詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

詩とは・・

2009年08月20日 | 日記
は、大昔から日本人にとってはもっとも身近なものだったと思う。万葉集や、アイヌのユーカラや沖縄人の様々な歌。

詩は自然や自分の思いを歌うだけいい。それ以外の詩が満ち溢れて・・100年前のこの詩以上の詩がそれ以後あったというのだろうか?
ぼくの好きな詩はこれ以外にはない。


    反対    金子光晴

僕は少年の頃
学校に反対だった。
僕は、いままた
働くことに反対だ。

ぼくは第一、健康とか
正義とかがきらひなのだ。
健康で正しいほど
人間を無精にするものはない

むろん、やまと魂は反対だ
義理人情もへどが出る。
いつの政府にも反対であり、
文壇画壇にも尻を向けてゐる。

なにしに生まれてきたと問はるれば、
躊躇なく答えよう。反対しにと。
ぼくは、東にゐるときは、
西にゆきたいと思ひ、

きもの左前、靴は右左、
袴はうしろ前、馬には尻をむいて乗る。
人のいやがるものこそ、僕の好物。
とりわけ嫌ひは、気の揃ふといふことだ。

僕は信じる。反対こそ、人生で
唯一つ立派なことだと。
反対こそ、生きていることだ。
反対こそ、じぶんをつかむことだ。

(金子光晴詩集『赤土の家』1919年発行より)

昨日の夢の中では

2009年08月20日 | 日記
車椅子で息も絶え絶えの
母を背に戦っていた

ぼくが手に持っていた武器は
ねこじゃらし
あっちのビルの上から
階段から
イナゴのように出てくる者たち

子供たちを救え・・
と絶叫した魯迅や宮澤賢治を思いだしてる
詳しくはー
http://blog.goo.ne.jp/pikkibikki/e/59103f7a0a3a969200e4f43b39b8be3f


   思い出

母は
トヨタ系の会社からの上司のお見舞いの後
見舞いに持ってきた水羊羹を食べてから
一週間の意識不明の後
亡くなってしまった

母が亡くなった日は
朝まで付き添っていて
目の下に隈が広がってゆく母の傍らで
母の死を覚悟しながら
読んでいた宮澤賢治の詩や「十六夜」

昼頃に電話があって
母の死を知らされて
「ごめんな母さん」と
泣いて 泣いて 泣いて・・
気がつくと葬式だった

その後
その上司に
その時にの話を聞こうと思ったら
すでに遠くへと転属してした
二週間とも経ってもいないのに・・

それまでは
「絶対にクビにしてやる」
「早く辞めろ」
「仕事なんかしなくてもいいからこの部屋に一日いろ」
という毎日だったので
たぶん・・と今でも思っている


   首切り

つい先日 
トヨタグループに続いて
創価学会系企業からの首切りだった

何度訴えても
労災隠しやパワハラや
セクハラの訴え
(公的施設で山積みのロリータビデオを観ることの強制やそれらをダウンロードして加工した写真をパソコン画面に貼り付け等・・)を
鼻でせせら笑うだけだった労働基準監督署の偉いさん
「もう二度とくるな!」
と怒鳴り声を浴びせかけた厚労省高給官僚課長
出世の障害になることには
一切関わりたくないんだろう

僕の頭は
本来は労災だった事故のために天辺が禿げたり
(学会系企業の上司が拒絶)
機械挟まれた後遺症で感覚なく曲がったまま
火傷の傷跡が醜く腕に・・

そういえば
警察でもみ消された
下請業者に殴られた事件や(犯人がわからないと)
会社敷地内で車をわざとぶつけられたこともあった
(母親の介護があったので、後者は金で妥協してしまったが・・)

トヨタ方式のリストラ方法は
グループ内の人事・総務責任者が
定期的に集まっての共産党対策や著名人を呼んでの勉強会
極秘の「要注意人物ブラックリスト」の検討会
誰それが何月何日にどこへ行って誰と会ったとかの報告会

共産党員や他の左翼やなにかの反体制的運動をやった人々のリストが
コンピュータシステムを寄贈した警察署等との間でやり取りされる
会社への反抗度から 交友関係図式
(「それ見りゃスパイは一目瞭然!」とうっかり口をすべらせてしまったので
リストラ後に共産党からも見放され
警察からは目をつけられて
ほとんど毎日パトカー等の尾行つき
散弾銃でフロントガラスが弾痕だらけになったことも

