夢の途中

シングルになって夢を実現させるために日々奮闘中。。。かな♪

★プレッシャー★

2013年05月24日 15時06分50秒 | Weblog
7月上旬の気温だそうだ。
日中の外出するには、日傘が必要なくらい。
紫外線には、一段と注意しなくちゃね。

待ちに待ったお給料日♪
今回は処遇改善手当も支給されたので、家計がやっと落ち着いた。
贅沢はできないけど、子供たちの必要経費を捻出することができる♪
長男がメンタルケァ心理士の資格取得するので、その講座費用。
末っ子長女も電子辞書を欲しがっていた。
私も、足に負荷のかからないウォーキングシューズが欲しい。
それとカード決済の支払いも、残高を気にしなくて済むようになるし。

お金の事は、ほんと何だかな~~~~★ってカンジ。
末っ子長女が大学卒業するまでは、お金の苦労がつきまとってくるだろうな。
もうちょっとなんだけど。

そんな折りにデイケァの閉鎖も有りみたいな話が職場で出てきて、不安高まるよね。
身体だって、高血圧の数値が出たり閉経徴候があったり、不安定じゃん。
Jは、私の状況をわかってるくせに<専業主夫>になりたいとか言うから、私の神経を逆なでしちゃうんだと思う。
しかもJは資格マニアだから、宝の持ち腐れ的な資格が山ほどある。
自衛隊除隊後にすぐその職に就いていたら、今ごろ左団扇だよ。
当時、私が彼女だったら絶対に有意義な就職をさせてたのに・・・!って思うくらい。
・・ま・過ぎてしまった事は仕方が無い。

そんなこんなですっきりしなかった私だが、やはりJも同じ気持ちだったようだ。
今朝<おはようメール>をやり取りした後に、JからTelが来た。
「また俺が美月の機嫌を損ねちゃったんだろうから、謝るよ。」
開口一番にJはそう言った。
「だけど、だからって究極の選択するような言葉は言って欲しくなかったな。
 俺は<他を探せ>なんて、絶対に言わない。
 そんな軽い付き合いじゃないんだから。」
「私の不安定な状況を知りながらしつこく<専業主夫>になりたいって言われたら、すごく負荷かかるよね。
 もしか転職しなきゃいけないかもって時に収入のプレッシャーかけられたら、Jの優先順位ってどうなの?って思うよ。
 私よりもっと稼ぎの良い人が良いならそうしてってなるじゃない。」
「お金が良いなら、美月と付き合うわけ無いだろ?
 美月が好きだからずっと一緒にいたんだ。
 それで言うなら、美月だって俺みたいなケチより毎回ご馳走してくれる男性のほうが良いんじゃないか?」
「そうだったら、それこそとっくに別れてるわよ。」
なんて、朝から不毛な会話。
だけどずっとモヤモヤしてたから、話ができてちょうど良かった。
ケンカするつもりは無いから言葉には気を付けたが、概ね言いたい事は言ったように思う。
後はJがどう思うか。

1度別れてるから、強気っちゃ強気かも。
だって、もうひとりでも良いもん。
なんか疲れちゃってさ。

私には儲けるなんて欲は無い。
一攫千金とか夢見ないし、出世してお金持ちになりたいとも思わない。
もともと商社マンの元夫の庇護の下、音楽教室講師を続けていければ離婚なんてしなかった。
子供たちを育てるのに必要なお金があれば良いの。
ましてJを養うなんて、やめて~~~~! 無理無理。
私は大人同士の再婚がしたい。
誰かに寄りかかるような結婚なら、ひとりでいた方がまし。
互いに支え合う事は、寄りかかる事では無い。
自分の甘えを押し付けるにも、わきまえた上での事だ。
その認識を踏まえて欲しい。

・・なんて事もさ、再婚が現実になったら検討すれば良いんじゃないかな。
こんな足元も固まっていないうちに、何だかんだと言う事じゃない。
Jも身軽になったら言えっての☆

気分転換に髪を切ってきた。
今夜は、久しぶりに元デイの同僚たちとお食事会だ。
長男の就活の為にも、ケアプラザの最新情報を入手してきたいし。
なんだか、今日は酔っちゃいそう。。。 
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<キスの日>だって☆

2013年05月23日 22時38分50秒 | Weblog
束の間の爽やかな季節。
青い空と白い雲。
送迎車を運転しながら、このままドライブに行きたくなる。
逃避願望か放浪癖か。
ボヘミアンのように流れてみたいけど。。。

