パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

旬報9条の会 音楽と講演のつどい

2007年10月27日 | 平和憲法
♪ 旬報9条の会創立3周年記念 音楽と講演のつどい ♪
   アメリカから見た憲法9条
  ~戦争する国アメリカの矛盾と私たちの希望~


  〓11月3日(土)13:30~ 永田町 星陵会館〓

弁護士 新村 響子

 みなさんは、アメリカという国をどう見ていますか? どう思っていますか?
 世界の富の4分の1を持つのに、3100万人が餓え、無保険の人が4500万人を超える。2億3000万丁もの銃が国内に散らばり、その銃で、1日平均13人の子どもが死んでいる。入隊すれば大学費用を出してやるという甘い言葉に誘われ、次々と軍に入る貧しい高校生たち。PTSDになって帰国し、ホームレスになるイラク帰還兵たち。
 そんな、想像を超えるアメリカの現実と矛盾を知っていますか?
     
 「それでもあの国には希望がある」 誰よりもアメリカの現実と矛盾を実感しているはずなのに、彼女はそう言います。
 彼女の言う「希望」とは何か?
 それは、踏みつけられてもあきらめずに、自分の夢見る新しい未来を信じ続け、立ち上がろうとする「弱者」の存在です。学生、イラク帰還兵、ゲイ、マイノリティ、平和活動家、ホームレス・・・彼女が取材し、触れあってきたのは、すべてアメリカで「弱者」と呼ばれている人たちです。彼女はその人たちから、1人の人間ができることの大きさ、そしてできるのだと信じて行動する勇気を学んだと言います。
 「彼らの声がかき消される前に、私たちができること。それはあふれかえる情報の中から真実をすくい取るアンテナを持つこと、そしてそれを手渡してゆくこと。そのとき、国籍や肌の色、ひざまずく神様の違いを超えて、私たち市民の手はつながれ、同じ未来を創る仲間、ひとつの大きな祈りになる」(「アメリカ弱者革命」あとがきより)
 アメリカだけの問題ではありません。アメリカの現実と矛盾は、アメリカの後を追って走り続ける日本の将来の姿です。でも日本には、まだ「憲法9条」があります。アメリカの現実と矛盾を見たとき、あらためてその大切さに気付くはずです。
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 「彼女」とは堤未果さんのことです。
 私たち、旬報9条の会では、創立3周年を迎えるにあたり、「音楽と講演の集い」と称して、堤さんに記念講演を頂くことになりました。
 堤さんの紡ぎ出す言葉は、それ自体がキラキラ光る「希望」のようです。彼女が語る「弱者」たちの言葉を一緒に聞き、私たちの未来を考えてみましょう。そして、希望を持ちましょう。
 そして、音楽は、声楽家の佐藤真子さんをお招きします。佐藤さんの平和の歌、すばらしい歌声を聞きながら、人を愛し信じる心を感じましょう。平和を祈りましょう。

 ● 講演日時・場所等ご案内
  日時 2007年11月3日(土) 13:30開演
  場所 永田町 星陵会館
  会費 500円
  講師 堤未果(つつみ みか)さん、佐藤真子(さとう まさこ)さん

※詳細につきましては、チラシをご覧下さい。
 http://www.junpo.org/Topic0906.html
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