夢の途中

シングルになって夢を実現させるために日々奮闘中。。。かな♪

3連休・・ではない☆

2012年11月23日 18時50分24秒 | Weblog
勤労感謝の日は、冷たい雨が降ったりやんだり。
ちょっと風邪気味で咽喉が痛い。
いつまでたっても体調が戻らないような・・・

私の勤務するデイケァは、日祝日がお休みなので、取りようにとっては3連休できるのだが。
今回は3連休・・ではない!
スタッフみんながみんな土曜休みを取ると、当然人員不足で業務が成り立たない。
常勤である手前、3連休はパートさんに譲ることになる。
デイケァでの私の立場も、中堅どころに治まってきて、年齢的にも『美月さんに任せとけば安心』な位置づけになってきた。
いや、私だってミスが無いわけじゃないし、日々の情報はどんどん更新されていくし、全然安心じゃないんだよ。
ただかれこれ3年近くになるので、大体の事は把握できてきた事と、私は何を訊かれても親切丁寧に答えるから、それがお局さんたちに訊くより怖くないってことみたい。
単なる<年の功>なのにね。
重要な業務はお局さんたちが引き受けてくれるので、私としては中堅どころが一番居心地が良いように思う。
前のデイでは、キャリァも無いのにリーダーなんかやらされちゃってたから、ほんと荷が重かった。
今は介護福祉士も取得したし、やっと中身が伴ってきた感じ。

それに・・
やっぱり今までの音楽教室講師の仕事が、このデイケァでも活かされているように思う。
何も鍵盤楽器を弾くだけが音楽教室講師では無い。
子供たちを30~45分間レッスンに集中させておく指導力も求められるわけで、それが何とデイケァでのフロアやリハビリ業務に応用できるのだ。
介護でもいろいろな業務がある。
私が通所施設の仕事を選んだのは、自分の性格からして間違いなかったのかも。

だからこそ、今の職場で定年を迎えようかなって気になっている。
日祝日休みの通所施設ってなかなか無いし、管理もしっかりいているからお給料も安定しているしね。
私の人生もやっと落ち着いてきたのかな。。。

先日のドラマ『結婚しない』で、○年後の自分が想像できないって台詞があったけど。
確かに結婚前の20代では、来年の自分もどうなっているか想像できなかったかもしれない。
結婚しているのか、子供はいるのか、自分は何をしているのか。
私の子供たちが、まさにその年代だろうと思う。
長男は転職を考えているし、次男は就活中、末っ子長女は大学進学を決めたばかり。
子供たちが安心して船出するためにも、私はより安定してなきゃいけない。

本来なら、夫婦揃って子供たちの後押しできるのがベストなんだろう。
Jのウソに振り回されていた時の私なら、こんな安定した気持ちでいられなかった。
ほんと間に合って良かったと思う。
仕事にしても、Jとの関係にしても。

11月22日は<いい夫婦の日>って今年もTVで流れてた。
Jと私は夫婦じゃないから関係ないけど、こうして約5年半も付き合っているってことは、良きパートナーって考えて良いのかも。
例えば、飲み会の帰りに迎えに来てもらったり、一緒にイベントするためにお店を予約したり。
私はJを彼氏扱いしてコキ使ってる?けど、Jはどうなんだろうな。
心の隙間を埋めてくれるだけの存在ってだけじゃなく、これからは私と人生を楽しんでいきたいって思って欲しいな。
誰にだって老後はある。
だけど人生は繋がっているわけだし、どんな老後になるかは心がけ次第なのかと思ったり。
Jがどんな心がけの人か、いつか答えは出る。
自分の意思で私のところに来る限りは、信じてみようと思ってる。

今は、とにかく私が安定した生活を送る事。
勤労できることに感謝。。。 
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☆思い立ったが紅葉☆

2012年11月19日 22時39分33秒 | Weblog
先週は体調が最悪だった。
お月さまの真っ最中ってこともあったのだけど、それにしても薬が効かないくらい頭痛がひどくて。
すっごく心細くて寂しかった。

