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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

7・22集会集会アピール・参加者の声

2006年08月01日 | 日の丸・君が代関連ニュース
7・22集会集会アピール・参加者の声

「被処分者の会」 星野です
 少し遅くなりましたが、市民の皆さんと教育の「裁判をすすめる会」の皆さんとの、手作りの集会「今こそ言いたい!子どもはお国のためにあるんじゃないー教育の自由を勝ちとろう7・22集会」 何とか、700人近い参加者で成功させていただきました。実行委員会の一人として心から感謝します。
 とりわけ、会場の池袋・豊島公会堂に近い、豊島・板橋・練馬地域の市民の皆さんが次々と実行委員会に姿を見せていただいた事、賛同団体呼びかけも45団体ものぼり、参加者組織を広げていただいたことにも心から感謝しています。既に何人かの参加者の声がメールで紹介されていましたが、私のメールに入った参加者の声と当日の集会アピール文を紹介します。
 7・19に最後の実行委員会を持ちました。皆さんそれぞれが持ち場で集会成功のために力を合わせ協力したこと、そして今後実行委員会に参加された市民の皆さんが、城北地域で「教育共闘」を推し進める一歩にしようと確認しあいました。ご苦労様でした。

◆7.22集会アピール
 ある日突然、戦争が始まるわけではありません。「戦争反対」の声が上げられない国づくりが完成したときに戦争は始まるのです。65年前も、日本はアメリカとの戦争をある日突然始めたわけではありませんでした。それは、天皇のために命を投げ出すことを謳った教育勅語ができてから50年後のことでした。そして、体制に逆らう人を徹底的に弾圧する治安維持法ができてから16年後、アジアの諸国を侵略し、さらに有無をいわせず戦争に協力しなくてはならないことを決めた国家総動員法ができてから3年後のことでした。国や軍の意に反することを報道できなくする新聞紙法や出版法によって、報道機関に対する統制も強められていました。

 今、国民保護法などのいわゆる有事法制が作られ、マスコミ規制の法案が審議され、そして教育基本法、さらには憲法を作り変えてしまおうという策動が進められています。すでにここ東京では、学校で日の丸・君が代が強制され、従わない教職員は容赦なく処罰されています。私たちはしっかり目を見開いて状況を把握しなくてはなりません。そしてこれは私たちをいったいどこに連れて行くのかを伝えなくてはなりません。

 現在の教育基本法がめざしているのは、個人の尊厳を重んじることや民主的で平和な社会です。この、世界中のだれもが求める社会の実現を掲げる教育基本法を180度作り変えて、「愛国心」の名を借りた価値観の押し付けと、国家のため企業のための人材作りへと方向転換してしまおうというもくろみを、私たちは許せません。
 東京でも、教育の自由や思想・信条の自由を守るため、裁判などに立ち上がっている人が数多くいます。大きな支援の輪でこれらの闘いを包んでいきましょう。何年か先に大人になる子どもたちが、自由で平和な日本に生きていけるように、平和憲法を実現していけるように、今私たちが大きな声を上げていきましょう。
 今日ここに集った私たちは、
 ●教育基本法を守っていくことを求めます。
 ●日の丸・君が代の強制や、教育の場での特定の価値観の押し付けに反対します。
 そして、思想・信条・表現の自由が保障され、だれもが自分らしく生きることのできる社会を実現するために、これからも力を合わせていきます。

 2006年7月22日
  
 「今こそ言いたい!子どもはお国のためにあるんじゃない―
   教育の自由を勝ちとろう7.22集会」参加者一同



☆参加者の声

*① 星野先生
  この様な集会に初めて参加しました。正直な感想を申し上げますともう少し 政治色が強いのかなと思っていましたが それほどでもなく 内容としても とても良かったと思います。
 (唯 若い人の参加が少ないように思いました)
 これからも 全面的に支持しますので頑張ってください。
 集会でまかれていました ビラを見ていたら立川秀円という名前が書いてありました。
 東高にいた 立川先生のことですよね?会う機会がありましたら宜しくお伝え下さい。  (武蔵村山東高校ラグビー部OB W 43歳)
 
