東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆ 都教委の命令と処分による教育支配と対決
―被処分者の会定期総会
■ 憲法審査会と自民党改憲草案―昨年憲法審査会を「封印」した自民党
9月26日に臨時国会が開会し論戦が行われている。改憲に向けた動きが一大争点だ。民進党。共産党、社民党など野党側は、憲法審査会で議論に入るためには、憲法を憲法でなくする自民党改憲草案撤回が不可欠だ、としている。
昨年の憲法審査会を思い出そう。そもそも憲法審査会が「休業」状態になったのは、昨年5月4日の憲法審査会で、自民党推薦の長谷部恭男氏をはじめ全ての学者参考人が「安保関連法案・集団的自衛権は憲法違反」と述べたことがきっかけだ。
この自民党の「人選ミス」「オウンゴール」で、安保法制=戦争法に関する世論の「潮目」が代わり、国民の反対の声が賛成を圧倒し、自民党は苦しい立場に追い込まれ、自ら憲法審査会を「封印」することになったのだ。
◆ 憲法を守る闘いと「日の丸・君が代」強制反対を一体的に闘う!
昨日10月1日、第14回被処分者の会定期総会、第11回東京「君が代」裁判原告団・請求人総会が行われました。
この総会は、戦争法の強行成立から1年、衆参両院で2/3の議席を得た安倍政権が、憲法改悪の動きを加速させ、戦争法の実働化としての南スーダンへの自衛隊の派兵を画策する中で、「子どもたちを戦場に送らない」決意のもと、憲法を守る闘いと「日の丸・君が代」強制反対の闘いを一体のものとして闘い抜くことを改めて確認しました。
◆ 命令と処分による教育支配と対決し奮闘する!
総会では、各裁判の現状と到達点、今後の課題を明らかにしました。
東京「君が代」裁判第三次訴訟は、地裁・高裁で減給・停職処分の取り消しが確定し一部勝訴したものの、最高裁の上告棄却・上告受理申立不受理の不当な決定(7月12日)で、戒告処分取消・損害賠償請求が認められず、これまでの最高裁判決の枠組みを超えることができませんでした。
このような状況を打開し前進を図るために、後続の東京「君が代」裁判第四次訴訟、都人事委員会審理の闘いが重要です。特に、地裁に係属している東京「君が代」裁判第四次訴訟は、10月14日より山場の証人尋問を迎えようとしています。
再雇用拒否撤回第二次訴訟高裁判決(2015年12月10日)は、再雇用採用拒否などが原告らの「期待権」を侵害して違法とした地裁判決を支持して、都側の控訴を棄却し原告らが勝訴し、都側が上告受理申立をし、最高裁に係属しています。原告らは、最高裁が都側の上告受理申立を「不受理」とすることを期待して待っています。
東京「再雇用拒否」第三次訴訟は、4月に東京地裁で敗訴し、逆転勝訴をめざして東京高裁で闘いが係属しています。
被処分者の会定期総会では、「裁判では一進一退の闘いが続いているが、命令と処分による教育支配、再発防止研修の強化など都教委の卑劣な攻撃に屈することなく、引き続き最高裁判決からの前進、全ての処分の取り消しを勝ち取るため、原告数が減る中でも後続訴訟を支え、被処分者の会は一丸となって奮闘する」という方針を確立しました。「日の丸・君が代」強制反対の闘いを風化させず、教育の自由を守るため全都・全国の仲間と連帯して闘います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 学校に自由と人権を!10・23集会を成功させよう!
全都の10・23通達関連訴訟団・元訴訟団が大同団結して開催する「学校に自由と人権を!10月集会」が、10・23通達発出から丁度13周年の日に行われます。
安倍政権が戦争法を強行成立させ、衆参両院で改憲勢力が2/3を超える中、憲法改悪を阻止し「戦争する国」を許さず「子どもたちを戦場に送らない」闘いを広げるとともに、10.23通達撤回・処分撤回を目指して、東京の異常な教育行政を変えるため頑張りましょう。
友人、職場の同僚、地域の人などと誘い合わせて、参加しましょう。
★ 学校に自由と人権を!10・23集会
憲法を変えさせない! 誰も戦場に送らせない!
