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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

第26回多田瑤子反権力人権大賞授賞式

2015年01月11日 | 平和憲法
 ◆ 無実の死刑囚 袴田巌さんら3人が受賞 (週刊新社会)

―Vサインの袴田巌さん―

 1986年に29歳で夭折した人権派弁護士の友人らが創設した「多田謡子反権力人権賞」の第26回受賞式が14年12月20日、都内であった。
 受賞者は、
  ○ 川内原発建設反対連絡協、
  ○ 在特会らによる朝鮮学校に対する襲撃事件裁判を支援する会(こるむ)の佐藤大さん、
  ○ 無実の死刑囚・袴田巌さん、の3者。
 佐藤さんの話を要約する。
 右翼の「在日特権を許さない市民の会」は京都朝鮮第一初級学校前で09年12月~10年3月、3回にわたり「朝鮮人を保健所で処分しろ。スパイの子」などと拡声器で暴言。サッカーゴールを横倒しにするなどした。
 襲撃事件で児童らに「作業着姿の大人に怯え、夜泣きや夜尿症も」など深刻な被害が出、教職員や保護者らは10年6月、提訴。
 裁判支援団体「こるむ」という名には、「共に歩み、子どもたちの明るい未来のための肥やしになろう」という意味が込められている。
 14年12月10日、最高裁第3小法廷で、「在特会の行為は人種差別撤廃条約の禁じる人種差別に当たる」と判じ違法性を認めた一・二審を踏襲し、「学校周辺での街宣等禁止、損害賠償1226万円」を命じる判決が確定した。
 永野厚男(教育ライター)

『週刊新社会』(2015年1月13日号)
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