赤い糸か・・・

人事を尽くして天命を待つ日々。

試験の合格発表までの心境って、もう期待と不安が入り混じって。
自分の中学受験の時は、落ちたと思ってたのが受かったから、ほんと嬉しかった。
短大の時は、そんなに行きたい学校でもなく、その時の彼氏の大学の近くに通いたくて決めただけだもん。
ろくでもなかったなぁ。
子供たちの小学校受験は、気合いが入った。
合格までの日々は、自分のこと以上にドキドキしてた。
末の長女が落ちたのだって抽選でだし、けっして長女の資質が向いてなかったわけじゃないと自負してる。
それなりにどこに出しても恥ずかしくないように、育てたもん。
長女も長男次男と同じように小学校受験に合格していたら、私はこんな人生にならなかった。
それこそわが代の春だったなぁ～
あ～～～きっと自信過剰のヤな女になってたかも。
受験の合否は、人生を変えるよね。

JとTelで少し話した。
試験が終わってからJの長女の機嫌が悪いと言ってたから、結果が出るまで心配は終わらない。
受験は水ものだから。
浪人はさせる気ないので、とりあえず今年はこれで一段落かな。
何しろ子供が５人いるんだもん。
来年は、うちの長女が高校受験だし。
まだまだ後が閊えてるから、これからも頑張らなきゃ。

「何かと気苦労も多いけど、私たちに乗り越えていけないことは無いよ。」
そんな言葉をJに伝えてみた。
年下のJは、その言葉が嬉しかったのかもしれない。
急に饒舌になってきた。
「美月がやりたいように仕事して良いからね。
　俺と親父が合せるから、自由に決めて良いよ。」
やっぱり主導権は私にあるのか。
いつか再婚したとして、たぶん仕事も遊びも全部　私が仕切ることになるだろう。
それだけに、上に立つ者として、ベストな選択をしていかなくてはいけないプレッシャーを感じる。
要は、Jを使いこなせれば良いわけ。
ダメなことはダメってペットみたいに躾けて、私好みにすれば良いのよ。
Jってそういうタイプだと思う。
今までは、Jの長女の受験で遠慮していたけど、もう気兼ね無いもんね。
思い切りわがまま言って、使っちゃうんだ。
とりあえずは、今週末にモツ煮込みの美味しいのを作ってもらうんだ。
過去女性の話をしたら、ペナルティを付けるようにしよう。
Jの嫌いなキッチンの後片付けまでさせるかな♪

近所にある安売りチェーンのお肉屋さんが閉店になる。
閉店大安売りで、今までにもまして安くしてくれてるから、大量に買い込んで冷凍にした。
もっと買っておこうか。
だって、もう近所で買いに行けなくなる。
Jにクルマで買い物を頼まなくちゃ、安売りお肉も買えない。
ちょっと前までは「Jなんかいらない」と思ってたけど、そうも言ってられなくなっちゃった。
・・となれば、逆にコキ使っちゃえば良いんだよ。
気を廻すことはできない代わりに、ストレートに「やって」って頼めば、だいたいのことはやってくれると見た！
まぁ、しばらくまた様子見だな。

コブクロの歌で「赤い糸」ってあるけど。
一度離れることで、相手のことがほんとに必要かどうか、自分の心を見つめ直すことは適切だと思う。
ドラマでも「ラブ・シャッフル」で相手を交換して、恋人の良さを再認識しようなんてこと言ったりしてるけど、どちらにしても、もう一度　自分の心を見つめ直すことが大切。
Jとは、もう２週間ほど会っていない。
やっぱり私はJを求めているのか・・・？

でもね。
今の私たちって、けっして本領を見せ合ってないと思う。
一緒に何かを作り上げてこそ、私たちの資質が花開くような気がするな。
そういう意味で、私とJは赤い糸でつながっているのかもしれないね。
Jも付き合い始めた当初
「俺たちはね、お互いが近づけば近づくほど、輝きを強めるパワーストーンなんだよ。」
って言っていた。
このただの石ころのような生活が、光輝くのはいったいいつなんだかなぁ～～～　

受験終了

今日で３日連続　残業。。。
「残業代ってつかないんですよね？」
帰り際、思い余って施設長に言っちゃったよ。
「あ～原則は付かないんだけど・・・」
けど・・何なの？
私には付けてくれるの？
残業代って付くのが「原則」じゃないの？
ほんとこの残業代付いたら、せめて週末バイトしなくて済むのに～～～★

今日、Jの長女が志望する国立大の２次試験が終わった。
結果はどうだったんだろう。
Jからは、何の話も無い。
私も新聞で知ったわけ。
とりあえずの関門だったはずなのに、大袈裟なほど神経質になってたJの長女はどうなったんだか。
結果が出るのは３月７日。
それまでは前にもまして神経ピリピリなのか、それともベストを尽くして天命を待つ心境なのか。
Jとはしばらく会ってない。
話もしてない。
メールも減ってる。
このまま自然消滅しても、きっと騒がないんだろうなぁ。。。
そんなふうに思ったりする。

