パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

学校に自由と人権を!10.23集会案内

2016年10月02日 | 日の丸・君が代関連ニュース
-「日の丸・君が代」強制反対!10・23通達撤回!-
☆ 学校に自由と人権を!10.23集会 ☆
憲法を変えさせない!誰も戦場に送らせない!

 10月23日(日) 13時30分~16時30分(13時15分開場)
 千代田区立日比谷図書文化館(日比谷公園内)
 当日資料代 500円

 講演 「戦争できる国と教育」
     青井未帆さん(学習院大学教授)

   <プロフィール>
   憲法学者、学習院大学教授。「政治が憲法を強引に乗リ越える」現在、立憲主義にたった法の論理を鍛え、平和の問題を権力統制と結びつけて考える必要を積極的に訴える行動する憲法学者。
   著書 『国家安全保障基本法批判』岩波ブックレット2014 『憲法と政治』岩波新書2016他多数
 特別報告 「『君が代』訴訟の新しい動きと勝利への展望」
      澤藤統一郎弁護士
(東京「君が代」裁判弁護団副団長)
 特別報告 「思いを語る―18歳選挙権、ヒロシマ、沖縄、憲法」
      東京高校生平和ゼミナール


 ※主催団体
 「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会/「日の丸・君が代」強制反対・再雇用拒否撒回を求める第2次原告団/東京「再雇用拒否」第3次原告団/東京・教育の自由裁判をすすめる会/「日の丸・君が代」強制反対予防訴訟をひきつぐ会/「君が代」強制解雇裁判をひきつぐ会/「君が代」不当処分撤回を求める会(東京教組)/「日の丸・君が代」強制に反対し子どもと教育を守る会(都教組八王子支部)/東京都障害児学校教職員組合/東京都障害児学校労働組合/アイム’89・東京教育労働者組合/都高教有志被処分者連絡会1/良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会/河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
 ●連絡先「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号 090・5327・8318(近藤徹)
 ●被処分者の会HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
● 賛同のおねがい ●

 東京都教育委員会(都教委)が卒業式・入学式などで「日の丸・君が代」を強制する10・23通達(2003年)を発出してから13年たちました。これまで「君が代」斉唱時の不起立・不伴奏等を理由に延べ478名もの教職員が処分ざれています。10・23通達と前代未聞の大量処分は、東京の異常な教育行政の象徴です。
 安倍政権は、教育委員会制度の改悪、道徳教育の教科化等、教育の政治支配と愛国心教育による「国家に従順な人つくリ」の道を突き進んでいます。
 東京における自衛隊との連携による都立高校の宿泊防災訓練、教育課程への介入、「国旗・国歌法」に関する記述を理由とした実教出版の日本史教科書の排除などはその先取リです。これらは、厳しい環境の中で困難を抱える生徒に寄り添う教育を破壊するばかりでなく、「お国のために命を投げ出す」子どもづくりを狙うものです。
 昨年9月、安倍政権は、憲法を無視して集団的自衛権行使を可能にする戦争法を強行成立させました。また、参議院選挙の結果、衆参両院で改憲勢力が2/3を超えました。
 私たちは憲法改悪を阻止し、「戦争する国」を許ざず「子どもたちを戦場に送らない」決意を胸に闘いを広げていきます。
 最高裁判決(2011年5~7月、2012年1月、2013年9月)は、職務命令は思想・良心の自由を「間接的に制約」するが「違憲とはいえない」として戒告処分を容認する一方、減給処分・停職処分を取り消し、機械的な累積加重処分に歯止めをかけました。
 河原井さん根津さん07年停職処分取消訴訟は、最高裁で処分取リ消しと損害賠償が確定しました。東京「君が代」裁判第三次訴訟は、最高裁で戒告処分取り消しと停職・減給・戒告の損害賠償が認められませんでしたが、減給・停職処分取り消しが確定しました。
 これにより10・23通達関連裁判での処分取消合計数は66件・56名となりました。
 岸田さんの減給処分取消訴訟は高裁で勝訴しました。高裁で勝訴した再雇用拒否撤回第二次訴訟、地裁で不当判決を受けた東京「再雇用拒否」第三次訴訟の今後が注目されます。
 しかし都教委は、違法な処分をしたことを反省し謝罪するどころか、減給処分を取り消された16名の現職の都立高校教員を再処分(戒告処分)するという暴挙を行いました。
 また、2013年3月の卒業式以降、最高裁判決に反し特別支援学校教員を繰リ返し減給処分にしています。更に、被処分者に対する「再発防止研修」を質量ともに強化し、抵抗を根絶やしにしようとしています。
 被処分者・原告らは、13年間、都教委の攻撃に屈せず、東京の学校に憲法・人権・民主主義・教育の自由をよみがえらせるために、法廷内外で、学校現場で、粘り強く闘いを継続しています。多数の市民、教職員、卒業生、保護者がともに闘っています。
 今年も、10・23通達関連裁判訴訟団・元訴訟団が大同団結し、「学校に自由と人権を!10・23集会」を開催します。厳しい状況を切り開き、「『日の丸・君が代』強制反対、子どもたちを戦場に送らない」運動を広げるために、皆ざんの賛同と参加を心より訴えます。
 2016年8月
 10・23集会実行委員会(10・23通達関連裁判訴訟団・元訴訟団/14団体)連絡先:近藤(被処分者の会)
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