話は意外な所で,モルドールのフロドルートへ行ってしまいましたね。いきなりここが出てくるとは心の準備をしてなかった私は,サムが歌った歌は,正式版では何だったかと思い,慌ててROTKの正式版を捜しましたが,部屋にはFOTRとTTTしか見当たらず,しかもTTTの後半の翻訳版やら,DWJのFantasy Landやら,ハリポタ辞典やら,ハリポタ5巻6巻を両方3分冊したものが合わせて6つ,産卵じゃなくて散乱しているし,やっとROTKを見つけて帰って参りましたが,何故かFOTRとTTTが遠くへ行ってしまい。。。いやホントに,本が「産卵」しているような状況になって参りました。(笑)
<Sketch>
サムは指輪を鎖からはずせない。フロドの頭近くに持っていくと,フロドの体がかすかに動くように感じたが,彼が動きを止めると心臓の鼓動を感じない。そこで彼は自分の首に指輪をかける。
そこへオークのガード達がやってくる。サムはガラドリエルからフロドへプレゼントされた玻璃瓶を取り,指輪をはめて,敵からは見えない状態でフロドを守る為に戦おうとするが,ノックダウンされ,あやうく踏み殺される所だった。オーク達は嬉しそうにフロドを運び去り,サムはあてもなくフロドを捜す。
</Sketch>
ふむ,正式版と似ているようで,いろいろな所がズレている話ですね。(サムの戦う相手がオークだったりとか)
上の後半部分は,下のように書き換えられます。。。ですが,実は私はこれを読んでみて,あやうく,またまたコーヒーを買いに行こうかと思いましたが,思い留まり,お茶を飲みました。(笑)
<Sketch>
サムは座ってフロドの弔歌を作る。その後彼は涙を振り払い,何ができるかを考える。彼はここに主人をそのまま置いていけないと思い,ケルンを作る事を思い付く。「銀のミスリルは旦那様の経かたびらになるだ。」と彼は言い,「ガラドリエル様の玻璃瓶を旦那様の胸に,つらぬき丸を脇に置こう。」彼はフロドを仰向けに寝かせ,腕を胸の上に組ませ,つらぬき丸を傍らに置く。玻璃瓶を取り出すとそれは明るくフロドの顔を照らす。今は青白いがエルフの美しさを持っている。「さようなら,フロド様」サムの涙がフロドの手に落ちる。
すると突然,オークの足音が。明らかにゴラムに案内されての様子。「ちくしょう,やっぱり死んでなかったんだ。奴らはあいつの友達だ。」しかし時間がないので,彼は玻璃瓶を取り,つらぬき丸を持ち,指輪をはめて姿を消して待つ。やがてゴラムがくんくんしながら現れ,50人かそれ以上のオークが。サムはフロドを守ろうと戦おうとするが,オークに踏み潰されそうになる。
オーク達は嬉しそうにフロドを捕まえる。ゴラムは「アイツがいるんだよぅ。においがするよぅ。」と言うが,オーク達は「鼻タレ! お前が捜せ! 我々は時間がない!」と言って先を急ぐ。
</Sketch>
サムのケルン,これが正式版になっていたら,悲しいシーンに,‥なったのでしょうかね? この後さらにとても長い下書きが続きます。
<Sketch>
フロドは目覚めて叫び声を上げるが,オークがさるぐつわをかける。サムは喜びと同時に恐怖を感じ,彼らを追う。指輪は,彼に勇気を与えてはくれない。もし指輪の幽鬼に会ったらどうしようかと恐れで一杯のサム。しかし指輪のお陰で彼は暗がりにもかかわらずはっきりと見え,オーク達の話が理解できるようになる。どうやら彼らはフロドをミナス・モルグルへ運ぶようだ。冥王へのメッセンジャーが出発。頑強そうなオークが,「これから本当の戦いが始まるぞ,本物の新年を迎えられるぞ!」と言っている。
サムはとぼとぼとオーク達の後を追ってミナス・モルグルの方向へ向かう。ゴルゴロスにはRhunやハラドからの邪悪な人間達も終結している。軍隊が,闇の森,霧ふり山脈,モリアなどにもあふれていた。彼らはOndorに向かおうとしていた。そしてアイゼンガルドからはモルドールからの烽火を見て,裏切り者サルマンがたくさんの狼を連れて,こちらに向かっている。
サムは城壁に囲まれた都に着く。かつて太陽?月?の都と言われたミナス・アノール(イシル)だ。(いえ,混乱しているのは私ではなくてトールキンさんです(^^;))遠目には美しいが,中は全ての石に恐ろしい印が刻まれ,汚されていた。彼は惹かれるように高い塔に入っていく。彼は果てしなく続く曲がりくねった階段を登り頂に着く。そこには東西南北4つの部屋があり,全て鍵がかけられていた。ここでサムは思い切った行動に出る。歌を歌い始めたのだ。トロルの歌,ホビットの歌,エルフの歌,‥O Elberethにしよう!
