってきているところがあります。
それでも前回に比べたら、ぜんぜん楽チンです。

↓縦走路の様子。


↓途中にある湿原ぽいところ。


風はずっと強くて嵐のようです。
天気のいい日に登りたかったなー、とか思いながらさびしい縦走路を進みます。

↓笹がかぶった登山道。熊が怖いので「ヘイヘイヘーイ!」とか叫びながら進みました(苦笑)


8時を過ぎて、南暑寒が近くなるとどんどん人がやってきます。
皆さんに山頂の情報などをお知らせしましたが、最初にあった方は80歳だと聞き驚きました。
自分は80歳では無理だろうなー(笑)

で、南暑寒には8時21分に到着。
山頂で会った方にも「暑寒からどれくらいかかりました?」と聞かれましたが、1時間36分ですね。

↓やっぱり何も見えない山頂。でもまあさっきより風は収まってきました。


天気が悪いとちょっとつまんないなー、湿原はきれいだったらいいなー、と思いながら12分ほど休憩して出発。

で、南暑寒の登山道は笹を刈ったばかりのようで、刈った笹が足に引っかかってちょっと邪魔でした。
でもまあ、刈っていただいてありがたいことです。

↓広く笹刈りされた登山道。


↓湿原が見えてきてうれしくなりました。


展望台に着くと、若い人がたくさん。

↓ここでカッパやジャケット脱いで、身軽になりました。


で、湿原に着くと・・・お花がたくさん!

↓黄色い花がめちゃくちゃ咲いてました。


ここまでは天気悪くて残念な感じでしたが、湿原はよかった!
なんか景色に癒されました。









南暑寒のほうを振り返ると、まだ雲に覆われています。

↓南暑寒のほう。まだ雪渓もあるんですね。


湿原にはたくさんの人がいました。
休憩所のようなところまで行き、のんびり休憩することにしました。

↓湿原は暖かくて、のんびりでした。ここで麦汁を飲みながらぬれた靴を乾かしました。


20分近く休憩して、出発しましたが、人が多いです!
もう、ほんと100人くらいすれ違ったんじゃないでしょうか。
そのたびに「お先にどうぞ」と待つので、めちゃめちゃ時間がかかりました。

で、あと500mで登山口というところで、一組の男女を追い越したのですが・・・
おおっ!なんと、昔よく焼肉登山を一緒にやった、うちの会社のなかちゃんです!
びっくりしました・・・!

最近は週末は奥さんと山に出かけているんだそうで、明日は十勝岳に行くって言ってました。
11時5分、なかちゃんと話しながら登山口に到着。
で、奥さんから、小屋の管理人さんに言ったら麦汁買えるよー、と教えてもらい、ちょっと高い500ml2缶ゲット。

↓なかちゃんと奥さん。なかちゃんはこれからトレーニングということで、もう1回展望台に行くとか(笑)


ご夫妻と麦汁を飲みながらちょっとお話して・・・11時17分、長いロードの旅に出発します。
ここまで34.5km。
一番近い高速バスのバス停まで、あと26kmくらい。
長いですね(笑)

もう歩くようにゆっくりとジョグで進み・・・
時間はたっぷりあるので、途中で麦汁飲んでまたゆっくり休憩しながら、という感じです。

↓道路わきで麦汁休憩。靴も靴下も乾かします。


↓舗装区間もあるのですが、ダートも。もう、たくさん車が通ってホコリがひどかったですね。


途中、のろのろジョグっていると・・・「狭い車だけど乗っていきませんか?」と声をかけていただきました。
すごくうれしかったのですが、乗れないですね・・・。
ありがとうございましたm(_ _)m

そして14kmくらい進んだ尾白利加ダムのところでなかちゃんの車が。
ありがたいことに、「安いのでよければ」って言って、麦汁を一本置いていってくれました!
これまたありがとうございますですm(_ _)m
いただいた麦汁を飲みながら、ダム湖で休憩しました。

↓尾白利加ダムの湖、暑寒湖。正面の山は、南暑寒荘のそばの恵岱山という山のようです。


麦汁休憩した後、またジョグで進もうとしますが、もうなんだか眠くなってきました。
14時を回って、暑さもピークの時間帯で、2時間しか寝てないせいかへろへろです。
ちょっと進んで休憩し、またジョグを始めますが・・・ここで睡眠ジョグが発動してしまいました(苦笑)

「だいじょうぶですか!」という声で、ぱっと目が覚めました。
見ると、60歳代くらいの女性の方です。
「ふらふらしてるから、大丈夫かと思って・・・麦茶でもどうですか?」と声をかけてくださいました。
お礼を言って、睡眠不足で増毛から山越えしてきたこと、恥ずかしながらお酒も飲んでることもお話しました。

