東京「君が代」裁判原告団・「被処分者の会」 星野です
★6・2東京「君が代」訴訟(第一次)・第6回口頭弁論・傍聴者の声【2008・6・2】
自己保身に走る「校長」によって、教育現場は破壊されている!
本日の法廷:被告側(都教委側)証人尋問
○清水一幸(当時・練馬工業高校校長:現・日野台高校校長)
○佑成 哲(当時・大泉養護学校校長:現・八王子東特別支援学校校長)
*「被告側の証人だけあって、白々しい『証言』ばかり。偽証罪に問われてもおかしくないような・・・。『日の丸・君が代』が持つ問題性についてどう考えるか、現場でなぜ反対が続いているのか、(一応現場に身を置いている)証人がどう考えているのか、あるいは管理職になる前から『日の丸・君が代』が入学式・卒業式にないことを問題にし、意見を述べて来たのか、聞いてみたいように思いました。」 (K・S 被処分者原告)
*「佑成尋問で『国に対して尊敬の意を表する』ために『日の丸』に敬礼したと証言を引き出したのは成果だったと思う。憲法19条関連で痛いところを突かれたので、都教委側はあわてた。校長が、公の場で『国旗』に敬礼をするというアピール効果、『教育』効果はきわめて大きい。都教委側弁護士の制止は不当なものなので、気にせずもっと追及して欲しかった。」(S・K 被処分者原告)
*「『日の丸・君が代』に自己の意志に反して歌い、起立する根拠は結局、通達に従うことを善とする、あるいは、『世の中、社会』の通念に従うことであると証言した。又職場で議論はいくらしても、決定は校長がすることも自然だとも。しかし、証人(校長)たちは、本当は我が身を守る、保身が第一でありながら、それを『お上』・『世間』でごまかしていることが、その乱れた証言を通して明らかにされていた。この自己保身の醜い人間が校長であり、教育の現場を破壊し、憲法をボロボロにしていることに本当に腹立たしく、言葉もない!!」 (S・H 元埼玉教員)
*「証人の校長から、10・23通達は『厳しい内容だったと感じた』と引き出したのは成果である。清水校長が、生徒のアンケートによる校長との話し合いを、前年度の校長から伝え聞いて『校長に詰め寄った』と表現している食い違いを明らかにしたことも成果である。生徒会のきわめて正当な行動について誹謗する内容であり、教育裁判としても重要な事実である。今後も問題にしてほしい」 (Y・K 被処分者原告)
<ヒゲメモ>
二人の校長は、ひたすら都教委の作った筋書きに沿っての必死の証言。入学式・卒業式は「儀式」であり、「学習指導要領」で「指導するものとする」と書いてあるからと。
法体系では横綱の憲法(19条思想良心の自由)・47年教育基本法など全く頭になく、幕下以下の「学習指導要領」一本にしがみつき、時には「伝聞」をまことしやかに事実に反する偽証罪に問われてもおかしくない証言を臆面もなく繰り返す。
「10・23通達」がいかに都立高校の教育現場の自由を奪い、教育破壊を推し進めているかは誰の目にも明らかになっています。通達以前の学校は、話し合いによる合意形成を大切にしてきました。今、学校は、管理職を含めて「ためいきと愚痴とあきらめ」で疲弊しきっています。「校長の責任と権限で」と言いつつ、都教委は校長から一切の裁量権を奪いとり、「上意下達」での「もの言わぬ・言えぬ管理職・教師・生徒」作りに躍起になっています。
今、現役の校長が、「職員会議での挙手・採決禁止通達撤回」を訴え、教育の自由を取り戻す勇気ある行動に出ていることとは対照的に、本日のお二人の校長の自己保身にかたまった都教委に忠誠の証言には怒りとともに哀れさえ感じさせられました。
私たちの「良心的不服従」は、子どもたちの明るい未来と教育の自由を取り戻すために人間として、教師として絶対に譲れない、負けられないたたかいです。ご支援と一人でも周りの人に、私たちのたたかいを知らせ、広げてください。
(原告・弁護士・傍聴者 120名 心から感謝。「被処分者の会」 星野)
★6・2東京「君が代」訴訟(第一次)・第6回口頭弁論・傍聴者の声【2008・6・2】
自己保身に走る「校長」によって、教育現場は破壊されている!