相手は自分を写す鏡・・・
まだ付き合って間もない頃、Jはそんなふうに言った。
自分が思っていることは、相手も思っていること。
相手が冷たくなるのは、自分が冷たいからだ・・みたいな意味だったかな。
なるほど、それで言ったら、お互いが同じ気持ちで行動しているわけか。
だったらJも、このまま自然消滅したとしても、騒がないつもりなんだろうね。
お互いそこんところは大人だからね。
婚約不履行なんかで騒がないかも。
お互い今までひとりで子育てしてきたわけで、今さら誰かいなくちゃやっていけないわけじゃない。
困ったって悩んだって、ひとりで解決できる術は知っている。
じゃぁ、何のためのパートナーが欲しかったかって・・・
そりゃ老後に一緒にツルんで楽しいパートナーが欲しかったわけ。
・・・けどさ～　Jじゃ何やっててもやたら話の中に過去女性が出てきちゃうじゃん。
そんなの一生聞かされなくちゃならないとしたら、ほんと「ごめんなさい」だよね。
ちっとも楽しくない・・・シラケるんだよ。
前にも言ったんだけどね。
それが解決されなければ、先は無いかな。

次男の携帯に、元夫の母親からTelがあったらしい。
「しかも授業中だよ。
　留守電にしてたけど、ちょっと考えればわかるだろ～」
と、次男は報告してきた。
まぁ元姑の自己チューは今に始まったことじゃないし。
去年、思い余って私が元夫の養育費不払いを元姑に苦言した時、元姑は自分には関係無いとまで言い放ったんだから。
それこそどのツラ下げてTelしてきたのよ。
ほんと元夫にしてこの元姑。
似た者親子で呆れるばかり。
養育費を払ってないから、親権者である私を通せないのよ。
こそこそしてみっともない。
正々堂々とやれって言うの。

・・実家のピアノは、まるでこづかい程度の下取り金額にしかならなかった。
それでも、当座の工面にはなるかと考え、母に売ってもらうことにした。
あとはどこかバイト先を決めないと。
私も、ひとつひとつ問題をクリアしていかないとなぁ・・・　　

また心配かけちゃった★

今週は雨続きで、自転車通勤は大変である。
デイの送迎も雨だとひと手間かかるし、ほんと今週は苦労だ。
だからじゃないけど、風邪気味で喉が痛い。
身体の節々もギシギシしてて疲れが溜まってる。

今日は会議だった。
立ち上げ丸３年で大規模な人数になってきた今の職場は、みんなまだ手探りでやってることが多いように思う。
私は、去年まで大規模なデイでずっとやってきているので
「そんなことも決めていないの？」
って疑問に思うことが多い。
私が大規模なデイの経験があるの、先輩たちはわかってるのに、何ひとつ聞いてはこないし、ここにはここのやり方がある的な見解だったりするから、思うことがあっても黙ってる。
横浜にいた時は、実習や研修も含めて４つのデイサービスを知っている。
だから上司が私のキャリアを生かそうとするなら、それなりの働きはしようと思ったりもしてるんだけど。
あと・・・残業代付けてくれるならね。
来月からリーダーがひと月ごとの持ち回りになる。
私に回ってくるのは６月くらいか・・・
そしたらリーダー手当付くのかな。

好きで正社員やってるわけじゃないから。
生活かかってるから、少しでもお給料が取れるように正社員になっただけ。
それだって足りなくて、週末にバイトをする。
結局　今週の面接は断った。
違うところを見つけるつもり。
しばらくバイト探しだな。
当座の工面にも困るから、実家のピアノも売ることにした。
YAMAHAのサイレントピアノ、いくらの査定になるかわからないけど。

・・そのことで実家にTelした時、母とちょっとした意見の言い合いになった。
子育てのことだ。
「そんなあんたが苦労してるのに、子供は冬休みにシーパラ行ったりして。
　塾だって行かなきゃ勉強できないの？
　もっと親を助けたらどうなの？
　私も貧乏で塾にも行けなかったし、どこにも遊びに行けなかったけど、親を助けるために歯をくいしばって我慢したのよ。」
「うちの子だって我慢してるよ。
　普段　親がどこにも連れて行ってやれないんだから、たまに友達同士でシーパラに行くくらい良いんじゃないの？
　塾だって、人並みに行かせてやりたいし。」
「親がそれだけ大変な想いしてるんだから、何も人並みなことしなくて良いじゃない。
　私なんか、何にもしてもらえなかったわよ。」
「子供たちだってわかってるからいろいろ協力してくれてるよ。
　けっして人並みなんかじゃないし。
　少しでも子供たちの環境を人並みにしたいから、週末だって働こうと思ってるんじゃん。」
「でも、長男だってちゃんと就職したら月に５万でも生活費を入れてもらってさ。」
「ん～～～～、それは就職が決まってから話すよ。
　もしか、彼女と結婚したくて就職決めるのかもしれないじゃん。」
「あんたの彼氏はお金入れてくれないの？」
「結婚してもいないのに、何でお金入れるのよ。
　そんなのお断りだし、お金目当てみたいで恥ずかしいじゃん。
　とにかくピアノを売って、週末バイトして、それで何とか乗り切るの。」
「あんたがそれならそれで良いけど。
　身体だけは壊さないでね。」