なのに、Jのほうでも仕事上のトラブルが発生。
この週末、すぐには会えなかった。

「急に仕事が入ったので、終わり次第すぐにそっちに行くから。」
Jからそんなメールを受け取ったが、寂しさの募る心情では<物わかりのいい女>になれなかった。
「仕事が終わったら早く来てね。
 ただ待ってると苛々するから、子供たちの用事を済ませてるね。」
高血圧症で服薬しているJに、そんなストレスは禁物なんだけど。
でも、物わかりのいい女を気取ったところで、辛くなるのは必至だもの。
相手に自分の本心も伝わらないし、物わかりのいい女なんて美徳でも何でもない。
もちろん相手との相性もあると思うが、とりあえずJは、私の気持ちに対して誠実に対応してくれた。

「今、仕事が終わったよ。」
そんなTelが入る。
「急いで行くから、5時までには着くよ。
 もう少しだから待っててね。」

ご機嫌伺いしてもらうだけで、何でこんなに嬉しくなっちゃうんだろ。
さっきまであんなに苛々していたのに。
ほんと我ながら単純だと思う。

52才のBirthdayはお月さまの始まりかけだった。
いつまでも閉経しないのは、まだ女性ホルモンが足りているおかげなのか。
だけど、その分お月さまによる気持ちの浮き沈みも変わらずだ。
PMSは出るし、攻撃的にはなるし、女だなぁ~~~☆って思ってしまう。

冷たい雨の中、急いで来てくれたJに、ごま豆乳鍋をふるまう。
ほかほか心まで温かくなって、苛ついていた気持ちも和んできた。
「ごめんね。
 なんか苛々しちゃうんだよね。
 だったらいっそ閉経しちゃったほうが良いのかな。」
「美月はお月さまずっと無くならないよ。
 だけどあんまり怒らないでね。」
「わかんない、Jにヤツ当たっちゃうかもしれない。」
「俺って、ヤツ当たりし易いの?」
「ん~~~~ そうかも♪」
「お手柔らかにしてくれよ。」
そんなの、その時じゃないとわからないよね。
だけど、Jがずっと一緒に居てくれたら、逆にこんな苛々しないんじゃないかって思ったり。

私にトラブルが起きる。
Jに癒されたい時に、Jにもトラブルが起きてしまったら。

元夫とは、それで決裂した。
互いの心が離れ過ぎて、一緒に乗り越える事が出来なかった。
ではJとはどうだろう?
普段は別々、週末だけの接点なのに、お互いのトラブルを癒し合い支え合っていけるのだろうか?

「俺たちは初婚じゃないだけに、どうすれば互いの心が離れないでいられるかってノウハウを知っているんだよ。
 だから何も心配はいらない。」

まぁ、同じ事を繰り返すようでは学習能力が疑われる。
Jの優しさに甘え過ぎないように、私も気をつけなきゃ。

翌日が検定試験だという前夜。
深夜にふと目覚めると、受験生の次男がいない。
コンビニかどこかで、そのうち戻ってくるだろうともうひと眠りしたが、うとうとしてまた目が覚めてしまった。
時計を見ると3時半。
検定試験は9時から開始のはず。
次男はまだ帰っていない。
心配のあまり眠れなくなってしまった★

「どうしたの?」
Jも目を覚ます。
事情を話すと、Jも一緒に眠れなくなってしまった。
「もしかして夜勤のバイトの連絡が来て、断りきれなくて行ったのかな?
 次男はヒトが良いから。」
「有りうるな。
 それだと朝まで帰ってこないだろう。
 下手すると検定試験、また落ちたりして・・」
「え~~~~☆」
最悪の想像をして、Jとふたり落ち込んでいるところに、次男が帰ってきた。

「あれ? どうしたの?」
「どうしたの?って、メールの返信もなくてどこ行ってたのよ?」
「あぁ、友達と映画行ってた。」
「映画!? 明日は検定試験なのに?」
「大丈夫だよ、俺 昼間寝てたし・・・」

