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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

予防訴訟控訴審傍聴者の感想

2008年10月27日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ★ 10・21 予防訴訟控訴審 第1回証人尋問
   (渋谷秀樹教授ー憲法学)に寄せられた感想


 傍聴に来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。
 147名の方が傍聴抽選のために並んで下さいました。傍聴できずにお帰りになった方、誠に申し訳ありません。大勢の方に来ていただき、多くの方の関心を集めている裁判であるということを裁判長に知ってもらうことは、裁判の行方にとって大切なことです。多くの皆様に来ていただきたいと私たちは常に願っておりますが、反面、休暇を取ったり、無理に都合を付けて、また遠くから、せっかく来ていただいた方が傍聴できない場合があることを大変心苦しく思っております。申し訳ありません。私たちの裁判を注目し、応援していただいている皆様に、心より御礼申し上げます。(予防訴訟事務局)


「抽選前から長蛇の列」 《撮影:平田 泉》

★とてもいい証言でした。日本にはいい研究者がたくさんいるんだなとあらためて思いました。新村・平松弁護士とのやり取り、反対尋問への受け答え、一つ一つが大変説得力を感じました。(K・M)

★「10.23通達」で学校現場に何が残ったのか、の指摘が鋭く正しい。都教委は発出の必要性を証明すべきである。「秩序」と「憲法の権利」が逆転している、「憲法」をないがしろにする「秩序」は憲法学者として許せない、とはまったくその通りである。(H・K)

★これまで何度も「日の丸・君が代」関係の裁判傍聴させてもらいましたが、最もスカッとした気持ちになりました。反対尋問の思惑を全てかわして都教委側弁護団はさぞかし地団駄踏んでいるのではないでしょうか。ありがとうございました。(R・T)

★終了後、みんなの顔が生き生きしていました。渋谷先生、3時間ありがとうございました。難波判決に続けという明るさにあふれていました。ご苦労様でした。(H・S)

★証言に立っていただいた渋谷先生ありがとうございました。
 本日の都教委側の尋問のねらいは何か?途中彼らは笑っていたが、何で笑ったのか?
 渋谷先生の証言を聞く中で、憲法について、もっと学習せねばと感じました。(K・K)

★現職、全日制エンカレッジ勤務校、集会・裁判傍聴をしたくても、なかなか休暇が取れず参加できませんでした。久しぶりに裁判の傍聴が出来き、渋谷先生の証言を聞く機会を持てて、勉強にもなり、元気にもなれました。ありがとうございます。(K・Y)

★本件の「日の丸・君が代」については非常に思い入れがあるので傍聴させていただき、本当に嬉しく思います。
 私は教育学部の学生なので、この裁判のことを周りの友人に伝えていこうと思いました。 難しい言葉が多くて理解できないこともありましたが、今後の日本の未来が変わる大変な裁判だと分かりました。(F・T)

★二審になってからは、初めて参加しました。一審で勝った喜びから、かなり時間が経ちました。私的にいろいろあって、久しぶりの傍聴でした。若い弁護士さんが、なかなか頑張って、私たちの気持ちを代弁してくださっていました。
 裁判長が身を乗り出しすようにして聴いていたのと、向かって右の少し小太りにみえる裁判官も時々うなずいたりして、好意的に感じました。
 退職して四年、日々遠くなっていく記憶…、そこに今日だけは傍聴しなければ…と思い来ました。原告だったので傍聴できました。ありがとうございました。(A・K)

★ピアノ判決、学習指導要領、公務員、公共の福祉…、本件をきちんと憲法の基準で、個別具体的に論じて判断しろと明確に証言していただき、意見書だけでは素人には分かりにくいところが、すぐによくわかった。是非、証言記録を原告全員、みんなが読めるようにしていただきたい。他の裁判にも影響を与えるような方策をとってください。(I・K)

★渋谷先生の証言で、憲法の理解が大分進みました。特に、19条思想良心の自由は、欧米先進国では、(自明の理なので)ほとんど憲法に明文規定がなく、我国では、戦前・戦中の悲惨な経験から、憲法の明文規定が生まれた事情も理解できました。都教委側が主張する外部的行為を切り離す理屈は誠に馬鹿げています。(H・N)

★小学校の社会科で、日の丸・君が代の歴史や由来を教えることが可能であるかのように都教委側弁護士が言っていた。しかし、6年生の社会科の学習指導要領は「現行」も「新」も、「国旗国歌を尊重する態度」だけを、教えるように記述しており、とても多様な考え方を教えることを保障しているとは思えない。都教委側はウソをついていることを次回追及してほしい。(N・A)

★ピアノ裁判の最高裁判決のとらえ方や指導要領の表現の持つ意味あいとかナルホドと思わせられることが多く楽しい傍聴でした。渋谷先生ありがとうございました。

★傍聴していて気持ちのよい裁判であった。このような気持ちになったのは久し振りです。(K・H)

★10月18日、新村先生のお話を聞いて参加しました。
 人間として生きる権利が堅苦しい型にはめられる風潮です。敗戦後の都の教育は「民主主義の最先頭をきり開いてきたはずなのに…!!」
 裁判の勝利を願います。(N・H)

★話をきけてよかったです。
 反対尋問がむこうの思うようにならず、パシパシと切っていって、こきみよかったです。

★抽選に外れました。しかし、それくらい沢山の人が並んだこと、大変うれしかったです。 土肥校長のときも、そうでした。(M・K)

★整理券配布に間に合わず、傍聴できませんでした。残念でした。また、参加します。(K・M)

★憲法学者の渋谷秀樹教授は「学者としての中立性を保つために、裁判の証言には今まで立たないできたが、憲法の根本的なところをとりはずすようなことが学校現場でなされていることに危機感を持った」と証言にたった決意を述べてくださいました。
 私だけではなく、多くの原告当事者、傍聴支援者の皆さんも大きな力の援護を与えられたと感激の3時間でした。
 あらためて日本国憲法の素晴らしさを学習しました。(H・N)

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