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ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

シュウさんとニセコ連峰全山縦走(麦汁純登山) 平成24年6月16日(土)

2012-06-19 23:54:43 | ニセコ・夏山
 純登山のパイオニアであるシュウさんから、「ニセコ全山縦走、行きませんか?」とお誘いを受けました。
 自分も全山縦走はできてなかったので、よろこんで行くことにしました!



 15日の夜、仕事と会合の終了後、自宅を21時半頃出発してニセコひらふの駐車場を目指します!
 シュウさんと落ち合うのは夜中の2時ですが、到着したのは12時過ぎ(苦笑)
 ここから仮眠をとることにしましたが・・・どうも寝つけません。
 ・・・結局20分くらいウトウトしただけで、1時45分から起きて準備に入ります(涙)

 で、シュウさんの方も出張があって帰宅が遅く、ニセコ到着は12時45分頃で、仮眠1時間。
 2人ともめちゃくちゃ寝不足ですね(苦笑)

 そして2時・・・いままでネット上だけでの交流だったシュウさんと初めてお会いました!
 そのあとは自分の車で一緒に新見峠とチセニトのコルに物資(麦汁です:笑)をデポして・・・
 岩内のコンビニに寄ってから雷電海岸へ行き、まずは準備しながら麦汁をいただきます!

 そして3時58分に海岸に向かって下り・・・
 シュウさんと海の水をなめましたが・・・まずかったです(苦笑) ←あたりまえ

↓4時過ぎに海に乾杯!これから長い1日が始まります! 

  
 まずは朝日温泉を目指しますが、最後にバテては困るということで、序盤はゆっくり歩きました。
 今回は到着が遅くなってもいいので、最後まで行くことを第一に考えることにしていました。
 そしてシュウさんは自分と同じく、ある程度飲んでも特に問題なく登山可能な体質だそうです。
 じゃあ飲んで楽しみながら行きましょう!、ということで、今日は麦汁はそれなりの量を仕込んであります(笑)

 で・・・朝日温泉には海岸から約1時間の5時に到着。

↓今はやっていない朝日温泉。残念ですね。


 で・・・とりあえず麦汁休憩です!

↓右奥は麦汁を飲むシュウさん。自分と同じでかなりの麦汁ファンのようです(笑)


 雷電に向かってのんびり進んでいくと、途中の天狗岩から海が見えました。

↓浮島のように見える立派な山があったのですが、シュウさんが「狩場山です」と教えてくれました。


 前雷電には7時半に到着。
 ちょっと休憩して食べ物などを補給。

↓山と高原地図を見るシュウさん。GPS2台に地図とコンパスも持参。完璧ですね!


 そして雷電に向かうと・・・おおっ!!
 これから向かうニセコ連山がきれいに見えます! 

↓先が見えるとやる気がでますね。しかし・・・羊蹄山は美しい山ですね!


↓雷電には8時に到着しました。


 雷電でも麦汁を飲んで・・・ちょっと休んだら岩内岳に向かいます!

 で、雷電山から岩内岳に向かう登山道は、この縦走コース中、もっとも走りやすい道のひとつです。
 序盤戦は相当のんびりしたので、このあたりで時間短縮のため少しジョグを入れました。

↓昨年と違い、かなり登山道に手入れがされていました。森林管理所の方、ありがとうございます!


↓五つ沼のあたり。結構道が乾いていて歩きやすかったですね。


↓登山道の脇には花もあって、いい感じです。




↓途中にはまだ広く雪が残っている区間もありました。


 岩内岳には9時18分に到着。
 手前と山頂で今回初めて別な登山者と会いました。

↓山頂に到着!岩内岳は景色がいいですが・・・風が強くてのんびりできませんでした。


 風のあたらないところに移動し、ここでもまた麦汁を飲んで休憩(笑)
 10分ほど休憩して目国内岳へ向かいます。

 目国内と岩内のコルは、初夏にはきれいな花が咲く湿原で、前回はたくさんの花に癒されました。
 ところが今回はまだ春になりきっていない感じで、残雪だらけです。
 登山道がまったくみえず、GPSで登山道の位置を確認しながら残雪の斜面をトラバースします。 

↓結構な斜度があって滑ります。自分の軽登山靴では何度何度も滑って転倒しました(涙)


 そして、参ったのがコルのパンケメクンナイ湿原です。
 まだ雪が残っているせいで雪解け水が多く、沼があふれて登山道が冠水しています。
 藪漕ぎするかどうか迷った末・・・あきらめて冷たい水の中を歩きました(涙)

↓中央が登山道ですが、水没してます。靴がぐちょぐちょになったので、靴下を絞りました(泣)

 
↓まだ雪が残る登山道。


↓コルから雷電方向の斜面。まだかなり雪が残っていますね。
  
  
 残雪と増水した沼をなんとかかわしながら、目国内山頂へ。
 頂上には11時に到着して、風の当たらないところで10分ほど休憩しました。

↓頂上から雷電方面


↓頂上から羊蹄・アンヌプリ方面


 前目国内には11時44分着。

↓前目国内に到着したシュウさん。


 残雪や登山道水没などもあり、またのんびりしたため、ここまでずいぶんと予定より時間がかかってしまいました。
 で、お昼には新見峠に着きたいってことで、こっからはちょっと駆け下りるように進み・・・
 15分ほどで峠に到着!
 デポしておいためちゃめちゃ冷えた麦汁を出して、やっぱりまた・・・ちょっとのんびりします(笑)

↓くつろぐシュウさん。自分はずぶぬれになった靴を脱ぎ、靴下もちょっとの間乾かしました。


 ここまで海から8時間です。
 去年の6時間22分に比べるとかなり時間がかかってます。
 まあ、今日はゆっくり麦汁登山ということで、遅く着いてもいいよね、とシュウさんと話します。

 休憩していると山菜取りの方がタケノコをたくさん持って下山してきます。
 「シャクナゲ岳に行こうと思ったけど、ガスってるからタケノコとってきたわ!」
 ・・・この時期は登山より山菜なんですね(笑) 

 でもまあ、あまりのんびりしすぎるのもよくないので、20分ほど休憩して白樺山へ向かいます。

↓そろそろちょっとペースアップということで、白樺山に向かってジョグするシュウさん


 前回はこの辺でガス欠でしたが、今回はのんびりしてたくさん食べてきたので大丈夫ですね(笑)

↓山頂直前で犬といっしょにきれいな女性がいましたね。ちょっとだけお話ししました。


↓白樺山山頂。12時56分到着。


↓白樺山から続く道。高原の尾根という感じで・・・いいですね!


↓まだ少し雪の残るシャクナゲ岳とシャクナゲ沼


 シャクナゲ沼のあたりで休憩しようと思ったのですが、ここでも増水のため登山道が完全に水没してました(涙)
 もう水中歩行はイヤなので(笑)、藪漕ぎして迂回しながら進み・・・シャクナゲ岳入り口で休憩しました。
 
 そしてシャクナゲ岳に登ると、登山道はまだ雪だらけ(苦笑)
 ズボズボと雪を踏み抜きながら苦労して登り・・・14時23分山頂到着。

↓シャクナゲ山頂からは次に行くチセが見えました。


 山頂でまた麦汁をいただきながら、ついつい自分の仕事などをシュウさんに告白してしまいました(^^;) 
 シュウさん内緒ですよー(笑)

 で・・・シャクナゲ岳を降りたら、水が流れる登山道を小走り気味に下って・・・チセへ。

↓チセには15時26分到着。ガスは出るし、誰もいなくてさみしいです・・・。

  
 チセから石だらけの歩きにくい登山道を下り、ニトヌプリとのコルへ。
 コルにはめちゃめちゃ冷えた麦汁を仕込んであったので、また休憩して最後の麦汁タイムです。
 飲み終わったら・・・ニトヌプリへ!