結局は、私のことを心配してくれるあまりの苦言なんだな。
おかげさまで丈夫に産んでくれたから、働くのは何とも思わないよ。
身体壊しても良いんだ・・って良くはないけど、私ってMなのかな。
いつ死んでも良いって境地に達してる。
子供たちをちゃんと育て上げるまでは死ねないけど、人生に、もう思い残すことって無いんだ。
Fさんと知り合って、女冥利に尽きる経験をどれほどさせてもらったか。
渡辺淳一の「愛の流刑地」じゃないけど、Fさんになら殺されても良いとまで思った。
逆に言えば、Fさんの骨まで愛せる。
物質面なんかどれだけ満たされても、ここまで突き抜けられないよ。
あの幸せなFさんとの５年間があったから、残りの人生はおまけなの。
Fさんと綺麗に終われたからこそ、思い出は宝物になったんだろう。

Jは高校の時に戻りたいって言うけど、私は過去は振り返らない。
そりゃ、人生をやり直すなら中学に戻りたいかなっては思うけど。
だからって、Jみたく楽しかったから戻りたいとは思わない。
私は、これから先の人生を切り拓いていくだけ。
Fさんとやり直したいとは、けっして思わないよ。
私は私の現実を乗り越えていくんだ。
そこにJがいようがいまいが、どっちでもいい。
去年の春、私を裏切った時からどうでもいい存在になった。
きっとJはずっとそんな恋愛しかしてこなかったように思う。
Jの過去恋愛話を総合すれば、年上の女性の優しさに甘え続けて、気が付かずに結局はふられてきただけのこと。
私との結末は、いったいどうなるのかね。
離婚までしたパワーの反動で、このまま自然消滅したりして。
それもまた人生かな。。。　



　
　

勇気を出したものの・・・

今週の天気予報は、なんだか雨が多そう。
バス・電車で通勤していた時は、何の気にもしてなかったのだけど、自転車通勤となったら、途端に雨が気になる。
３年前に別れた元彼Fさんも、自宅から最寄りの駅まで自転車通勤だったから、雨の日はよくボヤいていたっけ。
結局は開き直って「雨だろうと何だろうと、会社に行くのには関係ないから」だって。
確かにそのとおりなの。
私も、Fさんの精神で通勤をやりこなすんだ。

デイ業務自体は慣れてきたので、最初ほど疲れなくなった。
それで思い切って、バイトの面接を申し込んでみた。
週末だけのバイトを募集しているところはけっこうある。
近所の外食チェーン店にTelを入れたところ、折り返し面接の日時の連絡が来た。
しかし・・・である。
なんと面接の日時が、デイのミーティングの日と一緒。
しかも面接場所は勤務希望の店舗ではなく、デイから１時間以上かかるようなところ。
クルマなら、もっと早く着く。
面接時間は夜の７時半で、ミーティングはいつも７時くらいまでだから、急いでクルマを飛ばせば間に合わないことはない。
面接場所も、デイの送迎で地元に詳しくなったおかげで、だいたいの土地勘はできている。
問題は・・・クルマが無い・・・ってこと。
あ～～～～～★

ほんとは相談したくなかったんだけど、JにTelしてみた。
なんか良い方法が出てくるかと思ったけど、やっぱり相談しなきゃ良かった。
もしかJのクルマを借りようかと思ったんだけど、父親がクルマを何台も所有してるわりに、Jはクルマ１台しかないんだなぁ。
「クルマ使っていいよ、俺はバイクで通勤するから。」
って言われたけど、今週は雨が多いみたいだし、そこまでしてそのお店にバイトしなくてもいいよ。
そこまでして面接行って、落ちるかもしれないしさ。
そしたらJに負い目になっちゃうじゃん。

そんなふうにJと話しながら、どこか違うところを探すことにしようと思う一方、何とかしてクルマを借りられないかなんて考えてる自分がいたりする。
ミーティングの後、デイのクルマを私用で使ったら・・・マズイよね。
１時間くらいで帰ってくるんだけどなぁ。
それとも、やっぱり面接を別の日にしてもらおうか・・・

いや、やっぱり縁が無かったと思って断ろう。
トントン拍子に決まってこその縁だと思う。
他にスーパーでも飲食店でも、何でもあるよ。
逃した魚は大きいかどうかなんて、逃がしちゃったんだもん関係無いやね。
。。。とか何とか思い込もうとして。。。
私って、諦めが悪いかも・・・★

今の職場に、長女のクラスメイトの母親がふたりいる。
地元に転職を決めた理由のひとつが、長女の転校先の情報が入ってくることだったりしたのだが、やっとその効果が発揮されてきた。
ちょっと前から、長女がクラスの誰かに嫌がらせを受けているらしくて、担任は頼りになりそうもなく、誰にも相談できないでひとり耐えていた。
私も力になってやれる事もないまま、様子をみていたのだが、やっぱりお母さんネットワークはすごい。
ほんのちょっと長女の悩みを打ち明けただけで、何倍にも情報が返ってきたのだ。
おかげで転校前の学年のしがらみもわかり、長女も少しすっきりしたようだった。
やっぱ地元に転職して良かった♪
しかし、ここは田舎だし、私たちはよそ者ってことを忘れないようにしないと。
陰で何言われても大丈夫なように、手放しで話さないようにしようと思う。
あと１年はここにいるわけだから。

