詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

ぼくの一番好きな宮沢賢治の革命的な詩

2011年04月14日 | 
  サキノハカといふ黒い花といっしょに


サキノハカといふ黒い花といっしょに
革命がやがてやってくる
ブルジョアジーでもプロレタリアートでも
おほよそ卑怯な下等なやつらは
みんなひとりで日向へ出た蕈のやうに
潰れて流れるその日が来る

やってしまへやってしまへ
酒を呑みたいために尤らしい波瀾を起すやつも
じぶんだけで面白いことをしつくして
人生が砂っ原だなんていふ偽教師も
いつでもきょろきょろ人と自分とくらべるやつらも
そいつらみんなをびしゃびしゃに叩きつけて
その中から卑怯な鬼どもを追ひ払へ
それらをみんな魚や豚につかせてしまへ

はがねを鍛へるやうに
新らしい時代は新らしい人間を鍛へる
紺いろした山地の稜をも砕け
銀河をつかって発電所もつくれ

  注:サキノハカは墓という字を分解したもので、革命の後には黒一色の葬式や墓が待っているという意味という説も。
賢治ももうひとつの意味は、マルクスに言及した詩があったり、革命が色々な作品に出てくる点。(すぐに思いつくだけでも、「オッペルと像」や「ビジテリアン大祭」)
労農党に資金援助や事務所まで用意した賢治の数少ない革命についての詩。

日本亡国か否かの対立軸はー原発、増税、復興国債、TPP、官僚支配

2011年04月14日 | 歴史
原発だけをとってもとても憂鬱になる。
日本もイスラエルも亡国の危機。イスラエルでは国際金融資本とそれ以外が・・
日本ではその対立軸が百害あって一利(電力会社と天下り官僚やそのおこぼれを貰う政治屋・マスゴミには利益があるかも)しかない原発。
約60基という原発が、とりわけ地震多発地域にあっては、安全保障も軍隊もクソもない。
原発があっては、日本人は未来永劫に不安で怯え続けなければならない。

いくら立派な軍隊を持っていても、原爆さえ持っていてもどうしようもない。
もしもまた福島原発事故のような原発事故が起きたら、日本はもう二度と立ち直れないことだろう。
数発の爆弾や、大地震で日本はもう崩壊へとまっしぐらだろう。
立派な軍隊やどんな優れた武器よりも、日本の安全保障のためには、「原発廃止」しか方法はない。その他の方法は絶対にない!

その他の対立軸についてはー
①復興をきちんと法律に明記されている50~100兆円の「震災復興国債」でやるのか否か ②それともデフレ不況をさらに悪化させる増税なのか ③証拠改ざん冤罪をやりたい放題の検察を野放しのまま ④官僚支配の源の天下りや特別会計 ⑤亡国の総仕上げTPP(これと原発が最も亡国的かも)

一般官庁の場合は、天下りと特別会計。さらにそれぞれの官庁毎に、法的根拠などない特権利権が多すぎる。
例えばー検察の場合は、法務省次官が検察組織のナンバー4で政府行政から完全に独立。
日銀の場合は通貨発行権。財務省は予算編成権。
宮内庁の場合は、天皇家財産の情報を一切公開しなくてもいい権利。(ネコババをしても誰にもわからなかった明治以来からの恥ずべき日本史!)


大事なのは十年後を見据えての行動

2011年04月14日 | 政治
1300ものアクセスありがとうございました。

復興策として真っ先に着手すべきなのはー
(1)放射性物質の地上からの除去
チェルノブイリ以後に放射性物質を除去するために菜の花を植えて効果があったとか。
菜種油は石油の代替にもなり、原発・石油火力を減らすことも可能になるのではと思う。
そのためには、政府が菜種油を買い上げたり、電気自動車同様に(現在は大企業のみで、改造電磁自動車への補助金はなし)、廃油自動車や菜種油自動車への補助が必要と思う。
将来そこで養蜂業などやると、世界中に安全をアピールできるのではとも・・
◆詳しくは「日本土壌肥料学会の情報」参照をーhttp://amba.to/eFxSS2

ーロシアでもそれほど研究してから菜の花を植えたのではないと想像する。大至急福島県に、数箇所「放射性物質を除去のための植物・微生物研究所」を作って、菜の花以上の物がないか調査すべきだ。直接食べずに、油にして石油代替となる胡麻・大豆・トウモロコシにその効果があるならいいのだけど・・
発酵醸造に使う微生物やそれ以外の微生物にもとんでもない力をもっているのがいるかもしれない。

(2)亀井氏・田中氏の唱える100兆円の「震災復興国債」を日銀に引き受けさせる。
中曽根に引き抜かれて原発会社に入った与謝野という売国奴の言う「法律違反」「インフレになる」等はまるっきりの嘘八百。
(「財政法」には緊急時に国会の議決で発行可能とあり、デフレ需要供給のアンバランスが約50兆円はあるし、愛国者・愛国的企業も沢山買うだろう)

(3)「臨時公務員」10万人を被災者や解雇された人々から採用する。
復興がひと段落ついたら、ここを「災害救助隊」「災害救助船港ネットワーク」や、共生的で相互扶助的な「ボランティア登録時間貯蓄銀行」(全国民に地域通貨10万円とボランティア時間10時間を記帳した通帳配布・・災害・高齢・病気怪我の際にその時間分を奉仕を受けられる。登録ボランティアに連絡がゆき、ボランティアは時給千円とかかった時間分を積み立てる)。
さらには、各市区郡に新設する「技能アップ訓練施設」(失業者や地元民なら誰でも、生活費を支給されて技能アップを)の職員や、森林再生等の自然保護や、食料・エネルギーの自給自足へのための要員とすべき。

日本人は、今も昔も、米と魚介類と野菜と食料油と発行醸造食品があれが十分。