↓声をかけてくれた方。親切な方が居るんですね。わざわざありがとうございました。


睡眠ジョグは本当に見てる人に不安を与えるようですね(汗)
そして睡眠ジョグは、どうやらジョグのフリしてるだけで、「歩くよりかなり遅い」ようです(苦笑)←全然ダメですね。

そこからは目が覚めて、ゆっくりながら着実に進み・・・

↓農村地帯を進みます。まっすぐ行くとローソンがある雨竜の追分市街。


雨竜のローソンには16時30分到着。
ここで麦汁、ソフトドリンク、チキンを買って、休憩しました。
で、ここから高速バスのるもい号が出るのは19:23で、まだ2時間近くあります。

しばらく考えて・・・やっぱり妹背牛からJRに乗るのがいいかなー、と考えました。
妹背牛発18:10の列車に乗れば、9時前には家に着きます。
確か家でチェックした時、確か妹背牛の駅までは4kmくらいだったような気がするので、歩いていけばOKなはず。
しばらく休憩して、足もちょっと痛いので、のんびりと妹背牛へ向かいました。

↓妹背牛に入ったところ。ローソンから1kmのところです。


で、2.5kmくらい進んだ小高い橋の上で、JRの駅はどこかなー、と見渡しますが、見当たりません。
変だなーと思い、スマホを出してグーグルマップで調べると・・・なんとあと4.5kmも先です。

げげげ。
今は17時30分で・・・これじゃあ、間に合いません。
走るしかないってことで、仕方なく走り始めますが、右足の膝下外側が痛くてつらいです。
泣きながら走って行くと、駅らしきものが!

↓正面に時計のついた建物が。きっと駅です!


おおっ!着いた!
と思い、ドアを開けようとしますが開きません。
えええー!と思いながら、回りを見てもほかの入り口はありません。
時間のないのであせりを感じ、乱暴にドアをガタガタと開けようとしますが・・・ダメでした。
まずいなー、何でだろう、と思いながら上を見ると・・・「幼稚園」と書いてありました(汗)
これはもう、誰か見てたら完全に不審者ですね・・・。

きゃー!、これはまずいと思い、急いでその場を離れて駅を探すと・・・ありました!隣です(苦笑)

↓本物の駅。地味です。目立たなさ過ぎます(苦笑)


駅に入ると完全な無人駅です。
で・・・時間を見ると18時2分。
間に合いました・・・よかった!

↓駅のホーム。ここでGPSのスイッチを切りました。



GPSトラックです。









距離は67km、累積標高2570m、時間は17時間5分でした。
麦汁量は出発後からはちょっと少なめの2.9L。(その前のキャンプ場まででかなり飲んでますが・・・)


翌日、GPSからデータをパソコンに転送しようとしましたが・・・できませんでした。
ついにどっかが壊れたようです(涙)

で、2週間ほど前、あまりに安かったんで、ユピテルのARW-30GというGPS付き腕時計を買いました。
狩場にも持っていったんですが、一応ちゃんと使えたので今回も持って行きました。
8時間しか電池が待たないので、途中でデータは途切れるけど、休憩中に充電してやり、なんとか最後まで計測できました。
今回はそのデータを使用しています。

ただ・・・なぜか標高が出なくて時間が9時間狂うので、カシミールで修正してなんとか使えました。
でも、GPSは買わないとだめですね。
また出費するのが痛いなあ・・・。


コメント (6)
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T先生と暑寒別岳 平成24年7月15日(日)

2012-07-17 23:33:23 | 樺戸・増毛山塊・夏山
東京に住む友人のT先生、ほぼ毎年一度は北海道に登山に来ます。
で、今回は道北方面の天気がよさそうだったので、暑寒別岳に行くことにしました。

朝4時に北広島のクラッセホテルにT先生を迎えに行き、増毛町へ。
関係ありませんけど・・・増毛・・・したいところですね(笑)

で、暑寒コースの登山口には6時半過ぎに到着。
いつものように車中、そして準備しながら、まずは1Lほど麦汁をいただきます。

↓暑寒荘の写真を撮るT先生。


で・・・先日、足首の保護のためテーピング用のテープを買って、今回持ってきたのですが使い方がわかりません。

準備してる途中で思い出し、T先生に「足首のテーピングの仕方って・・・知ってる?」って聞いたら・・・
「うーん、ペニス包帯の仕方なら知ってるんだけどねー。難しいんだよー、ペニ包。」
とか訳のわからんことを言ってました(爆)
ちなみに・・・T先生の職業は泌尿器科医なんですね。
↑すいません、面白かったんでついつい書いてしまいました・・・。

そんなことを話しながら(苦笑)、7時1分、暑寒荘をのんびりと出発です!