処遇改善手当が無事に支給された。
4月の定期昇給も、祝日稼働による基本給upもあると言う。
だからって手取り20万もいかない安月給。
しかも法人の介護部門は赤字で、今年1年で黒字ににならなければ閉鎖も視野に入れるとの話。
やっぱり転職する方がベストなのかな?
もうこのデイケァで落ち着きたかったのに、何だか上手くいかないね。
上半期の決算で今期の見通しが出るだろうから、今年の夏休みは業績次第では就活になるかもしれない。
長男も基礎研修講座終了に合わせて就活してるので、同じ業界の情報交換できる。
子供たちの就職だけじゃなくて、自分まで就活だなんて。。。 (@_@;)

今日は<キスの日>だとか。
何時の間に?ってカンジ。
だからってJに会えない私にとっては、あんまり関係ないかも。
別に<キスの日>に限らず、一緒にいればキスしない時は無いけどね。
年収300万円以下の夫婦のほうが、500万円以上の夫婦より多くキスをしているのだそうだ。
それに愛の言葉やHも多いらしい。
だからって愛はお金じゃない!なんて短絡的な事にはならないだろうけど。
収入が少ない分、助け合えるって事みたい。

私も現状は年収300万円以下だ。
これでJが専業主夫を望むなら、私たちは間違いなく<貧乏人の子だくさん>だ。
ま・この年齢なので<子だくさん>にはならないが。
何だかシュールだなぁ。。。

先週末、月イチのグルメドライブしてケバブを食べてきた。
めっちゃボリューミィなチキンケバブ。
辛さの好みを聞いてくれたので、とても美味しかった。
あまり美味しいので1個だけでは足りず、他にもトルコ風ローストチキンや豚串など。
ちょっと調子に乗り過ぎて、その夜は消化剤飲むハメになっちゃったけど。
久しぶりの夜のドライブって事もあって、すっごく楽しかった。
因みに仕事終わりにJが迎えに来てくれて、そのまま高速に乗って出かけたのだ。
やっぱ夜遊びって楽しい♪

そんな週末を送ったのに。
今はなんかスッキリしない。

Jがあまり私の収入をアテにするような発言ばかりなので、ちょっとイラっとして
「私、そんなに稼げないもん。
 だったら他の女探してよ!」
と言ってしまった。
Jは哀しそうな顔をして
「何でそんな事言うの?」
って目で訴えてたけど、その場は丸く収まった。

・・と思ってたのは私だけで、その後帰宅したJは思い詰めてしまったらしく、またまた胃潰瘍モドキになって寝込んじゃったんだとか。
それで送ってきたメールの文面たるや。
『Jは美月がいればいいの。
 外の女を探したりしないから。
 帰ってからずっと<何故?>って悩んでたら胃がしくしくしてきちゃって。』
とか何とか、もうオネエ全開☆
いくら主夫が得意って言ったって、私の彼氏はオネエなの!?
年齢を重ねるにつれ、男女のボーダーが曖昧になっているのは事実だけど、だからって私は男じゃないしレズでもない。
これは話し合う必要がある。

他にも。。。

何かいろいろスッキリしていない。
胃潰瘍モドキになってから会ってないから、きっとJも言いたい事はあるだろう。

ほんとに再婚したいのかな?
いや、Jじゃなく 私。
それとも何度目かの倦怠期?

お月さまも隔月仕様になったのか、今月も来なかったし。
モヤモヤしてイライラして・・・
やっぱ更年期も本格的になってきたかな・・とか。

キスの日・・なんて。
少子化に歯止めかけるためだよね。
なんか 寂しい。。。 



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母の日 ありがとう♪

2013年05月12日 21時41分35秒 | Weblog
大雨の週末。

仕事を終え雨降りの中、帰路に就く。
今日はJが来るから、バスもすぐ来れば早く帰れるのに。
てゆか、いっそJが迎えに来てくれたらなぁ・・・
なんて思いながらメールチェックする。

