ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

馬追丘陵往復 平成24年7月22日(日)

2012-07-23 19:51:26 | その他の道央・夏山
最近、ある程度長く歩くと左足に痛みが出るので、不安で長距離にチャレンジできない状況です。
そして、山仲間のたいがーさんも最近よく膝が痛くなり、やっぱり長距離は不安だという話です。

なので、今回は2人で足の状況を見極めようってことで、30kmほどジョグ&ウオークしてみることに。
そこにO畑氏も参戦することになり・・・焼肉して温泉にも入る総合レジャー企画にしました! ←おおげさ(笑)

今回のコ-スは、馬追丘陵の北端の長沼スキ-場から南端の国道274号までの約15kmを往復するものです。



スキー場から長官山までは舗装と林道、長官山からスタ-ト地点までは遊歩道、そのあと274号までは林道。
林道のあたりは正直つまんないのですが、それ以外はそれなりに起伏もあって楽しめるコースです!

↓のんびり9時に集合して、準備です。


で、O畑氏が30kmはちょいと長いというので・・・彼には274号から出発してもらうことにしました。

↓たいがーさんの車で丘陵南端へ移動し・・・


↓1人O畑氏を降ろします。で・・・自分は運転しないので出発前から飲みまくりですね(苦笑)


O畑氏は初めて歩く林道に不安な感じで、「途中、分岐とかはないの?」とか聞いてきますが・・・
分岐はあるけどいい道を行けばOK!と、いいかげんに答えます(苦笑)。 ←もう酔っていて適当
まあ冒険にはリスクはつきものということですね(爆)

で、自分達もスタート地点に戻り、O畑氏に遅れること20分、9時52分に出発です!

林道をのんびりジョグ&ウオークでいろいろおしゃべりしながら進むと・・・
出発から20分ほどの地点で反対方向からO畑氏がやってきました。
O畑氏・・・道に迷わなくてよかったです(苦笑)

274号には10時30分に到着しました。

↓のんびりジョグで・・・まもなく274号に到着。


さてここで休憩して麦汁を・・・と思ったら車に忘れてきました(涙)
仕方なく・・・スポーツドリンクを飲んでちょっと休憩してから折り返します。

↓途中、土場のようなところがあって景色いいです。景色を眺めるぴよしろう・・・猫背で姿勢悪いですね(苦笑)


林道を往復して約10km、スタート地点には11時16分に戻りました。
そして、やっと麦汁にありつけました。よかった(笑)

↓おにぎりを食べるたいがーさん。自分は液体燃料のみ(苦笑)


麦汁を飲んでしばらく休憩したら、こっからが楽しい遊歩道です!
尾根に上がって、アップダウンを繰り返しながら自衛隊施設の横を抜け・・・
静台には11時59分に到着。

↓静台。登山届とかここで書くようになってます。


↓標高273mしかありませんが、景色はいいです。


ここで休憩した後、たいがーさんが先頭になったのですが・・・
下りがめちゃめちゃ早い!
もう、まったくの自由落下という感じで、急斜面を全く減速しないで降りていきます!
もうほんとについていけません。
無理について行こうとしたら、足の甲を痛めたほか、結構体のあちこちにダメージを受けました(苦笑)
でも当のたいがーさんはダメージがないようで・・・下り方を勉強する必要があると感じました。

最初の集合ポイントでほんのちょっと休憩した後は長官山へ向かい、長官山山頂には12時37分到着。
ちょっとのんびり休憩しました。

↓長官山の展望台から景色を見るたいがーさん。


休憩中、O畑氏になかなか追いつかないねー、という話しをしていると、そのO畑氏から電話です。
現在、スキー場のゲレンデの途中だそうです。
これからすぐそっちに向かうよー、と答えてO畑氏を追います!