↓最初は樹林帯を進み・・・徐々に高度を上げていきます。


で、すぐに空が見える登山道になって・・・天気がよくて、ちょっと歩くともうなんか暑いです。
なので、途中景色のいいところですぐに麦汁休憩をとったのですが・・・

↓いつものように・・・いただきまーす!


↓あっ!・・・麦汁泥棒が!


なんとT先生に麦汁を奪われてしまいました(笑)
自分は飲まないって言ってたのに、我慢できなくなったようです(苦笑)
仕方ないのでもう1缶出して飲みました。

↓その後の休憩でも、ちょっぴり麦汁を飲むT先生(笑) でも・・・運転があるのでひと口だけ。


標高の高いところでは、まだ雪渓が残っていて・・・いい感じです!



山頂少し手前のピークまではきつい登りですが・・・T先生、なかなかのペースで登り・・・



10時27分、山頂に到着です! 
今日は天気がよくて最高ですね!

↓山頂は結構賑わってました。


↓群別岳と奥徳富。遠くに積丹の山々が見えます。


↓浜益岳と雄冬山


山頂では麦汁を飲んだり、おにぎりを食べたりして、40分ほど滞在しました。
去年も2回来ましたが、ここのところ3回はすべて快晴です!
暑寒別は相性がいいのかなー(笑)

下山途中では、残雪の上でまったり休憩したりしました。



ほんと、のんびり降りて、暑寒荘には14時29分着。



天気最高で気持ちよかったです。


GPSトラックです。








帰りは岩尾温泉に入って汗を流し・・・

なぜか学生の時によく行った、札幌市北区北24条の大衆中華宝来で盛りのいい中華丼をいただきました。



満腹になりました。
満足した1日でした。

コメント (10)
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暑寒別岳・南暑寒別岳 箸別から南暑寒荘まで往復 平成23年8月28日(土)

2011-08-29 06:11:53 | 樺戸・増毛山塊・夏山
 仕事の都合などで1ヶ月も山に行けず、ずいぶんと体力が低下した感じがします。
 おまけにデブりました・・・イカンです(涙)
 今日は久々に体力チェックも兼ねて、長距離を歩くことにします。
 十勝連峰全山縦走を、とも思いましたが・・・20年ぶりに湿原も見たくなり暑寒別に行くことにしました。

 今回の企画は、3箇所ある登山口のうち増毛側の箸別登山口をスタート地点に、雨竜側の登山口(南暑寒荘)
まで行って、また戻ってこようというものです。



 暑寒・南暑寒別岳2往復という感じですね。

 前の夜にスタートし、箸別登山口には夜中の1時に到着。
 今日も遅くなってしまいました・・・。 ←学習能力がない(苦笑)
 麦汁を大小2缶いただき、1時半から4時まで2時間半ほど車中で寝て起床。
 また麦汁を飲みながら、のたくたと準備します。
 箸別避難小屋のトイレに寄って、夜明けとほぼ同時の4:55、スタートです!

 

 昔もここから登ったことはありましたが、最初の方は傾斜がなくて、1合目までの距離が長かった記憶がありました。
 なので、今回は時間短縮のためにジョグ&ウォークで進みます。

 しばらく進むと暑寒別(たぶん)が見えます!


 で・・・なんかアルコール不足な感じがしたので、2合目まで行かないうちに麦汁休憩・・・。
 ああ・・・もっと飲んでからスタートすればよかった(笑)

↓最近お気に入りのアイスラガー。飲みやすいです。


 そこからは麦汁は我慢してトコトコ登ると・・・7合目あたりで一気に景色がよくなります。

↓海が・・・見えます!


↓山頂少し手前の最後の急な登り。森林限界を越えた笹についた登山道は・・・なんかいいですね。


 暑寒別岳山頂には7:09に到着。2時間14分かかった計算です。



 前に箸別から登った時は、ガスで景色が全く見えませんでしたが・・・今日は最高です!
 雪景色もよかったですが、夏もいいですね。

↓群別と奥徳富。確か・・・奥徳富は別名オシラリカでしたっけ。


↓南暑寒が見えますが・・・ちょっと遠い感じですね。手前に沼がみえます。


 ここで麦汁を飲んでしばらく休憩し、はじめての南暑寒に出発です!
 
