ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Three Musketeers (1)

2007-06-21 01:05:05 | 読書
The Three Musketeers (Bantam Classics)The Three Musketeers (Bantam Classics)
価格:¥ 758(税込)
発売日:1990-07

何かと思いきや,お馴染み「三銃士」でございます。
ハリポタ7巻発売日まで,こちらの本を読む事にしました。

53/635
三銃士は,小学生位の時の愛読書でした。ホントは,原書読みたかったのですが,フランス語はまだまだなので,英語版を買ってみました。この版は,お値段安くて,しかもコンパクトで扱い易く,お買い得ですよ。

有名な,「One For All、 All For One」という言葉はこの本から出てきたとか。まあそのうち出てくると思いますので,楽しみにしましょう。

読んでいたのが小学生の時だったから,というわけではないでしょうが,最近読んでた,The Brooklyn Folliesなんかと比べて,かなり読み易いです。既に50ページほど読みました。1ヶ月でどの位進むでしょうか。。(全部で600ページ位(汗))

舞台は,17世紀のフランスです。ガスコーニュ(英語版ではGascon)の田舎の若者ダルタニャンが,お父さんから,馬とアドバイスとトレヴィル伯爵への紹介状,お母さんから,どんな傷でも治す薬の調合方法を教わってパリへ出発。途中の宿で,紹介状を盗まれ,それでもパリに辿り着き(馬は売るなと言われたのに,簡単に売ってしまったな(笑)),トレヴィルには何とかお父さんの名前で取り入る事に成功したものの,有名な三銃士に,何故かそれぞれ,しょうもない(笑)理由で,0時,1時,2時と決闘を売り。。。。という所まで読みました。

ミレディ=Miladyって,My Ladyの省略形,だそうですよ。だから,当然本名ではありません。これは知らなかったなあ~;

また,主な登場人物,ダルタニャンから,アトス,ポルトス,アラミス,トレヴィルに至るまで,同じ名前の人物が,実在したのだそうです。これも知らなかったです♪


7巻発売に備える Harry Potter and the Half-Blood Prince (7)

2007-06-21 00:39:23 | ハリポタ6巻
1章進むごとに,7巻発売日が近付いて来るのを,ひしひしと感じる今日この頃。(^o^)

CD : Chapter 14: Felix Felicis
前回の記事はこちら

これまでは,ハリーがキレて皆が彼をなだめる,というパターンだったのですが,この章で見事逆転。初めてハリーの成長らしい成長が見られた章でした。
おととし読んだ時,実は気が付かなかったのですが(だから理系は‥(爆)),ロンはFelix Felicisの力など借りなくても,ちゃんとゴールセーブできるという事を,ハリーは教えようと思って,「使った振り」したんですね。ただ,せっかくの彼の気持ちが「変な方向へ」。自信の付いたロンは「調子乗り過ぎ」で,ハーとの仲が,とんでもない大ピンチに発展。。。(汗)

CD : Chapter 15: The Unbreakable Vow
前回の記事はこちら

ハーマイオニー,ロンは絶対ラベンダーの事を好きじゃない,とわかっております。ハリーも,2人お互いに頭を冷やせば元の鞘に納まるんじゃないかと期待。

1つ重大な間違いを犯していた事に気付きました;すみません。ドラコにOcclumencyを教えていたのは,ベラトリックスだったのですね! スネイプ先生も,ケイティの事件は,ドラコのせいじゃないかと,何となく怪しんでいるようです。この年,ドラコは,ママにも,スネイプ先生にも真相を言わず,1人で頑張ったのですね。何か彼の成長に思わず感動。。(^^;)

最近にわかに気になってきたのは,ローリングさんの公式ページで,今月の魔法使いなどを見ると,魔法使いは決して自然にマグルより長生きというわけではありませんよね。でも,ダンブルドア先生に関しては,トムが11才の時既に大人だったし,異常に長生き。以前から噂はあるのですが,彼はニコラス・フラメル夫妻と一緒に命の水(Elixir of Life)を使っていた疑惑がありますよね。で,本来,ハリーが賢者の石を守った時に,ひょっとして彼も死ぬべき所を,ハリーにヴォルデモートの事を伝える為に生き残り,この年,計画的に,この世を去ったのかなあ。。と思えて参りまして。。。スネイプ先生を,1年の呪いがあるとわかっているDADAの先生にするのも,アバダ・ケダブラも,何かからくりがあるんじゃないか,と,本気で疑い始めた私でございます。(^o^)


HoME9 IX : The Scouring of the Shire (6)

