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ものみの塔が神の組織であるという証拠とは?

2008-02-18 07:51:23 | ●教理への疑問
JW解約サイトの話題の続きで、ものみの塔が神の唯一の経路、神が地上で用いられている唯一の組織であるのかどうか、考えてみたいと思います。

つまるところ、JW問題というのは、これが白黒はっきり明らかになれば解決するんですよね。

賛成派、現役さんのコメントも歓迎します。皆さんの考えを聞かせてください。


この、ものみの塔絶対論の始まりは

●1「神は思慮深い奴隷に持ち物をつかさどらせる」(今、手元に聖書がないので、うろ覚えです。すみません。)



●2 その忠実で思慮深い奴隷級に神の羊(協会成員)を霊的に省みる「責任」が「一手に」任せられている。(ものみの塔主張)




●3 つまり、その奴隷級が「唯一の」神からの経路であり、救われるための情報を、「唯一」持っている




●4 奴隷級に逆らうものは神に逆らうものである。奴隷級に従うことは神に従うことである。



●5 その奴隷級とはエホバの証人の統治体、ひいてはものみの塔聖書冊子協会である。

1 初期にはものみの塔創始者のチャールズTラッセルでると主張
2 後にそれを否定。個人ではなく物見の塔協会自体であると主張


これが、すべてのJW弊害の根になったんですよね。


参考:オアシス

の、こちらのページがとてもわかりやすいです。

(ラザフォードは「イエスが会衆を組織化しなかったのと同じ理由で私たちは手段・必要としての組織を考えない」という主張をものみの塔1883年10月536ページでしているという資料があります)


ここで私、というかJWにかかわるすべての人が疑問に感じるところは、●1~●4までと●5の間に、いきなりめちゃくちゃなギャップがあることです。


誰が、どんな権威を持って、ものみの塔が「それ」だと言ったのか、というと、それは本人たちだけで、そうすると、それは「自称」になりますよね。

自称神の組織


いきなり、なんか情けない。

いきなり、めちゃくちゃ偽っぽい。

(例:自称ジョニーデップ)



ものみの塔が主張する証拠をみてみると、、論じるの本では、ここに書くような要点もないようなことがつらつらあげられているだけで、この本から納得できる証拠、理由を見つけることはできませんでした。



さて、論じるの本では、「神が見使いを軍勢によって数えられた(軍勢とは組織された集団です)」などと、直接の論点からわざと話をそらすような、お茶を濁したようなものだったのですが、実際には、

「啓示の本」の中で直接の「聖句」の根拠が挙げられています。(が、それはなぜか最近取り上げられません。)

(1914年にキリストが臨終。1919年に忠実で思慮深い奴隷級を任命。その年に8人の主要エホバの証人が釈放され、活動を再開したのが成就であるという主張)

参考:以下、「異邦人のとき再考」(JWICより引用

「キリストがすべての持ち物をつかさどらせた『忠実な思慮深い奴隷』が、今の統治体であるという教義は、ひとえにこのたとえ話の中の、主人に当たるキリストが、1914年に帰ってきて1919年に『忠実な思慮深い奴隷』を任命したという、教義にかかっているのである。つまり、もしこの論文で示されるように1914年に異邦人の時が終わらずに、キリストがその年に帰って来なかったなら、ものみの塔協会の指導部だけが『忠実な思慮深い奴隷』として、独占的に真理を出版するという教義も崩れ去るからである。 」

引用終わり


私は、計算云々よりも、実際の年代を捻出し、予言するという行為自体が本物の神の組織っぽくないので、ここら辺のものみの塔主張には同意できません。

なので、ものみの塔が神の組織である証拠が、今のところ、ない、と思っています。


ある!と思われる方、ぜひコメントしてください。真摯な気持ちで、聞いてみたいと思っています。

というか、この点で私の考えを変えられると思われる方、変えてみてください。100パーセント反JWという姿勢もフェアでないと思いましたので、もう一度、この一番の問題を「公平に」考えてみたいと思います。