いや、そうじゃなくて・・と言いかけて、力が抜けた。

「あれ? もしかして俺の事で起きてたの?」

能天気な次男の言葉に、Jとふたりであきれ果て・・・
それから検定試験の勉強を始めた次男を横目に、Jが囁いた。
「眠れなくなっちゃったから、出かけようか?」

夜明け前に、私たちはもう山一面紅葉の中に居た。
日の出とともに、木々の色づきに光が射す。
知る人ぞ知る絶景ポイント。
「誰かを連れてきたのは初めてだよ。」
なんて言葉で喜ばせてくれたり。
だけど日の出時間の山頂は、スカートで出てきた身には寒くて寒くて。
せっかくの絶景もそこそこに、クルマの中に逃げ込んだ私。
Jが気を悪くするかと思いきや、何とトランクからファーの毛布を出してくれたのだった。
「優しい~~~♪」
超カンゲキ☆これはポイント高いね (*^_^*)

Jと紅葉を見るのも何度めだろう。
だけど毎年新たな感動を覚える。
去年、あの大ケンカで別れたままだったら、今年のこの紅葉は無かっただろう。
まだまだJのポケットには、私の知らない宝物がいっぱい入っているように思わせられる。

大自然から一転、街中のアウトレットに立ち寄れたのは、Jが近道をよく知っていたからか。
おもむろにレイバンのサングラスを取りだす。
「こういうところでサングラスかけると、ちょっと芸能人ぽいだろ?」
んなわけないじゃん、と思いながらも、何かそれっぽく見えてきちゃうから不思議だ。

実年齢を振り返れば、押しも押されぬ50代、自分でもびっくりするくらいの年だけど。
気持ちは20代。
だってこれから新婚さんになろうとしているんだもの。
まだまだ人生を謳歌できることに感謝。。。 
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*Happy Birthday to Me*

2012年11月11日 18時43分18秒 | Weblog
ついに52才になってしまった・・・☆

立冬も過ぎ、一段と寒さが増す今日この頃。
末っ子長女の大学合格や次男のMOS4資格取得など、朗報が相次いだ。
次のステップへ踏み出す、そんな確実な予感がしてくる。

穏やかな秋晴れの週末。
Jと一緒に市内観光っぽいデートをする。
すっかり市バスがお気に入りのJと、いろんな系統を使って有名商店街巡りをしてみた。
最初に行った商店街では、古着屋でGジャンを購入。
某ブランドのレプリカだけど、レアなデザインで2000円は安いかも。
それとJのちょっと和風なトランクスも。
次の商店街では、私のフリースを購入。
そして最後の商店街で、本命のBirthdayスィーツ。
思い出のアメリカンダイニングで、ポップなカラーのバナナパフェを満喫。

♪し・あ・わ・せ♪

実は、その前夜。
Jのちょっとした言葉から、私の不満が噴出してた。
だって、Jの生活の主軸はどうしたって<私と>じゃないし。
18年間妻と別居中とは言え、Jが既婚である事には変わらない。
この1年間はずっと気にしないできたが、Jがふと漏らした言葉に過敏に反応してしまった。

「俺がどんなに頑張って子育てやおばあちゃんの面倒みてたって、相方は手伝ってくれないんだから。」

そんな愚痴、聞いても仕方がない。
文句があるなら妻に言えば?ってカンジ。
一緒にお風呂に入って、髪を染めてもらってる途中だったんだけど、髪の毛終わったらさっさと出てきちゃった。
ちょうどお月さまも始まりかけてて、感情を抑えきれなかったのかもしれない。

それにね。

ドラマ「結婚しない」の前回で、春子が元不倫相手の家族と、レストランで偶然一緒になっちゃうシーンがあって。
気付かれないうちに退席した春子を、何と元不倫相手の妻が追いかけてくるわけ。
それでひと言。
「主人が公私共にお世話になってます。」
みたいな台詞。
なんかサイテー★

私には当てはまらない事かもしれないけど、急に元カレFさんとの事とか、Jとの将来とか、いろいろ考えちゃってたんだよね。
結婚につながる恋か否か?とか、その年代にすべき恋愛はどうだとか、それも考えちゃったりして。
私がしたい恋愛って、結婚につながる恋のはずだったよな~って思って。
だから微妙にモヤモヤしてる所に、Jのその言動でしょ?
もうイヤになっちゃった。