↓ニトには16時48分到着。ここでも無人(苦笑)


 昔ここでコーヒーを沸かしたことがありました。
 今日は寒いのでコンロとコーヒーを持ってくるのもよかったかもしれません。

 で、ここも数分休憩して、イワオヌプリへ向かいます。 

↓ガスの中、イワオヌプリへむかうシュウさん。 


 イワオヌプリではガスがひどく、山頂がどっちかわからずウロウロしてだいぶタイムロスしました。
 最後はシュウさんがGPSを駆使して山頂標識を発見し・・・17時48分、なんとか山頂にたどりつけました。

↓ガスでちっとも楽しくない山頂(涙)・・・でも、これであと1座です!
 

 ガレてめちゃめちゃ歩きにくいイワオヌプリの登山道を下り、早足で五色温泉へ向かい・・・
 18時30分頃五色温泉に到着。

 五色温泉では久しぶりに人に会いました。
 雷電海岸から歩いてきたことを話すと、その方は自衛隊の方だそうで、
 「自分も職業柄そういうのしなくちゃいけないなぁ・・・」と言ってましたね。
 ・・・職業意識が高いというか、えらいなあと思いました。

↓ニセコ山の家。このそばにキャンプ場や水飲み場があります。 


 で、ニセコミネラルウォーターを飲み、最後のアンヌプリに向かいます。
 
↓最後のニセコアンヌプリが見えます!


 ニセコアンヌプリは登山道の傾斜がきつくなくて登りやすいのですが、左足の太ももが怪しい感じです。
 つったら困るので、先頭をシュウさんに代わってもらい、ちょっとペースを落として進みます。

↓最後のアンヌプリへの登りです。だんだん暗くなってきました。

 
 で、ふとシュウさんを見ると、なんだかモグモグ(笑)
 今回はめちゃめちゃそういうシーンが多かったのですが、食べますね、シュウさんは!
 カロリーメイト4000kcal分もってきたそうで、実はちょっとオドロキました(笑)

↓登る途中で日が暮れて、ヘッドランプを使います。あと500m!


 19時54分、暗い中アンヌプリ山頂に到着!
 当初の計画より1時間半ほど遅れてしまいましたが・・・着きました!

↓アンヌプリ頂上。実は初めてなんですよね(笑)


 山頂の非難小屋で休憩して、山と高原地図を見ながら下山作戦会議を開催。
 自分の提案で、スキー場コースを下ることにしました。
 持っていたアンダーシャツを着て寒さに備え、クマよけにラジオを全開で鳴らします。

 で、2人とも初めて下山するコースなので、ひらふへの分岐点がわからず・・・悩みながら下ります。
 相当降りてから、やっと分岐点を発見。


 
 しかし、そこからがあまりにもワイルドな道なので、道を間違ったかと思い、降りてまた登って・・・(笑)
 とにかく暗い中、地図やGPSと道が一致せず・・・かなり迷いながら進むことになりました。

 そして・・・最終的には登山道を見失い、ゲレンデを下ることになったのですが・・・
 真っ暗なのでどこからが降りやすいかわからず、行ったり来たりを繰り返し、相当消耗しました。
 夜に登山道ではないところを藪漕ぎしたりして歩くのは思ったより大変で、いい経験になりました。
 もし、2人に余力がなかったら・・・ビバークでしたね(苦笑)

 おまけに自分は厚手の靴下がずっと乾かなかったせいで、足の裏とつま先がふやけて痛みが出て・・・
 スピードが上がらず、シュウさんより常に少し遅れる感じで下山することになりました。

 そんなことで苦労しながら10時30分、山頂から2時間20分もかかってヒラフスキー場の駐車場に到着。
 計画から2時間半遅れで今回の旅が終了しました。


 GPSトラックです。
 3枚に分けて地図を載せときます。

クリックで拡大します。


クリックで拡大します。


クリックで拡大します。


グーグルアースにトラックを落としましたが・・・意外に立体感ないですね(苦笑)




 今回は体もまだ夏山仕様になってないこともあって、ゆっくり山行でした。
 麦汁はいくら飲んだのかわからなくなりましたが(笑)、3.5Lくらいは飲んでると思います。
 いつもは誰かと行っても自分しか飲まないのですが・・・シュウさんは飲みましたね!
 (出発からの10時間くらいでゆっくり飲んで、飲んでから運転までは8時間程度空いてるのでご安心を。)
 
 で・・・今度行くとしたら、やっぱり雪がなくなり花が咲いてる時期にしたいと思いました(笑)

 シュウさん、ありがとうございました。
 またよろしくお願いします!



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ニセコ連峰 チャリとバスで縦走(純登山) 平成23年7月31日(日)

2011-08-03 23:24:48 | ニセコ・夏山
 先週昆布岳に行ったら、またニセコ連峰を歩きたくなりました。
 ニセコは一昨年にtarumae-yamaさんと朝日温泉から五色温泉まで縦走したり、沼巡りをしたことがあります。
 で、今回の企画はこれです。
 


 雷電温泉郷の海岸から雷電山に登り、岩内岳、目国内岳を縦走し、新見峠を越えてニセコ連山を縦走・・・
 帰りはあらかじめ神仙沼レストハウスに仕込んだ自転車で岩内に下り、最後はバスで雷電温泉に戻る、という企画です。
 本当は自転車でスタート地点まで戻りたかったのですが・・・途中の古くて長いトンネルには歩道がありません。
 おまけに狭いトンネルなので、自転車だと車にはねられそうで怖くて・・・当日急遽バスに乗る作戦に変更。
 このバスの最終が19:22なので、この時間までに岩内のバスターミナルに到着する必要があります。
 
 そして前日は家を出るのがついつい遅れました。 ←いつものことか(笑)
 自転車の仕込みのほか、新見峠&チセとニトのコルに麦汁を仕込んでたら・・・雷電温泉到着は夜中の2時(涙)
 やっぱり2時間以上は寝たいので、4時半にめざましをセットします。

↓今回車を止めた駐車場のトイレですが・・・十字架を見て教会かと思いましたね。ええ。(笑)


 朝起きて麦汁を飲みながら、ぼーっとしてサンドイッチなどを食べ・・・そしてのろのろ身支度。
 5時18分、フナ虫がむちゃくちゃ多くてキモかったですが、海の水をなめたあと麦汁を飲み干し、出発です!
 


