そう言えば、
ついこの間のレッスンで
Yちゃんの聴音をやっていた時、
びっくり現象が起きていた。
私がピアノで弾いたモノを
五線ノートに書いていくのだけれど、
Yちゃん、スイスイ書き込んでいる。
「かんた〜ん！」とばかりに。
ちょっと難しい課題に変えて
続けてみたけれど、
こちらもスイスイ書き取っている。
ねぇ、Yちゃん。
音の名前が聞こえて来てるの？
と聞くと、
「うん！」と即答。
Yちゃんの聴音のレッスンは
実に一年振り。
昨年は、リモートになったり
教室レッスンになったりで
中々そこまで手が回らなかったから。
でも一年ちょっと前のYちゃん。
実は、聴音にかなり苦戦していた。
音の名前が聞こえないだけでなく
音が高くなったか低くなったか、
次の音は隣の音なのか、
はたまた3度以上跳躍している音なのか、
全く判別できていなかった。
新曲を歌ってもらうと
何故かこちらは上手なのに、
聴音になると
途端に迷子になってしまっていた。
絶対音感があると
聴音は導入段階ではかなりラク。
絶対音感がないなら、
相対的に聴く訓練をしていくのだけれど、
どちらの道も何故か困難を極めていた。
…のに！！
一年振りのYちゃんの聴音では、
びっくりするくらい出来る。
この一年で、
音のネーミングが完了したみたい。
入り口困難でも、
続けるって凄いことなんだなぁ
とつくづく思った。
よく音を聴き続けてくれたんだなぁ、と。
これからのYちゃんのことも楽しみだ(o^^o)