寝室に行っても、背中向けて寝た。
そしたらJがくっついてきて
「俺に不満があるなら、言ってくれよ。」
と言い出した。
・・そんなの、今に始まった事じゃないから。
ずっと我慢して、気にしないようにしてきたのに。
私が返事に詰まっていると
「俺が週末、ここに来る事は迷惑か?」
と訊いてくるから、もう抑えきれなくて
「来るのは良いけど、帰るのがイヤなの!」
と言ってしまった。

「それが美月の不満なんだね。
 ごめんね。」
「謝らないでよ。
 だってもう少しの辛抱なんでしょ?」
「そうだよ。」
「だったら早く帰らないようになってよ。」
「時期がきたら、ちゃんとそうなるから。」
「逆だったらどんな気持ちがする?
 私がダンナと別居中でも籍は夫婦で、ずっとダンナの母親を世話してて、ダンナが協力してくれないのよ~なんて言ったらさ。」
「イヤだよ。」
「そうでしょ。
 もう少しの辛抱だって言うから、気にしないようにしてるんだからね。」
「わかってるよ。
 もう少しだから待っててくれよ。」
「だから待ってるでしょ!」

この話になると、いつも堂々巡り。
ムカついてそのまま寝てしまった。
・・そして、翌朝・・
言いたい事言ってすっきりしたせいか、朝おっぱいしてきたJを拒めず、そのまま仲直りしちゃったんだけどね。

あぁ、52才になっても中身は大人になりきれず。。。 (^_^;)

Jが一途なのは、Jの持ち物に対する愛着度を見ても計り知れる。
ピアスにしても洋服にしても、気に入ったものをひとつ、ずっと使い続けるタイプだ。
去年のケンカを機になし崩し的に別れる事だってできたのに、あえて火中に飛び込んできたんだから。
そこは信じても良いのかと思ったりする。
ただ・・・
あとはタイミングが合うかどうか。

末っ子長女のスーツを買いに行く。
子供たちの成長を見るのは、親としての喜び。
だけどそれだけじゃ寂しくて。

いつでもひとりになる覚悟はできてるはずだったんだけどね。
やっぱり寂しい。
そんな52才。
Happy Birthday to Me。。。 


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前進か。。。

2012年11月07日 14時13分06秒 | Weblog
雨の後の秋晴れの空。

アメリカ大統領選挙の開票速報が注目だ。
今のところオバマ優勢みたいだけど、どちらが勝利するか。
4年前のオバマ氏は<Change>を掲げていたが、今回は<Foward>だそうだ。
日本でも、元都知事の辞職もあり、変革の動きか?

子供たちが言うところによれば、私は我が家の<独裁者>なんだそうだ。
私の決断は有無を言わさず、何事にも従う。
Jとの生活ができると信じて田舎に引っ越した時も、子供たちに有無を言わせなかった。
・・その事については、今でも子供たちにネチネチと嫌味を言われる。
次男はまぁそれなりだと言ってくれる時もあるが、末っ子長女は田舎生活の2年間を<暗黒時代>と呼んでいる。
振り返れば、最初の1年は遅刻も多く部屋に引きこもり気味で、末っ子長女のなりの反抗期だったようだ。

「だけど、そこの中学に行ったから今の高校に受かったんじゃないの?」
「まぁね。
 あのまま地元の中学だったら、私立には行かなかったかも。」
「今の高校に入れたから、こうして併設大学に進学もできたんでしょ?」
「それは私が頑張ったから!」

そう、末っ子長女が大学に合格した。
しかも成績優秀者として入学時納入金の一部が免除になるというサプライズ付き♪
とにかくこの1年、末っ子長女は頑張ったもの。
今でも英検2級目指して気を抜いてないし。
ほんとに長男・次男の分まで親孝行か☆ってカンジ。
申し込んでおいた教育ローンも、だいぶ余裕が出る。
しかし、今後は教科書代やら入学式のスーツ代やらで、何かとお金がかかるのは必至。
借りたお金だって、私のお給料だけで返済をしていくわけだから、余裕を持ったやり繰りにしないと。
お金のことはね。
なるべく子供たちに負担にならないように、何とかやっていきたいと思っている。
結構ドンブリ勘定なんだけどね。
ま、いつも何とかなってるから、何とかなるよ。
行き詰まりそうでも、行き詰まらない。
あんまりケチケチするの苦手なんだ。
入ったお金はみんなに還元するのが私のモットー。
だから<独裁者>でも、こうして反発されずに何とかやってられるのかも。