で、林道から舗装道路に変わるところで、たいがーさんが「あっ!」と声を出します。
何かと思えば・・・O畑氏が道路にメッセージを残してました。

↓通過した時間を道路に書いてました。O畑氏、さすがボーイスカウト出身です(笑)


さらにO畑氏を追って、景色のいい下りの道をジョグで下っていくと・・・

↓スキー場横の舗装道路を下るたいがーさん。景色がよくて外国みたいですねー、って言ってました。


ゲレンデに入る道があったので、入っていくと・・・折り返し地点のスキー場施設が見えました。

↓ゲレンデの中腹。景色最高ですね!で・・・この中にO畑氏がいます!わかりますかね(笑)


大きな声でO畑氏を呼ぶと返事が返ってきたので藪漕ぎしてゲレンデを下ります。

↓草に埋もれるぴよしろう。かなり草丈高くてちょっと大変でした(笑)


草ぼうぼうのゲレンデを下りて、13時1分、馬追丘陵の北端に到達です!
3時間ちょっとぶりにO畑氏と再会し、おにぎり食べて休憩します。

↓スキー場の休憩施設の階段で昼食と水分補給。ちょっとのんびりしました。


帰りはゲレンデを通らずに、舗装道路からスキー場の山を登りました。

↓今日初めて3人でのんびり歩きました。


で、今回はトレーニングってことで、林道の入り口でO畑氏と別れて自分とたいがーさんはジョグで。
そして一応長沼名所ってことで、すぐそばのマオイ文学台に寄り道します。

↓文学碑です。景色がとってもいいところですね。


その後は長官山を一気に下り・・・

↓馬追温泉のあたりを走るたいがーさん。


静台入り口で水分補給して登り始めると・・・「ゴツゴツ」という音がします。
何かなー・・・と思っていると、たいがーさんが「クマゲラです!」と教えてくれました。

↓クマゲラ。コンパクトカメラでここまで近く寄れるとは・・・! トリミングはしてません。


クマゲラって人間を恐れないんでしょうかね。
でも、いいもの見せていただきました(笑)

このあとはジョグ&ウオークで一路出発地点へ。
最後の下りはまたたいがーさんについていけませんでしたが、15時2分、無事ゴール。
29.9kmを休憩込みで5時間9分でした。

ただ・・・残念なことに、最後の最後でまた左足が痛み始めてしまい、悲しかったです。

O畑氏は長官山下山後にデポしてあった車で先に戻っていました。
しばらく休憩してから、肉を持ってきたので3人で焼いて食べました。



写真撮るのを忘れましたが・・・長沼が地元のabe君も来てくれて、
マウンテンバイクで坂を上る実演や、正しいチャリの担ぎ方を習いました(笑)

そして夕方、最後は長沼温泉に入り・・・露天風呂でゆっくりして帰りました。
みなさんありがとうございました。


GPSトラックです。












トレイルランナーのsnufkinjrさんから、足首のテーピングの仕方を教えていただき・・・
今回、生まれて初めてテーピングってものをしてみました。
ありがとうございます!
snufkinjrさんはすごい方で・・・いつかこのブログで「レジェンド」として紹介させていただきたいと思ってます。

そして、今まで使ってなかったトレランシューズを引っ張り出して今回履いてみたのですが・・・軽くていい感じです!
自分はトレイルランナーじゃないけど、今後はこのスタイルもありかなー、と思いました。

で・・・今回はやっぱり30kmで左足が痛くなりましたが、逆にいうと30kmまでは歩けるということです。
そう思って、しばらくはこの程度の距離を基準にして歩くことにしたいと思います。

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T先生と暑寒別岳 平成24年7月15日(日)

2012-07-17 23:33:23 | 樺戸・増毛山塊・夏山
東京に住む友人のT先生、ほぼ毎年一度は北海道に登山に来ます。
で、今回は道北方面の天気がよさそうだったので、暑寒別岳に行くことにしました。

朝4時に北広島のクラッセホテルにT先生を迎えに行き、増毛町へ。
関係ありませんけど・・・増毛・・・したいところですね(笑)

で、暑寒コースの登山口には6時半過ぎに到着。
いつものように車中、そして準備しながら、まずは1Lほど麦汁をいただきます。

↓暑寒荘の写真を撮るT先生。


で・・・先日、足首の保護のためテーピング用のテープを買って、今回持ってきたのですが使い方がわかりません。

準備してる途中で思い出し、T先生に「足首のテーピングの仕方って・・・知ってる?」って聞いたら・・・
「うーん、ペニス包帯の仕方なら知ってるんだけどねー。難しいんだよー、ペニ包。」
とか訳のわからんことを言ってました(爆)
ちなみに・・・T先生の職業は泌尿器科医なんですね。
↑すいません、面白かったんでついつい書いてしまいました・・・。

そんなことを話しながら(苦笑)、7時1分、暑寒荘をのんびりと出発です!