 実は計画段階ではアンヌプリまで行けたらなあ、と思ってましたが・・・この時間だともう無理です(苦笑)
 バス時間を考えると、自転車を止めてある神仙沼レストハウスに18時くらいに到着する必要があります。
 そうすると活動できるのは12時間半くらい。
 あとはこの時間内でどこまでいけるか・・・です。
 
 で、まずは林道をゆっくりジョグで朝日温泉へ向かいます。
 朝日温泉は閉鎖中なので、道路も海から約1kmの地点で閉鎖されてます。



 朝日温泉には6:05到着です。



 前にtarumae-yamaさんと来た時は、ここを4時に出発でしたから、それと比べ2時間の遅れです。
 あの時は18時に五色温泉到着でしたから、ペースを上げていかないとだめです。
 なのでここから少しがんばって登ります。
 
 しかし・・・この登山道、めちゃめちゃ歩きにくいです!
 木の根が多い上に、朝日温泉が休業中なせいで登る人が少ないのか、草がかぶって足元が見えません。

 ぴよしろう、この登山道に3回ほど足払いをくらい、転倒させられました(涙)

↓これは見えてますが・・・草の中にたくさんのトラップが隠されてます。 


 おまけに草が濡れて、ズボンも靴もぐちょぐちょです・・・。

↓雷電山は・・・今回も雲の中です。


 前雷電には7:57に到着。
 ここまでで、きつい登りはいったん終了なので、麦汁休憩にします。

↓景色が見えないので(苦笑)

  
 前にtarumae-yamaさんと来た時もそうだったのですが、靴の中が濡れてぐちゃぐちゃなので靴下を絞ります。
 
 そして雷電山には8:13、海から2時間55分かかって到着です。



 ここでも景色が見えなくてつまんないし、時間もないのでちょっと休憩して先へ進むことに。

 で、雷電山を越えてしばらくすると・・・いままで意地悪だった登山道が急にやさしく、歩きやすくなります。
 なので、ここからはラン&ウオークに切り替えてペースを上げます!

↓今回もうっすらと幻想的に見えた五ツ沼。


↓途中に花が咲いていて、ちょっと癒されました。



 ペースを上げるとクマに会う確率が上昇するように思うので、クマ笛を鳴らしまくって進みました(笑)

 で、少しずつガスが晴れて・・・岩内岳には9:22に到着。
 雷電から約1時間、海から4時間4分かかった計算です。
 


 山頂手前で女性2人、山頂で男性2名と、やっと人に会うようになりました。
 ここでまた麦汁飲んで休憩です。

↓ちょっとだけ海が見えました。


 人に会ったらなんだかちょっと安心。
 視界も確保できたのでここからはクマ笛はやめます。

 そして、途中で会った方にも「すばらしかったから楽しんで!」って言われましたが、
 目国内とのコルの沼のあたりは花が咲きまくって、ほんとにきれいでした!

↓花の名前は知らないのですが、オレンジのカンゾウ?とか紫の花とか・・・きれいでしたね。


↓途中の登山道にもチングルマが。
 

 次の目国内岳には10:42到着。

↓いったん晴れかかったのに・・・またガスです・・・おまけに寒いし(涙)


 ここではちょっとだけ休憩して、とっとと新見峠に向かいます。
 途中、20人くらいの結構高齢な団体さんとすれ違いました。
 せっかく来たのに・・・何も見えなさそうで気の毒ですね。

↓前目国内もガスで・・・つまんないのでただ通過。


 新見峠に降りる途中、今度は若いトレイルランナーと遭遇。
 五色温泉から雷電山まで行って戻ってくるそうです。
 ここまで3時間だそうで・・・早いですね。
 
 でも、話していて思ったのですが・・・彼らはピークに行くよりも、走ることが基本なんですね。
 走りやすいコースを選択するので、ニトやチセ、シャクナゲなんかはパスなんでしょう。
 やっぱり彼らは自分たち登山者とは違うんだなー、と思ったりしました。 

 で、新見峠には11:40に到着。



 ここまで海から約22kmで6時間22分。
 前回はここに11:56に到着だったので、ここまでで遅く出た分の2時間のビハインドを取り返した計算です。
 そしてここに仕込んでおいた麦汁とスポドリを回収し、麦汁休憩です(笑)

↓この銀色の保冷パックに冷たい麦汁が・・・\(^_^)\


 麦汁を飲んで休憩していると、先ほど岩内岳の山頂で会った方が。



 聞くと小樽から来ている方で、北海道山メーリングリストに加入されているそうです。
 いろいろ楽しくお話しさせていただきましたが、そのなかで印象的だったのが、
 「昔は小樽にもゴツイのがたくさんいたんだけど、栄養状態が悪かったからみんな足をやられたんだよね」 
 というお話しです。
 自分より20歳くらい年上なので、戦時中の生まれなのでそうなんでしょう。
 今の時代ならそう心配はないと思いますが、意識していろいろな栄養を取ろうという気持ちになりました。

 で、あまりゆっくりしてらんないなーと思い、16~17分休憩して出発。
 白樺山へ向かいます!

 そして、また快調に登っていったのですが・・・山頂近くになって急に足が攣りそうになります。
 ほんとに急にです!

↓白樺へ向かう登山道。いきなり失速(涙)


 で、よく考えてみるとお腹が減っていたのですが、出発してから食事をろくにとってません。
 もしかして・・・ガス欠・・・グリコーゲンがもうないのかも・・・。
 急激に失速して、のろのろと白樺山に向い、山頂付近でおにぎり大2個とお菓子を食べます。



 でもいったんこの状態になると、なかなか回復しないと聞いたことがあります。
 なんだかもうやる気がなくなって・・・そのまま自転車を置いてあるレストハウスに向かおうかと思います。

 もうほんとに、がっかりしてへろへろ歩いていると・・・3人が休憩しています。
 ちょっとお話しすると「もしかしてブログやってません?ぴよしろうさん?」と言われびっくり!
 前にブン吉と春香山に行った時に会った、mixiでもマイミクのu46さんでした!

↓u46さん(左)とぴよしろう。自分、転倒しまくりでシャツがきたないですね(苦笑)
 

 途中すれちがった若い方が走って忘れ物を取りに行くって言ってましたが、その方を待っていたようです。
 そして一緒にいた方もブログを見ていたくれたようで、うれしかったです!
 ちょうど自分のことが話題になっていたようで・・・うわさをすれば影っていいますがホントなんですね(笑)

↓忘れ物を取りに行っていた方も戻って・・・u46さんご一行全員です。

 
 新見峠からシャクナゲ岳に行き、神仙沼に行くそうです。
 山で会う方には、何度でも会うもんですね。 
 
 ぴよしろう、この出会いで元気でました!
 そして足も休憩して6~7割方回復です。
 みなさんありがとうございます!

 その後はパスしようと思っていたシャクナゲ岳へ行き、そのあと一気に下ってチセヌプリに向かいます。

↓シャクナゲ頂上。14:01に到着。


 チセの登山道に入ったあたりで「フュー!」とかいう雄叫びが遠くから聞こえました。
 振り返るとシャクナゲの方なので、たぶんu46さんたちが到着したんだと思います。
 こちからも思いっきり叫ぼうかと思ったのですが・・・年甲斐もなく恥ずかしいのでやめました(笑)

 そして登りに苦しみながら、チセヌプリの頂上には14:54到着。



 ちょっと休憩して、麦汁を仕込んであるニトとのコルの駐車場へ向かいます。
 ああ・・・冷たい麦汁が楽しみです・・・。

 岩だらけの斜面を降りて、麦汁を仕込んだ場所に行くと・・・あれ、保冷バッグが見えやすくなってます?



 で、中を開けてみると・・・な、なんと・・・む・・・麦汁がない!

