パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

日記12/21

2004年12月30日 | 藤田の部屋

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2004年12月21日(火曜日)     豹変
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 「君子豹変」なる語の意味も、情けないことに最近理解した。
 60過ぎて言葉が分るというのも、というよりまだまだ間違って理解してたり、知らなかったりする言葉が無数にあるというのは、何とも生きてる根拠がふわふわしているようで心もとない。簡単に再度言えば、「情けない」に尽きる。
 君子は豹変する。豹の紋の如く、鮮やかに変じるのである。見定めて誤認を悟れば、さっと見解・方向を転じるのである。
 対して小人は、革面である。小人の変わり方は、うわべのみということ。過ちを認めないのである。
 今日ラジオを聴いていたら、豹の目がくるくると変ずると言っていた。豹皮でなく、豹目とは。いろんな説があるものだ。
 組織は君子と同様、豹変するのか。昨今、過ちを認めず変じているようだ。言い訳しつつ変じている。即ち、革面であろうか。うわべだけというより、根幹もなくぐにゃぐにゃと変じている。臆面なしとは、このことを指す言葉だ。だから人々はもう、組織に魅力を持たない。一人、一党の時代である。一人であるから、次の瞬間鮮やかに認識の転換ができる。鮮やかに変ずれば、君子となれる。    

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