↓最初は樹林帯を進み・・・徐々に高度を上げていきます。


で、すぐに空が見える登山道になって・・・天気がよくて、ちょっと歩くともうなんか暑いです。
なので、途中景色のいいところですぐに麦汁休憩をとったのですが・・・

↓いつものように・・・いただきまーす!


↓あっ!・・・麦汁泥棒が!


なんとT先生に麦汁を奪われてしまいました(笑)
自分は飲まないって言ってたのに、我慢できなくなったようです(苦笑)
仕方ないのでもう1缶出して飲みました。

↓その後の休憩でも、ちょっぴり麦汁を飲むT先生(笑) でも・・・運転があるのでひと口だけ。


標高の高いところでは、まだ雪渓が残っていて・・・いい感じです!



山頂少し手前のピークまではきつい登りですが・・・T先生、なかなかのペースで登り・・・



10時27分、山頂に到着です! 
今日は天気がよくて最高ですね!

↓山頂は結構賑わってました。


↓群別岳と奥徳富。遠くに積丹の山々が見えます。


↓浜益岳と雄冬山


山頂では麦汁を飲んだり、おにぎりを食べたりして、40分ほど滞在しました。
去年も2回来ましたが、ここのところ3回はすべて快晴です!
暑寒別は相性がいいのかなー(笑)

下山途中では、残雪の上でまったり休憩したりしました。



ほんと、のんびり降りて、暑寒荘には14時29分着。



天気最高で気持ちよかったです。


GPSトラックです。








帰りは岩尾温泉に入って汗を流し・・・

なぜか学生の時によく行った、札幌市北区北24条の大衆中華宝来で盛りのいい中華丼をいただきました。



満腹になりました。
満足した1日でした。

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藻岩山 お昼まで6往復 平成24年7月9日(日)

2012-07-14 12:59:59 | 札幌・夏山
ここのところ、なんだかもうひとつ体調がよくない感じです。
なので、いろいろ考えた末、途中でいつでもリタイヤできる藻岩山に行くことにします。

で、藻岩山、前にN野君と5往復というのをやりましたが、6往復以上もやってみたいとは思ってました。
なので今回は夜明け前に出発して日の出を見て・・・麦汁を飲みながらとりあえず歩けるだけ歩こう!
という、楽しみながらもトレーニングするっぽい感じの企画にしました(笑)

夜中の1時半過ぎに自宅を出て、スキー場の駐車場に到着。

↓スキー場の駐車場で。晴れていて、月が見えてきれいでした。


いつものように麦汁を飲みながら準備し、3時ちょうどにスキー場コースを出発です!

で・・・入り口に熊注意の看板があったので見てみると「7/6」・・・昨日です(^^;)
ビビリますね(苦笑)



で、暗いし熊も怖いのでラジオ全開&熊鈴全開でゆっくり登って行きます。

↓ゲレンデの上部に出ると、夜明けを待つ札幌の街が見えてきます。


もうすっかり明るい山頂の展望台には、3時47分に到着。
まずは麦汁休憩です(笑)
で・・・まだ日の出まで15分あります。

↓朝焼け色になった空。麦汁をいただきながら鑑賞しました。


↓めずらしくバドワイザー。定山渓方向は雲海のようになってきれいでした。


日の出を待とうと思いましたが、曇っているので朝日はたぶん見えない感じです。
なので、麦汁を飲み干してすぐに出発します。

で、熊の注意看板には「小林峠で目撃」と書いてあったので、そちらは後にして、旭山公園へ。
旭山公園登山口には4時39分到着。
これでまず1往復のカウントですね。

↓旭山公園登山口。ここまで誰も会いませんでした。


一呼吸置いてからまた山頂へ戻り・・・2度目の山頂展望台には5時31分到着。
まだ時間が早いので・・・飲みます!

