<転送歓迎>(重複ご容赦) 少し長いです。
「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」、並びに「都教委包囲首都圏ネットワーク」の渡部(千葉高教組)です。
本日(3月13日)、周年行事で4回目の不起立を貫いたKさんに対する都教委の処分が発令されました。処分は3月13日より停職1ケ月です。
これからの卒・入学式を含む年度末から年度初めにかけての期間です。
根拠法は「地方公務員法」第29条第1項第1号、第2号及び第3号で、<職務命令違反>と<信用失墜行為>です。
しかし、基本的人権を踏みにじる<職務命令>そのものが明らかな憲法違反であり、また、教育基本法が禁ずる「不当な支配」です。
Kさんこそ、処分の脅しにも屈せず、身をもって憲法を守り、教育基本法を守り、子どもたちを守り、教育に対する<信用>を守っているのです。
すでに福岡地裁では、減給さえやりすぎ、という判決が出ています。にもかかわらず、このような無法な処分を繰り返す都教委は、自分たちがやっていることを客観視することさえできなくなっているのです。
頭を冷して考えれば誰にも分かることです。正気の沙汰とは思えません。彼らはいずれ厳しく裁かれなければなりません。
Kさんは今朝、自分の考えと立場について、職場の教職員に訴えた上で、処分発令場所である水道橋の産業技術教育センターにきました。
Kさんを支援する都高教の被処分者たちや労働者・市民が約50人くらい集まりまり、処分に抗議しました。
Kさんは「今回の静かな『不起立』は教員としての良心、教育労働者としての誇りです」、「処分ではなく対話を切望しています」と言っています。
すでに勝負はついています。
以下、その後のビラ撒きの状況(一部)です。
(10日)
<I橋高校>
公安は来ず、ビラは160枚配布。
ビラまきは全体で9人、うち高校生の団体が6人。
女性弁護士は、「おはようございます」「おめでとうございます」とずっと声をだしていた。
高校生がビラまきに来ていることに感動した様子。
去年は無かった「日の丸」が屋上に上がっていた。
管理職などがビラまきの位置をうるさく言ってきた。
<M丘(定)>
警察権力との激しいやりとりがあった。
12時過ぎに、定時制の教員に対して労働者がビラ撒きを行った。
校長が出てきて、「やめろ」といい、すぐに警察が5~6人くらい出てきて、ビラ撒き者を押して、校門前から排除し、労働者たちのビラ撒きはできなかったようだ。
卒業式が行われる時間に、包囲ネットのビラ撒き。弁護士がつく。
すぐに校長が出てきて「やめろ」と言う。
しばらくすると警察が出てきて、やめさせようとする。
しかし、弁護士が頑張り、警備課長と話をつけ、警察を退かせて、ビラ撒きは行えた。
(11日)
<T島高校>
元両国高校の方も参加。220枚ほど配布。
弁護士もつく。
地元の市民団体もビラまき。あわせて総勢7人の行動。
公安刑事は私服車の中で50㍍ほど離れて見ている。
非常に反動的な30代の教員がいて、弁護士さんに向かって「おまえは何者か!」「名前はなんて言うんだ!」とわめいたり、地元の市民団体の方が自転車をとめていたのを見つけて「あれは道交法違反だ!警察に通報するぞ」と言っていた。なんという社会性もない先生なんだと思う。同僚の方がなだめていた。
ビラまき後、元両国高校の方は「子どもたちは暗いな。教育のあり方がますます悪くなっているな」とおっしゃっていた。
なお、以下のようなメールも入ってきています。(若干手直し)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
都立高校卒業式で都教委の思惑を打ち破り教職員の不起立が続く、その大半は初めて(1回目)の不起立者!