―「日の丸・君が代」強制反対! 10・23通達撤回!―
●集会の日時・場所 2016年10月23日(日)
13時15分開場 13時30分開会 16時30分終了
千代田区立日比谷図書文化館(日比谷公園内 日比谷野外音楽堂横)
●資料代 500円
●集会の主な内容
講演 「戦争できる国と教育」
青井未帆さん(憲法学 学習院大学教授)
特別報告 「『君が代』訴訟の新しい動きと勝利への展望」
澤藤統一郎弁護士(東京「君が代」裁判弁護団副団長)
特別報告 「思いを語る―18歳選挙権、ヒロシマ、沖縄、憲法」
東京高校生平和ゼミナール
●主催:10・23集会実行委員会(10・23通達関連裁判訴訟団・元訴訟団 14団体)
―賛同人・賛同団体になってください―
賛同金 個人:1口500円 団体:1口1000円 何口でも結構です。
振込先 郵便振替 【口座番号】00120-5-599413
【加入者名】「日の君」10月集会実行委員会
◆ 裁判傍聴に裁判所へ行こう!―気軽にお出でください。
学校に自由と人権を!―粘り強く闘われている「日の丸・君が代」強制反対の裁判に絶大なご支援を!
★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・第1回証人尋問
(東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
10月14日(金)
9時30分傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
9時55分開廷~16時30分(入れ替えあり)
東京地裁103号法廷 内容:原告証人尋問
報告集会:場所未定。追って連絡。
★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・第2回証人尋問
(東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
11月11日(金)
9時30分傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
9時55分開廷~16時30分(入れ替えあり)
東京地裁103号法廷 内容:原告証人尋問
報告集会:場所未定。追って連絡。
★ 東京「再雇用拒否」第三次訴訟・控訴審第3回口頭弁論
(東京地裁民事19部。2011年再雇用拒否の損害賠償請求、原告3名)
12月5日(月)
13時30分傍聴希望者集合(抽選なし・先着順)
14時開廷
東京高裁511号(定員42名)
報告集会場所未定。追って連絡。
10・23集会案内掲載。
三次訴訟最高裁決定、原告団・弁護団声明掲載。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(8月27日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆ 都教委の命令と処分による教育支配と対決
―被処分者の会定期総会
■ 憲法審査会と自民党改憲草案―昨年憲法審査会を「封印」した自民党
9月26日に臨時国会が開会し論戦が行われている。改憲に向けた動きが一大争点だ。民進党。共産党、社民党など野党側は、憲法審査会で議論に入るためには、憲法を憲法でなくする自民党改憲草案撤回が不可欠だ、としている。
昨年の憲法審査会を思い出そう。そもそも憲法審査会が「休業」状態になったのは、昨年5月4日の憲法審査会で、自民党推薦の長谷部恭男氏をはじめ全ての学者参考人が「安保関連法案・集団的自衛権は憲法違反」と述べたことがきっかけだ。
この自民党の「人選ミス」「オウンゴール」で、安保法制=戦争法に関する世論の「潮目」が代わり、国民の反対の声が賛成を圧倒し、自民党は苦しい立場に追い込まれ、自ら憲法審査会を「封印」することになったのだ。
◆ 憲法を守る闘いと「日の丸・君が代」強制反対を一体的に闘う!
昨日10月1日、第14回被処分者の会定期総会、第11回東京「君が代」裁判原告団・請求人総会が行われました。
この総会は、戦争法の強行成立から1年、衆参両院で2/3の議席を得た安倍政権が、憲法改悪の動きを加速させ、戦争法の実働化としての南スーダンへの自衛隊の派兵を画策する中で、「子どもたちを戦場に送らない」決意のもと、憲法を守る闘いと「日の丸・君が代」強制反対の闘いを一体のものとして闘い抜くことを改めて確認しました。
◆ 命令と処分による教育支配と対決し奮闘する!
