ひじで…

レッスン前に、

アルコールスプレーで

手指の消毒。

これは年がら年中

ご協力をいただいている。

そして、

咳やクシャミのとき、

前を向いてピアノに向かって

ゲホゲホ、クシュンは困るので

口を手で覆う…

ではなく、ひじで覆うように

と話している。

手で覆うと、

その手でピアノを弾くのは

かなり問題があるから。

小さなHくん。

風邪らしくマスクで来ていて

咳をするとき、

ひじで覆ってコホンコホンって。

え？

と、こちらがびっくり。

最初からひじで覆って咳をする子、

ほぼお目にかかったことがなかったから。

日本人だと普通、手で覆うし。

お母さまがHくんに、

「ひじで」と

お話されているのは間違いない。

帰り際に聞いてみると、

「今はちょっと咳をしただけでも

周りから引かれてしまうので

出来ることはしないと。

体調を崩しやすい季節だし。」

と。

なるほどなぁ。

子どもは風邪をひくものだし、

でもだからと言って、

少しくらいの風邪で家の中に引き籠るのも

中々どうして難しい。

お家の方たちの気苦労、

かなりのモノなのだろうと想像。



教室でも、

換気と手指の消毒、

危険な人にはマスク。

出来ること、出来るだけ。