パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(191)<都教委からの回答に対する再質問>

2016年12月25日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
 昨日(12月22日)私は、都教委に対し、以下のような▲ 「抗議と再質問」書を提出しました。(少し長くなりますがお許しください)
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 2016年12月22日
 東京都教育委員会・教育長殿

<10月20日付けの私の「都教委に対する質問」への都教委からの
「要請書に対する回答について」(11月22日付け)に関する抗議と再質問

 まず、上記の「回答」は全く回答にならない回答であり、このような回答を出した都教委に対し、怒りをもって強く抗議します。
 つきましては、「回答」に対する、私の<コメントと質問>を以下に記して、再度の回答を求めるものです。
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 質問1、都教委はキャパニック選手を擁護したアメリカのオバマ大統領は間違っていると思っているのか。
 (回答)回答する立場にはありません。(所管:総務部教育情報課、指導部高等学校教育指導課、人事部職員課)
 <(回答に対する私の)コメントと質問>
 都教委は回答を回避し、拒否しています。
 都教委は、「間違っている」とも「正しい」とも言っていません。
 「間違っている」と言えば、自分たちのやっていることが、いかにひどいことかが明らかになるし、
 「正しい」と言えば自分たちがやっていることの間違いを認めることになるからだと思います。
 ということは、「何も答えられないこと」(つまり道理のないこと)を、引きつづき続けていくつもりであると考えられますが、このような理解でよろしいでしょうか。
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 質問2、都教委はオバマ大統領の見解を見習って、これまでの強制と処分について、改める考えはないのか。
 (回答)卒業式の式典において国歌斉唱時の起立斉唱等を教員に求めたり校長の職務命令が合憲であることは、最高裁判決で繰り返し認められているところであり、職務命令違反があった場合には、個々の事案の状況に応じて厳正に対処します。(所管:人事部職員課)
 <コメントと質問> 
 回答では、最高裁判決を出していますが、最高裁判決でも思想良心の自由に関して「間接的制約」があるとされ、東京や大阪などの「強制」は批判され、この間、多くの減給・停職者の「厳正」な処分が取り消され、この5月末には根津さんの6ヶ月という停職処分の取り消しが最高裁で確定しているにも関わらず、「個々の事案の状況に応じて厳正に対処します」などと述べているのでは、都教委は職権濫用の無法者(江戸時代であれば悪代官)と言われて当然だと考えますが、それでよろしいでしょうか。 
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 質問3、何人かの管理職から聞いているが、都教委は学校の管理職たちに「生徒にチラシをまくな」と言うように指導しているのか。
 質問4、もしそう指導しているのなら、それは生徒の知る権利を否定していると思われるが、それでもよいか。
 (回答:質問3及び質問4について)
 式典は、教育活動の一環であり、学校が学習指導要領に基づき適正に実施するよう指導しています。(所管:指導部高等学校教育指導課)
 <コメントと質問>
 この二つの質問に対しても何ら答えていません。
 「生徒にチラシをまくな」に関しては、「指導している」とも「していない」とも答えていません。
 ということは、都教委は「チラシをまくな」と「指導している」と考えてもいいという事でしょうか。
 知る権利を否定している」ことについても、回答を回避し、否定もしていません。
 ということは、都教委は生徒たちの「知る権利を否定している」と考えてよいという事でしょうか。
 もしそうなら、それは都教委は憲法違反行為を行っており、戦前同様、一方的な考え方で生徒たちを洗脳していることを認めているわけですが、それでよいのでしょうか。
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 質問5、何人かの管理職から聞いているが、都教委は都民のチラシまきに対し、「警察を呼べ」と指導しているのか。
 質問6、もしそう指導しているのなら、それは言論の自由や表現の自由に対する警察権力を使っての弾圧だと思われるがそれでよいか。
 (回答)式典は、教育活動の一環であり、学校が学習指導要領に基づき適正に実施するよう指導しています。(所管:指導部高等学校教育指導課)
<コメントと質問>
 これは質問3、質問4に対する回答と全く同じものです。
 つまり、回答を回避・拒否しているのです。
 ということは、やはり、都教委は、「警察を呼べ」と指導しているとのことであり、都教委のやっていることは、「言論の自由や表現の自由」に対する警察権力を使っての弾圧だと考えても構わないということでしょうか。
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 ところで、私が最後につけておいた文章は以下の通りでした、
 <以上の質問に対し、「都民ファースト」、「情報の公開」の立場に立って、誠実に回答していただきたい。また、上記に関する管理職に対する指導文書などがあれば、公開していただきたい。>
 <コメントと質問>
 しかし、以上のようにすべて回答回避・拒否でした。
 「都民ファースト」が聞いてあきれます。
 また、「指導文書」の有無も答えていません。
 これが「情報公開」ですか。
 ですから、 都教委は都民に対し全く「不誠実」であり、公開されれば困るようなことをやっている「ブラック都教委」と言われてもいいのでしょうか。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 以上の質問に対し、2017年1月20日までに回答願いたい。
 もし、それまでに何らの回答も無ければ、
 都教委は私のコメントを認めたと解釈します。

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 都民を馬鹿にしたようなでたらめな回答をよこし、これで済ませようという都教委は全く腐りきっています。
 なんでも、昨日開かれた総合教育会議では、教育長自ら、東京の教員採用試験の倍率は低下し、管理職の成り手(特に副校長)もいなくなり、危機的事態だ、と言ったそうです。
 まさに、都教委こそが都の教育を破壊しているのです。

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☆ 2107年『2・5総決起集会』のおしらせ ☆

 都教委包囲首都圏ネットワークでは、「日の丸・君が代」強制の都教委の「10・23通達」(2003年)以来、毎年2月に卒・入学式に向けて『総決起集会』を開いてきました。
 この間、「日の丸・君が代」強制は戦争への道であることが紛れもない事実となってきました。
 そこで、今回は「改めて今『教室から戦争がはじまる』」というタイトルで、北村小夜さんに講演していいただくことになりました。
 <日時> 2017年2月5日(日) 13:30 集会開始 
 <場所> 東京しごとセンター講堂(地下)
 <内容> (講演) 北村小夜さん
         タイトル:「改めていま『教室から戦争がはじまる』」
       (現場から)
        ・「君が代」起立斉唱に抗う
        ・都立高校の教育をめぐって
        ・学校に入り込む自衛隊
        ・国威発揚の「オリンピック教育」
        ・道徳の教科化の内容
        ・戦争体制と治安弾圧 共謀罪新設の狙い他
       (行動提起)校門前チラシまきなど
 <スローガン>
      ・10・23通達撤廃! ・「日の丸・君が代」強制・処分反対!
      ・道徳の教科化反対! ・国威発揚のオリンピック教育反対!
      ・教育の軍事化を許さない! ・若者を戦場に送るな!


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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
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