 ・・・どうやら盗まれたようです・・・(涙)
 あまりにも適当な場所に仕込んだ自分がいけなかったんですね・・・。
 でも、スポドリは残しておいてくれたので、なんとかこの後の水は不足しませんが・・・でも・・・悲しい。
 大きな悲しみを胸にニトへ向かいます・・・。 ←おおげさ(笑)

↓泣きながらニトへ・・・でも運転までの時間が迫ってたので、神様が飲まないように計らってくれたかも(笑)


 ニトの頂上には16:12到着。
 ここからチャリの場所までは8kmくらいはあります。
 イワオヌプリも・・・時間が無くて残念ながら断念するしかありません・・・。

↓ニトの頂上から今日いけなかったアンヌプリとイワオヌプリが・・・。次回こそ早起きして行きたいですね。


 このあとは、ニトをトコトコ下ってイワオヌプリの下へ。
 あとは大沼の横を抜けて神仙沼に向かいます。

↓夕方の誰もいない大沼。クマが出ないかと・・・ちょっと怖かったです。


 で、このコース、トレラン向きですね。
 かなり走りやすいです。 ←自分はへろへろジョグ&ウオークでしたが(苦笑)

 大谷地の木道を抜けて、舗装道路へ。 



 神仙沼には是非行きたかったのですが・・・これも時間切れ・・・。
 最後は舗装道路を進んで、18:03、神仙沼レストハウスへ到着。
 なんとかほぼ予定どおりに到着できました。

↓娘が小学生の時に乗ってた自転車。「お下がり」ならぬ「お上がり号」です(笑)


 12時間46分、沿面距離39.4km、登り累積標高3868mでした。

 出遅れとバスの最終までの制約で時間が足りなかったのが残念です。
 もう少し早く出発できればイワオヌプリや神仙沼にも行けました・・・。

 この後は標高800mから海岸までの自転車ダウンヒルです。
 濡れたTシャツを脱いで、長袖の上にジャケットを着て防寒対策もばっちり。
 ほとんど漕がずに滑り降りるように進みます。



 途中、目国岳内や岩内岳など今日登った山が見え、その向こうに夕日が沈んで・・・。
 すばらしい景色に癒されながら岩内へ。 



 バスターミナルには19時ちょっと前に無事到着できました。
 時間不足で残念でしたが、楽しかったです。

 自転車で戻る方法だと、雷電温泉郷からニセコの縦走は早い時間に出発しないとなかなか厳しいですね。
 来年の7月上旬あたり、2時半頃の出発でイワオとアンヌプリも加えてチャレンジしたいと思います。


 GPSトラックです。



↓クリックで拡大


↓クリックで拡大








【おまけ・・・ニセコバスで】

 岩内のバスターミナルの窓口で「雷電温泉行きはどこからでしょうか?」と聞くと・・・
 「○○(←よく聞き取れない)温泉ですね。670円で3番です」と言われますが・・・なんか行き先が変です。
 キップを買ったあとで再度確認すると、向こうには盃温泉と聞こえたようで、キップを払い戻しします。
 で、今度は雷電温泉郷まで530円と言われ、キップを再度購入しました。

↓ターミナルの中の様子。こじんまりしてました。


 まだ時間があるので、うろうろしていると「お客さん!」と呼び止められます。
 「このバスは最終便ですが、雷電温泉は今は日帰り入浴しかやってませんよ。大丈夫ですか?」と訊かれます。
 「あ、山登るのに車を置きっぱなしにしてあるので取りに行くんです。大丈夫です」と答えます。
 すると、「どこに車を止めたんですか?」というので「朝日温泉の入り口の道路です」と答えると、
 「ちょっと待ってください。・・・あ、それならひとつ手前の雷電温泉口バス停でいいですね。490円ですね。」
 ・・・ということで、また払い戻して3回目のキップ購入・・・(笑)
 いろいろご心配いただき、ありがとうございますm(_ _)m

 で、バスに乗って、うとうとしているうちに・・・真っ暗な雷電温泉口に到着。
 バスを降りてまわりを見ると・・・ん・・・まわりに何もありません!
 あせってGPSを確認すると、駐車場所は1km以上先のトンネルの向こう・・・・(涙)

 で、地図を確認すると朝日温泉の入り口って、2ヵ所あるんですね。
 自分が車を置いたのは奥の方ですが、バス会社の方は手前の方だと思っちゃったんですね。

 最後にトンネルを1km、おまけで歩かせていただきました(涙)
 でも、歩道のある新しいトンネルでよかった・・・。 

↓歩いたトンネル。さすがにもう気力がなくて・・・のろのろと歩きましたね(苦笑)


(おしまい)


平成24年のニセコ全山縦走はこちら → シュウさんとニセコ連峰全山縦走(麦汁純登山) 平成24年6月16日(土)



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T先生と昆布岳 平成23年7月24日(日)

2011-07-30 19:05:57 | ニセコ・夏山
 T先生、今年も東京から来ました。
 ちなみに8月にも来るそうです(笑)
 北海道の山、大好きなんですね。

 で、今回はニセコでもちょっと離れてて、なかなか行く機会のなかった昆布岳に行くことに。
 シュウ師匠の純登山のすばらしい記録が頭をよぎりますが・・・今日はだらだら登山です。
 前日の樽前純登山の疲れがまだ抜けず・・・T先生に運転してもらい、もう車中で麦汁をいただきます。
 早くも廃人登山の予感です(苦笑)

↓登山口向いの駐車場で。到着してももちろんいただきます(笑)


 しかし今日は・・・暑いです。
 死ぬかもしれないなー、と思いつつ、10時18分のんびり出発です。

↓立派な看板ですね。


 出発してすぐ暑くて・・・もうめちゃめちゃペースを落とします。
 もう、昨日とはえらい違いです(苦笑)

↓表示が大きくて見やすいですね。


 普通の人より相当遅いですが・・・T先生も1年ぶりの登山なのでこれでOKです。

 ゆっくりゆっくり5合目まで登り、休憩。
 はぁー、疲れた・・・。

↓耐え切れず麦汁に手を出すT先生(苦笑)ひとくちだけだよー。


 途中怪しい岩がありますね。
 めがね岩でしたっけ?



 登山道がなんかニセコらしい雰囲気だなー、と思いつつ進みます。
 ぴよしろう、ニセコの植生とかなんかよくわかりませんけど好きです。



 そのうち山頂が見えてきましたが・・・いつのまにか青空が灰色に・・・(涙)



↓最後の登りを進むT先生。


 山頂には12時33分到着。
 2時間15分かかった計算です。 ←標準的な感じですね。
 山頂には2名の女性が。



 着いたのいいんですが・・・残念ながら・・・まったく景色が見えません・・・(涙)



 とりあえず、おにぎりをいただき、天候の回復を待っていると・・・雨が降ってきました(涙)
 景色も見えないし、降りるか・・・と思っていると、ちょっとだけ晴れ間が。

↓洞爺湖が遠くに見えてきました。 


 なので、もうちょっとだけいることにして・・・。
 山頂に約30分滞在して下山しました。

 ・・・帰りはやっぱりのろのろ。
 後ろからやってきた2人組みの中年女性にも追い越されます・・・。
 で、2時間7分かけた15時8分に登山口に。
 
 T先生「まあ、こんなもんだな・・・。」と、ひとことで1年ぶりの登山を総括(笑)
 まあ、いろんな意味が込められてると思いますが・・・。

 次回は8月に斜里岳の予定ですが・・・天気がいいといいのですが。


 GPSトラックです。







 昆布岳、ちょうど1000m登るんですね。

 帰りはルスツ温泉で汗を流して帰りました。
 200円の清掃協力費だけで入浴できるのはいいですね。





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羊蹄山 御来光&2往復(倶知安コース+京極コース) 平成22年10月22日