2007-06-19 23:47:02 | Tolkien・HoME
<下書き>
(続き)外にいたごろつき達が,さらにドアを叩き,窓を壊すので,フロドは(今捕まえたごろつきに)「お前がリーダーだな,皆を止めろ。でないと,償いを払って頂く事になるぞ!」ごろつきは外の仲間に「帰れ,さっさと行け,シャーキィに言え!」
すると外から「何の為にだ?」という声が。「我々はシャーキィ様が何が欲しいか知っている。来い,坊主! 燃やしてやろうか! シャーキィ様はミスは許さねえ。」
捕えられたごろつきは怖がって悲鳴を上げます。「燃やすな! お前の方が間違いを犯している!」
「わかった。2人戻れ。2人は油を取って来い。後はここを囲め。」

(ひぇ~,ホビットの皆さん,ピンチです。。)

コトンのオヤジ「次はどうする? 奴らが戻ってくるまで火は付けまい。半時間はある。話はできるな。人殺しめ! まさか火を付けるとは。妻と娘のロージーもおるのに!」
フロド「できる事は2つしかない。誰か抜け出して皆を蜂起させるんだ。近くに200人の大人のホビットがいるはずだ。もしくは,奥さんと娘さんを隠して一斉に飛び出すかだ。」
「1人で抜け出すのはあまりに危険だ。皆で飛び出し道に駆け出そう。」
</下書き>

‥‥という選択をしたのですか。。でもこの話は,結局ここまで。トールキンさんは,飛び出して。。。,その後の解決策を見いだせなかったらしい,とのこと,です。

コトン家の末息子トムが,こんな事を語っている場面があります。

<下書き>
「やつらが旦那のおっかさん連れてっただ。やつらがおっかさんの許可なく倉庫を作り,おっかさんが怒ったんだ。そしたらやつら,連れ去った。Lock-holesにな。外にも仲間連れていかれたが,おっかさんが1番勇敢に抵抗しただ。」
すると,コトンのお父さんは,Lock-holesには多くが捕われているが,まだシャイアには200人以上残っているので,自分達が一緒になれば,招集できると言います。
</下書き>

アルカサル完結!(ネタバレ)

2007-06-17 16:35:37 | 読書(和書)
思えば今年2月に完結編・前半を読んでから,もう半年なんですねっ! 

コンスタンシアが,思った以上に逞しくポジティブな女性で,頼もしかったです。自ら持っていたカスティリアの王位継承権を行使して,積極的に父の血統をカスティリアに持ち帰った事が描かれておりました。娘,で,良かったですよね。そうでなけりゃ,英国とカスティリアで戦争しなくてはならなかったかもしれないし。で,娘のカタリナが,仇の孫(のちのエンリケ3世)に嫁いで,カスティリアの皇太子妃になり,最後にコンスタンシア自身の手で,娘の舅つまり仇敵の息子ホアン1世に,英国王リチャード(え~黒太子の死で,11才で王様になった次男ね)からもらった王冠を被せて「あげる」シーンが,彼女なりの,最高の仇討ちでした。

また彼女の夫になった,John of Gauntすなわちランカスター公が,ハリポタの悪役との関連が囁かれる人物とは思えないほど,いい人で。。(笑) ランカスター公は,野心家と言われていたけれど,自分は王様になる事はなく,長男ヘンリーは従兄リチャードから王位を奪い,長女フィリパはポルトガルの王妃,そしてコンスタンシアとの娘カタリナはカスティリア王妃,これだけの王家を自分の子孫で埋め尽くしたのよね。(笑)

コンスタンシアの妹イサベルも,John of Gauntの弟と結婚して,子孫が有名なリチャード3世につながりますので,ドン・ペドロの血統もなかなかしぶといです(笑)

余談ですが,この時代の人達は,1340年~1350年代にヨーロッパを襲った,史上初の黒死病大流行の影響が10年以上経っても残り,アルカサル―王城の登場人物でも,ドン・ペドロやエンリケのお父さんや,マリア・デ・パデリア,エドワード黒太子等が直接この病気で亡くなっています。また全般的にとても短命で,エンリケもコンスタンシアもイサベルも30代~40代で亡くなっているんですよね。子供達の代辺りで,ようやく,人の寿命を取り戻して,人々はまた60年~70年位生きられるようになったようです。。。。


7巻発売に備える Harry Potter and the Half-Blood Prince (6)

2007-06-17 11:09:47 | ハリポタ6巻
CD : Chapter 12: Silver and Opals
前回の記事はこちら

5巻で,ジェームズがセヴェルスを「吊るし上げ」した時に使ったのがLevicorpusですね。朗読CDだと,「ン,ヴヴ」って聞こえるので,何じゃこりゃ?!と思って本を確認したら,

Levicorpus(n-vbl)

「n-vbl」だったのね。(爆) この魔法はnon-verbal専門,という事?