昨日、横浜国際女子駅伝が日本選抜チーム優勝で幕を閉じた。
去年までは、住んでいたマンションから選手たちの力走を応援していたのだが、今年はTVで懐かしい故郷の街並みを眺めた。
実は、父も元気な頃は市の体育指導員だったこともあって、この駅伝の沿道の整備に借り出されたりしていたのだ。
そんな思い出深い横浜国際女子駅伝。
みなとみらいの赤レンガ倉庫からシーパラまで。
全部　生活圏内だった。

・・・帰りたい・・・
１日も早く帰りたいよ。
お金を貯めて、早く横浜に帰るんだ。
その日を指折り数えるよりは、仕事をしているほうが気も紛れて一石二鳥。
そのためにも、早くバイト先を見つけなくちゃ～～　

いやん、離婚記念日★

あっという間に１年がたっちゃったよ～～～～★

結婚記念日があるくらいだから、離婚記念日とかあっても良いよね。
ひとりで区役所に離婚届を出してきたから、今日が離婚記念日とは、私しか知らない。
しかも結婚記念日と違って、なんか哀しいよね。
アメリカの独立記念日並みに盛り上がるほど、前向きな自立ってわけでも無かったし。
ただ言えることは、私の今までの人生の中で、初めての一世一代の大冒険！
今まで人生を手堅く慎重に生きてきた私が、Jに賭けてみようと思っちゃったのが、離婚に踏み切るきっかけだったし。
子供たち３人の人生も両親の人生も巻き込んで、大波乱の幕開けだよ。
ほんとあの年は乱気だったなぁ。
今も続いてるけど。
面白がってる余裕はない。

離婚して、元夫からの養育費はすぐに途絶え、父も亡くなり・・・
元より同居するはずだったJは、未だに離婚した元妻の家に居て、子供たちとその元妻の母親の面倒を見てるんだから。
どこが「俺にノッかってみなよ」だよ。
希望に満ちての離婚が、一瞬にして昏い穴に逆戻り。
しかもJが家業を少しずつ引き継ぎ始めてからは、完全に違う方向に気持ちが向き始めてしまった。
付き合い始めた当初は、離婚で懲りてたせいか
「心が離れないように、どんなことでも一緒にやろう」
なんてコミュニケーションの大事さを説いてたJだけど、実際にコトがおこった時には、結局　実践できてないんだ。
頭でわかっていて他人のことは批判できるのに、自分に当てはめて考えられないみたい。
そういう人って、けっこう周りに何人もいる。
わかってるんだと思って行動を眺めていると、ぜんぜん実行できていないで、結局ふられてたりするの。
いちいち気にしてると疲れるから、私は距離を置いて付き合うようにしてる。
どちらにしても、私も今は子供たちとの生活が手いっぱいだし。

先週からJと会ってない。
きっとこの週末はメールも無いと思うし、私からはすること無いし、付き合って初めてそれぞれの週末になるかもしれない。
Jは、私と再婚するために、週末も家業の引き継ぎを頑張ってるって言う。
それも、だいぶ慣れてきたせいか、余裕もできてきたと言っていた。
今は長女の大学受験があるので、気遣ってるくらいかな。
私が会いたくないから、口実をつけてしばらく会わないようにしている。
Jといても楽しくない。
前にも書いたけど、Jが私といる意味ってあるのかね？？？

離婚してこの１年で、ずいぶん状況が変わった。
まずJと一緒に生活していない。
Jの家業を引き継ぐ時は、私と一緒に始めると言う話だったのに、いつの間にかJがひとりで引き継ぎ始めている。
再婚して家業を引き継いだ後に一緒に始めようとした事業が、時代に合わないからと立ち消えになった。
それに代わる夢は無い。
この頃、Jの話は過去の楽しかったことばかりで、聞いてやるのが不愉快なことばかり。
つまり一緒にいて、何ら楽しいことが見いだせない。
私と子供たちの生活の中でも、別にJがいなきゃ困ることなんて無いし。

子供のころに読んだ「銭ゲバ」が、TVドラマ化されてて、今の時代にマッチングするらしい。
うちも貧乏で、当初の予定でいけば、いつかJと再婚して成り上がるのを夢見てる。
けど、今が貧乏なのは物質面であって、心まで貧乏じゃないと自負してるんだ。
教養面で豊かにいられること。
これは、より良い環境で健全に育ててくれた両親に、ほんと感謝してる。
それと・・やっぱりFさんと付き合ったことかなぁ。
Fさんはストイックなまでに、自分自身に枠を科していた。
ちゃんと大人しようとしていたもん。
私には、メチャメチャHだったけどね。
心から愛することに気づかせてくれたのは、Fさんが初めてだったし。
Jは、女性経験の数は多くても、心を交す恋愛ってしたことないんじゃないかって思う。
年上の女性に甘えることばかりだったから、いつまでもガキなんだろうね。
私が生活にいっぱいいっぱいの今じゃ、ペットみたいなJなんて飼う余裕無いから。
Jが、もう少し大人で気の廻る男性だったらね～～～★