ブラックリストの内容はというと
借金・貯金額から趣味やセックス内容から
本人ですらうろ覚えの家族の車ナンバー
通院・病歴や病院での診察内容や言った事まで
僕もリストラされた何人かの上司も
「病院でなんで会社の秘密をばらすんだ」と
もっと上の上司からの大目玉

過労死や突然死や自殺も多かった
団体割引の生命保険ウン千万円が
濡れ手で粟で入ってくるのでお偉いさんたちのドンちゃん騒ぎ
ウン千万円の臨時収入だ
トヨタでは一番の出世コースの組合もまた
組合費で接待ゴルフや海外旅行は日常茶飯事
僕はといえば満期の生命保険を受け取り拒否したので
出世コースから外れて窓際族になってしまった
あの時受け取っていたら
課長や市議くらいにはなってたのかも

以前はまだまだ穏便だったトヨタ方式首切り方式
仕事を与えず 配転先で「あいつはアカだから話すな」とか
中高年社員や女子社員を一列に並ばせて退職するまで芝生のゴミ拾い
トイレの時間や回数をストップウオッチで測定
僕の場合は手かざしの新興宗教に連れて行かれて「狐がついてる」とか
逃げ出した女子社員を皆で取り押さえて引きずりまわし 
「山口系暴力団の殺し屋に注意しろ」との脅迫

創価学会系企業の方は
社会貢献や 悩める人々の救済どころか
税金ネコババ官僚ども顔負けの
汚れた金のマネーロンダリングや 
政党・政治家へ渡される我々の血税の守銭奴への上納
この国の腐りきったすべての宗教団体同様の
人間など虫けら同然と見なしてのやりたい放題
宗教団体の利益よりも
一人一人の人権こそもっとも大事なものであるはずなのに

半年くらい仕事を与えず
電話も受けるな 
掃除もするなと
そして公然と目の前で僕の悪口を言い
「首にする」「早く辞めろ」の毎日
自分らの私利私欲しか眼中になかったトヨタでさえ
「掃除をやってます」とか
「母の介護が出来なくなるので出向できない」とか
という事は認めざるを得なかったというのに・・
法務官僚がリストラのために天下ってくるまでは・・

まだまだ
ここには書けないことも多い
(自尊心なんちゅうもんせいかもしれない・・)
それでも やっぱり
墓場まで持ってくつもりはない
いよいよ死が直前となった日には
決着をつけなければならない

どの世論調査でも選挙での最大の関心事は景気・雇用回復だけど・・

2009年08月20日 | Weblog
これだけ貧困化・格差社会・地方切捨て・不景気をもたらした自公心中新自由経済と同じバラマキでも毒餌をばら撒く自公の(↓日記での「大嘘「3~5才の教育無料化」)のとは違う民主党の方がまだマシと思うが・・それにしても、景気・雇用回復で評価できる民主党案は高速道路無料化と労働者派遣法廃止くらいだ。でもこれらも財界の圧力で大幅に後退してしまいそうだ。

野党はもっと真剣で具体的な景気・雇用回復策を提示すべきではと思う。
以前の日記で書いたように、日本が世界の3位から先進国中で最悪の19位へと一人当たりGDPが転落したのは、約150兆円とも言われる需供のアンバランスのせい、物が有り余っているのに、貧困と格差増大のために購買力を奪われてしまったせいだ。

例えば、僕が現在緊急に必要と思う国民新党の「5年間での公共事業200兆円」(失業対策的)論だが・・下記のようなもっと具体的で詳細な内容が必要ではと思う。その根拠としては、国内に何の製造業・生産力・技術を持たない発展途上国や軍需産業や崩壊寸前の国際金融しか持たない米国とは違って、日本は世界一の製造業・生産力・技術を持った本来なら世界一の経済大国であるべき国だからだ。

その財源としてはー
数年間に限定した道路特定財源ガソリン税や高速道路料金を使ってはどうかなと思う。三年後には一度すべて廃止して、前者は地方で税率決定できるようにし、後者は料金所・天下り官僚全廃後の渋滞解消と道路修理管理・雇用確保のために、倍増化したり口付近に駐車場(無料自転車設置)新設しての利用料年会費数万円のステッカーを貼って旧高速道路やサービルエリア利用を可能にしてはどうかと思う。
このことで、市街地の渋滞解消や駐車場不足、温暖化対策は飛躍的に改善されることだろう。