*② 直之様
  こんばんは
 先日はお疲れ様でした。
 内容も多彩で、とても素敵な集会でしたよ。手作りの味も出ていたし・・・。
 対談もおもしろかったです。
 ピアノと合間のトークも訴えるものがありました。
 最初の歌のマイクスイッチが入っていなかったのが残念!(途中で入りましたが・・・)

 豊島公会堂は古いですね。
 ロビーが狭くて残念!チラシや署名、書籍など ゆっくりながめたり、いろんな方と交流する
 スペースがある会場がいいですね。
 居住地府中で活動している方からチラシを受け取り、その後もっと話をお聞きしたかったけど
 帰りのあの混雑では無理でした。

 翌日の赤旗に直之先生の教え子のインタビューが載っていましたね。
 そんなところにも、まだまだかもしれないけど確実に連帯の輪が広がっているなって感じます。

 これかれも自分なりのスタンスで広げていきたいと思います。

 金曜日からから、性教協も大阪でセミナーです。わたしは林間引率で行かれず、残念!
 (性教協 友人 H)
  
*③ ほぼ満席の会場、カミサンと久し振りのデート。“朗読劇”が始まる。
 教師も、市民も、保護者も、生徒も、それぞれの役の人達の一言一言が心に沁みて…。やがて登場してきた“じみんとうの古賀君”。割れ鐘のような怒声にデートの夢が破られた。 ありゃあ、ミスキャストだね。“被処分者”の側が震え上がっちゃうよ。仲間同士のやり取りの一場面とは言っても…。 ホシヒゲさんはやっぱ、権力を糾弾しなきゃ。
 有馬理恵さんと小森陽一さんの対談。子供たちが生きいきと、のびのびと成長していける教育環境とは何なのか。この辺りを、ご自分たちの学校時代の一こまを語り合う中で、またお子さんの成長過程を語り合う中で、教育の主体は国民であり、子供たちは自ら考え、自由に学び成長する権利を持っていることを明らかにするとともに、「国家の教育権論」を批判し、今、推し進められている東京の異常な事態を批判した。 ちょっと“高等技術”だったかな…。でも、話としては大変有意義でした。
 ここまできて休憩に。実はカミサンはカミサンで朝からあちこち“遊び呆けて”会場へ。僕は僕でこれまたあちこち“遊び呆けて”会場へ。お年も加わって、僕がダウン。崔善愛さんのピアノとトーク直前で“討ち死に”と相成りました。
 そんな訳で、“無断早退”となりましたが、大変大きな力を貰いました。 チラシの中で、特に「都教育庁の“再発防止研修”」。凄い闘いですね。知力、体力、精神力、自己の持てる全ての力を総動員して闘わねばならん。何と言ったら良いか。敬服!(なんてもんじゃないけど…)。身体に気をつけてがんばって欲しいと思います。   (都立高校元教員   E )
  
*④豊島公会堂を満員にした7・22集会 オメデトウございます。
 ひさしぶりの豊島公会堂でした。4支部が長かったので、18年間ストの時はあそこへ通っていました。

 手作りの集会とか。温かい雰囲気がいっぱい。それでいて、するどく行政を追求していましたね。

 朗読劇の工夫はなかなか面白いものでした。それぞれの言い分が凝縮されていて、問題点が浮き彫りになっていましたね。
 わかりやすかった。

 特に、髭さんが追求される側というミスキャストに大拍手。声がしっかり出ていて、一番聞きやすかったです。
 「敵に廻すと恐ろしい人だね」と、進ジイヤ君と話したことです。会って、イッパイ!という展開にはならなくて残念でした。
 又、何時か!
  
 小森陽一氏の話は、なかなか広いですねえ。
 纏まったものを読みたくなりました。
  
 夏休みは白馬の山小屋行きも返上ですか?たまには英気を養いつつ頑張ってください。
 (都立高校元教員 K)

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