昨日、前の職場から「健康診断の時の交通費をお返しします」という手紙が届いた。
５８０円同封。
も～～～すっごい幸せ♪
日々のすべてに　感謝しちゃったよ～～～～　

あとは勇気。。。

昨夜あんなに昏く落ち込んでしまったのは、お月さま前症候群だったのかも。
だって今日は、腰がだるい代わりに気分はすっきりしてる。
でもJには会いたくない。
この週末も会わないつもり。

今朝の雨は、久しぶりにしっかりした降りで、デイの送迎は大変だった。
特に車椅子のご利用者の送迎は、少しでも濡れないようにと神経を遣う。
ひとりで全部を対処しなくちゃいけないから、ご利用者は濡れなくても自分がずぶ濡れだったり。
ほんと我ながら、よくやってると思う。
お風呂介助だって、洋服の着脱から洗髪洗体、丸ごとお世話しちゃう。
トイレ介助も食事介助も、何だってお手伝いしちゃうよ。
デイでは、介助以外にも、楽しませるためにゲームをしたり体操をしたり。
話相手にもなったりするから、いろんな会話もできなきゃいけない。
毎日３０人近く相手して・・けどこの職場もだいぶ慣れてきたかな。
前ほど疲れなくなってきたかも。
正社員の生活にも慣れてきたとしたら、良かったな。
だから、バイトしようって気にもなれたのか・・・？

生活苦のために、近所にバイト先があるかどうか探し始めてる。
飲食店でもコンビニでも、何でもいいと思って。
デイの仕事に比べたら、例えば飲食店だったら、注文取って出来たの出すだけでしょ？
食事の前に嚥下体操したり、食事介助したりしなくて良いわけだし。
食べ終わったって、口腔ケアもしなくて良いんだもん。
面倒臭がるおご利用者を、洗面台に促してうがいさせたり入れ歯を洗ってさしあげたりはしなくて良いんだよね。
それに何より、気の利いた会話もしなくて良いわけで。
「そんなのかえって迷惑だよ」
って次男に言われちゃったし。
愛想のいいコンビニ店員も、気持ち悪いかな。
お客様が品物を探してるの先回りして「これですか？」なんてね。
デイじゃないんだから、そんな気の回し方はしなくていいの。
・・なぁんて妄想してると、ヘルパーならではのマニアックな笑いになってしまう。。。

仕事も疲れなくなってきたから、バイトするとしたら土日かなぁ。
土曜の夜と日曜の午後。
月に５万くらいは稼ぎたいし。
目ぼしい幾つかのバイト先候補はあるんだ。
履歴書を書けば、あとは応募するだけ。
そのあと一歩が踏み出せない。
バイトするより、実家のピアノ売ってお金にしようか・・とか、ラクな方法に逃げようとしている。
仕事を掛け持ちするよりラクな道もあるだろうにね。
・・あるのかな？
一時金なんて、すぐに無くなっちゃうの目に見えてる。
子供たちにかけるお金は、どれだけあっても不要なんてことは無いんだから。
やっぱりバイトするのがベストなんだ。

・・ってグチャグチャ言ってるけど。
わかってる。
あとは踏み出す勇気だけ。
まだまだ試されてるね　

静かな夜に

いつもなら、Jと子供たちと賑やかな夕飯を過ごしている。
でも、今夜は。。。
次男の風邪を口実に、しばらく来ない方が良いとJにメールした。
それでJは、長女の受験が終わるまで来ないことになってる。
現状を考えれば、会わない方が良いんだ。
今日は残業で遅くなってしまったけど、明日はバイト探しを始めようと思ってる。

・・今までの自分の行動を、客観的に見直すために始めたブログだけど。
つまり、私はJにとってどんな位置にいるのかなぁ・・って。
過去のいろんな女性の話を聞くたびに、自分のここにいる意味を考えてしまう。
そんなことを受け止めるために私はいるんじゃない。
どうしても、生活が上手くいかない原因を、去年の引っ越しでJと一緒に住むことができなかったことに求めてしまう。
全然　充実していない。
ここに来てから、心から楽しいと思ったことは一度も無い。
年下のJを頼った私がバカだったんだな。
結局　何一つ頼りにできない。
ふたりで作り上げているものなんて、何も無い。
Jのパートナーが私である必要は、何も無いわけだ。
ふたりの相性なんてどうでもいい。
だって、私は誰とでも合わせることができる。
初対面だって、前からの知り合いのように話すことできるし。
初めて会った男性は、だいたいそれで癒されると錯覚するの。
いつも相手は癒される。
けど、私は癒されることがない。
Jくらいは癒してくれるかと思ったけど、それは間違いだった。
いくらシンパパ状態で苦労してると本人は言っても、中身は高校生のままだもの。
私から見れば、何の進歩もない。
所詮はガキのままなんだ。
何か　つまんない。
今度こそ、私が付いていくに足る男性だと思ったのに。。。