購買力を増大させ、景気・雇用を回復する方法は四つある。
一つ目は賃金の増大。このためには最低賃金を1000円へと引き上げ、労働者派遣法を廃止するしかない。
二つ目は税的負担増を元に戻して、実際に使えるお金を増やすしかない。小泉竹中弱肉強食新自由主義での税的負担増をすべて廃止しなければならない。
三つ目は、失業対策事業等で地方にもっとお金が回るようにしなければならない。お金は市場を回る回数が多いほど景気・雇用を良くするからだ。大金持ち・大企業・利権まみれ政官財に隠匿された膨大なお金はより一層の不景気をもたらすからだ。
四つ目の究極の策は、低額給付金の十倍以上の究極のバラマキだ。

北海道で試験的に以下を試みてどうだろうか!?
(1)国が各市区町村のすべてに以下の建物と現在よりも倍の数の高速道路出入り口を作って地方に払い下げる。
(2)建物はー
①「ピリカ銀行」(北海道地域通貨「ピリカ」(アイヌ語で”美しい”)。
ここで北海道地域通貨発行する。すべての道民に10万ピリカ記帳通帳を発行する・・これでもたかだか総額5000億円だ。自公が補正予算の約20兆円を各省庁・○○法人・政府系金融機関の「埋蔵金」や、大企業のエコ減税に使った税金のほんの40分の一にすぎない!

この地域通貨「ピリカ」は一年毎に貨幣価値を一割ずつ減少して、10年後には貨幣価値ゼロにする。このボランティア時間一時間についてバングラディッシュの「テルミンばんク」のように、一ボランティア時間に1000円の融資を可能にする。

その代わりに通帳のピリカには、減額するたび毎に、一万円につき10「ボランティア時間」が加算されるようにする。(ボランティア活動をしたら最低賃金時給千円とともに、将来誰かに奉仕してもらえるボランティア時間が利子欄につくようにする)をつけてはどうかと思う。
地域通貨ピリカを所持している人には、一割減額の代わりに、宝くじを渡してはどうかなと思う。減額される分の半分を使って、100万がバンバン当選するようにすればいい。

このようにすれば、例えば将来僕が、事故・病気・災害等で通院等に車を使いたい場合、ここの「ピリカ銀行」へ連絡して、そこに登録しているボランティアの誰かのお世話になり、そのボランティアには時給千円とその人の通帳にはボランティア時間が加算されることになる。
そうすれば、現在乱立してその機能を十分に発揮していないNPO・NGOにもとても利益があると思う。あまりにも行政頼みで、貧弱するぎる経済的基盤と社会貢献意識ある人々の参加が少なすぎるので・・

②技能向上と起業支援と地方新産物開拓のための「職業訓練施設」ー数十のメニューから選べるようにする。例えばITや、小樽・夕張では映画制作、富良野では演劇等・・
そこでの優秀人材は、以前書いたような道産子に資格限定した「道立公営大学群」に優先入学できるようにする。
勿論貧困家庭からも進学可能にするために、十分な寮と奨学金付きで。
道教育大の一校以外は、札幌IT系校、函館外語系校、岩見沢芸術系校、釧路環境バイオ系校、旭川社会人文系校、苫小牧先端産業起業&本校的大学院系校、西日高アイヌ先住民系校等と改編し、これに隣接したアジアで唯一の国際機関の「国連大学未来分校」を誘致する。

③さらにここに隣接させて、環境保護のために「環境保護&災害救助隊」(列島国には必要がない陸上自衛隊の半分6万人とその予算で)を作ってはどうかなと思う。

普段は自然復興活動や内外の災害救助活動、缶やペットボトルを持ってきた子供・老人たちに、一つに付き一ピリカを通帳記入してはどうか・・一回に付き一時間ボランティア時間もまた利子欄に。
「物々交換所」へなんでも持ってきてもらって、展示する機能も持たせたい。その品物に例えば、「ラジオか本10冊と交換したい」とか記入して、相手の電話番号を知らせるとかして・・

