東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆ イジメ研修許すな!裁かれるべきは都教委 再発防止研修に抗議
「最後のシュプレヒコール」 《撮影:gamou》
安倍首相の2020年オリンピックまでに憲法九条に「自衛隊」を明記する第三項を加えるという改憲への執念、「共謀罪」法案の審議など「戦争する国」への暴走が新たな局面を迎えています。そんな中、「『日の丸・君が代』強制は戦争への道」を実感させるのが被処分者に対する「再発防止研修」です。
◆ 裁かれるべきは都教委―違憲違法な被処分者イジメの再発防止研修をやめよ!
時折雨が降る5月10日、早朝より「再発防止研修抗議・該当者支援行動」を研修場所の都教職員研修センター前(都内水道橋)で行いました。被処分者の会の緊急の呼び掛けに応えておよそ50名の人が駆け付けてくれました。
早朝から4時間30分にわたる行動への参加、誠にありがとうございました。該当者(受講者)も皆さんの支援・激励に感謝しています。
「体罰・セクハラ・飲酒運転」等で処分された教員を対象に行われる「服務事故再発防止研修」が、自らの良心に従って起立せず処分された教員にも科されるのです。
卒・入学式などで処分された教職員を対象とした再発防止研修は、2004年8月に強行実施されてから13年、毎年繰り返されて来ました。今年は、卒業式で「君が代」斉唱時に起立せず不当にも処分されたを都立高校教員2名(工芸高校・減給1月・不起立処分4回目、葛西南高校・戒告処分・同3回目)が対象となりました。
この研修は、被処分者に対して都教委が「反省・転向」を迫るもので、被処分者を「恫喝」する「イジメ」「懲罰」(精神的・物理的圧迫)に他なりません。違憲違法な研修を毎年・毎回繰り返す都教委こそ反省すべきであり、裁かれるべきです。
会場の同研修センターの外壁には、「授業録向上」と大書した垂れ幕が下がっていました。授業をつぶして命令で「研修」に呼び出しているのが都教委です。授業をつぶして生徒の学習権を侵害している都教委が「授業力向上」が標語?! まさにブラックジョークです。
◆ 思想・良心の自由を侵害する再発防止研修を中止せよ!
研修開始に先立って、被処分者の会等が抗議声明を手交し、研修の中止をセンターに申し入れを行いました。この研修は、思想・良心の自由を定めた憲法に反しており、戦前の天皇制軍国主義の思想弾圧と同じ発想で、転向を強要する人権侵害で「良心を鞭打つ」ものに他なりません。都教委こそ謝罪するべきなのです。対応した同研修センター総務部総務課長は、「要請の趣旨は上司に伝えます。答える立場にはありません」と繰り返すだけでした。
◆ ものものしい雰囲気―戒厳体制下の研修の内容と実態
2人の該当者は、支援者の拍手に送られて会場に入りました。該当者は、研修センターの4階の部屋に缶詰にされ、センター側の講師、司会など3名、校長に取り囲まれて、長時間の研修を強いられました。
講義は、「地方公務員法について」と「適正な教育課程の実施について」の2本で、例年と全く同じでした。
要するに「上司の命令に従えば」「生徒の模範となるよう『君が代』を立って歌え」ということです。その後振り返りシートを記入させ、研修部長に提出させられました。
トイレに行く時もまるで「ストーカー」のようについてくる。「精神的・物理的圧迫」=イジメにより、被処分者に「反省・転向」を強要するものです。こんなことを教育行政がしていることが信じられないかも知れませんが、本当の話しなのです。
◆ まだ続く研修―およそ3ヶ月もの長期に亘る
なお、これで「研修」は終わらず、長期の所属校研修、月1回の教職員センターの指導主事所属校訪問研修、2回目のセンター研修があります。長期の闘いになりますが、皆さんの励ましが力を与えてくれると思います。
◆ 被処分者の会は、下記の抗議声明を発表しましたのでお読みください。長い声明文ですが、これまでの経過、再発防止研修の仕組み・内容、違憲・違法性などについても言及しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎ 「服務事故再発防止研修」強行に抗議する声明
http://wind.ap.teacup.com/people/11812.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ 粘り強く闘われている「君が代」四次訴訟判決もお忘れなく!
★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・東京地裁判決
9月15日(金)
12時20分原告・支援者弁護士会館集合
12時30分行進(弁護士会館→裁判所)
12時40分 傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
13時10分開廷・判決
東京地裁527号法廷
(以上は予定です。詳細は追って連絡。)
*混雑が予想されますので早めにお出で下さい。入廷できなかった人は裁判所前でお待ちください(旗出しあり)。
<東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。
■森友疑惑徹底糾明!
現代版治安維持法「共謀罪」法案を廃案にしよう!