総会では、各裁判の現状と到達点、今後の課題を明らかにしました。
東京「君が代」裁判第三次訴訟は、地裁・高裁で減給・停職処分の取り消しが確定し一部勝訴したものの、最高裁の上告棄却・上告受理申立不受理の不当な決定(7月12日)で、戒告処分取消・損害賠償請求が認められず、これまでの最高裁判決の枠組みを超えることができませんでした。
このような状況を打開し前進を図るために、後続の東京「君が代」裁判第四次訴訟、都人事委員会審理の闘いが重要です。特に、地裁に係属している東京「君が代」裁判第四次訴訟は、10月14日より山場の証人尋問を迎えようとしています。
再雇用拒否撤回第二次訴訟高裁判決(2015年12月10日)は、再雇用採用拒否などが原告らの「期待権」を侵害して違法とした地裁判決を支持して、都側の控訴を棄却し原告らが勝訴し、都側が上告受理申立をし、最高裁に係属しています。原告らは、最高裁が都側の上告受理申立を「不受理」とすることを期待して待っています。
東京「再雇用拒否」第三次訴訟は、4月に東京地裁で敗訴し、逆転勝訴をめざして東京高裁で闘いが係属しています。
被処分者の会定期総会では、「裁判では一進一退の闘いが続いているが、命令と処分による教育支配、再発防止研修の強化など都教委の卑劣な攻撃に屈することなく、引き続き最高裁判決からの前進、全ての処分の取り消しを勝ち取るため、原告数が減る中でも後続訴訟を支え、被処分者の会は一丸となって奮闘する」という方針を確立しました。「日の丸・君が代」強制反対の闘いを風化させず、教育の自由を守るため全都・全国の仲間と連帯して闘います。
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◆ 学校に自由と人権を!10・23集会を成功させよう!
全都の10・23通達関連訴訟団・元訴訟団が大同団結して開催する「学校に自由と人権を!10月集会」が、10・23通達発出から丁度13周年の日に行われます。
安倍政権が戦争法を強行成立させ、衆参両院で改憲勢力が2/3を超える中、憲法改悪を阻止し「戦争する国」を許さず「子どもたちを戦場に送らない」闘いを広げるとともに、10.23通達撤回・処分撤回を目指して、東京の異常な教育行政を変えるため頑張りましょう。
友人、職場の同僚、地域の人などと誘い合わせて、参加しましょう。
★ 学校に自由と人権を!10・23集会
憲法を変えさせない! 誰も戦場に送らせない!
―「日の丸・君が代」強制反対! 10・23通達撤回!―
●集会の日時・場所 2016年10月23日(日)
13時15分開場 13時30分開会 16時30分終了
千代田区立日比谷図書文化館(日比谷公園内 日比谷野外音楽堂横)
●資料代 500円
●集会の主な内容
講演 「戦争できる国と教育」
青井未帆さん(憲法学 学習院大学教授)
特別報告 「『君が代』訴訟の新しい動きと勝利への展望」
澤藤統一郎弁護士(東京「君が代」裁判弁護団副団長)
特別報告 「思いを語る―18歳選挙権、ヒロシマ、沖縄、憲法」
東京高校生平和ゼミナール
●主催:10・23集会実行委員会(10・23通達関連裁判訴訟団・元訴訟団 14団体)
―賛同人・賛同団体になってください―
賛同金 個人:1口500円 団体:1口1000円 何口でも結構です。
振込先 郵便振替 【口座番号】00120-5-599413
【加入者名】「日の君」10月集会実行委員会
◆ 裁判傍聴に裁判所へ行こう!―気軽にお出でください。
学校に自由と人権を!―粘り強く闘われている「日の丸・君が代」強制反対の裁判に絶大なご支援を!
★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・第1回証人尋問
(東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
10月14日(金)
9時30分傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
9時55分開廷~16時30分(入れ替えあり)
東京地裁103号法廷 内容:原告証人尋問
報告集会:場所未定。追って連絡。
★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・第2回証人尋問
(東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
11月11日(金)
9時30分傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
9時55分開廷~16時30分(入れ替えあり)
東京地裁103号法廷 内容:原告証人尋問
報告集会:場所未定。追って連絡。
★ 東京「再雇用拒否」第三次訴訟・控訴審第3回口頭弁論
(東京地裁民事19部。2011年再雇用拒否の損害賠償請求、原告3名)
12月5日(月)
13時30分傍聴希望者集合(抽選なし・先着順)
14時開廷
東京高裁511号(定員42名)
報告集会場所未定。追って連絡。
10・23集会案内掲載。
三次訴訟最高裁決定、原告団・弁護団声明掲載。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
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