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ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

チセヌプリから・・・ニョロニョロ 平成24年3月11日(日)

2012-03-21 23:08:49 | ニセコ・冬山
 ミューラーさんが大枚はたいて山スキー一式を購入しました。
 それも愛車SR400(ヤマハのバイク)を叩き売ってですから・・・
 もう激しい山への熱意のほどが伺われますね(笑)

 で、今回はそのミュラーさんのスキーデビュー戦。、
 本人の希望も汲んで・・・ニセコの空気を吸いに行こうってとでチセヌプリへ向かいました。

 チセヌプリスキー場には9時過ぎに到着。
 もうたくさんの山スキーヤーが続々と出発してます!

↓ミューラーさん、おニューのNORDICAのスキーで・・・デビューです!


 まずは楽してリフトに乗っちゃいましょう!

↓楽です・・・標高差270mが250円で買えます(苦笑)


 でリフトを降りたらちょっと下って・・・登りに入ります。
 後ろからもどんどん人がやってきますね!



 この山も大人気なんですね。
 前の方にもたくさん人がいて・・・今回も行列のできるバックカントリーです(笑)

 たくさんトレースがありますが、斜面はとりあえずガリガリ(苦笑)
 進んでいくと、チセがきれいに見えてきました!

↓チセ・・・青空に真っ白で、いいですねー!


 いやー、いいわー・・・って思ってたら、なんだか雪とガスが前方に・・・



 そして・・・しばらく進むと、ガスと吹雪でまわりが何も見えなくなりました(涙)
 で、GPSを見ると山頂まであと250mくらいです。
 で、このまま進んでもいいかなーと思いつつ・・・
 ガリガリの急斜面で誰かケガでもしたらいやだなー、と思い、残念ですが下山することにしました。←弱気(悲)

 ちょっと安全そうな、潅木のあるところまで行き、シールをはずします。

↓涙の下山準備・・・。40分くらいで下山決定(T.T)


 で、下山し始めるとたいがーさんが、「あっ、ねこスピードです!」というので見ると・・・
 うわー、また先週に引き続いて、ねこスピードのMさん登場です!

↓ねこスピードのMさん。ブログを見ると・・・今回も登り返して滑っていたようですね。


 今日はボードの方と一緒。
 2週続けて会うとは(笑)

 で、GPSを見て、なるべく登り返しのないように大きく西側に回りこんで下山します。
 下の方に行くとさっきの天気はうそのようですが・・・山の方はまだガスが・・・

↓やっぱ降りてよかったかな・・・と思います。


 途中で休憩して麦汁をいただきながら、のんびりスキー場へ向かいます。
 雪はクラストして最低ですが・・・まあ景色がいいのでよしとします。
 とりあえず、滑るのは楽しいです!
 途中でめずらしくウサギにも会えました。

 ただ・・・ミューラーさんは「20年ぶりにスキーしましたけど・・・こんなに滑りずらいもんでしたっけ?」
 って言ってましたが(苦笑)

↓スキー場のゲレンデに合流。これがパウダーだったら・・・。

 
 スキー場に着いたら、せっかくなのでリフトに2回乗って滑りました。
 ミューラーさんにはちょっと残念なデビュー戦で・・・すいませんでしたm(_ _)m

 帰り支度をしていると、チセの山頂へ行った方々が嬉々として帰ってきます。
 なんかこのあたりで敗北感というか・・・悲しい気持ちが・・・ふつふつと湧いてきました・・・。

 とりあえずお腹が減ったので広州屋台というところでラーメンを食べに行くことにしましたが・・・
 すると・・・そこからは、なんと晴れて美しいニセコ連峰の山並みが見えます・・・。

↓なんで晴れてるんだろう・・・悔しい・・・!


↓ラーメンは・・・まあまあうまかったですが・・・。

 
 ここでたいがーさんが・・・
 「なんだか、これじゃ満足できないので、どっか行きましょう!」と提案。
 みんな、これに同調します。
 
 で、まずは自分の提案で、ここから割りと近い竹山に向かったのですが・・・
 期待した奥までの除雪はされておらず、距離がありすぎて断念・・・。

 次にたいがーさんの提案で、大滝のニョロニョロへ。
 正式なルートじゃないところからアプローチしました。

↓穏やかな疎林を歩き・・・


↓洞窟の中。ニョロニョロをなでなでしてるミューラーさん(笑)


 ニョロニョロ、ちょっと痩せてましたが、まだ健在でした。
 これでちょっとチセの敗北感がぬぐわれた感じです。
 ミューラーさんも・・・ちょっとは楽しめたかな。


 途中からですが一応チセのGPSトラックを。 ←飲み過ぎてスイッチ入れ忘れてました(^^;) 
 




 ニョロニョロの方は地図を載せてはいけないようなのでやめます。

 3月のスキーは難しいですね。
 もう、暖かい日のザラメまでだめかな・・・。
 

コメント (8)
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目国内岳から岩内岳へスキー縦走 平成22年5月10日(月)

2010-05-16 18:22:34 | ニセコ・冬山
 ぴよしろう、今日はお休みをいただき、前から気になっていた蘭越の方の目国内岳へ向かいます。
 
 去年秋に縦走した目国内のあたりの丸みのある景色が好きで、のんびりスキーで歩きたいなと思ってました。

 ニセコパノラマラインはまだ通行止めで、細い道はまだ除雪されてません。
 なんかすごく迷いながら、自宅から3時間半もかかってやっと新見温泉へ到着(恥)。

 山の上の方はなんだか雲がかかっていて、「ガスってだめだ」と戻ってくる方もいます。
 ぴよしろう、また少し迷いましたが、今日も迷いを断つため止むを得ず麦製黄金液をいただき準備開始。