まだまともかもしれない日本人たちへの遺言

2009年08月20日 | 歴史
↓の日記にも書いたようにー
《日本女性の賃金は、男性100に対し66だ。これは正職員に限ったもので、非正規を入れると50程度で、第二次大戦直後のノルウェーと同じである。この日本のひどい現実に対し、ILOは日本政府に何度も是正を勧告してきた。しかし政府が具体的解消策に乗り出した形跡はない。》
より詳しくはーhttp://www.news.janjan.jp/world/0908/0908178849/1.php

大企業は、年齢差別で・・中年以上どころか、アイヌ民族・沖縄人や被差別の採用など決してしない。(沖縄人は戦後は現業では採用しつつあるが・・)

再度僕の日本変革論をアップしたい。
失業対策的な地方独自の公共事業は景気・雇用のために緊急だと思う。ポンと各地方自治体に一兆円をずつを渡すべきだと思う、「政府発行紙幣」で。たかだか[埋蔵金](各省庁&○○法人の隠匿税金程度だべさ)
さらに、下記のような事を中央でやるべきだと思う。

以前の日記で書いたように、日本が世界の3位から先進国中で最悪の19位へと一人当たりGDPが転落したのは、約150兆円とも言われる需供のアンバランス、物が有り余っているのに、貧困と格差増大のために購買力を奪われてしまったせいだ。

購買力を増大させ、景気・雇用を回復する方法は四つある。
一つ目は賃金の増大。このためには最低賃金を1000円へと引き上げ、労働者派遣法を廃止するしかない。
二つ目は税的負担増を元に戻して、実際に使えるお金を増やすしかない。小泉竹中弱肉強食新自由主義での税的負担増をすべて廃止しなければならない。
三つ目は、失業対策事業等で地方にもっとお金が回るようにしなければならない。お金は市場を回る回数が多いほど景気・雇用を良くするからだ。大金持ち・大企業・利権まみれ政官財に隠匿された膨大なお金はより一層の不景気をもたらすからだ。
四つ目の究極の策は、低額給付金の十倍以上の究極のバラマキだ。

北海道で試験的に以下を試みてどうだろうか!?
(1)国が各市区町村のすべてに以下の建物と現在よりも倍の数の高速道路出入り口を作って地方に払い下げる。
(2)建物はー
①「ピリカ銀行」(北海道地域通貨「ピリカ」(アイヌ語で”美しい”)。
ここで北海道地域通貨発行(すべての道民に10万ピリカ記帳通帳を発行する)。
この地域通貨「ピリカ」は一年毎に貨幣価値を一割ずつ減少して、10年後には貨幣価値ゼロにする。このボランティア時間一時間についてバングラディッシュの「テルミンばんク」のように、一ボランティア時間に1000円の融資を可能にする。

その代わりに通帳のピリカには、減額するたび毎に、一万円につき10「ボランティア時間」が加算されるようにする。(ボランティア活動をしたら最低賃金時給千円とともに、将来誰かに奉仕してもらえるボランティア時間が利子欄につくようにする)をつけてはどうかと思う。
地域通貨ピリカを所持している人には、一割減額の代わりに、宝くじを渡してはどうかなと思う。減額される分の半分を使って、100万がバンバン当選するようにすればいい。

このようにすれば、例えば将来僕が、事故・病気・災害等で通院等に車を使いたい場合、ここの「ピリカ銀行」へ連絡して、そこに登録しているボランティアの誰かのお世話になり、そのボランティアには時給千円とその人の通帳にはボランティア時間が加算されることになる。
そうすれば、現在乱立してその機能を十分に発揮していないNPO・NGOにもとても利益があると思う。あまりにも行政頼みで、貧弱するぎる経済的基盤と社会貢献意識ある人々の参加が少なすぎるので・・

②技能向上と起業支援と地方新産物開拓のための「職業訓練施設」ー数十のメニューから選べるようにする。例えばITや、小樽・夕張では映画制作、富良野では演劇等・・
そこでの優秀人材は、以前書いたような道産子に資格限定した「道立公営大学群」に優先入学できるようにする。
勿論貧困家庭からも進学可能にするために、十分な寮と奨学金付きで。
道教育大の一校以外は、札幌IT系校、函館外語系校、岩見沢芸術系校、釧路環境バイオ系校、旭川社会人文系校、苫小牧先端産業起業&本校的大学院系校、西日高アイヌ先住民系校等と改編し、これに隣接したアジアで唯一の国際機関の「国連大学未来分校」を誘致する。