↓打って変わってガスにつつまれた山頂。


麦汁をのんびり飲んでいると・・・自動販売機のそばにミヤマクワガタの頭が。
クワガタは昔ずいぶん採りましたが、なんか・・ちょっともの悲しい気持ちになりました(笑)



さて、ここからは少しはしょって・・・次は一番短い北の沢へ。
北の沢コースの登山口には6時5分に到着。これで2往復。

↓北の沢登山口。


3度目の山頂には6時40分到着。

↓まだガスがかかってますが、もうあちこちに人が。


次はスキー場へ。
で、今回は、スキー場コースを林間コースとゲレンデコースに分けて、2コースと扱いました。

↓少しガスが晴れて見えてきた登山道。


まずは林間の方のコースを下山し・・・駐車地点(スキー場)には7時15分着。
3往復でここまでに4時間15分です。

↓まだ飲んでもよさそうなので・・・また1缶いただきます(苦笑)&おにぎり休憩。


次はゲレンデを通過するコースで登り、4度目の山頂には8時7分着。

↓8時になるとだいぶ人が増えますね。


↓お参りする方も結構いるんですね。お花を上げている方もいました。


そろそろ熊もいなくなったかなー、ということで次は一番長い小林峠へ。
小林峠に入ると、草刈されていて非常に歩きやすくて・・・ついつい走ってしまいました(笑)

↓先週草刈されたそうです。歩きやすかったです。


小林峠登山口には9時1分に到着。
で、登山口で休んでいると巡視の方がやってきました。

↓登山口で休憩していると・・・巡視の方が。


少しお話しさせていただいたのですが、6往復する方は結構いるそうですね。
なかにはご高齢の方で8往復されたというのも聞いたことがあるそうです。
この時点ではまだまだ元気だったので、自分も10往復くらいしたいなー、とか話してたのですが・・・

このあと慈恵会コースだって言ったら「すごい混んでるよー」っていってました。
で、お話ししたら元気が出たので、また小走りに登り返します。

5度目の山頂には9時57分到着。

↓この時間になると、結構登山者が休憩していますね。


小林峠を9時8分に出発だったので、思ったより速い49分で到着です。
ちょっと力はいっちゃいましたね(苦笑)

で下山していくと、もうめちゃめちゃ人に会います。
馬の背あたりもすごい人です!



そして慈恵会に向かうコースも行列のように人が登ってきて驚きました!
藻岩山、すごい人気なんですね!
というか・・・登山自体がブームなんでしょうか・・・。



慈恵会登山口には10時30分に到着。

↓登山口のお寺の駐車場はもう満杯。路上駐車もかなりありました。


で、お腹が減ったので、セイコーマートまで行こうと降りていくと・・・
「山頂行ってきたの?」と声をかけられます。
見るとさっきの巡視の方です!
車で旭山公園の方に行ってたとのことです。
慈恵会コースに行くって行ったので来てくれたんでしょうかね。

セイコーマートでおにぎりを食べて休憩し、登山口を再出発したのが10時46分。
元気なみなさんに負けないように登っていくと・・・
「2回目ですか?」と男性に声をかけられました。
なぜか自分のことを覚えていてくれたようです。 ←やはり外見も怪しいから?(苦笑)
「5回目・・あ、6回目でした」と答えると、なんか笑ってましたね(笑)

6度目の山頂には39分かかって11時25分到着。
なんとかお昼前に6度目の山頂を踏めました。

↓かなり賑わい始めた山頂。


5分ほど休憩してからスキー場のゲレンデに下山し始めると・・・左足に痛みが出てきました。
2週間前に、海から支笏湖に行った時に痛めた膝下外側ところです。

気にせず下山していくことにしましたが・・・どんどん痛くなってきて・・・
仕方なくゲレンデに座り、ストレッチやマッサージをしたのですが、あまりよくなりません。
ここで悪化させても仕方ないので、もうリタイヤすることに決めて、ゆっくりと下山します。

↓うさぎ平を下る途中で。あんよが痛くて泣きました・・・。


駐車ポイントには12時7分到着。
とりあえず9時間ちょっとで6往復しました。
体はまだ全然元気で、まだまだ行ける感じなのですが・・・リタイヤです(涙)
なんだかお昼なのに終わるというのがすごく悲しいのですが、仕方ありません・・・。

着替えたあと、麦汁が抜けるまで車でふて寝しましたが・・・めちゃめちゃ長時間熟睡しました(笑)

で、家に帰ってから考えたのですが、この1ヶ月間、山に行く以外で走ったのはたった1回だけです。
要するにトレーニング不足で筋力が落ちて、足が限界を迎えただけのような気がしてきました。
ちょっと山をなめてましたね・・・。