2010-10-24 11:00:02 | ニセコ・夏山
 羊蹄山・・・20代前半に一度真狩コースから登って以来です。
 もう24、25年くらい前のことです。
 その時は下りが長くて長くてほんとに嫌気が差して、そのイメージがあってずっと避けてました。
 でもまあ、そろそろ行ってもいいんじゃないか、いや行かなきゃ・・・と思い、今回御来光登山してみることに。

 で、またまた今回も諸般の事情で遅くなって、倶知安(ひらふ)コース登山口の駐車場に到着したのは0時30分(汗)
 そこから1人寂しく麦汁パーティーを開催し、1Lほどいただいてちょっと寝ようとします。
 ところが、たった30分ほどウトウトしただけで目が覚め、もう眠れません。
 ああ・・・また睡眠不足登山です(涙)
 
 でもまあ、よく考えると標準で登りが5時間の山です。
 ゆっくり登ればちょうどいいので、また麦汁をいただきながら準備して、2時11分出発です!
 
 酔っぱらいながらへろへろ進むと、しばらく歩いてやっと「2合目」の標識が。

↓標識の向こうに倶知安(?)の夜景がきれいでした。写真へたでちゃんと写ってませんが。



 今日は月が明るくて、ヘッドランプなしでも登れそう。
 先が長いので、極力疲れないようのんびり登るようにして、2時間半ほど歩いた7合目で麦汁休憩にします。

 で、夜景を見ながら誰もいないのをいいことに、いろいろ怪しいこと大声で叫んじゃいました。 ←ストレス解消&内容秘密
 すると・・・げげっ!
 後ろから若いにーちゃんが来ました(汗)

 にーちゃん「・・・こんにちは。日の出見るんですか?あと1時間ちょっとですよね」
 ぴよしろう「ええ、でもまあてきとうなので。だいたいのところで見れればと・・・」←不審に思われてないか不安で変な受答え
 にーちゃん「僕はやっぱり山頂で見たいんで間に合うように行きます。」

 う~ん・・・確かに山頂で見た方がいいかな・・・と思い、ここからちょっとだけスピードアップします。
 で、9合目あたりでだいぶ明るくなり、外輪山に出るともう水平線からオレンジ色がにじんでいます。



 山頂には日の出の11分前の5時46分に到着。



 さっきのにーちゃんがいて、お話しながら御来光を待ちます。
 日の出前のオレンジがきれいです!
 


 そして・・・みるみる太陽が・・・!



 ・・・堪能させていただきました。

 で、にーちゃんですが、千葉から自転車できたそうです。



 なんでも「ねぶた祭り見に行く」と親に告げて、そのまま3ヶ月だとか(笑)
 忙しかった勤めをやめて、なんかいろいろやってみたくて旅を続けているそうです。
 ・・・いいなあ・・・うらやましい!!
 登山は斜里岳が初めてで、登ってみて「山もいいな・・・」と思いトレッキングシューズも買ったとか。

 で、にーちゃん、これから真狩に降りて豆腐を買って(笑)、それからまた登り返して倶知安コースに下りるとのことです。
 ・・・ってことはこの人も2往復です。
 ちょっと驚きました。
 自分もこれから京極か喜茂別かに下りてまた来ようと思ってることを話し、自分は先にお鉢を回ることに。

 外輪山、ちょっと険しいので、ゆっくり回ります。

↓羊蹄山の影が



↓大きななケルン



↓遠くまでよく見えます!


 
 真狩分岐を過ぎたところでまた千葉のにーちゃんに会います。

 にーちゃん「また倶知安に下りるんなら、あとでまた会えますね」
 ぴよしろう「う~ん、でも自分のろいのでだいぶ遅くなるかもしれないから・・・どうかなあ」
 とか話しながら、またバイバイです。
 


 で、遺跡のような元の避難小屋跡を見て、ぐるりとお鉢を回ります。



↓大きなケルンがいくつもありました。



 約1時間でお鉢を一周してから、7時4分に京極コースへ下りることに。

 京極コース、少し雪がありました。



 下りでは6人ほどすれ違い、ちょっとずつお話させていただきました。

 で、下り・・・やっぱり長いですね。
 飽きて疲れてきます。

 8時51分、林を抜けて看板がたくさんあるところに出ます。



 ここがスタートかな~、と思い休憩。
 最後の麦汁をいただきます。
 今ならたぶん、帰るまでに7時間以上の時間を空けられます。
 うまい!

 そしてここ・・・なんかめちゃめちゃ景色いいです!
 山頂より気に入ったかも(笑)



 で、10分ほど休憩して満足したところで2度目の山頂に向かって出発です!
 
 明るい森の中を気持ちよく進みます。
 ふと足元を見ると落ち葉がたくさん。



 落ち葉のじゅうたん、柔らかくっていい感じです。

 2回目の登り、1回めと違って景色が見えるのはいいんですが・・・単調で長すぎです(苦笑)
 そして思ったよりキツイですね。

↓こんな感じの登山道が続きまくる感じです。


 
↓上の方に行くと・・・めちゃめちゃ寒いけどちょっときれい。



 外輪山には12時10分、3時間ちょっとかかって到着。
 
 コースの標識のあるところで京極コースの下りで会ったお2人にまた会います。
 で、この標識を見ると、自分は倶知安コースから登ったのに「倶知安コース」という表示がありません。
 で、恥ずかしい話ですが、お2人にきいてみると、倶知安コース=ひらふコース、ということを教えていただきました。
 ありがとうございますm(_ _)m

↓ニセコの某温泉にお勤めだというお2人。誰かが置いていった雪だるまと一緒に。



 2度目の山頂に向いつつ外輪山から改めて下を見ると、その高度感に圧倒されます。



 途中、山頂直下で休んでいるちょっとかっこいい感じの方がいてちょっとお話し。



 で、その方に「このあいだ天狗山に登りませんでした?」と尋ねられちょっとびっくり。
 10月2日に定山渓天狗山を下山して余市岳に向かう途中、林道ですれ違ったようです。
 ずいぶん朝早くだったので覚えていたと言いますが、めちゃめちゃ記憶力いい方だなー、と感心します。
 ・・・それとも自分が怪しい雰囲気をかもし出して目立っていたのか(笑) ←たぶんこっちか 

 そして2度目の山頂には12時24分到着。



 山頂には京極コースですれ違った女性2名が。
 
 そういえば千葉のにーちゃんは来たかなあ・・・と思い、先ほどの方や女性2名に聞くと知らない様子。
 もう下山したかなー、とか思いつつ、15分ほど休憩した12時40分、自分も下山することに。
 16時半が日没なので、もう明るいのはあと4時間程度です。
 
 また旧避難小屋の方に向い、倶知安コースを下っていくと景色いいです!