人生すべて、ひとつとして意味のないことは無いと言うけど。
何故　こんな苦労してまでここにいるのかな。
たぶん・・・
死ぬ時になって、初めて答えが出るんだろう。
凡人は、それまで　ただ　やみ雲に悪あがきするのみ・・・　

悩んでる

家に持ち帰って作っていた楽譜が、出来上がった♪

音程に無理無い程度に弾き易く移調したり、歌集には何番までの歌詞が載ってるか記入したり、自分の歌伴の経験を生かして作ったつもりだ。
・・と言っても、今のデイでこの楽譜を使うのは、たぶん私だけだと思うが。
私が弾き易ければ、それで良いってことだね。
表紙をJのイラストで飾りたかったが、今のJは好きなイラストを描いている時間も無いほど忙しい。
今までストックしてあるイラストは、デイ・サービスの歌集には不似合いにPOPだし。
私がこのデイを辞めるまでには、描いてもらおうと思ってる。
この楽譜が、どれだけ活躍するかどうかはわからないけど。
でも、とりあえず私のいた足跡は残したからいいや。
少しは鍵盤楽器の良さを知ってね♪

生活費が、いよいよ切迫してる。
と言うのも、長女が持ってきた塾の費用。
今まではひとり親家庭ということで、料金が半額免除されていた。
そういう特典の塾だから、入会させたのだ。
じゃなければ高校受験を控えて、塾にも行かせられなかった。
ところが、この不況の折、ひとり親家庭と言えども、無条件で特典は与えられず。
来年度から、学校の成績が塾の一定の基準を満たさないと、半額免除の特典が得られないことになってしまった。
中の中くらいで入れる高校で構わないと思って、長女にはのんびり勉強させてたのに、これでは上位の成績を修めないと授業料が全額である。
どうしても成績が上がらなければ、塾を辞めて通信の高校受験講座に切り替えるか。
可哀想だけど、長女の成績にかかっている。

どちらにしても、このままでは貯金が底着くのは目前に迫ってる。
来月のお給料が入ったとしても、貯金無しでは、毎月ギリギリの生活しかできない。
方法を考えないと。。。

バイトするしか無いか。
実家にお金借りるような迷惑をかけたくないし。
ひと心地つくまで、死んだ気になって働くしかないかもしれない。
最初は、何とかやり過ごせるかと思ったけど、塾代を考えるとそうもいかない。
何の職種でどの時間帯だったら、本業にもJにも支障をきたさずにバイトできるだろうか。
知り合いで、子供抱えて掛け持ちの仕事してるシンママはふたりいる。
そのくらいの覚悟が無かったら、子供なんて引き取れないのかも。
中学・高校なんて、いちばんお金がかかるよね～～～★

Jにも、会いたくない。
泊まりに来れば、うちの実態が丸わかり。
ほんとカッコわるいよ。
１００年の恋も冷めちゃうんじゃないかな？？
最初は、結婚するんだし、カッコわるい私も知ってもらって良いかと思ったけど、あんな惨めな想いはたくさんだ。
どうせJのところは受験が佳境に入ったところ。
しばらくこっちに来ないで、受験に専念して・・とメールしてしまった。
返信はまだ無いけど。

新聞も今月で止めた。
あと・・Jが来る時のためにハイツの駐車場を借りてるんだけど。
それも月にすれば１週間くらいのことだから、いっそ解約したいと思ったりする。
でも、それを言えばJが悲しむだろうし・・・
ステージァを売っちゃうか。
今の私には、いらない物だ。
それとも実家に置いてあるピアノを売るか。
いつになく、いろいろ悩んでいる。
誰にも迷惑をかけないで、収入を増やすには、やはり私がバイトするのが良いのかもしれない。
早朝なら、どこにも支障をきたすことなく、バイト時間を作れるかな。
低血圧の私が、続くんだろうか？？？
あ～～～～
ぐちゃぐちゃ悩んでたってお金は増えない。
近所でバイトを探し始めるぞ！
決めた！！！

・・・と、叫んだところでJから返信。
受験に専念するって。
これで今月は会わないで済む。
それで壊れるような関係なら、元より再婚する意味も無い。
今は、子供たちとの現実が大事なの。
浅はかに横浜を離れた私の末路だね。
自業自得なんだ。

。。。Jの過去の女性にも悩まされてる。
この前、つい私も過去の男性話をしちゃったけど、言った私が後悔した。
Jは、自分の過去話して後悔しないんだろうか。
しないから、同じことを繰り返すのか。
ほんとにJと再婚していいのかな・・・？
去年、ここに引っ越した時に予定どおり一緒に住んでいたら、こんな立ち止まりはしなかっただろう。
こんな悩む展開にもなってなかったはず。
これでダメになるなら、それも運命だなぁ・・・　