 しかし・・・縦走路っていうのは荒れたところが多いですが、ここもなかなかでした(苦笑)

↓結構笹を漕ぐところが多かったですね。 


 コルに下りると、上から見えた沼が。ここも小さな湿原のようですね。



 で、このコルのあたり、恐ろしいことにもうめちゃくちゃにたくさんクマの掘り返し跡があります。
 それも結構新しくて「さっき掘りました」という感じで、おまけに糞もあってくさいです。
 もうかなりビビッて、鈴&ラジオ&ホイッスルを吹きまくりで通過しました。

↓コルのあたりの登山道。掘り返しがこれでもかってくらいありましたね・・・恐ろしいことです。


 このコルのあたりで今日はじめて人に会いました。
 男女お2人でしたが・・・女性の方に「クマに会いませんでしたよね?」と言われ、
 「会ったらもう死んでるよー」と心の中で思いつつ(笑)、クマの掘り返しが凄かったことをお話ししました。
 自分は雨竜側の登山口に向かい往復すると言うと、帰りにまた会いますね、ということでお別れしました。

 南暑寒には8:46着。
 箸別から4時間かからずにここまで来ることができました。 



 頂上標識の少し先の三角点のような石柱のあるところでおにぎり&麦汁タイムにします。

 立ち上がって景色を見ると、遠くに湿原が広がっているのが見えて・・・早く行ってみたくなります。



 12分ほど休憩して、ハイマツの中にスポドリと麦汁をデポし、湿原へ向かってトコトコ降ります。
 たくさん人とすれ違いながら、30分ちょっとかかって湿原に到着。
 花はあまりありませんが、湿原の風景は・・・すばらしいです!



 で、湿原の木道は一周するような形になっていて、一方通行なんですね。
 途中で会った方に教えてもらい、順方向を景色を見つつ、ジョグで進みます。



 湿原を抜けて、そのまま登山口に向かいますが、相当な人数とすれ違いました。
 やっぱり湿原は人気なんですね。

 南暑寒荘には10:31に到着。
 その下のキャンプ場で水を飲んで休憩します。

↓南暑寒荘。確か1000円くらいで泊まれたはず・・・今度T先生あたりと泊まってみたいですね。


↓管理小屋か何かでしょうか。自販機もありますね。


 スタート地点の箸別からここまで5時間36分。
 行動時間は日没までの13時間半と考えていたので、あと7時間半で戻ればいい計算です。
 ちょっと疲れましたが・・・行きます!

 途中おにぎりを食べたり、湿原手前の水場のすごく冷たい水を飲みつつ湿原へ。

↓途中の白竜の滝。


↓吊り橋が2箇所もありました。下を見るとちょっと怖いですね。

 
 湿原には1時間ほどで到着。
 またジョグで木道を進み、まずは木製の休憩所に入って麦汁をいただきます。
 先にいた方に、「走ってきて、すぐビール飲むっていうのも豪快な趣味だね」と言われます。
 趣味・・・というのも不思議な言われ方でしたが(苦笑)

 そして再度湿原の景色を堪能しながら南暑寒へ向かいます。

↓やっぱり湿原は美しかったです!


↓中央に南暑寒。右が暑寒。


↓湿原から南暑寒に向かう途中の湿原展望台。右側に木製の休憩場所があります。


 南暑寒への登り返しは・・・結構長い道のりですね。
 思ったより長くて、体力ない人には南暑寒まででも結構たいへんな登山かもしれないと思いました。
 
 13:11、湿原展望台から1時間ほどでに頂上そばのスポーツドリンクのデポ地点に到着。
 ここでのスポドリは・・・最高にうまかったです!



 休憩後、南暑寒の山頂のところでで・・・おおっ!!行きで会ったお2人に再会です。
 お休みをとって、北海道に来ているそうで、富良野の方などに行ってきたそうです。
 今日の暑寒別岳、野趣あふれるいい山だって感心してました。

 ↓道外から来たお2人。登山で北海道っていうのもいいんですかね。


 暑寒の山頂で箸別から登ってきた方と話し、箸別から雨竜側登山口まで往復する人会ったと言ったら・・・
 「気が違っているとしか思えない」と、言っていたそうです(笑) 

 まあ、そうかもしれませんね。 ←実際・・・相当に脳はやられています(爆)

 で、あとで知ったのですが、ここにコメントをいただく「たいがーさん」もこの時山頂にいたそうで・・・
 この会話を聞いていた、というのには笑っちゃいました。

 男性の方が「20時間のコースを日帰りはすごいです」と言ってくれましたが、人によって体力はいろいろ。
 早い人はもっと早いし、自分も年をとったらきっと20時間以上かかるんでしょうしね。

 そして、暑寒まで2時間+暑寒から2時間の、あと4時間くらいで下山、って言ったら・・・
 「えっ!暑寒まで4時間の間違いじゃないの?・・・あ、でもそういう人なのね」と、言われました(笑)
 
 そして、北海道はどこの山がいいか、って訊かれて・・・
 高い山はみんなそれぞれいいけど、低い山ならイチャンコッペと塩谷丸山とお答えしました。
 このあともいい旅してください!