↓倶知安の街



↓ニセコアンヌプリ

 
 
 樹林帯に入ると暖かくなってきました、
 今日は行動時間が長いので自分ではもう夕方の感覚ですが、まだ2時前です。
 寂しいのでFMラジオを聞きながら歩きにくい登山道を下りていきます。

 で、3時を過ぎたあたりから疲れも出て、だんだんイヤになってきました。
 休憩したりしながら、もうほんとダラダラ下りていくと、

 「早いじゃないですか!」という声が。

 おおっ!千葉のにーちゃん登場です!
 めちゃめちゃいいスピードで下りてきました。
 ちゃんと豆腐買って来たそうです(笑)
 本人に言わせると「2回目の下りで体力切れましたよー」といいますが、そんなふうに見えません。

 こっからはにーちゃんと一緒に下山。
 ねぶたのお話とか聞いたりして下りましたが、おかげさまで疲れを忘れて自分もペースアップ。
 
↓歩くの早い千葉のにーちゃん。高校は帰宅部だったというのに体力あります。
 


 登山口には15時54分着。山頂から3時間ちょっとかかりました。

 今回自分は名簿記入しなかったんですが、にーちゃんは名簿に記入してました。
 なんでも登山証明書が出るのだとか。 ←本州の人に教えてもらいました(恥)
 
 下山してにーちゃんの自転車とか見せてもらって、自分の車にあった麦汁3本を進呈。
 1日数百円で暮らしてるって言ってたので、たまには飲んでくださいってことで(笑)

 そろそろ函館に行って本州に戻るそう。
 気をつけて帰ってください。
 

 GPSトラックです。

↓クリックすると大きくなります


 京極の登山口、もう500mくらい向こうだったようです。ちょっとズルしちゃったか(笑)




 
 2往復は楽勝!・・・と思ってたらそうではありませんでした。
 天人峡からトムラウシ日帰りよりも疲れました。

 で・・・来年の日の長い時期に3往復にチャレンジしたいと思います。
 各登山口に麦汁たっぷり仕込んでおいてのんびりと。
 そして頂上から朝日と夕日を見る・・・そんなのやりたいな、と思います。
 ・・・それまでにうんと体鍛えておかなければ・・・!

 某山岳会でやってた1日4往復は・・・自分には無理ですけどね(笑)




 
 





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尻別岳 平成22年9月19日(日)

2010-09-23 10:01:47 | ニセコ・夏山
 若い頃に夏山へ一緒に行った医者のT先生、毎年東京から連休を利用して登山に来ます。
 今日は朝から雨だけど、午後から晴れるかも、っていうことでニセコ方面へ出発。
 
 で、ルスツあたりで晴れてきたので、目の前に見える尻別岳に登ろうということに。
 ぴよしろう、実は尻別は初めてで、携帯で調べて登山口に向かいます。

 登山口には車が1台だけ。さっきまで雨でしたからこんなもんでしょうか。

↓車で準備するT先生。



 で、もうほぼお昼の11時58分、出発です。

 ぴよしろう、最近大雪方面が多かったので、なんだか明るい緑の中を歩く感覚が新鮮です。
 なんかちょっとうれしいです。

↓明るい緑の登山道。



 ただ、ちょっと残念なのは・・・麦汁無しなこと。
 でもこれもある意味新鮮かも(笑)

 雨上がりで急に天気がよくなって、蒸し暑くなってきます。
 で、しばらく進むとルスツのリフトが。



 そして、音楽がずいぶん大きく聞こえてきます。
 ルスツリゾートからのようです。
 ・・・ちょっとがっかり感が。

 でももう少し進むと理由がわかりました。
 野外でライブやってるようです!

↓右側の白く煙っているところが野外ステージのあたり。駐車場も満杯。



 で、ライブとなると許せるというか、逆になんか気持ちがよくなります。
 不思議なもんです。
 (家に帰って調べると「ルスツうまいもん祭り」というのをやってたようです。)
 
 このコース、尾根歩きなので景色がいいです。
 標高が上がると、洞爺湖も見えてきていい感じです。
 尻別岳、あなどれません(笑)

↓右上に洞爺湖が。
 


 最後の方、少しの間ですが急な坂とかあります。
 1年ぶり登山のT先生ちょっと腰が痛いようで休憩しつつ山頂へ。

↓もうちょっとで山頂。でもガスが・・・。


 
 山頂には13時37分着。1時間40分ほどかかった計算です。
 で、芝生広場(?)のような広い山頂で、またのんびり。
 最初は真っ白でしたが、少しずつガスも晴れて景色も見えてきます。

 でも、羊蹄山は最後まで雲がとれずちょっと残念。



 30分ほど休憩して下山。

 今日はトレランシューズなので、景色のいい下りの稜線を駆け下りてみます。
 ・・・気持ちいい!
 土の登山道なので、感触もいいです。

 何度か駆け下りてT先生を待ち、景色を見たり写真を撮ったり。



 晴れてくれてよかった!
 まだやってるライブもいいBGMです。

 今日も来てよかった感が湧いてきます。



 15時41分、登山口に到着。

 1人とくると駆け足になっちゃいますが、今日はゆっくりでよかったです。
 久々の低山、いい感じでした。


 GPSトラックです。



↑札幌方面からルスツを越えて、ニセコ方面へ入り、消毒槽?のような水溜りを通って登山口へ。





 下山したらやっぱり麦汁が飲みたくなり、帰りはT先生に運転をまかせて500ml×2缶を吸収。

 そのあとは北広島クラッセで温泉、そして居酒屋とのんびり過ごせた1日でした。
 


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岩内朝日温泉~ニセコ五色温泉 平成21年8月26日(水)

2009-08-27 19:04:51 | ニセコ・夏山
 今年は35Kmほどの長い日帰り縦走企画を2回(幌尻~戸蔦別縦走と十勝連峰全山縦走)実行できました。
 なんだかそういう長いのをもう一度やりたくなって、千歳のtarumae-yamaさんに声をかけると快諾いただいたので実行する事に。

 計画は岩内朝日温泉から雷電山、岩内岳、目国内岳、前目国内岳、白樺山、シャクナゲ岳、チセヌプリ、ニトヌプリを経て
ニセコの五色温泉に出る、というもので、約30Kmほどになります。

 去年ニセコの沼めぐりをやって、シャクナゲ沼から見えた目国内岳がなんかいい感じで、是非行きたいと思ってました。
 あと、その時白樺山も途中まで行きながら結局行けずじまいだったので今回、やっと行けることになります。

↓シャクナゲ沼から見えた目国内岳。昨年撮影。このとき目国内岳に憧憬が・・・。


 このコースは非常に長いのですが、途中2回舗装道路と交差するので、そこにあらかじめ車で行って食料や水を置いておけば、
途中で補給が可能です。

 で、大まかに計画というか、通過の目安を立てます。
 4時朝日温泉出発、新見峠12時、チセ・ニトのコル16時半、という感じで、これより遅れると黄色信号、五色温泉到着が暗くなる
18時半に間に合わなくなります。
 もし、限界がきたり、間に合わないような場合は舗装道路に出たときにタクシーでも呼ぼうと考えます。
 
 さて、まずは2時過ぎにtarumae-yamaさんと五色温泉駐車場で落ち合うことに。
 ぴよしろう、家で仮眠とろうとしましたが眠れず、夜8時半ごろ自宅を出発、ニセコへ向かいます。

 明日に向けて栄養をつけようと、途中、愛するケンタッキーに寄り道。
 これだから痩せません(笑)。
 今、「ケンタ祭り」だそうです。
 なんかいいですね・・・。ケンタ祭り。

↓買ったケンタの箱。

 
 で、11時少し前に五色温泉に到着、もうtarumae-yamaさんの車があります。
 自分も寝る前にさて一杯と、車の中でビール1Lほどいただきますが、手が滑って車内で缶を落とし、ビール散布大会を開催(涙)。
 しくしく・・・。
 床をビールびたしにしただけでなく、靴の中にビール入れるは、GPSにもビール飲ますは、もう「わや」です。

 で、こぼしたビールふきふき大会の後、2時間ほど仮眠をとり、tarumae-yamaさんの車で岩内朝日温泉へ向かいます。

 途中、新見峠に寄り、補給用の水と食料を仕込み、4時少し前に朝日温泉に到着。
 準備してまだ暗い4時2分、まずは雷電山に向け登山口を出発です!
 


