◆ 声をあげる若者たちを描いた『生理の貧困』が大賞
~「貧困ジャーナリズム 大賞2021」授賞式 (レイバーネット日本)
白石孝
*NHK取材チームによる「生理の貧困」に関する一連報道
11月20日午後、水道橋・全水道会館で「貧困ジャーナリズム大賞」表彰式とシンポを開催した。
大賞はNHK「生理の貧困」に関する一連の報道。
若い女性たちが声を上げ始めたことを受けとめて、クロ現をはじめ連続して放送し、自治体や国の動きを促す役割を果たした。
4人の制作スタッフが来られ、若手女性ディレクターは「上層部から企画に”待った”はかからなかったか」との問いに、「意外とすんなり通った。でも、若い人たちが声を上げたことが大切と思った」と応えた。
特別賞は3作品。
中島京子さんの小説『やさしい猫』はスリランカ青年の日本人母子との生活を引き裂く国の外国人政策をテーマにした読売新聞連載だ。
そして二つの映画『護られなかった者たちへ』『海辺の彼女たち』が選ばれた。
監督お二人は、次作撮影中などにより代理だったが、そのプロデューサーの発言も良かった。
ジャーナリズム賞は下記11本。
総じて今年は充実したものばかりで、選外になったものも賞に相応しいものが多く、応募もめちゃ多かった。
シンポは2時間。ドキュメントとドラマの行ったり来たりのやり取りなど、刺激に富んだ内容だった。
<ジャーナリズム賞受賞作品11本>
* より詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください
https://hanhinkonnetwork.org/archives/345
『レイバーネット日本』(2021-11-23)
http://www.labornetjp.org/news/2021/1120hin
~「貧困ジャーナリズム 大賞2021」授賞式 (レイバーネット日本)
白石孝
*NHK取材チームによる「生理の貧困」に関する一連報道
11月20日午後、水道橋・全水道会館で「貧困ジャーナリズム大賞」表彰式とシンポを開催した。
大賞はNHK「生理の貧困」に関する一連の報道。
若い女性たちが声を上げ始めたことを受けとめて、クロ現をはじめ連続して放送し、自治体や国の動きを促す役割を果たした。
4人の制作スタッフが来られ、若手女性ディレクターは「上層部から企画に”待った”はかからなかったか」との問いに、「意外とすんなり通った。でも、若い人たちが声を上げたことが大切と思った」と応えた。
特別賞は3作品。
中島京子さんの小説『やさしい猫』はスリランカ青年の日本人母子との生活を引き裂く国の外国人政策をテーマにした読売新聞連載だ。
そして二つの映画『護られなかった者たちへ』『海辺の彼女たち』が選ばれた。
監督お二人は、次作撮影中などにより代理だったが、そのプロデューサーの発言も良かった。
ジャーナリズム賞は下記11本。
総じて今年は充実したものばかりで、選外になったものも賞に相応しいものが多く、応募もめちゃ多かった。
シンポは2時間。ドキュメントとドラマの行ったり来たりのやり取りなど、刺激に富んだ内容だった。
<ジャーナリズム賞受賞作品11本>
・NNNドキュメント「おいてけぼり-9060家族」(中京テレビ)
・NHK ETV特集「ドキュメント 精神科病院×新型コロナ」
・TBS「報道特集」”格差と貧困”に注目した一連の報道
・書籍「格差と分断の社会地図」
・書籍「ルポ入管-絶望の外国人収容施設」(共同通信)
・書籍「愛をばらまけ」及び一連の報道(読売大阪)
・書籍「ルポ『命の選別』誰が弱者を切り捨てるのか?」(毎日新聞)
・「わたしの居場所」~入管難民法改正など在日外国人らに関する一連の報道(共同通信)
・非正規教員問題を巡る一連の報道(毎日新聞)
・書籍「コロナ禍の東京を駆ける緊急事態宣言下の困窮者支援日記」
・ひきこもりの悪質支援業者の手口や被害の実態をリポートした連載記事「『引き出し』ビジネス」と関連記事(朝日新聞)
* より詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください
https://hanhinkonnetwork.org/archives/345
『レイバーネット日本』(2021-11-23)
http://www.labornetjp.org/news/2021/1120hin
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