 お2人とさよならして・・・さて、残りは全行程の4分の1です!
 ・・・ちょっと疲れてきましたが(苦笑)
 
↓左手に群別岳を見ながら・・・


↓だんだん急になる斜面を進んで・・・


 2度目の暑寒別岳山頂には15:12到着。



↓朝とは違って逆光の群別と奥徳富。
 
  
 情けないことですが、急斜面でかなり疲れてしまい、へろへろです。
 やはり実戦から遠ざかっていたせいでしょうか。
 あとは体をだましだまし使って、休み休み下山することにします。

 スローモーションのようなジョグ&ウオークで下山しますが・・・最後はホントに長かったです。
 特に1合目の標識から登山口までは道を間違ったんじゃないかと思うくらい遠く感じました。

↓1合目標識。ここから登山口まで何キロあるのか・・・めちゃめちゃ遠いです(涙)


 登山口に到着したのは17:29。
 往復12時間34分、約45km。
 道外から来たお2人と南暑寒で別れたのが1時半過ぎでしたから、そこから4時間弱。
 なんとか予定どおりに下山できました。

 でも・・・今回は疲れました。
 もう少し鍛えないとだめですね。


 GPSトラックです。


※出だしからしばらくと、途中の記録されていない部分を手で付け足しています。



 下山してしばらくして、着替えをしようとTシャツを脱ぐと、急に震えが始まりました。
 疲労による低体温症のような感じです。
 暖かくすると今度は急に眠くなり、1時間ほど車で寝ました。
 ・・・やっぱり修行が足りません(苦笑)

 帰り、海の夕焼がきれいでした。



 暑寒別と雨竜沼湿原、よかったです。
 たくさん麦汁持って、また行きたいです。


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隈根尻・ピンネシリ 平成21年6月28日(日)

2009-06-28 22:13:12 | 樺戸・増毛山塊・夏山
 27日に自分担当のイベントも終了、疲れたので次の日は休もうかと思ったのですが、どうしても気持ちが収まらず、結局山へ行くことに。
 3時に起床、4時間睡眠です。
 今日はあまり無理せず、久々に道民の森へ行くことにします。
 
 今日は天気がいいです。
 準備をしていると、1台車が来て、割と若い方がすぐに車から降りてきて、準備もせずそのまま上り始めます。
 準備完璧なんですね(笑)。

 自分は多少時間かけて準備、5時13分出発です!



 分岐まで行き、迷った末、隈根尻から行くことに。
 
 道民の森、きちんと整備されてます。
 川にも立派な丸太の橋がかかってます。

 

 整備されているのはいいのですが、この木の階段は歩幅が合わないということで不評のようです。



 確かに歩幅細か過ぎです。

 しばらく歩くごとに、休憩のコーナーもあります。



 6時39分、浦臼山方面への分岐点へ到着。
 去年、浦臼山側から歩いてきましたが、あまりにも荒れていたので歩くのをやめた道です。



 そしてそこからすぐの6時40分、隈根尻山に到着です。
 


 頂上には円形の方角やまわりの山の名前を載せた表示盤も。



 頂上からは、遠くの山々が浮島のように見えます。



 しばらく休憩して、出発。
 ピンネシリに向います。

 登山道は最近笹を刈ったようです。
 さすが道民の森。
 よく管理されてます。



 分岐点にはきちんとした看板が。
 タヌキが距離を教えてくれます。





 待根山とピンネシリ。
 結構標高差あるように見えます。


 
 待根山、それなりに急な斜面でした。



 待根山頂上には8時16分到着。
 遠くの山々がちょっと霞んできれいです。



 待根山からピンネシリへの道。
 頂上に白いレーダーが見えます。



 ピンネシリには8時46分到着。
 頂上に着く直前に、駐車場から自分より少し早く出た方とすれ違います。



 頂上からの景色は相変わらず霞んでました。



 ちょっと休憩して下山。
 駐車場には10時30分に到着しました。
 
 GPSログです。






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