都教委は、都立高校卒業式で不起立の教職員を一桁に押さえ込み、職場の「完全制圧」を狙っていました。
しかし、3月4日・11日をピークに行なわれた都立高校卒業式で不起立者が「さみだれ式」に出て、都教委の思惑を打ち破っています。
しかも今回不起立を貫いた人たちの大半は、初めて(1回目)の不起立の人たちで、処分の恫喝に屈しない教職員が広がっています。
学校現場に教育の自由と民主主義を取り戻すため悩みながらも今回信念を貫いた教職員に励まされる思いです。
まだ都立高校卒業式が行なわれているので今後も不起立が増える見通しです。
司会が参加者に「内心の自由」を説明した学校もあります。
一方、一部の学校では、不起立の生徒に司会が「起立を促す」発言をしています。
来週から小学校・中学校(義務制)、都立障害児学校の卒業式も始まります。
都教委の暴圧に屈せず闘い抜きましょう。
<両国>ではWさんも合流してビラまきになりました。
そういうなかで門前で不起立を宣言した人もいくつかありました。(葛西工業、足立定…小平南!)。
実感するのは教育労働者がますます明るいということです。
反対に校長、副校長、都教委があきらかに押されているというか「敷地内には入らないでください」「生徒には配らないでください」ということを「お願い」として言うだけです。
警察も一部で暴力的に排除したり<三商>などのように体当たりをしてくるなどの許せない弾圧もありましたが、監視弁護団の奮闘もあって、だいたいにおいては隠れて見張らざるをえないところに追い込んでいます。
もちろんいくつかのところで私服が公然と校内に出入りするということがありましたが、<向島工業>などでは入っていった私服に校長(?)が迷惑そうに対応したため、離れた電柱の陰に隠れてしまったそうです。
たたかいは明らかに都教委を圧倒しています。
最後まで連帯してやり抜きたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
岩国の住民投票は成功しました!!
ドミノ現象が起きる可能性があります。
まさに、一般ピープルが歴史を動かす時代が来つつあるのかもしれません。
東京では今沈丁花が強く香っています。
3月31日の全国集会と国会デモパの頃は、桜が咲いていると思います。
花見がてらに東京へ出てこられても結構です。
みんなで楽しくやりましょう!!
教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会
ホームページ http://www.kyokiren.net
〒113-0033
東京都文京区本郷5-19-6 坪井法律事務所内
Tel&Fax 03-3812-5510
(平日午後2時~5時半以外は留守電の場合あり)
メール info@kyokiren.net
都教委包囲首都圏ネットワーク
ホームページURL :
http://www1.ttcn.ne.jp/~ita
「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」、並びに「都教委包囲首都圏ネットワーク」の渡部(千葉高教組)です。
本日(3月13日)、周年行事で4回目の不起立を貫いたKさんに対する都教委の処分が発令されました。処分は3月13日より停職1ケ月です。
これからの卒・入学式を含む年度末から年度初めにかけての期間です。
根拠法は「地方公務員法」第29条第1項第1号、第2号及び第3号で、<職務命令違反>と<信用失墜行為>です。
しかし、基本的人権を踏みにじる<職務命令>そのものが明らかな憲法違反であり、また、教育基本法が禁ずる「不当な支配」です。
Kさんこそ、処分の脅しにも屈せず、身をもって憲法を守り、教育基本法を守り、子どもたちを守り、教育に対する<信用>を守っているのです。
すでに福岡地裁では、減給さえやりすぎ、という判決が出ています。にもかかわらず、このような無法な処分を繰り返す都教委は、自分たちがやっていることを客観視することさえできなくなっているのです。
頭を冷して考えれば誰にも分かることです。正気の沙汰とは思えません。彼らはいずれ厳しく裁かれなければなりません。
Kさんは今朝、自分の考えと立場について、職場の教職員に訴えた上で、処分発令場所である水道橋の産業技術教育センターにきました。
Kさんを支援する都高教の被処分者たちや労働者・市民が約50人くらい集まりまり、処分に抗議しました。
Kさんは「今回の静かな『不起立』は教員としての良心、教育労働者としての誇りです」、「処分ではなく対話を切望しています」と言っています。