最近、Jは子供たちに人気が薄い。
お財布事件とか子供たちの進路に口出し過ぎたりとか、いろいろ摩擦はあったしね。
子供たちとJとの仲も、私とほとんど変わらずもう5年経つし。
良い時ばかりじゃなくて当たり前。
これが再婚して家族になっちゃってるなら許せる事も、今の週末婚な関係では、感情のやり場をどこに持っていけば良いのか。
Jの娘たちと姑の処遇を解決するまでは、ずっとこの中途半端なままなんだと思う。

人生の<踊り場>を楽しむのも、<前進>させるのも自分次第だ。
私の1年は無駄にできても、子供たちの1年を無駄にするわけにはいかない。
若い時の時間は貴重だ。
50才を越えればわかる。
若いうちにやっておきたい事は山程ある。
20代が勝負だと言っても良いかも。
若いうちに人生の基盤を作っておけば、老後は悠々自適。
どこかの成功した実業家も言ってたけど、年とってお金が無いのが一番つまんない。
私も定年までまだ時間はあるし、精一杯稼いで、子育てが終わったら悠々自適を楽しもうと思う。
それまでは子供たちと一緒に前進する。

Jのことは、また別問題なんだ。
一緒に歩こうとすると苦しくなる。
Jは頼りにされたいみたいだが、今の状況でJに頼るなんて、私の方がやり切れない。
リフォームやヘァカラーしてもらうような、その場限りで頼れる事をお願いした方が良いと学習した。
最近は高血圧症だし、なんかちょっとお願いしづらいけどね。

私たちふたりには問題が無くても、子供たちが入ればいろいろ問題も生じるようになる。
ほんとの家族になるには、健やかなる時も病める時も、ひたすら一緒に居る事かな。
だって、それが家族だし。
そのためには、私が<正しき独裁者>じゃないとなぁ。
元夫ができなかったこと、私が家族を束ねていく。

まだまだひとりで頑張らないと。。。 
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6度目のBirthdayは。。。

2012年11月04日 16時45分38秒 | Weblog
秋晴れお天気の週末。

末っ子長女の高校最後の文化祭に行ってきた。
近年は進学校として力を注いでいる私立の女子校。
華やかなマーティングバンドのライブは、今まで以上に圧巻だった。
高校最後・・というセンティメンタルのせいか。
ここまで来るのに、ほんといろいろな出来事があった。
みんなに助けられて、末っ子長女も大学進学を目指すところまでこぎ着けた。
来週、その合否がわかる。
いよいよだなぁ。。。

11月は、Jと私のBirthday月。
知り合って6度目となる今年は、私の隠れ家的フレンチ料理のお店でお祝いすることにした。
そのお店との付き合いは25年近い長さになるか。
元々親友が見つけてきたお店で、シェフの料理へのこだわりとマダムの人柄が相まって、この上ない極上のひと時を味わせてくれる。
親友宅近くの住宅街にあり、10年前に元カレFさんとクリスマスディナーをして以来、足が遠のいていた。
もっとも、この10年は生活も不安定で、優雅にフレンチなんて思えるようになれたのは最近なんだと思う。
前々からJを連れて行ったら絶対に気にいるとわかっていたが、やっとその機会を得たようだ。
それを私からJへのBirthdayプレゼントにするつもり。
それにしてもマダム、私の事覚えてくれているかな・・・?