③さらにここに隣接させて、環境保護のために「環境保護&災害救助隊」(列島国には必要がない陸上自衛隊の半分6万人とその予算で)を作ってはどうかなと思う。
普段は自然復興活動や内外の災害救助活動、缶やペットボトルを持ってきた子供・老人たちに、一つに付き一ピリカを通帳記入してはどうか・・一回に付き一時間ボランティア時間もまた利子欄に。
「物々交換所」へなんでも持ってきてもらって、展示する機能も持たせたい。その品物に例えば、「ラジオか本10冊と交換したい」とか記入して、相手の電話番号を知らせるとかして・・


自公の大嘘、「3~5才の教育無料化」のカラクリ &植草さんの刑務所での虐殺を許さない!

2009年08月20日 | 政治
このままでは日本の子供たちすべての生命が危ないと思う.下記記事の一部をアップしたい。散々学校給食で、農薬まみれの食べ物でこの国の子供達を実験材料にしたこの国の政官財が更に子供達を食い物にするのというのか・・
詳しくはここをーhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/

《保育園をガタガタにするようなことが、すでに閣議決定されていたことを、どれだけの人が知っているだろうか。
マスコミもほとんど報じないし、保育関係の団体ですら、あまり知らないのではないか。  -中略-

ところが、問題はその1ヶ月後だ。
まだ、たった一回目の答申が出ただけなのに、3月30日には、閣議決定されてしまったのである。「規制改革推進のための3カ年計画」
しかも、その内容たるや、むちゃくちゃな審議会の答申ですら、ものすごくマトモに見えるくらい非道い。  -中略-

ここでは、目が点になったものを、いくつか。文章は、読みやすいように書き換えてるので、厳密に知りたい人は、それぞれのHPを当たられたい。

◆<審議会答申>昼間の常勤の人だけが だけが保育園を必要としているワケじゃない。早朝、深夜、休日、短時間パート、失業中、祖父祖母同居などなど。
≪閣議決定≫専業主婦(夫)世帯でも保育園を利用可能にする

→なんで?いろんな働き方をしている人に対応できる施設がほとんどないので、対応しましょう。という答申にたいして、出てきた閣議決定が、親が働いていなくても保育園に入れるようにする というもの。
逆でしょ、ぎゃく。優先順位が。
タダでさえ保育園が足りなくて、働かなくては立ちゆかない人があふれているのに、決定したのは「専業主婦世帯でも保育園を利用可能にする」 って どういう脳みそからこういう結論がでてくるんだ??!!

◆<審議会答申>市町村が入園を決定するので、保護者と保育園の関係が深くならない。市町村は保育の「必要性」と「量」だけを決めて、保護者は園に直接申し込んで契約する。保育料は市町村が利用量ではなく「必要量」に応じて決定する。
≪閣議決定≫直接契約にする
保育料は「利用量」に応じたかたちに見直す

→「直接契約」の何が大変かというと、一つは、申込みがとっても面倒になる。今までは市役所に申し込むだけだったのが、市役所に申し込んで、市から認定書のようなものをもらって、それを持って自分で保育園に行って、もう一度申込みをする。もし入れなかったら、また他の保育園に走っていって申込みをする。それでもダメだったらまた他の保育園に・・・・

それでも、答申ではかろうじて「利用量」ではなく「必要量」に応じて料金設定しなさい、と言っていた。タイムカードを押して1時間いくら、というのはさすがにマズイということ。
ところが、これまた閣議決定では、「『利用量』に応じて決めろ!」ということになっている。子どもがドロンコ遊びに熱中して、ちょっと時間オーバーしたら延長料金がかかる。キャバクラじゃあるまいし・・・

◆<審議会答申>保育料の補助金には「決まり」があるせいで、新規開業がしにくい。NPOや株式会社には施設整備の補助が出ない。
≪閣議決定≫園に補助するのではなく、利用者に補助を出す。園にとっては補助金ではないので、使い道に制約がない。株式会社などの民間業者が参入しやすいようにハードルを下げる