 準備していると、車でやはり目国内に行くご夫婦がいらっしゃいました。
 ガスは晴れると読んで、「行きましょう」といってくれました。

↓新見温泉前の駐車スペース。
  


 9時8分、今日も短いGASPOのスキーを持って、珍しく兼用靴を履いて出発です!
(いつものファンスキーブーツ、アタッチメント忘れたので・・・。)

↓温泉前ゲートをスタート。

   

 ちょっと進むと重機が作業中。
 道路脇の雪を削って溶かす作業のようです。

 

 通行したら邪魔とか言われると思ってたら・・・「こんにちは」と気持ちよく挨拶をいただきました。
 意外だっただけになんかうれしかったですね。

 そしてヘアピンカーブのところから雪の上に。
 つぼ足でGPSを見ながら、そしてビールもいただきながら(笑)、まずは前目国内に向かいます。



 地図上では登山道側が傾斜がゆるそうなので、大きく右側に迂回してから山頂へ向かいます。

↓のっぺりした前目国内山頂。



 10時35分、山頂に着くと登山道が出ていて、もう夏山のようでした。



 とりあえず目国内がガスで見えないので、ここでおにぎり食べて休憩することに。
 ここからもう岩内の海が見えるんですね。
 


 しばらく休憩すると、目国内のガスが晴れてきます。

 目国内を見ると、新見温泉前で会ったご夫婦が遠くに見えてきました。
 で、自分もスキーを履いて出発、目国内とのコルに下り、山頂へ向かうことに。

↓雲の晴れてきた目国内岳。



 せっかく晴れたので、少し早足で目国内へ向かいます。
 そして約50分かかった11時40分、岩だらけの頂上に到着です。



 ザックを置いて休憩しようとしていると、先ほどのご夫婦が。



 地元の方で、天気に誘われて来たそうです。

 ご主人はクロカンスキー、奥さんはテレマーク。
 クロカンスキー、よく登ってこれたなあと思ってたら、シールが貼ってありました。
 珍しいですよね。

 そして驚いたのが、クロカンスキーなのにテレマークターンで滑り降りるってことです。
 こんなことができるとは・・・勉強になります!

 動画です。(後ろから来て先に出るのがクロカンスキーのご主人。)

↓クリックすると動画に。(音声なし)



 動画は載せるとの承諾得てなかったですが、あまりにすばらしいので紹介させていただきます。いいですよね?
 
 さて、とりあえずは岩の山頂へ。
 兼用靴、基本的にスキー靴ですから、岩の上はめちゃめちゃ歩きにくいですね。

 山頂、天気よくて景色いいです。
 登ってよかった。

↓ほんと、「連山」と言う感じの連なりです。



↓岩内岳と奥に積丹方面の山々。



 すばらしい景色を堪能したら、反対側の斜面に出て、景色を見ながら岩内岳側に回りこみます。

↓反対側です。黒松内の方?山名はよくわかりません(笑)



 で、12時15分、麦の呪いを解くための散歩開始です(笑)。
 岩内岳には、ちょっと遠いような気もしていて、行くかどうか迷いながら、少しずつ接近。

 決心が付かないままに近づいていくと、もうコルの近くまで来てしまい・・・。
 「ええ~い!いけー!」
 ということで結局向かいます。

 最初から気持ちよく滑り降りればよかった。
 そのほうが早いし、気持ちいいし(苦笑)。 

↓目国内の斜面を途中から滑走。



 そして岩内岳に向かって、歩くスキー大会です。
 天気よくてさいこー。

↓ニセコの山々。



↓近づいてきた岩内岳。もう雪が・・・ありません。



↓振り返って見る。なだらかな目国内。



 岩内岳は、もう夏。
 兼用靴で夏道を泣きながら登り、

↓また、岩ですじゃ(涙)。 ←「いわない」岳なのに岩がある・・・失礼(笑)。

 
 
 13時24分、頂上です!

↓きゃー、海きれい。



↓ひゃー山もきれい。札幌の山々までよく見えます。



↓で、よく見ると、こないだ歩いた無意根、中岳、並河、喜茂別のラインが見えてうれしくなります。



 もう頂上は無風で暖かくて、もうここにずっといたい気持ちなります。
 でもそういうわけには行かないので、少し休憩して下山です。

↓スキーデポ地点から。中央ピークの右側が雷電山(らしい)。



 ここからは、ピークを通らず、雪原を歩いて楽して帰ります。

 何枚か写真を載せます。

↓岩内岳からの雪原歩き。このあたり沼が多いので、踏み抜くのでは・・・とビビリまくり。



↓やっぱり連山すてき。右が羊蹄山。



↓前目国内あたりは結構楽しんで滑れました。ここまでは相当なトラバース大会でしたけどね。


 
↓スタート地点に向かう最後の疎林。



 道路(ヘアピンカーブ)には15時47分、そしてゲートには16時6分着。
 6時間58分ですから、ほほ7時間ですね。



 温泉にも入りたい気持ちでしたが、結構遅くなったのでやめます。

 今日もほんとに楽しい1日でした。

 
 GPSトラックです。







 ぴよしろう、この辺のなだらかな山容、やっぱり好きです。
 6月下旬頃、雪が融けたらまた来たいです。


コメント (8)
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