「今日もお疲れさま。
 雨がいっぱい降っているから迎えに行くね。
 お仕事何時に終わるかな?」

まるで以心伝心のようなJからのメールが入っていた。
着信時刻を見ると約2時間前。
あまりの嬉しさに、すぐにTelをした。
「メールありがとう。
 今終わったところなの。」
「お疲れさま。
 じゃぁデイケァの前で待っててね。」
そのTelが終わるや否や、水色Passoくんが信号待ちの交差点の向こうに現れた。
私の家からでも最低15分はかかるのに。
どこにいたの?
「美月、お疲れさま~♪」
「ありがとう。
 けど、こんなに早く迎えに来れて、いったいどこにいたの?」
「実はこの近くのコンビニの駐車場に居たんだ。
 もし美月がメールを見ずにすれ違っても、帰り道のコンビニに居ればすぐわかると思って。」
「もしかしてこのメールをくれた2時間近く前から待ってたの?」
「うん、音楽聴きながらだと何時間でも待てるよ。」
「ありがとう。
 ほんとは迎えに来てくれたら良いなぁって思ってたんだ。
 だからすっごく嬉しい♪」
「だって雨がいっぱい降ってて美月が濡れたら可哀想だと思って。
 ほんとはいつも迎えに来てあげたいんだけど、できないから・・ごめんね。」
へぇ~~~~
そんなふうに思っててくれたのか・・・
ホストトーク炸裂!? だけど嬉しいことには変わりない。
雨の中を心配して彼氏なりダンナなりがクルマで迎えに来てくれる・・って、女性はほんと嬉しいものよ。
ささやかな幸せをありがとう♪ (*^_^*)

そんな始まりの今週末。
一緒に夕ご飯を作り一緒に片付け、一緒にTVやDVDを観て一緒にお風呂に入る。
6年近く経った今も相変わらずだ。
今回は髪も染めてもらった。
それとボディマッサージ。
Jの掌は体温が高くて、マッサージされている部分がだんだんと熱を帯びてくる。
血流が刺激され、ほんとに気持ちが良い。
足裏も程よい力加減でツボ押ししてくれて、はぁ~エステ気分♪

翌朝は雨もあがり、とても良いお天気☀
「引きこもってばかりじゃ身体に良くないから、朝食食べたらお散歩に行こう♪」
近所でフリマが開催されてたので、そんなこんなを見たりおしゃべりしたり。
Jのご両親の話になった。
知り合った当初に聞かされたご両親の話は、まったくの<作り話>ということでリセット。
実家の住所とご両親の実名は知っているので、それらを前提に話を聞く・・という暗黙の了解。
私も2度と作り話はご免なので、ここに改めて記しておくことにする。

お父さまは昭和11年生まれ、お母さまは昭和8年生まれ。 
私たちと同じ3才年上姉さん女房なのだという。
Jが幼少の頃から夫婦仲が良く、ひとりっこの自分は居場所が無いくらいだった。
そのため早くから自立意欲が高く、家のしがらみにも縛られない環境だったとか。
今でもご両親はおふたりのペースで仲良く暮らしており、Jとは程よい距離関係を保っているらしい。
だからJが自身の別居結婚生活の悩みを打ち明けても、「イヤなら帰ってくれば良いでしょ。」と我関せずなのだそうだ。

実際のところは会ってみなくちゃわからない。
会ってから考えれば良いわけだし。
・・てゆか、会えるのか?・・なぁんて。

Jに大事にされている。
少なくとも、一緒に居る時は。
来週は遠出しようと誘われているし、私が退屈しないような週末を考えてくれている。
この先、年を経て・・
例えばJのご両親のように70代になったとしても、一緒に手を繋いで歩けるほど仲の良い夫婦でいられるのか。
Jはご両親のようなずっと仲の良い夫婦になりたいと言う。
私とならそうなれると言っている。
そのためにお互いの健康に気をつけて、お互いを大事にしていこうとも言っている。
今から老後を楽しく過ごしたい私にとって、Jの考えは共感できるものだ。
だからこそ、これからも一緒に歩いていきたいと思う。

お散歩から帰って、一緒にカリスマギタリストのウッドストックライブを観た。
「このライブはヤバいよ。
 なんせマリファナ咥えながら演奏してるんだからね。
 ほら、陶酔しちゃって顔ヤバいし。」
「ありえないし~~~~☆」
なんて、またまたふたりで大爆笑♪♪

楽しい<母の日>ありがとう♪

実家の母にもTelをしておいた。
下手に心配かけたくないので、お金のかかる贈り物はしない。
子供たち3人をしっかり育て、迷惑かけずに生活する事が私の親孝行だ。
いつか私の介護技術が、Jと私の親に活かせる日が来るなら、その時は惜しげなく身体を張って親孝行したいと思う。
その時にも、Jと一緒に仲良く親孝行できるように。

<母の日>ありがとう。。。 
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私も高血圧!?