藻岩山、鍛え直してまた来ます。


GPSトラックです。








これからしばらくの間、少しトレーニングをして、筋力をつけてから長距離登山したいと思います。
十勝連峰や大雪もお預けですね・・・。

遭難したら困りますから(笑)





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夕方の迷沢山 涙の自転車担ぎ登山(笑) 平成24年7月1日(日)

2012-07-03 22:23:29 | 定山渓方面・夏山
土曜日は仕事の後の飲み会で泥酔し・・・日曜日の午前中は死んでました(苦笑)
でも午後になると調子がよくなってきたので「どっかいこうかなー」と思い始めます。
で・・・結局、前から気になっていた、烏帽子岳の方の林道・作業道の調査に行くことにします。

さっぽろ湖の滝の沢大橋の手前に到着したのは15時。
「遅くなったなー」と思いつつも、そそくさと車から自転車を降ろし、速攻準備します。

↓車から降ろした、子どもが小学生の時乗ってた自転車、お下がりならぬ「お上がり号」(苦笑)


自転車で林道を行くので、速いはず!・・・ちゃっちゃと行って帰ってこよう!
・・・と思い15時9分、チャリに乗って烏帽子岳の裏側の方に出発です!

出てしばらくしてホイッスルを忘れたのに気がつきましたが・・・
ラジオと熊鈴を鳴らしまくってゆっくり走ることにします。

↓意外と走りやすい林道。熊がちょっと怖いですね(汗)


20分ほど走ると分岐があり、自転車を止め、そこから烏帽子岳の方に向かって、ゆっくりジョグで進みます。
さらに20分ほど行くと、整備された林道が終わって軽い藪漕ぎになります。

で、GPSを頼りに道路を探し、なんとか林道跡らしきものを発見、進みましたが・・・
あまりの荒れように、烏帽子岳はあきらめました(涙)

↓倒木もあり・・・木も生えまくった林道。このあと山頂まで2kmもあり、あきらめました。


↓地図ではこんな感じです。道はついているんですが・・・。廃道でしたね(涙)


仕方なく自転車を置いてきた場所にジョグで戻り、水を飲んで休憩。
さて・・・どうしましょうか。
まだ1時間ちょっとしか経ってない、16時20分です。
これで終わりっていうのもつまんない気がします。
で、この林道の先が迷沢山につながっていて、それも調査したいなー、と考えていたことを思い出します。

「よし・・・!行こう!」
また自転車に乗って、奥へ進みます。
で・・・20分ちょっと進むと分岐があり、本道と思われる右側の道へ進むと行き止まりになりました。

変だなー、と思いまわりを見渡すと・・・右手の川に向かって草刈がされていて・・・・
なんと、川の向こうにも草刈された作業道のようなものがあります。

↓川の向こうに作業道のようなものが見えます。


なんだか面白そうで・・・行ってみることにします!
自転車を押して川を渡ろうとしますが・・・滑って川に片足が落ちました(涙)
そして狭くなった急な道を、自転車を押してぐいぐいと進んで行くと、看板がありました。

↓「幹線」と書かれた看板。後で調べると、道ではなく、送電線の名称でした(苦笑)


なんで室蘭なのかわかりませんが、幹線と書いてあります。
きっと、重要でいい道なんだろうなー、と勝手に思い込みます。 ←単純(笑)
でも・・・進めば進むほど、険しい登山道のようになっていきます。

↓倒木は多いし、めちゃめちゃ険しい登山道になってきました(汗)


まあいつかは道がよくなるだろうと思いながら、強引にパワーで登って行きます!
そして、川からまた20分程進んだあたりで・・・

「あっ!」

っと思った瞬間、左足が登山道からはずれて、一瞬で滑落・・・
途中でメガネが飛び、自転車が自分頭の上から降ってきましたが、
・・・ラッキーなことに体にはぶつかりませんでした(汗)



滑落停止後・・・メガネがないので、ド近眼な自分にはとりあえず何も見えません。
で、ザックにコンタクトレンズが入っていたのを思い出し、Tシャツで手を拭いて、滑落地点で装着。

自分が滑落したのは5mほどのようです。
さらに下を見ると・・・自転車がヤブの中にありました。

↓ヤブに落ちた自転車(涙)