→直接契約になり、補助金は利用者に渡されるようになると、全額を利用者が園に払うことになる。一度利用者のサイフを経由しているので、もう公的資金ではない。
だから、園は、そのお金をどう使おうが自由なのである。
しかも、そこに営利企業を積極的に算入させるという。営利企業が全部悪いわけではないが、子どもの保育に営利企業の論理がマッチするのか?
酪農のように赤ちゃんにミルクを飲ますのをオートメーションにしたり、セコムみたいに子どもの安全管理をテレビカメラでやるなんていうことが、あっていいのか。
保育は不採算でいい。あたりまえだ。赤字でいい。赤字分は社会的な負担である。そのために税金を払っているんだ。

◆<審議会答申>現在きめられている最低基準は低すぎる。限られた空間では主体的な活動がしにくい。子ども同士の関わりも少なくなる。今の保育士の配置数は国際的にも充分ではない。保育士の資格がない人に保育を担当させるのは子どもの発達に悪影響の可能性ある。
≪閣議決定≫東京認証園では 1人当たり3.3㎡→2.5㎡ 資格者→6割でも問題ない。認定こども園では3歳以上は保育士をめざす幼稚園教諭でOK。定員超過 現行25% →超過率の設定見直し さらなる「弾力」化

→めずらしく、答申では良いことを言っている。現行の最低基準を、もっと引き上げろ と言っているのだ。基準というのは、おおざっぱに言うと、子ども1人当たりの部屋の広さと、保育士の人数だ。
今の日本の基準は、昭和22年に決められた児童福祉法に基づいている。戦後すぐの時代だ。当時の住宅事情や、戦死による母子家庭の多さを考えたら、そのままの基準で今日まで来ているというのは、ちょっとビックリだ。
だから、審議会では、さすがにもうちょっと基準を上げなさいよ、と言ったのである。

ところが、ところが!!
閣議決定では、面積で25%、資格者の数で4割も減らそうか という話になっている。その根拠は、極悪=石原都知事がつくった「認証保育園」という名前の無認可保育園である。低レベルな「認証」保育園でも何とかなっているのだから、その程度で良いじゃない、というわけだ。

実際は、何とかなっていない。
「保育園児に36円の食事をさせる石原都知事」ー
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-522.html
「待機児童ゼロ作戦」の正体」-
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-513.html

それにしても、これほどまでに、答申と正反対のことを閣議決定するなんて・・・
その挙げ句、シラッとして「不安なく子育てできる環境を充実させます」なんて選挙公約を書くのだから、やっぱり自民党と公明党は、大嘘つきで子どもの敵だ。》

◆自公と民主党との違いがわかりやすかったのはー
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
◆植草一秀氏を守るBBSはー
http://www2.realint.com/cgi-bin/sbbs.cgi?uekusa
◆植草事件の真相掲示板はー
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs

pikki蛙外伝(12) ー東北のお母さんたちー

2009年08月20日 | 日記
ぼくの映画の師匠マッキーさんや、日本語・日本文学の師匠春庭さんには・・
世界でも唯一の貴重な体験なので、もっとこの外伝を書くべきだと薦められている。
トヨタや創価学会系企業についての体験記はほとんど皆無だと。

でも、まだ作りやすい詩や評論的文章と違って、散文はちと荷が重い。
今日は東北地方出身のおばさんたちについて。

僕がトヨタでの窓際族となったのは、組合が断りもなく勝手に掛けていた数百万円の満期生命保険の受け取りを拒否したり・・母の介護があるので出向拒否してからだった。
それを、内容証明郵便で送って、そのあて先の部長名が違っていたので、「なんで受け取ったんだと怒られたぞ」という人事課長の話だった。

それ以後は、所属先が連絡もなしにころころと変更で、仕事の指示もなかった。
しょっちゅう事務所へと呼び出されては、「お前にように出向拒否を二度もする奴は初めてだ」「いえこれで三度目です」・・

毎日刺し違える覚悟だった。
でも唯一話をするトイレ掃除やゴミ捨てのおばちゃんたちからー
「お母さんの介護をしっかりね」と言われて、ヤクルトやジュースやトウキビを貰うと・・そうだ母親の介護だけはしっかりとやろうと思う毎日だった。