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2004年12月22日(水曜日) 饒舌
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嘘をついたものは、閻魔大王によって舌を抜かれるというのは、誰が言い出したのか。嘘は泥棒の始まりとかや。
嘘を吐かないためには、黙秘以外ない。何も喋らないで過ごすことが出来るか。
寡黙な人が、世の中にはあまたいる。本来、誠実な人なのであろう。
人の悪口を、一切言わない人もいる。子供の時の親の教育のせいなのであろう。立派な人である。
普通は逆だ。「呑んで人の悪口を言い合うほど楽しいことはない」、とある詩人が言っていたが、私なんぞはそれの日々、実践者である。呑まないのに、悪口ばっか言っている。省みてまこと恥じ多き人生である。
高校で、H君の修学旅行中の変事を級友に語った。どういうわけか、喧嘩の強いK君に知られてしまった。呼び出された。その仲間数人に囲まれた。本人にではない。殴られるかと思ったが、そうでもなく終わった。
それ以来、人のことをあれこれ言うものではないと悟った。だがこの悟りは長く続かない。駄目な人間である。皮肉を言ったり、茶化してみたり、心にもないことを言うことから脱却できない。我ながら、愛想の尽きる人間である。
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