2013年05月10日 13時01分32秒 | Weblog
5月の陽気が戻ってきた。
寒暖の差が激しく、日中はもう夏日だ。
真夏日を観測した地域もあったとか。
今年も猛暑を覚悟しなくちゃいけないかも。。。

1$=100円になった。
そして富士山周辺の近県で噴火した場合を想定した避難訓練を予定するとか。
周囲にはいろいろな情報が飛び交っている。
自分の生活にとって何が必要なのかを敏感に察知するのも、情報社会の今では大切な事だ。
思考を巡らし先手を打ち、要領の良い人が<勝ち組>となる。
・・なぁんて・・
Jとはいろんな話をするのだが、政治の事・経済の事・防衛の事・恋愛の事・家庭の事etc.
どの分野においても成功者は必ずいる。
成功者=他人に羨ましがられる存在・・というべきか。
現在の格差社会の中で、自分はどんな人生を歩むのかは重要だ。

「今の日本では、カエルの子はカエルでしか居られない。
 俺がどんなに頑張ったところで、今からセレブに成りあがれるほどの何かを成し遂げられるわけも無い。
 親の家柄や学歴・職歴で子供のレールが決まってしまうのは、否めない事実だ。
 子供自身が何かに秀でていれば別だろうが、それを引き出すのも親の技量だしな。」

私は平凡な一庶民。
バブル期は、家族で海外旅行したり外車に乗ったり新しいゲーム機を真っ先に買ったり。
長男はまるでスネオ状態だったけど、それも小学生までだったし。
太宰治の描く<斜陽>的雰囲気なんだろう。
元夫は時代の変化に付いていけず、バブルがはじけた後の社会で生き残れなかった。
ほとんど専業主婦だった私だが、それからは自立を目指すべくお弁当工場で夜勤をしたりヘルパー2級を取得して介護業界に足を踏み入れたり・・酷い時は午前中はデイサービス・午後は音楽教室のレッスン・夜はお弁当工場と3つ掛け持ちした。
それと子育てで学校のPTA役員したり、ママ友のお付き合いでお食事会をしたり。
そんな中での元カレFさんとのデートは、私の唯一の息抜きだった。
振り返れば、ただ一生懸命生き抜いただけの40代だったかもしれない。

大卒商社マンの元夫と結婚して、私は成りあがるつもりだった。
自宅で音楽教室をし、外車に乗って出張レッスンに行ったり家族の送り迎えをしたりする。
そんなステイタスに憧れて結婚した。
もちろん子供たちにも、それなりのレールを用意するつもりだった。
結婚当初の理想と離婚した今の現実。
そのGAPを埋めるべく、Jの知恵を借りている。
子供たち3人を、それぞれの資質を活かし社会で生き残っていけるように育てるのが、私のライフワークだ。
まして目まぐるしく変わる情報社会。
どう選択しどう使いこなすかで、人生が決まる。

子供たち3人が社会に出る過渡期を迎え、あれこれ思い悩んでいる。
今でも自分の無力を感じざる得ない。
というより、もうパワーが残っていない。
先日、健康診断を受けたら初めて血圧が高かった。
BP151/95
業務で毎日ご利用者のバイタル測定している身としては、それがどんな数値かすぐわかる。
げ★再検ギリギリじゃん (*_*;
心電図やレントゲンはn.p.だったけど、私も高血圧・・!?

Dr.の診断では、様子観察として特に処方薬も無かったが、なんかショックでその日は偏頭痛になってしまった。
寝不足もあるのかな。
処遇改善手当がウヤムヤになっている事でのストレスも抱えている。
世の中、要領良くやったもん勝ち。
頭ではわかっている、だけど私にはできない。
情報を使いこなす術を知らない。
<無知の知>からもう1歩抜け出せたら、もう少しましな生き方ができるんだろうか。

もっと貪欲に生きられたら・・・

ドラマ「ラスト・シンデレラ」で三浦春馬と藤木直人がイイ感じ。
飯島直子も「最後から2番目の恋」では中年主婦役でおばさんしていたが、今回はバツイチのスポーツインストラクターで魅力あるイイ女を醸し出している。
やっぱ成り切るには外観から・・だよね。
篠原涼子は騙されているとも知らずに恋に落ちる。
<無垢な愛>は<不誠実な愛>を凌駕できるのか・・って思いながら。
何となく理想を描きながら観ている。

