明日朝から日曜までお出かけしますので,その間,コメントなどへのお返事は遅れると思いますが,お許しを!!
ついに,FOTR最後の章にやって参りました。えー,いきなりネタバレですみません; 次の章の名前は,正式版通り「The Departure of Boromir」になっているんですよね。と,いう事は,トールキンさんは,やっぱり,ここでついに,ボロミアをミナス・ティリスに帰さない事を決意したという事ですね。おお! 以前の,アラゴルンと一緒に行く予定だったという立場で考えると,これは相当大きな変更となりますよ。さあ,一体どういうきっかけで,この変更が生まれたのか,興味を持って読んでいきましょう!
時々トロッター=Elfstoneとなっております。
上陸した夜,彼らはスロープの上の草地(アモン・ヘンと追加)にキャンプを張ります。見張りを立てましたが,敵やスパイの姿は見えません。Elfstoneは,「彼(ゴラム)は我々がPensarnで手間取っている間に,丘の方へ行ったのかもしれない。ここからは彼は地理に詳しいし,我々の取り得る道について,いろいろ考えているかもしれない。」等と言い,ミナス・ティリスに行けば追ってだろうし,Tol Brandirで東か西へ行く事も予測するだろうと,ゴラムの行動を予測します。
ところで,明日から日曜まで,お出かけします。その為,コメントのお返事など遅れてしまうと思いますが,何卒,ご容赦を。
時々トロッター=Elfstoneとなっております。
上陸した夜,彼らはスロープの上の草地(アモン・ヘンと追加)にキャンプを張ります。見張りを立てましたが,敵やスパイの姿は見えません。Elfstoneは,「彼(ゴラム)は我々がPensarnで手間取っている間に,丘の方へ行ったのかもしれない。ここからは彼は地理に詳しいし,我々の取り得る道について,いろいろ考えているかもしれない。」等と言い,ミナス・ティリスに行けば追ってだろうし,Tol Brandirで東か西へ行く事も予測するだろうと,ゴラムの行動を予測します。
ところで,明日から日曜まで,お出かけします。その為,コメントのお返事など遅れてしまうと思いますが,何卒,ご容赦を。
いよいよアルゴナス,初期の物と思われる記述(の概略)です。
巨人のような大きな柱の前には彼は川の中をぐるぐる進む木の葉のようでした。やがてそれらは彫刻が施されているか,もしくははるか昔に彫られ,長い年月を経て太陽の光や雨に削られたかのようでした。深い水の中の台座の上に,2人の偉大な王が北を向いて立っていました。それぞれ左手を上げ掌を外へ向け,来る者に対し警告?あるいは拒否しているような形を取り,右手には剣を持っています。それぞれの頭には冠と兜があり,太古の昔に消滅した王国の見張り人はまだ力を失っていませんでした。
正式版は,ここでアラゴルンが自分の家系についてチラリと明らかにする所ですが,実はこの下書きを書いた時点で,トールキンさん自身,まだアラゴルンが誰の息子の,誰の息子の,‥というのはまだはっきり決めてなかったようです。何でも,イシルドゥアのgreat-grandsonだったりとか? それにヴァランディルという名前が時々出てきますが,それがまだイシルドゥアの息子でなかった可能性があったりとか,まだ物事はいろいろ流動的だったようです。
(アラゴルンのご先祖様の放浪の歴史が始まったのは,イシルドゥアのたった1人の生き残った息子ヴァランディルから始まった事になっていて,正式版では,アラゴルンははっきりそう言っているし,戴冠式の時にファラミアもはっきりそう言っているし,おそらく,それは正式版アラゴルンのルーツを語る上で重要な話のようです。)
さて,次のお話は,クリストファーさん自身が,1942年の夏にメモったものだそうです。
<Sketch>
今までサルン・ゲビアと書かれていた場所はエミン・ムイルになる。サルン・ゲビアの門はアルゴナスに。OndorはGondor(ゴンドール)に。トロッターはトロッターのまま。でも「エルフヘルムの息子Elfstone」は「アラソルンの息子アラゴルン」になった。そして,「エレスサール,アラソルンの息子Elfstoneは‥何も恐れない!」に
</Sketch>
この後,フロドが「ガラドリエル様の影響」を語るシーンの変更の歴史もありますが,そこはちょっと割愛して,‥いよいよ,アモン・ヘン,アモン・ラウという地名も登場。という事でこの章はしめたいと思います。
巨人のような大きな柱の前には彼は川の中をぐるぐる進む木の葉のようでした。やがてそれらは彫刻が施されているか,もしくははるか昔に彫られ,長い年月を経て太陽の光や雨に削られたかのようでした。深い水の中の台座の上に,2人の偉大な王が北を向いて立っていました。それぞれ左手を上げ掌を外へ向け,来る者に対し警告?あるいは拒否しているような形を取り,右手には剣を持っています。それぞれの頭には冠と兜があり,太古の昔に消滅した王国の見張り人はまだ力を失っていませんでした。
正式版は,ここでアラゴルンが自分の家系についてチラリと明らかにする所ですが,実はこの下書きを書いた時点で,トールキンさん自身,まだアラゴルンが誰の息子の,誰の息子の,‥というのはまだはっきり決めてなかったようです。何でも,イシルドゥアのgreat-grandsonだったりとか? それにヴァランディルという名前が時々出てきますが,それがまだイシルドゥアの息子でなかった可能性があったりとか,まだ物事はいろいろ流動的だったようです。
(アラゴルンのご先祖様の放浪の歴史が始まったのは,イシルドゥアのたった1人の生き残った息子ヴァランディルから始まった事になっていて,正式版では,アラゴルンははっきりそう言っているし,戴冠式の時にファラミアもはっきりそう言っているし,おそらく,それは正式版アラゴルンのルーツを語る上で重要な話のようです。)
さて,次のお話は,クリストファーさん自身が,1942年の夏にメモったものだそうです。
<Sketch>
今までサルン・ゲビアと書かれていた場所はエミン・ムイルになる。サルン・ゲビアの門はアルゴナスに。OndorはGondor(ゴンドール)に。トロッターはトロッターのまま。でも「エルフヘルムの息子Elfstone」は「アラソルンの息子アラゴルン」になった。そして,「エレスサール,アラソルンの息子Elfstoneは‥何も恐れない!」に
</Sketch>
この後,フロドが「ガラドリエル様の影響」を語るシーンの変更の歴史もありますが,そこはちょっと割愛して,‥いよいよ,アモン・ヘン,アモン・ラウという地名も登場。という事でこの章はしめたいと思います。