自転車を捨てていくかどうか一瞬迷いましたが、まずは引き上げる努力をすることに。
笹をつかみ、少しずつ足場を作り、ちょっとずつ引き上げて・・・最後はなんとか登山道に復帰!
そして次はメガネを探します。
なかなか見つかりませんでしたが、10分くらい探してなんとか見つけることができました。

しかし・・・疲れました。
もう17時20分です。
GPSを見ると、山頂まではまだ軽く2kmはあります。
日没までに自転車を山頂まで持って行けない可能性がありますが・・・
まずはできるだけ自転車を持っていく努力することにします!
そして・・・もしどうしてもだめなら、後日また取りに来ることに決め、気持ちを整理します。

気を取り直しまた進みますが・・・道はますます険しくなります。
で・・・滑落したのは道幅が狭いのに自転車を押したせいなので、狭いところは担いで進むことにします。

↓こういう急斜面や・・・


↓こういう滑りそうな場所や・・・


↓巨大な倒木があちこちに(苦笑)


この身ひとつでも大変な場所で、自転車を担いで歩くのは相当きついです。
もう、さまざまな危険箇所や通過困難箇所に出会うたび心が折れそうになります(笑)

で・・・最大の困難箇所は川に下りてからまた登る急斜面でした。

↓川からの登り始め。


最初もまあキツイのですが、途中からどんどん急斜面になり・・・「ここまでか・・・」と、
正直なところ、一度は絶望しました(苦笑)

↓地図でみるとこんな感じですね。


あきらめかけて急斜面で自転車を横に倒すと・・・ペダルが土にささり、結構グリップします!
「おおっ!これだ!」と思い、自転車を倒したまま、30cmくらいずつ持ち上げてはペダルを突き刺し、
少しずつですが、徐々に高度を上げていきます。

急斜面の最後は木につかまって、パワーで自転車を引き上げてクリアできました。
よかった(笑)

そしてそこから倒木に苦労しながらさらに進むと・・・おおっ!!
送電線が近くに見えてきました!

↓人工物が見えると、なんか安心しますね。


↓振り返ると烏帽子岳がすぐ近くに!


送電線に向かい急斜面を登り、鉄塔をつなぐ作業道のような道を自転車を担いだり押したりして進み・・・
ちょっとしたピークに到着、まわりを見渡します。

すると・・・次の鉄塔に向かう道が、一度極端に高度を下げてからまた急激に上げる感じで・・・一度は絶望(笑)
でもよくまわりを見直すと・・・左側に別な道があり、そこを少し進むと・・・おおっ! 林道です!

↓林道が見えたときは・・・うれしかったです!


あと1時間ほどで日没ですが、山頂まであと1kmです!
自転車を押していくと、一登りして、18時43分に山頂へ行く踏み跡入り口に到着。

↓踏み跡の入り口。きちんと草刈がされていて、歩きやすかったです。


せっかくなので山頂へ行きました。
到着は18時45分でした。

↓三角点がありました。夏のピークは初めて来ました。


↓山頂標識。左側奥には余市岳、その右に白井岳が見えます。


さて、あと日没まで30分ほどです。
急いで下山しなくては・・・と思い、久々に自転車にまたがると、チェーンが外れてました(苦笑)

滑る砂利道を、手が痛くなるまでブレーキをかけ続け、熊が怖いので大声を出しながら下山。
途中滑って転び、LEDライトを壊してしまい(涙)、握力の限界を感じながらも進みます。

↓砂利が多くて滑りやすい林道。自転車向きではないですね。


苦労して、やっとの思いで上平沢林道の終点ゲートに到着!
19時18分、既に薄暗くなっており、ギリギリで舗装道路に出た感じです。

↓街路灯も点灯して・・・


このあとは快調に進んで、4km先の駐車地点には19時36分に到着しました。
無事に帰れてよかったです(苦笑)
でも終わってみると、めちゃめちゃ冒険した感じで満足感がありました! ←だめですね(笑)


GPSトラックです。
赤は自転車&ジョグの林道区間、青は自転車を押したり担いだりした作業道区間、ピンクは自転車を押した林道区間。







ちょっと出発が遅すぎましたね。
あたりまえですが、山に行く時は時間に余裕を持って・・・下調べをしてから行くのが基本ですね(苦笑)
今回は、ちょっと危険でした。
少し反省・・・。








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