さて,前半で,Levicorpusが,あたかも足首を持って逆さに吊るしているかのようになる魔法ですので,初めて読んだ時,後半ケイティに起きた状況を勘違いしてしまいました。(汗) 彼女は「飛び立とう」としたのでした。

CD : Chapter 13: The Secret Riddle
前回の記事はこちら

メロペのロケットは今どこにある?というのが,まず7巻最初の重要なポイントと思われますが,前の章に出てきた,ケイティを傷付けたオパールはB&Bの商品,そしてこの章でB&Bのもう1人の店主バークスさんがロケットについて語っており,これもB&Bの商品だった事がわかりますね。‥という事は,メロペの登場と,この章に囲まれた前の章の名前「Silver and Opals」はいつも謎だったのですが,マンダンガスの「ブラック家銀コレクション」(笑)の中に,ロケットが紛れているかもしれませんぞ。

さて,ダンブルドア先生は,1930年代のロンドンに,赤毛ロン毛にプラムのベルベットのスーツ姿で登場。(笑) 孤児院でトム・リドル少年に出会います。元々ヴォルデモートを演じる俳優さんは既に4人もいるようですが,これでトム少年を演じる俳優さんがさらに1人必要になるわけですね。これは希望者殺到しそうですね。(パパトムや,後のジゴロトムを演じるのは,レイフ・ファインズだろな~,皆それ楽しみにしているんだし。。(笑))

ここでヴォルデモートのパーソナリティがいろいろ明らかになりますね。大人に平気で命令口調で話す態度,お金をもらってありがとうも言わない態度に,ダーズリー家の厳しいしつけで育ったハリーは呆れております。ただ,ダイアゴン横丁へのお買い物に,先生の付き合いは不要と言うのは,11才にしてはしっかりしたいい子と見れるかもしれません。(ダンブルドア先生は,それは彼の人生に友達が不要という事を意味すると解釈したようですが)

ただ,態度や友達の要・不要はまだしも,動物や友達を虐待したり,人の物を盗むという行為は,やはりいただけませんね。


300(ネタバレ)

2007-06-16 03:28:31 | 映画
私は生来のブラシ兜好き(笑)でありますが,グラフィックノベルというのは全く馴染みのないジャンルです。マンガを実写映画やドラマにするというのは珍しくありませんが,現実の世界に合わせてリアリティを付けるのが普通です。ところがこの映画は,勇敢にも,原作のグラフィックノベルの雰囲気をそのまま映画に持ち込みました。

ブラシ兜は好きだと書きましたが,古くはベン・ハー,最近はトロイ等,「普通」のブラシ兜映画で感じられる,汗とか体臭とかは感じられず,首が飛んでも血しぶきが上がっても,生々しさを感じず,表現は独特で,不必要な物は全てカット。まるでドッグヴィル‥‥,いやさすがに,あそこまで,大道具抜きにしてまでではないかもですが,結構近いのでは?と思います。

神官達は,まるでナズグルかディメンターかRa'zacか,のような気味悪さでした。ペルシャ軍の描き方も,何ともなあな所がありましたね。ただ,ペルシャの王様クセルクセスは,とても美しかったです♪ ラブ・アクチュアリーやロストにも出演している俳優さんですね。素顔には見覚えあります。

スパルタの王様は,いつぞやかは,劇場の舞台裏に隠れる幽霊をやっておりましたが,実は私は仮面に半分隠れた,女々しい悩み深い表情があまり好きではありませんでした。しかし,この体育会一直線の王様は,ひたすらカッコよくて,こっちの方が全然お似合いです。兜のブラシも見事で‥(やっぱし私はブラシ兜好き(笑))

そして王の語り部さんは,戦士系の役はLOTR以来? 素直にカッコいい役もアレ以来,完全体育会系に至っては,ひょっとして初めてではないでしょうか? LOTRの時より,年齢を重ねているなと感じました。(無理もない,PJがプロジェクトを立ち上げてから,もう10年位になるでしょう)これからは渋い役回りも増えてきそうで,楽しみです。それにしても,あんなに,映画の最初から最後まで,ほとんど出ずっぱり,しかも最後は雄叫びを挙げ,先陣を切って走るとは,期待以上だったので,超嬉しいです。しかも,トロイでの語り部は兄貴でしたから,何か2つの映画につながりを感じますね。トロイが陽で300が陰,みたいな。

DVDは買おうと思います!
‥‥こういう表現手法の映画って,これからも出てくるのでしょうね。

HoME9 IX : The Scouring of the Shire (5)

