ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME7 XX : The Riders of Rohan (2)

2006-01-11 23:29:01 | Tolkien・HoME
‥彼らはエルフのマントのお陰で昼でも見つかりにくい状態で,走り,歩き,3時間毎に少しだけ休んではまた先へ進んでいきました。そしてエント川に沿いの草原で,オークのまだ新しい足跡を発見(by トロッター)しました。しかし山や森に入られてはホビットを見つける希望がなくなり(by ギムリ)ます。彼らはさらに急ぎます。そして夜には,オークがその日の昼に休憩したと思われる場所に着きました。トロッターは「オークも休むんだな。」と言います。

夜明け前に彼らは出発。霧ふり山脈の端の山Methen Amonが見える頃,川に出会い,レゴラスの鋭い眼は草原の向こうに動き回る黒い影を捉えました。「前にも後にも誰かがいる。」と彼は川の向こうを指指します。トロッターは「たくさんの騎士がいるな。おそらくRohirothだろう。しかし彼らが誰に仕えているのかはわからないぞ。良い方だったらいいのだが。」急ぐ彼らの後から,たくさんの蹄の音が聞こえてきました。騎士達が風のようにやってきます。突然叫び声やはっきりした話し声。彼らはオークの跡を辿っているようでした。彼らの馬は大きなものです。。。。

そして彼らは立ち止まります。

「そなた達は何者だ,そしてこの国で何をしている?」とボロミアやミナス・ティリスの人々のような話し方の共通語。(アラゴルンこの版ではいきなり「エレスサール」と名乗りますが,削除)「私はトロッターと呼ばれている。北から来た。一緒にいるのはエルフのレゴラス(後からGreenleaf追加)グローインの息子,谷間の国のドワーフ,ギムリだ。我々はオークを追っている。彼らは私達の仲間を捕まえ連れ去った。」

騎士は槍を下ろして馬から降り,彼らを調べるように見ます。そして,最初オークかと思ったが,違うようだ。オークは武器をもっているぞ,まるで草地から抜け出てきたかのように見えたが,どうやって我々の視界に入らなかったのか,と尋ねます。するとトロッターが「あなたの名前を名乗りなさい,馬の主よ。そうすれば私も名乗ろう。そして他の情報も与えよう。」すると騎士は「私はエオムンドの息子エオメルだ。リダーマークの3番目の長(The Third Master→正式版ではThe Third Marshal)だ。私の上にEowin(エオウィンとは違う人だな?)という2番目の長がいる。」そしてトロッターも「私はアラソルン/Tarkilの息子,アラゴルン/Elfstoneだ」と名乗ります。彼は武器(エレンディルの剣=Branding→鍛え直された)を持っている事,マントはガラドリエルにもらった事等を説明し,さらに,誰に仕えているのかと尋ねます。するとエオメルは「私はリダーマークの長である父上に仕えている。」と言います。そして何故この地に来たのかと訊くので,アラゴルンは,オークに襲われボロミアが亡くなった事などを説明。

エオメルは,トロッターは悪い人ではないと認め(でも100%ホントの事は言ってないと見抜いている?)「ローハンの人間は嘘をつかない。しかし簡単には騙されぬぞ。‥‥しかし,誰かがオークに捕らわれているのであれば,早く救出に行かねばならぬ。1頭予備の馬があるので,アラゴルンは乗るがよい。そして他の2人は,私の騎士の後ろに代わる代わる乗るのだ。」

アラゴルンは灰色の馬に乗りました。(その馬は彼がもらい受けました)

ここで「A」は終わりです。殆どのセリフは正式版とだいたい一緒ですが,話がちょっと違いますねえ。ここでトールキン父さんの新しいメモです。

‥これでは物事が複雑になる。トロッター達は,エオメルが戦いから帰ってくる所で会う事に変更しよう。エオメルは,捕虜はいなかったと言う事にする。そしてトロッターは,ガンダルフの逃走により,サルマンとの戦争が起きた事を知る。

次は「B」です。The Riders of Rohanの最初の所からです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