そして当日。
オードブルはシェフ手作りの天然サーモンのスモークから始まった。
いつものようにマダムがシェフのこだわりを説明してくれる。
今年は天然の鮭が遡上する時期が遅くて、やっと手に入ったとのこと。
肉厚で良い塩梅で、これを食べたらスーパーのスモークサーモンじゃ物足りなくなるくらい。
付け合わせの蕎麦粉の手作りパンケーキと一緒に食べると、これまた絶妙♪
続いて栗のスープ。
どれだけ栗に手間暇かけたんだろうと思うくらい、渋みの無い栗の甘みと濃厚な味わい。
一緒にボンジュールのフランスパンと、付け合わせのバターが最高。
ランチコースのメインは魚。
冬場は魚料理が美味しくなる季節だからとのJの提案。
ヒラメを焼いて、季節の野菜とビネガー&バターソースを合わせる。
その焼き加減たるや、噛んだ時の外はカリッと中身はジュワッ☆
これが<魚を焼く>を極めるって事なんだと驚嘆した。
デザートはマロンケーキにアールグレイの紅茶アイス添え。
Birthdayという事で、キャンドルのサービスに加え、何とマダム自らバースディソングを歌ってくれた。
3人で♪Happy Birthday to You~~♪と合唱した後、マダムの提案でふたり願い事をした後、キャンドルの炎を吹き消した。
「おめでとう~~~~~♪」
Jもご満悦で、心から幸せを満喫できたフレンチバースディだった。

実は、マダムは私のことを覚えていなかった。
親友の名前を言えばすぐに思い出しただろうけど、私もあえて口には出さず。
何故って、10年前とは言え前回来た時は元カレFさんと一緒だったし、元夫もここに連れてきた事あるし、何かキマズイ☆ (~_~;)
だけど、私を思い出さなくてもこれだけの至れり尽くせり。
ほんと嬉しかったなぁ♪

Jからのバースディプレゼントは恒例のピアス。
今年はタンザナイトとパールを組み合わせた可愛いデザインだった。
それとバッグ。
6度目の今年も、こうして仲良く過ごせて良かったと思う。

ふたりお茶して、いつものようにおしゃべりしていた時。

「もうすぐ美月の誕生日なんだけど・・・
 何年か前、俺は美月の怒りを買った事があって。
 あろう事か美月の誕生日に<おめでとう>を言い忘れたんだよね。
 前の日まで覚えていたんだけど、何でかその日の朝になったら抜けちゃってさ。
 美月はものすごく怒ってね~~★」

あぁ、覚えてる。
一昨年かその前かな・・朝のおはようメールで言ってこなくて、次のメールを読んでもひと言も無くて。
怒り心頭に発してキレたんだ。
大好きな彼女の生まれた大事な日を忘れるなんて、言語道断!
ほんとフザけんなって感じ。

「単純に抜けちゃっただけなんだけど、美月はずっと許してくれなくて。
 あぁ、この人はそういう事を大事にする人なんだって学習したよ。
 もちろん逆だったらって思うと、美月の気持ちわかるよ。」
「Jも逆だったら怒る?」
「いや、俺はもし言ってくれなかったら自分から<今日お誕生日なんだ~♪>って言うよ。」
「私は絶対に忘れないけどね。
 だって大事な恋人の生まれた日だよ。
 その日に生まれなかったら出会えなかったんだから。
 今まで彼女と祝った事なかったの?」
「・・無いね、お互いに当日いなかったし。
 だけど美月の誕生日は2度と忘れないって心に刻んだよ。
 それだけ美月は心を大事にする人なんだよね。」
「まぁそりゃ・・・」
「その前までは、美月の誕生日はバラ色の素敵な日だった。
 だけどその年を境に、俺は、美月の誕生日が近付くにつれ、動悸がしてくるって言うか、トラウマになってるって言うか。」
「え~~~~~★ そうなの!?」
「今は離れてるからあのくらいで済んだけど、一緒になった後で、朝目が覚めて一番で<おめでとう>言わなかったら、美月がどれだけ怒るか、怖くて怖くて★」

ムカつく~~~☆
そんなふうに思ってたなんて!
もっとも今年の私のBirthdayは、ちょうどJが一緒の週末だ。
そこまで言うなら、朝一番で<おめでとう>言ってよね。
言わなかったらブッ飛ばす~~~~!!

J 49才。
私はもうすぐ52才。
毎週末愛し合えることを幸せに思う。
人として尊重し合い、男と女として愛し合う。
これからもずっと、こんなふうに一緒に居られたら良いな。

キャンドルに懸けた願い。
どうか叶いますように。
Happy Birthday to J 





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