子育て終えて。
早く自由になりたい。。。 
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ラストG.W.<その5>

2013年05月06日 17時20分55秒 | Weblog
2013年のG.W.も今日で終わり。

好天に恵まれてとても爽やかな連休だった。
行楽らしい事はしなかったけど、TVでパレードは観たしカラオケ行きがてら街のG.W.イベントを眺めたし。
まぁまぁ楽しめたかな。

それに何と言っても<大掃除>。
ずいぶん片付いたし綺麗になった。
Jも20年間主夫やっているので、今まで気になっていたところをここぞとばかり指摘する。
指摘するだけでなく、ちゃんと手伝ってくれるからまぁ良いか。
『連休くらい休ませろ』って言う人じゃなくて良かった♪

昔、風水に凝ってた時があった。
書物に書いてある事を鵜呑みにして、東西南北の運気があがるように置物をしたり色を揃えたり。
もちろん掃除して各方角を綺麗に保つ事も心がけていた。
特に水回りやキッチン・玄関は運気UPのために綺麗にしなくちゃいけない・・なんて。
すっごく頑張ってたけど、今思えば<ひとりよがり>だったかも。
結局運気は上がらず、夫婦仲が決定的に冷えてからは家事に対する張りあいも失くしていた。
5人家族なのに、散らかす人は4人もいて私1人が片付けてるなんて、まるで不毛。
元夫と離婚して田舎に引っ越す時には、もう家は荒れ果てていたよね。
これじゃ風水も何もあったもんじゃない。

だから、風水とかじゃなく、精神衛生上のためにも生活環境は清潔にしなくちゃいけない。
そんなの当たり前の事なんだけど、毎日の業務でくたくたで帰ってくると、きちんとできないもんなんだよね。
今のデイケァでは7月からの祝日も営業する事になったので、こんな大型連休はこのG.W.が最後。
気候も良い時期だし、大掃除ウィークに最適だったけど、これからは無くなるからなぁ。
せいぜい有給休暇をお掃除休暇に充てるしかなさそう。
けど、自分ひとりでやるわけじゃない。
Jという心強いパートナーがいる事に感謝しなくちゃね。

「今度みんなでJさん家に行こうよ。」

私とふたりで食事をしていた長男が、急にそんな事を言い出した。
けっして好意的な感情で言い出したわけではないと、冷やかな目が語っていた。
長男の心情に興味を覚えて
「え?なんで・なんで?」
と訊いてみた。
「だってさ、Jさんが週末うちにばっかり来るのは不公平じゃん。
 今度はお母さんのほうがJさん家に行きなよ。」
「え? 行って良いの?
 ご飯とか自分たちで何とかやってくれる?」
「カレーとか作っといてくれたら良いじゃん。」
「ん~~~~ それでも良いけどさ。
 て言うか、最終的にはJが我が家に住むんだから、ママがあっちの家に行っても意味無いの。
 気にしてくれてありがとう。
 結局はJが私たちにどれだけ貢献してくれるかって事なのよ。」
「ま・お母さんが良いなら良いけどさ。」
長男とはあまり話す機会が少なく、少しでも気持ち交わせるような時間は大事にしたいと思っている。
だが、だからと言って本音全てをさらけ出してしまっては、生真面目な長男に余計な心配をかけてしまう。
ほんとうのところは、誰にも言えない。。。

2年前、Jの自宅と実家が判明し、実際にその場所にも行ってみた。
そしてJに対する疑惑がMAXとなり、大喧嘩の果てに別れを告げたのだ。
しかし2ヶ月して復縁。
Jの盛っていた話の全てを赦し、将来への誓いを信じてここまで来た。
今でも葛藤はある。
裏切られた事に対する<不信>はそう簡単に拭えるものではない。
今は<愛>が勝っている。
だからこそ、この気持ちを持続する為に、私は2度とJの自宅へは行くまいと決めた。
Jを信じていけばいいだけの事、何もわざわざ不信のタネを蒔きに行く事は無い。