本日の法廷:被告側(都教委側)証人尋問
○清水一幸(当時・練馬工業高校校長:現・日野台高校校長)
○佑成 哲(当時・大泉養護学校校長:現・八王子東特別支援学校校長)
*「被告側の証人だけあって、白々しい『証言』ばかり。偽証罪に問われてもおかしくないような・・・。『日の丸・君が代』が持つ問題性についてどう考えるか、現場でなぜ反対が続いているのか、(一応現場に身を置いている)証人がどう考えているのか、あるいは管理職になる前から『日の丸・君が代』が入学式・卒業式にないことを問題にし、意見を述べて来たのか、聞いてみたいように思いました。」 (K・S 被処分者原告)
*「佑成尋問で『国に対して尊敬の意を表する』ために『日の丸』に敬礼したと証言を引き出したのは成果だったと思う。憲法19条関連で痛いところを突かれたので、都教委側はあわてた。校長が、公の場で『国旗』に敬礼をするというアピール効果、『教育』効果はきわめて大きい。都教委側弁護士の制止は不当なものなので、気にせずもっと追及して欲しかった。」(S・K 被処分者原告)
*「『日の丸・君が代』に自己の意志に反して歌い、起立する根拠は結局、通達に従うことを善とする、あるいは、『世の中、社会』の通念に従うことであると証言した。又職場で議論はいくらしても、決定は校長がすることも自然だとも。しかし、証人(校長)たちは、本当は我が身を守る、保身が第一でありながら、それを『お上』・『世間』でごまかしていることが、その乱れた証言を通して明らかにされていた。この自己保身の醜い人間が校長であり、教育の現場を破壊し、憲法をボロボロにしていることに本当に腹立たしく、言葉もない!!」 (S・H 元埼玉教員)
*「証人の校長から、10・23通達は『厳しい内容だったと感じた』と引き出したのは成果である。清水校長が、生徒のアンケートによる校長との話し合いを、前年度の校長から伝え聞いて『校長に詰め寄った』と表現している食い違いを明らかにしたことも成果である。生徒会のきわめて正当な行動について誹謗する内容であり、教育裁判としても重要な事実である。今後も問題にしてほしい」 (Y・K 被処分者原告)
<ヒゲメモ>
二人の校長は、ひたすら都教委の作った筋書きに沿っての必死の証言。入学式・卒業式は「儀式」であり、「学習指導要領」で「指導するものとする」と書いてあるからと。
法体系では横綱の憲法(19条思想良心の自由)・47年教育基本法など全く頭になく、幕下以下の「学習指導要領」一本にしがみつき、時には「伝聞」をまことしやかに事実に反する偽証罪に問われてもおかしくない証言を臆面もなく繰り返す。
「10・23通達」がいかに都立高校の教育現場の自由を奪い、教育破壊を推し進めているかは誰の目にも明らかになっています。通達以前の学校は、話し合いによる合意形成を大切にしてきました。今、学校は、管理職を含めて「ためいきと愚痴とあきらめ」で疲弊しきっています。「校長の責任と権限で」と言いつつ、都教委は校長から一切の裁量権を奪いとり、「上意下達」での「もの言わぬ・言えぬ管理職・教師・生徒」作りに躍起になっています。
今、現役の校長が、「職員会議での挙手・採決禁止通達撤回」を訴え、教育の自由を取り戻す勇気ある行動に出ていることとは対照的に、本日のお二人の校長の自己保身にかたまった都教委に忠誠の証言には怒りとともに哀れさえ感じさせられました。
私たちの「良心的不服従」は、子どもたちの明るい未来と教育の自由を取り戻すために人間として、教師として絶対に譲れない、負けられないたたかいです。ご支援と一人でも周りの人に、私たちのたたかいを知らせ、広げてください。
(原告・弁護士・傍聴者 120名 心から感謝。「被処分者の会」 星野)
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