 最初は暗かったものの、徐々に明るくなり、登りはじめて40分ほどでヘッドライト不要になります。
 そして朝焼けの岩内の海が見えてきます。



 目指す雷電は・・・どうやら山頂は雲の中です。



 で、まいったのは朝露。ズボンがびっしょりです。
 靴の中も水浸しです。
 少し寒い思いをしながら約3時間かかった7時7分、やっとこ雷電山に到着です。



 山頂はやはり雲の中。
 眺望は得られません。



 少し休憩です。
 体が濡れて寒くなったのでカッパを着たり、びしょぬれの靴下を絞ったり。

 でも思ったよりこの雷電までは時間がかかりました。
 まだまだ先は長いので、すぐに出発です。

 しばらく進むと湿原が。
 五ツ沼というようです。

↓ガスがかかって幻想的な五ツ沼。


 天気よかったらここはもっときれい高原風なところなんだろうな・・・。
 そう思うとちょっと残念な気持ちに。
 で、時間もないですし、やっぱりこの沼もささっと通過(笑)。

 でもこのあたりから登山道は非常に歩きやすくなってきます。
 遅れをとりもどすべくペースアップです!

 しばらく歩くと雲が晴れ、岩内岳が見えてきます。

↓岩内岳に向かうtarumae-yamaさん。


 しばらく進むと・・・人です。
 今日初めて人に会います。

 刈払い機を持ってヘルメットをかぶってます。
 森林管理署の委託で、登山道の笹を刈ってる方であるとのこと。
 朝4時出発で、目国内の登山口から上がって笹を刈りながらきたそうです。
 大変なお仕事ですけど、ちょっとうらやましかったりして(笑)。

 岩内岳には8時53分到着。

↓岩内岳頂上へ着いたぴよしろう。山頂標識、こうして見ると、なんだか十字架みたいな感じですね。


 頂上にはまた別の草刈の方と地元の登山の方が。
 積丹半島方向の海がきれいに見えます。



 さて、現在9時。
 新見峠12時が目安なので、あと3時間しかありません。
 厳しい状況ですが、多少の遅れなら、寄り道しようと考えていたシャクナゲ岳をパスすればOKです。

 岩内岳からのなだらかな高原を目国内岳に向かって進みます。


 
 途中にはまた沼が。
 高原らしくていい感じです。



 そして10時30分、目国内岳に到着です。
 岩内岳から1時間半。いいペースです。

↓tarumae-yamaさんの腕には高級なGPSが。


 目国内は山頂だけが岩場の山でした。
 さっき登った岩内岳がもう遠くに。



 さて、次は前目国内です。
 歩いていくと左から前目国内、白樺山、正面にはシャクナゲ岳、チセ、アンヌプリなどが連なって見えてきます。


 
 途中振り返ると目国内の姿が。
 そうです、シャクナゲ沼で去年見たあの姿と同じです。



 前目国内にはほぼ11時半到着。
 きちんとした山頂標識があり、1つの山として扱われている様子です。


 
 あと30分もないので、新見峠に12時は無理だよな・・・と思いながらも歩きやすい道を早足で進みます。

↓ぐっと近づいたニセコの山々に向かうぴよしろう。


 すると、11時56分、新見峠登山口に到着!
 ギリギリで目安時間内に滑り込みです。



 ここで行くときに仕込んでおいた水や食料を補給します。
 水やビールを一気飲みし、顔洗ったり。ちょっとリフレッシュします。
 今日のビールは少し控えめの2.85L。まあ十分ですかね(笑)。

↓補給物資詰め替え中のtarumae-yamaさん。

 
 さて、距離にして残り4割、12Kmです。
 12時12分再スタートです!
 
↓白樺山入り口。舗装道路を渡ってすぐのところにあります。


 天気、ほんとに良くなりました。青空がいい感じです!
 気持ちよく白樺山へ向かいます。



↓白樺山への道を進むぴよしろう。

 
 白樺山には12時52分到着。
 だんだん暑くなってきます。
 さっき補給したよく冷えたビールを少しだけtarumae-yamaさんといただきます。





 そしてシャクナゲ岳へ向かいます。
 一応時間的にはギリギリでシャクナゲ岳も登れます。
 でもtarumae-yamaさんと相談し、今回は少しでも早く到着して温泉に入ろうということにして、シャクナゲはパス。

 シャクナゲ岳手前の山(991m)は無名ですが、結構登り応えある感じです。
 前に来たときは、これが白樺山かと思ったくらいです。

↓右の黒い山がシャクナゲ岳です。


 この991mに登るとシャクナゲ沼が見えます。(沼の向こうはシャクナゲ岳)
 


 シャクナゲ沼、すぐそばに見えるので、下りてから休憩しようということに。
 ・・・ところがこの下りの道がひどい。
 岩だらけでめちゃめちゃ時間かかります。

 14時20分、やっとシャクナゲ沼に到着します。
 


 景色は去年のままで、沼の向こうに目国内が。
 変わらないのはいいものです。
 できれば20年後に自分がここに来たときもこのままであってほしいです。
 ・・・でも20年後、もう歩けないかな(笑)。

 さて、シャクナゲ岳はパスすることにしたので、あとはチセヌプリとニトヌプリです。
 シャクナゲ沼からチセとのコルに下ると分岐点です。

↓正面がチセヌプリ。右端のギザギザが登山道。


 暑い中、黙々とチセの斜面を登り、振り返るとシャクナゲからの登山道がくっきり。
 シャクナゲの向こうには目国内がもう霞んで見えます。


 
 途中、五色温泉から来たという方に会います。
 この方は、この後チセのスキー場を下り、湯本温泉回りで舗装道路を使って五色に帰るとか。
 ニセコ、いろんな歩き方ができますね。

 で、15時38分、チセの頂上に。



 去年、ここに着いたら若い日本人女性2人を連れた外人(白人)の若い男性がいて、
英語チックなイントネーションで「コンニチハ!」と言われとことを思い出しました。

 今日は寂しい山頂です。

 確か記憶では、ここからの下りは岩だらけ。
 けっこう厳しいものになるはずです。
 疲れた体に気合をいれて出発です。

 怪我しないよう、ゆっくり下りていくと舗装道路が。
 チセとニトのコルです。
 
↓写真中央少し右上のあたりで登山道が舗装道路で分断されてます。その右下に密かにぴよしろうが・・・いますね。

 
 16時27分、チセとニトのコルに到着。

 さてさて、ここまできたらあと1山。
 いよいよ大詰めです
 あと2時間ほど歩けば終了です!

