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そして,Eragonの感想(ネタバレ)

2006-01-11 01:14:49 | エラゴン・Paolini
奇をてらう事のない,優等生的な正統派ファンタジー,だったと思います。ファンタジーのお約束で,前半はスロー,途中モチベーションを失くしかけた事もありましたが,後半は面白かったです。ただ,起承転結の結の部分で,急にいろいろな新しいキャラ,場所,物,が炸裂し過ぎで,ちょっと目まぐるしかったです。(汗) しかも最後の最後に,The Mouring Sageという,男女もわからない超謎のキャラ登場です。。

よく,書評には指輪物語に似てると言われますが,実は私は全然そうは思いませんでした。ましてハリポタとも全然違うと思いました。確かに,エルフやドワーフはちょっとパクリかなあ?(そこがまだ若い所かも)ですが,むしろ思い出したのは,「起承転」までは(まだ1巻も満足に読んでないくせに(笑))ゲド戦記でした。「結」はちょっとSWだったかもしれません。

アメリカではハリポタを越えたって言われますが,う~ん,それは要するに,アメリカ生まれのファンタジーだからでしょう。でもPaolini君はまだ22才。この先10年20年後には,本当にどえらい作家になる可能性は十分,と思います。

本が進むに従って,キャラクタ達にも愛着が沸いてきました。1番のお気に入りはやはり何と言ってもヒロイン?Saphiraですね! 成長してからもかわいい所満載ですが,特に生まれたての時の彼女はもう最高にかわいいですっ! Eragonは,この頃流行の,なかなか成長しない主人公ですね(笑)という事で,これから物語が進むにつれて,成長が楽しみです。

他に最も気になっているキャラクタと言えば,Murtaghです。どうもこの手のキャラは,私は本能的に気になるようです。(笑) Ajihadには,結局愛着を持てませんでしたが(笑),Bromは何故か時が経つにつれてますます好きになって参りました。またこれからは,Arya,Orik,Angela,Solembumの好感度が増してきそうな予感です。Aryaは,ちゃんと戦うヒロインで,お姫様ではなさそうですが,同じElfのヒロインでも,Arwenよりずっと好きになりそうです。(って,何Arwenと比べるか(笑))で,さらに意外と気になると言えば,「双子」です。ちょっと前まで双子と言えばフレジョと思っていたのですが,短い登場ながら,なかなかインパクトのある人達で,彼らも次の巻の活躍が楽しみ?です。(笑)

そう言えば,Angelaの予言というのも気になりますが,もう既に半分位は実現されちゃっているのですね。Eragonのお相手になるという美しい人とは多分あの人だろうし,裏切る家族というのは‥,ひょっとすると?と目星を付けている人物は既に複数います。

という事で,次の巻もなるべく早いうちに読みたいと思います,が,私が読んだのは,Knopfという出版社のペーパーバックです。同じ本を揃えたいと思っているので,EldestのKnopf版のペーパーバックが出てから(今年の春辺り?)読もうと思っています。

追記:そうそう! 今年末(日本は来年か?)の映画公開,とても楽しみです!


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