すでに勝負はついています。
以下、その後のビラ撒きの状況(一部)です。
(10日)
<I橋高校>
公安は来ず、ビラは160枚配布。
ビラまきは全体で9人、うち高校生の団体が6人。
女性弁護士は、「おはようございます」「おめでとうございます」とずっと声をだしていた。
高校生がビラまきに来ていることに感動した様子。
去年は無かった「日の丸」が屋上に上がっていた。
管理職などがビラまきの位置をうるさく言ってきた。
<M丘(定)>
警察権力との激しいやりとりがあった。
12時過ぎに、定時制の教員に対して労働者がビラ撒きを行った。
校長が出てきて、「やめろ」といい、すぐに警察が5~6人くらい出てきて、ビラ撒き者を押して、校門前から排除し、労働者たちのビラ撒きはできなかったようだ。
卒業式が行われる時間に、包囲ネットのビラ撒き。弁護士がつく。
すぐに校長が出てきて「やめろ」と言う。
しばらくすると警察が出てきて、やめさせようとする。
しかし、弁護士が頑張り、警備課長と話をつけ、警察を退かせて、ビラ撒きは行えた。
(11日)
<T島高校>
元両国高校の方も参加。220枚ほど配布。
弁護士もつく。
地元の市民団体もビラまき。あわせて総勢7人の行動。
公安刑事は私服車の中で50㍍ほど離れて見ている。
非常に反動的な30代の教員がいて、弁護士さんに向かって「おまえは何者か!」「名前はなんて言うんだ!」とわめいたり、地元の市民団体の方が自転車をとめていたのを見つけて「あれは道交法違反だ!警察に通報するぞ」と言っていた。なんという社会性もない先生なんだと思う。同僚の方がなだめていた。
ビラまき後、元両国高校の方は「子どもたちは暗いな。教育のあり方がますます悪くなっているな」とおっしゃっていた。
なお、以下のようなメールも入ってきています。(若干手直し)
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都立高校卒業式で都教委の思惑を打ち破り教職員の不起立が続く、その大半は初めて(1回目)の不起立者!
都教委は、都立高校卒業式で不起立の教職員を一桁に押さえ込み、職場の「完全制圧」を狙っていました。
しかし、3月4日・11日をピークに行なわれた都立高校卒業式で不起立者が「さみだれ式」に出て、都教委の思惑を打ち破っています。
しかも今回不起立を貫いた人たちの大半は、初めて(1回目)の不起立の人たちで、処分の恫喝に屈しない教職員が広がっています。
学校現場に教育の自由と民主主義を取り戻すため悩みながらも今回信念を貫いた教職員に励まされる思いです。
まだ都立高校卒業式が行なわれているので今後も不起立が増える見通しです。
司会が参加者に「内心の自由」を説明した学校もあります。
一方、一部の学校では、不起立の生徒に司会が「起立を促す」発言をしています。
来週から小学校・中学校(義務制)、都立障害児学校の卒業式も始まります。
都教委の暴圧に屈せず闘い抜きましょう。
<両国>ではWさんも合流してビラまきになりました。
そういうなかで門前で不起立を宣言した人もいくつかありました。(葛西工業、足立定…小平南!)。
実感するのは教育労働者がますます明るいということです。
反対に校長、副校長、都教委があきらかに押されているというか「敷地内には入らないでください」「生徒には配らないでください」ということを「お願い」として言うだけです。
警察も一部で暴力的に排除したり<三商>などのように体当たりをしてくるなどの許せない弾圧もありましたが、監視弁護団の奮闘もあって、だいたいにおいては隠れて見張らざるをえないところに追い込んでいます。
もちろんいくつかのところで私服が公然と校内に出入りするということがありましたが、<向島工業>などでは入っていった私服に校長(?)が迷惑そうに対応したため、離れた電柱の陰に隠れてしまったそうです。
たたかいは明らかに都教委を圧倒しています。
最後まで連帯してやり抜きたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
岩国の住民投票は成功しました!!
ドミノ現象が起きる可能性があります。
まさに、一般ピープルが歴史を動かす時代が来つつあるのかもしれません。
東京では今沈丁花が強く香っています。
3月31日の全国集会と国会デモパの頃は、桜が咲いていると思います。
花見がてらに東京へ出てこられても結構です。
みんなで楽しくやりましょう!!
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