↓ニトの登山口に入るtarumae-yamaさん 


 ニトの頂上には17時6分に到着。
 これが最後の山のピークです。



 あとは、疲れ体をゆっくりと終点に向けて運ぶだけです。

↓イワオヌプリ登山口近くの登り。いよいよ終点が近くに。


↓五色温泉。終点まで、もうちょっと。歩きにくい道です。

 
 18時13分、五色温泉駐車場に到着です。
 はぁ~、長かったです。
 14時間ちょっと、7山の縦走、終了です。

 いっしょに行ったtarumae-yamaさん、自分よりひとまわり以上年上ですが、この企画を実行できることは本当にすごいです。
 tarumae-yamaさんのHPは → 「デジカメもって野に山にです」
 この縦走、3回に分けて載ってます。
 
 今年の長距離縦走はこれでおしまいです。
 来年、またやりたい縦走企画案も複数あるので、実施に向けてゆっくり検討していきたいと思います。


 
 GPSトラックです。


 
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ニセコ沼めぐり(平成20年6月28日)

2008-06-30 23:29:04 | ニセコ・夏山
 家族の理解が得られ、これからは1日登山していいということに。
 ま、子どももだんだん父親とは遊ばなくなったし、そろそろいいという感じでしょうか。

 夜中3時過ぎに出発し、ニセコへ。
 サミット前なので、ルスツあたりは警官が検問をしており、なんとなく緊張。
 五色温泉に6時前に到着。
 今日は20Kmは歩く感じでしょうか?
 準備して6時出発です!
 最初は整備された道路をすたすた歩きます。

 

 そのうちに火山灰(礫)の登山道に。
 案内はきちんとしています。


 まずはイワオヌプリへ。
 登っていくと眼下は雲海です!




 出発からほぼ1時間で頂上へ。
 ちょっと景色を楽しんだら下山。
 今日は先が長いです。
 下山しながらイワオヌプリの火山っぽい雰囲気を楽しみます。



 帰りに通るニトヌプリの登山道が見えます。



 まずは、大沼へ向かうことに。
 体の調子は悪くありません。いい感じ!

src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/e9/35b1f64f7e2f3994abbbbd0a746b03f4.jpg">

 これがニセコの山なのでしょうか。
 緑と火山灰のコントラストを感じながら進みます。



 樽前のときと同じ花が咲いてきれいです。


 
 大沼に近づくと、なにやら変な電子音がします。
 そばに行くと、山菜取りのやつらが熊避けにメガホンで大きな電子音を出しています。
 興ざめです・・・。
 さっさと大沼を通りすぎ、大谷地へ。

 

 大谷地では木道が整備されていましたが、全然湿地ではなく乾燥していました。
 ここでも湿原が失われているようです。
 大谷地まで3時間ほど経過。
 舗装道路を渡って、神仙沼へ向かいます。
 20分ほどで神仙沼に。




 ちょっと幻想的なコースを歩きます。



 さて、次は長沼。
 神仙沼から長沼は前にも行ったことがあります。
 なんかなつかしい感じです。
 ドライブに来たご夫婦と立ち話したあと、
 沼の一番奥の方まで進んでラーメンタイムにします。



 ここまで4時間。
 大休止をとります。
 満腹になったところで出発。
 老人を連れた家族連れを追い抜きます。

 右手に山が3つ並んで見えます。
 シャクナゲ岳、白樺岳はこっちのようです。
 ただ残念なことに、今日の地図には白樺山までは載っていなません。



 まずはがんばってシャクナゲを登ります。
 登山道は驚くほどの岩の沢で急斜面。
 11時前に頂上到着。



 まずは小休止。
 となりの山との間に沼があります。
 シャクナゲ沼です。
 隣の山は白樺岳?
 とりあえず、行ってみることに。



 先ほど追い越した家族連れとまた会います。
 「歩くの早いですね。今日はどちらまで?」と聞かれます。
 本日の自分のルートを話すと、「気の遠くなる話ね・・・。」と言われます。
 まあ、確かに(笑)。
 
 シャクナゲ沼はそれなりにきれいでした。
 正面に見えるのは目国内岳でしょうか?



 隣の山に登るが、標識がありません・・・。
 白樺山はここなのでしょうか?
 地図も無く、わからないので山頂近辺を少し歩いて白樺はやめにします。



 さて、次はチセヌプリ!



 お昼になって、暑さがピークな感じです。
 非常につらい思いをしてなんとかチセの頂上に。
 外人の男性と女性が数名休憩中。



 目国内の方。今度はあそこにも行きたいですね。



 ニトヌプリ、イワオヌプリ方面。



 小休止してからニトへ向かいます。
 ・・・しかし・・・なんて険しい道でしょう。
 大きな岩だらけで激しい急斜面。
 疲れた体には少し厳しいです・・・。

 途中で小さな子どもと犬を連れた家族連れを追い越します。
 ・・・大丈夫でしょうか。
 子どもには厳しい道なので、他人事だが心配になります。
 チセを下り、ニトとのコルである道路に出ます。
 13時半過ぎ。
 ここでちょっと休憩です。



 小休止して出発。
 舗装道路を歩いてニトの登山口へ向かいます。
 これが今日最後の山です。



 体をだましだまし使う感じでニトを登ります。
 明らかに水分が不足しています。
 今日は3.5Lほど持ってきたけど、暑くて全然不足。
 汗かかないようゆっくり登りことにします。
 
 1時間弱でニトの頂上へ到着。
 標識が倒れています。
 若い男女が休憩中ですが、すごく疲れた雰囲気。



 振り出しのイワオヌプリが見えます。



 お湯を沸かし、インスタントコーヒーを飲むことにします。
 ・・・うまい!感動!
 甘いインスタントがこんなにおいしいとは!
 喉が渇いて、おなかが減っているとこうなるのでしょうか!

 15分ほど休憩して、15時少し前に下山。
 イワオヌプリ方面へ。



 ゆっくりと緑の登山道を降ります。
 また、花が目立ってきました。



 下りきってから振り返ると、ジグザグな登山道がくっきり見えます。



 あとは一路五色温泉へ。
 16時少し前に駐車場へ到着。
 約10時間の散歩終了です!
 
 ジュースを買おうと自販機の前にいくと、「ニセコミネラルウオーター」と書いた蛇口に気付きます。
 試しに飲んでみると、冷たくてうまい!
 樹液にへばりつくカブトムシのようにしつこくしつこく飲み続けます。
 そして人目を気にせず、上半身裸になってこの冷たい気持ちのいい水を体にかけます(笑)。
 おおっ、さいこー!

 調子に乗ってズボンも脱ごうかと考えてると、30代くらいのちょっときれいな感じの女性が水を汲みに来たので動揺します。
 「すみません。」と、あわててTシャツを着る。・・・が気まずいなあ。
 と、女性の方から「今日はどちらにいかれたんですか?天気よかったから全部よく見えたでしょう?」などと声をかけていただいたので、今日のルートをお話します。
 すると、突然口調が変わり、
 「え~!!私もそんなことしてみたい!!」
 と訴えるように言うのでちょっと驚きます。
 でも話をしていてわかりました。
 この人は山が大好きなんだ。
 だからたくさん歩ける人が単純にうらやましいんだ、と。

 今日は一人で来て、イワオヌプリとアンヌプリを登ったらしいです。
 少し話しをした後、帰り際にその女性が
 「また山でお会いしましょう。」と、
 いい挨拶をしてくれたので、なんだか今日は気持ちよく終われた感じです。
 自分も水を汲んで家に向けて出発。

 本日の行程です。


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