2007-06-16 02:30:52 | Tolkien・HoME
シャーキィ=サルマンになった,初期の下書き。

<下書き>
フロドは,「コシモは元々嫌な奴だったが,サルマンがシャイアに目を付け,スパイを送るようになった頃,彼に接触,金持ちだけど欲の固まりだったコシモは取引をするようになり,サルマンも戦争の為に物資が必要だったのだろう。」と推測します。

サム,「ああ!煙草はサルマンの弱みだった。」ピピンも。コシモが大方の取引をしたのだろうと言います。

フロド「おそらく。しかし彼はすぐにもっと大きな事を思い付いた。彼はならず者を雇い,もしくはサルマンが送り,『手伝い』させていたんだ。木を切り倒し,見かけ倒しの家を建てた。サルマン言う所の,向上だね。しかし今はもちろんならず者が。。。」
</下書き>

この先は,ROTKと同じになるそうです。

で,また下書きです。
<下書き>
メリー「どれだけならず者がいるか次第だな。もし多いのなら簡単な話じゃない。我々はどのみち4人のホビットだし」
ピピン「今夜は従兄弟コシモは助けられないよ。角笛を聞いただろう? 今夜は危険だ。」
サム「いい考えがあります,コトンの所へ行きましょう。オヤジは勇敢だし子供は皆おらの友達ですだ。」
フロド「この先のコトンの事か? なら行ってみよう。」

コトンの家で。。
ドアに何かが当たる音。コトンはそっと廊下へ。皆も従います。するとまた音が。
「開けろ!汚い野鼠め! さもないと燃やすぞ!」コトンのおかみさんが悲鳴を上げます。(コトン家の)若いホビット達はこん棒を持って台所へ。「はいはい」とコトン,ささやき声で「何人いる?」長男トムが「12人。」フロド「よし,入れて。そして皆下がるんだ。我々が助けが必要になるまで,戦うな。」

ドアを開け,コトン家のホビット達は皆下がります。

ならず者が入るとフロドはすぐドアを閉め,3人が彼に馬乗りになり,剣を突き付けます。(続く)
</下書き>

待ちに待った

2007-06-16 02:11:29 | 読書(和書)
明日は,ってか,もう今日だよ! いよいよ,待ちに待ったアルカサル―王城の完結編・後半の発売日です。

1990年代の前半からだったと思いますから,ホント,長かったですね。

この後半は,ドン・ペドロの忠臣マルティン・ロペスや,ロドリゲス・デ・カストロ,そして,史実なのである程度わかってはおりますが,王女達の行く末が大変気になりますね。
特に,次女コンスタンシアが嫁ぐ事になる,John of Gauntは,もう何度も話題に出しておりますね。14世紀のイギリス王家のヒーローの1人です。最近の愛読書,Brother Athelstanシリーズには御本人自ら登場,するばかりでなく,昨日になって,最終巻の発売を1ヶ月後に控えたハリポタとの関連までありそう,という事がわかり,いや~~ホントこれは,運命を感じますねぇ(笑)


The Brooklyn Follies (11) と感想

2007-06-16 00:50:45 | BookClub
Auroraは無事NY入り、TomとHoneyはLucyを諦め自分達の子供を妊娠、Rachelは1度は流産したがもう1度挑戦、Aurora母娘はNancyの家に落ち着き、NathanはNancyのお母さんJoyceと付き合い、半(全か?)同棲状態。Auroraは無事離婚も決まり、これで大円団かと思いきや、男はもうたくさん、と、Nancyと恋仲に!(笑) 笑い事ではないと騒ぐJoyceをどうにかこうにか説き伏せたNathan、今度こそ大円団かと思いきや、彼は胸に激痛を感じて病院へ。。。

‥まあこの後は書かない事にします。(^^;)

この終わり方って,きっとある年齢以上の人は,トゥモロー(お~検索してももう出てこないぞ(笑))という日本映画を思い出すでしょう。あの映画は,確か,皆,明日は今日の続きと信じていたという事で,この話でNathanが最後に到達した悟りとは,微妙に違いますが。。

9月11日の朝,Joyceは地下鉄でどこに行ったのか,気になる所ですが,ご想像にお任せしますなのかな,
でも,誰がどこにいたかというのは,そんなに重要な事ではないような気がします。登場人物達が,あの日あの時あの場所にいたかどうかより,そういう事が起きた同じ町にいたという事の方がずっとずっと重要なのだと思います。

Nathanという名前は,ヘブライ語で贈り物という意味で,旧約聖書に出てくる予言者の名だそうですが,さすがに,よく考えて使われていますね。


Run!Run!Run!