誕生日♪

またまた寒い日になっちゃった☆

今日は長女の１４歳の誕生日♪
なんと北朝鮮の「将軍さま」金成日総書記の誕生日と一緒。
長女は、TVのニュースで金成日を見ると「あ～今年も誕生日だ」と思うらしい。
ヘンなの＊
今日は授業参観もありだったので、予め休みをとっていた。
久しぶりに長女とふたり、ゆっくりケーキを買いに行く。

長男・次男と続いた後の待望の女の子だから、私としては、いちばん可愛い。
長女が産まれなかったら、子供って訳わからない生き物なんだって思いながら子育てしていたかも。
女の子って、ほんと小さい時から感覚が私と一緒！
これは男の子だけ育てていたら、知らなかった発見かもしれない。
男の子って、なんでそんなことするの～～ってこと多々あるもん。
大きくなれば出かけっぱなしで、肝心なことを何も話してくれないし～～★
その点、女の子は小さい時から目線が一緒で、理解が早いの。
３人産んで、全員　男の子だったら仕方がないと思って臨んだ３人目だから、長女が産まれた時は、ほんと嬉しかったなぁ。

子供には、私なりのこだわりがあった。
結婚１年目は夫婦ふたりで遊んで、翌年あたりにひとりめの子供・・しかも男の子！みたいな計画を、勝手にたてていた。
元夫は、特に結婚生活にこだわりは無いし、家のことは妻が仕切るのだという考えの持ち主だったので、とてもやり易かった。
楽しい新婚時代を過ぎ、さて子作り・・となった時に、自分が不妊症だということがわかった。
基礎体温が、綺麗な２層にならないのだ。
高温期がまったく無い★
そんなこんなで様子を視ているうちに、あっという間に半年が過ぎてしまった。
このままでは、私の結婚生活の予定が狂ってしまう。

親戚の叔母さんの紹介で行った婦人科。
そこで処方されたのが、漢方薬。
症状に合わせて、２種類くらいを組み合わせて、しばらく朝昼晩の食前に服むことになった。
しかし、すぐには基礎体温に反映されない。
元夫も協力してくれて、プールに通ったり寒くならないように気遣ってくれたり。
けど、何だかんだで瞬く間に半年が過ぎてしまった。
「子供がいなくたっていいよ。
　その分、ふたりで遊んで暮らせるし。」
元夫がそんな言葉をかけて、慰めてくれる。
私も、そんな人生でも良いか・・・と思った矢先に、長男を妊娠した。
漢方薬の効果は、緩やかでも確実に効いてたのかも。

無事に長男を出産した私のベッドで、見舞いにきた元姑は最後にこう言った。
「男の子も良いけど、女の子は良いわよ。
　話し相手になるしね。」
元夫は妹とふたり兄妹だった。
元姑の口害は、その時に始まったことじゃない。
それまでも、私以外にいろんな人が被害に遭っている。
けど、そうとわかっていて何か不愉快。　悔しかった。
それで産んだふたり目は次男だし。
その時も、元姑はこんなことを言った。
「今って子供３人が流行っているのよね。
　３人はいても良いわよね。」
ほんとに勝手なことを言いっぱなしな元姑。
まぁ、元より女の子は欲しかったし、それで３人目トライとなった。
後日談を言えば、３人目を妊娠した時
「え！？　またできたの？」
的なことを言われたんだよね。
ほんと元姑の口には、苦労したなぁ。
今じゃ、もう関係ないけどね。
元夫も元義妹も離婚して、今はひとりも孫が残らなかったなんて。
口は災いのもと。。。

末っ子の長女が成人に達するまで、元夫から養育費が振り込まれるはずだった。
それなのに、１４歳になる前に滞ってしまった。
今月は４万何某しかないお給料で、いよいよ食生活にもセーブしていかないと。
週末は、有りものだけで作ったカレー。
Jが買い物代カンパしてくれようとしたのを断った。
そしたら次男にお金渡して
「これでアイス買ってきてよ。
　他にも買いたいの買ってきていいから。」って言う。
それ聞いてたら、なんか惨めで涙が出た。
施しなんていらないし。
自分で決めた生活なんだから、イモ無しカレーだって何だって良いの。
お肉さえ入ってりゃ、子供たちは文句無いし。
子供たちだって、私の気持ちをわかってくれるもん。
いつか、この貧乏暮らしも笑い話になる時が来るように、何とか今を乗り切るんだから。

長女の誕生日。
今年のケーキは、人数分のショートケーキ。
「ホールのほうが誕生日って気分なのにね。」
うん、ごめんね。
「何でよりによって私の誕生日の月なのよ。」
だよね～～★
「で、誕プレは来月になるの？」
・・・予定ではそのつもりなんだけどね～～～★★
いろいろはっきり言う長女だけど、私の現状をいちばん理解して協力してくれている。
やっぱり女の子がいて良かったかな。
こんなお誕生日もあったね・・って笑えるようにするからね。
ママより心をこめて　Happy　Birthday　to　You．　