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
●現事務所は5月10日で閉鎖しました。移転先は改めてお知らせします。
被処分者の会HP↓(5月5日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
都教委要請書・回答、各種資料、判決文、声明文、行動予定等入手可能。
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(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆ イジメ研修許すな!裁かれるべきは都教委 再発防止研修に抗議
「最後のシュプレヒコール」 《撮影:gamou》
安倍首相の2020年オリンピックまでに憲法九条に「自衛隊」を明記する第三項を加えるという改憲への執念、「共謀罪」法案の審議など「戦争する国」への暴走が新たな局面を迎えています。そんな中、「『日の丸・君が代』強制は戦争への道」を実感させるのが被処分者に対する「再発防止研修」です。
◆ 裁かれるべきは都教委―違憲違法な被処分者イジメの再発防止研修をやめよ!
時折雨が降る5月10日、早朝より「再発防止研修抗議・該当者支援行動」を研修場所の都教職員研修センター前(都内水道橋)で行いました。被処分者の会の緊急の呼び掛けに応えておよそ50名の人が駆け付けてくれました。
早朝から4時間30分にわたる行動への参加、誠にありがとうございました。該当者(受講者)も皆さんの支援・激励に感謝しています。
「体罰・セクハラ・飲酒運転」等で処分された教員を対象に行われる「服務事故再発防止研修」が、自らの良心に従って起立せず処分された教員にも科されるのです。
卒・入学式などで処分された教職員を対象とした再発防止研修は、2004年8月に強行実施されてから13年、毎年繰り返されて来ました。今年は、卒業式で「君が代」斉唱時に起立せず不当にも処分されたを都立高校教員2名(工芸高校・減給1月・不起立処分4回目、葛西南高校・戒告処分・同3回目)が対象となりました。
この研修は、被処分者に対して都教委が「反省・転向」を迫るもので、被処分者を「恫喝」する「イジメ」「懲罰」(精神的・物理的圧迫)に他なりません。違憲違法な研修を毎年・毎回繰り返す都教委こそ反省すべきであり、裁かれるべきです。
会場の同研修センターの外壁には、「授業録向上」と大書した垂れ幕が下がっていました。授業をつぶして命令で「研修」に呼び出しているのが都教委です。授業をつぶして生徒の学習権を侵害している都教委が「授業力向上」が標語?! まさにブラックジョークです。
◆ 思想・良心の自由を侵害する再発防止研修を中止せよ!
研修開始に先立って、被処分者の会等が抗議声明を手交し、研修の中止をセンターに申し入れを行いました。この研修は、思想・良心の自由を定めた憲法に反しており、戦前の天皇制軍国主義の思想弾圧と同じ発想で、転向を強要する人権侵害で「良心を鞭打つ」ものに他なりません。都教委こそ謝罪するべきなのです。対応した同研修センター総務部総務課長は、「要請の趣旨は上司に伝えます。答える立場にはありません」と繰り返すだけでした。
◆ ものものしい雰囲気―戒厳体制下の研修の内容と実態
2人の該当者は、支援者の拍手に送られて会場に入りました。該当者は、研修センターの4階の部屋に缶詰にされ、センター側の講師、司会など3名、校長に取り囲まれて、長時間の研修を強いられました。
講義は、「地方公務員法について」と「適正な教育課程の実施について」の2本で、例年と全く同じでした。
要するに「上司の命令に従えば」「生徒の模範となるよう『君が代』を立って歌え」ということです。その後振り返りシートを記入させ、研修部長に提出させられました。
トイレに行く時もまるで「ストーカー」のようについてくる。「精神的・物理的圧迫」=イジメにより、被処分者に「反省・転向」を強要するものです。こんなことを教育行政がしていることが信じられないかも知れませんが、本当の話しなのです。
◆ まだ続く研修―およそ3ヶ月もの長期に亘る
なお、これで「研修」は終わらず、長期の所属校研修、月1回の教職員センターの指導主事所属校訪問研修、2回目のセンター研修があります。長期の闘いになりますが、皆さんの励ましが力を与えてくれると思います。
◆ 被処分者の会は、下記の抗議声明を発表しましたのでお読みください。長い声明文ですが、これまでの経過、再発防止研修の仕組み・内容、違憲・違法性などについても言及しています。
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◎ 「服務事故再発防止研修」強行に抗議する声明
http://wind.ap.teacup.com/people/11812.html
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◆ 粘り強く闘われている「君が代」四次訴訟判決もお忘れなく!
★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・東京地裁判決
9月15日(金)
12時20分原告・支援者弁護士会館集合
12時30分行進(弁護士会館→裁判所)
12時40分 傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
13時10分開廷・判決
東京地裁527号法廷
(以上は予定です。詳細は追って連絡。)
*混雑が予想されますので早めにお出で下さい。入廷できなかった人は裁判所前でお待ちください(旗出しあり)。
<東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。
■森友疑惑徹底糾明!
現代版治安維持法「共謀罪」法案を廃案にしよう!
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
●現事務所は5月10日で閉鎖しました。移転先は改めてお知らせします。
被処分者の会HP↓(5月5日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
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都教委要請書・回答、各種資料、判決文、声明文、行動予定等入手可能。
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