そこへ怒ったオークが上がって来て,歌を止めさせようとして(サムは姿が見えないので,彼は勘違いして)東のドアを開ける。これでサムは東の部屋にフロドがいるとわかる。鞭の音。サムは急いで後を追って,オークを一突き。フロドは裸の石の上に寝かされていて(彼自身が裸とは書いてない(笑))腕を上げ鞭をよけようとしていた。そして「何故夢まで私を騙すのか,今Elberethの歌が聞こえたと思ったのに‥」サムは「夢ではねえでごぜえますよ!おらですよ!旦那様!」
</Sketch>
これはまたまたちょっとびっくりな話です。どうもミナス・モルグルは正式版とは違う位置(ゴルゴロスに?)にありそうだし,烽火は最初ゴンドールからローハンにでなく,モルドールからサルマンに応援を頼む為に上がったんですね? フロドが連れて来られたのは,キリス・ウンゴルでなくて,ミナス・モルグルの塔!でも構造はキリス・ウンゴルと似たような感じですね。話はちょっと違ってはいるのですが,サムの歌というのはこの版から既に存在するんですね。ただ,正式版は,美しい景色の歌ですが,Elberethではないですよねえ・・・
でも何故か,ちょっとわくわくする話ですねえ‥‥(笑)
サムは指輪を鎖からはずせない。フロドの頭近くに持っていくと,フロドの体がかすかに動くように感じたが,彼が動きを止めると心臓の鼓動を感じない。そこで彼は自分の首に指輪をかける。
そこへオークのガード達がやってくる。サムはガラドリエルからフロドへプレゼントされた玻璃瓶を取り,指輪をはめて,敵からは見えない状態でフロドを守る為に戦おうとするが,ノックダウンされ,あやうく踏み殺される所だった。オーク達は嬉しそうにフロドを運び去り,サムはあてもなくフロドを捜す。
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ふむ,正式版と似ているようで,いろいろな所がズレている話ですね。(サムの戦う相手がオークだったりとか)
上の後半部分は,下のように書き換えられます。。。ですが,実は私はこれを読んでみて,あやうく,またまたコーヒーを買いに行こうかと思いましたが,思い留まり,お茶を飲みました。(笑)
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サムは座ってフロドの弔歌を作る。その後彼は涙を振り払い,何ができるかを考える。彼はここに主人をそのまま置いていけないと思い,ケルンを作る事を思い付く。「銀のミスリルは旦那様の経かたびらになるだ。」と彼は言い,「ガラドリエル様の玻璃瓶を旦那様の胸に,つらぬき丸を脇に置こう。」彼はフロドを仰向けに寝かせ,腕を胸の上に組ませ,つらぬき丸を傍らに置く。玻璃瓶を取り出すとそれは明るくフロドの顔を照らす。今は青白いがエルフの美しさを持っている。「さようなら,フロド様」サムの涙がフロドの手に落ちる。
すると突然,オークの足音が。明らかにゴラムに案内されての様子。「ちくしょう,やっぱり死んでなかったんだ。奴らはあいつの友達だ。」しかし時間がないので,彼は玻璃瓶を取り,つらぬき丸を持ち,指輪をはめて姿を消して待つ。やがてゴラムがくんくんしながら現れ,50人かそれ以上のオークが。サムはフロドを守ろうと戦おうとするが,オークに踏み潰されそうになる。