Valentine Day

春一番が吹きまくり。
今日はものすごくアツ～イ１日だった。

・・と言っても、私がアツイのは気温だけ。
今日は日中はお仕事。
夜も、ひとり淋しいバレンタインデイだし。
Jはそういう記念日に重きを置いてないんだよね。
言えば会えるんだろうけど、何か私もどっちでもいいや・・みたいな。
お金が無いから、イベントするにも熱が入らない。
職場の何人かの女性はチョコの差し入れ。
中にはチョコレートケーキを作ってきてくれた人も♪
私も前はパウンドケーキを作ったりしたけど、今はそんな余力は無い。
とにかく次のお給料日まで、無事に生き延びないと。
Jのとこも長女の大学が、私立か国立かでその後の納入金額が全然違うからね。
ふたり共、今月はけっこうシビアなの★

忘れられないバレンタインデイと言えば。。。
ドイツでのW杯があった年だから、今から３年前になるか。
当時付き合ってたFさんは、大のサッカー好き。
既婚のFさんだから、どうせ手作りチョコなんて家族からもらえるんだし、私は毎年めちゃめちゃ豪華なブランドチョコを渡していた。
Fさんは、いつもとても喜んで食べてくれて、箱まで大事にしてくれた。
それで、私もいつも外装も考えて選んでたんだけど。
その年は、デパートで目新しいブランドのチョコを見つけてこようかと思ってた。
横浜駅に出れば、西口も東口もチョコ選び放題だし。
Fさんと会う日も決まり、当時してた夜勤も休みをとって、チョコも買って。
ランジェリーもバレンタインデイにふさわしく、ピンクのレースに網タイツとか、Fさんの喜びそうな服も選んで、万全のつもりだった。

ところが。。。
デートの２日前くらいだったか。
朝のTVで、某外国チョコブランドメーカーがW杯限定のサッカーボール型チョコを発売してると言う。
サッカー好きな彼氏を持つ女性に飛ぶように売れてるらしい。
え～～～～そんなのあったの～～～！？！？！？
今年、このチョコをあげなかったら、サッカー好きなFさんの彼女とは言えないだろう。
何としても、手に入れるしかない。
私の中でヘンなスイッチが入ってしまった。
こうなると、私って大変なの☆

お店のHPで調べたら、ネット通販は全て売り切れ。
あ～遅かりし。
今度は、そのお店の場所を検索する。
横浜に支店があれば、すぐ買いに行くつもりだった。
ところが・・販売場所がいちばん近くて渋谷である。
むむ。渋谷くらいなら東急線ですぐ行けなくは無い。
ただ行って帰ってこれる時間がとれる日は、デート当日しかないや。
いつもFさんとのデートの待ち合わせ時間は、夜８時４０分。
充分間に合う♪

しかし考えが甘かった。
まだバレンタインデイ前だし、お昼くらいにつけば大丈夫かと思って行ったのだが。
当日、渋谷の出店先はその商品だけ　売り切れだった。
「今日はもう入荷されないんですか？」
お店の女の子に訊くと
「今　本店に注文したところですが、早くても４時過ぎとの話で。」
「４時過ぎには絶対入荷しますか？」
「ん～～何とも言えないですが、とりあえず早くても４時と言われてますので。」
何とか４時まで時間を潰すしかない。
４時まで待っても、急いで帰ればデートの時間には間に合う。
どこかわからない本店に行って道に迷っても困るし。

偶然、友達が渋谷にいて、一緒に時間潰しをしてくれたおかげで、何とか４時まで粘ることができた。
そして４時何分か過ぎたあたりで、またまたお店に直行。
しかし、まだ商品は届いてない。
お店の女の子に訊くと、やはりさっきと同じ答え。
あ～～～～もう待てない。
「すみません、本店はどちらにあるんですか？」
「青山です。
　こちらの名刺に地図がありますので、どうぞお持ちください。」
その名刺を受取って焦ってる頭で、本店の地図を見る。
青山なんて滅多に行かないから、よく知らないよ～～～
どうしよう・・と思ってふと。
ありゃ、ここってブルーノート行く時に途中で見るチョコレート屋さんじゃん。
え？うそ～～あそこでいいの？
なら、場所すぐわかるじゃん♪
何だよ～～～～～♪♪
念のため本店にTelして在庫のあることを確認。
先方から聞こえた「ありますよ。」の一言が、私を天にも昇らせた♪

その夜のデートは、もう思い残すことないくらい。
あれだけ手に入れるために必死だったのに、Fさんの前では何ともない涼しやかな顔でチョコを渡したの。
もちろんFさんは大喜び♪
あんな幸せなバレンタインデイは初めてだったなぁ。
恋の力ってすごいかも。

去年の私も・・・
Jと一緒に暮らせると思ったから、ものすごいパワーで離婚・受験・卒業・引っ越し・転校・進学ってこなしてきたよ。
まだまだ恋の力は衰えてなかったってこと。
去年はJと一緒に住むことを信じてたから。
Fさんとの再会をふってまで、Jと歩く人生を選んだのだけど。
それなのに、こんな淋しいバレンタイン。。。
来年もこんなだったら、迷いなくぶっ飛ばしてやるぅぅぅ～～～