オーク達は嬉しそうにフロドを捕まえる。ゴラムは「アイツがいるんだよぅ。においがするよぅ。」と言うが,オーク達は「鼻タレ! お前が捜せ! 我々は時間がない!」と言って先を急ぐ。
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サムのケルン,これが正式版になっていたら,悲しいシーンに,‥なったのでしょうかね? この後さらにとても長い下書きが続きます。
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フロドは目覚めて叫び声を上げるが,オークがさるぐつわをかける。サムは喜びと同時に恐怖を感じ,彼らを追う。指輪は,彼に勇気を与えてはくれない。もし指輪の幽鬼に会ったらどうしようかと恐れで一杯のサム。しかし指輪のお陰で彼は暗がりにもかかわらずはっきりと見え,オーク達の話が理解できるようになる。どうやら彼らはフロドをミナス・モルグルへ運ぶようだ。冥王へのメッセンジャーが出発。頑強そうなオークが,「これから本当の戦いが始まるぞ,本物の新年を迎えられるぞ!」と言っている。
サムはとぼとぼとオーク達の後を追ってミナス・モルグルの方向へ向かう。ゴルゴロスにはRhunやハラドからの邪悪な人間達も終結している。軍隊が,闇の森,霧ふり山脈,モリアなどにもあふれていた。彼らはOndorに向かおうとしていた。そしてアイゼンガルドからはモルドールからの烽火を見て,裏切り者サルマンがたくさんの狼を連れて,こちらに向かっている。
サムは城壁に囲まれた都に着く。かつて太陽?月?の都と言われたミナス・アノール(イシル)だ。(いえ,混乱しているのは私ではなくてトールキンさんです(^^;))遠目には美しいが,中は全ての石に恐ろしい印が刻まれ,汚されていた。彼は惹かれるように高い塔に入っていく。彼は果てしなく続く曲がりくねった階段を登り頂に着く。そこには東西南北4つの部屋があり,全て鍵がかけられていた。ここでサムは思い切った行動に出る。歌を歌い始めたのだ。トロルの歌,ホビットの歌,エルフの歌,‥O Elberethにしよう!
そこへ怒ったオークが上がって来て,歌を止めさせようとして(サムは姿が見えないので,彼は勘違いして)東のドアを開ける。これでサムは東の部屋にフロドがいるとわかる。鞭の音。サムは急いで後を追って,オークを一突き。フロドは裸の石の上に寝かされていて(彼自身が裸とは書いてない(笑))腕を上げ鞭をよけようとしていた。そして「何故夢まで私を騙すのか,今Elberethの歌が聞こえたと思ったのに‥」サムは「夢ではねえでごぜえますよ!おらですよ!旦那様!」
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これはまたまたちょっとびっくりな話です。どうもミナス・モルグルは正式版とは違う位置(ゴルゴロスに?)にありそうだし,烽火は最初ゴンドールからローハンにでなく,モルドールからサルマンに応援を頼む為に上がったんですね? フロドが連れて来られたのは,キリス・ウンゴルでなくて,ミナス・モルグルの塔!でも構造はキリス・ウンゴルと似たような感じですね。話はちょっと違ってはいるのですが,サムの歌というのはこの版から既に存在するんですね。ただ,正式版は,美しい景色の歌ですが,Elberethではないですよねえ・・・
でも何故か,ちょっとわくわくする話ですねえ‥‥(笑)