なのにJは
「先日、久しぶりに同級生に会ったらTwitter始めてるとかで、婚外恋愛し放題な事言ってたよ。
 近所のママ友も、もう海岸で年下の男の子を逆ナンして喰っちゃってるとかって言ってたっけ。」
なんて不信感を煽るような話をする。
「何それ。
 Jの地元ってそんな人ばっかりなの?」
「別に俺の地元だけじゃなくったって、今はネットで世界中に繋がれるんだから、いつでもどこでも出会いはあるだろ。」
「Jも誘われたの?」
「誘われたけど、断ったよ。
 同級生は真面目なヤツだったから、大人になった今ごろハジけちゃったんだろ。
 俺はそんなの10代でやり尽くしたし、それでも研究したくてホストにまでなって完結したんだから、今さら面倒臭いよ。
 だって始めたら続けなくちゃいけないだろ?
 平日仕事して、週末は美月のとこ来てたら、そんな他に付き合うヒマなんて無いのわかると思うけど?」
「ま、そうだけど。」
「それでもきちんと訊いておきたいのが女だもんな。」
「まぁね。
 彼氏の気持ちにちょっとでも不安があれば、確かめたいのが女だよ。
 だから、それをウヤムヤにするのか、ちゃんと話をしてくれるのかでは、大きな違い。」
「俺はちゃんと美月を不安にさせないようにするよ。
 けど、これだけ人との出会いが簡単になってる時代なんだって認識しておかなくちゃね。」
Jは戦略家で負けず嫌い、ウラをかくのが好きだというダークな一面を持っている。
その仕事にしても生活にしても、完璧主義で抜け目ない。
僅かな知識と直感で生きてる私なんて、赤ん坊同然なんだろうと思う。
だから。
私はあえて<美徳の不幸>を演じる。
Jが<悪徳の栄え>なわけでは無いのだが、世の中の汚い部分を見過ぎているJにとって、私はまだまだ温室育ち。
パンドラの箱を開けたが為に出てきた悪だけど、最後には必ず<希望>があるわけで。
私は、その唯一の<希望>でありたい。
無垢と無邪気。
Jに残されたピュアな部分を信じていく。

ここにJとの日々を綴るのは、最後の最後でもし裏切られてしまった時に、幸せだった証を残したいから。
もちろん、この先に夢が叶う未来があると信じている。
だけど、もし・・・

この気持ち。
いつか笑い話になるように。
そんなG.W.最終日。。。 







 
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ラストG.W.<その4>

2013年05月05日 22時44分01秒 | Weblog
こどもの日。

とてもお出かけ日和G.W.後半。
我が家はそんな好天に恵まれた中でも、予定どおり大掃除を決行した。
お風呂場・洗面台・トイレと終えたところでJも参加。

「俺はどこを担当すれば良いの?」

まずは腹ごしらえで、私の作った<つけ麺>をほおばりながらJが言う。
朝から掃除を始めてその頃にはもうくたびれてしまった私は、もうオフモード。
「うん、網戸とかあるんだけど、もう今日はいいよ。
 なんか疲れちゃったから、明日やろう。」
ほんとにもう余力無し。
綺麗になったお風呂に入り、ほっとひと心地。
明日朝から頑張ればいいや・・・☆

・・と思ったのに、頑張れなかった。

せっかくJが朝早く起こしてくれて
「まだ早いし、どうせなら今からどこか連れて行こうか?」
って誘ってくれたんだけど、眠くて眠くて、起きられなかった★
そしたらJも2度寝しちゃって、結局ふたりして起きたのは10時過ぎ (*_*;
しかも私はそんなにぱっと起きられなくて、しばらくJにくっついてゴロゴロしてた。
Jは、私の誘惑に負けそうになりながらも、何とか立ち直り
「ほら、お掃除するんでしょ?
 このまま何にもできずに出かけるのはイヤだから、俺のノルマの網戸だけは掃除して行くよ。」
とベランダに出ていった。

適宜に薄めた重曹と洗車用ブラシを使い、ホコリと道路の粉塵で汚れた網戸を簡単に綺麗にしてくれた。
最後はペットボトルの蓋に穴を開け、シャワー様にして汚れを流す。
「こうすれば窓も一緒に綺麗になるからね。」
「すごい慣れてるね。
 私は<網戸掃除>ってもっと大掛かりで面倒な気がして・・」
「これで簡単にできるってわかっただろ?
 俺は不動産管理の仕事で、賃貸物件の引き渡しの時は自分で内装を綺麗にするんだよ。
 業者に頼むより安上がりだし、簡単に綺麗にできるしね。
 これで俺のノルマは果たせて良かったよ。」
いや、ほんと手慣れてる。
まるで便利屋さんに頼んでいるみたい♪

午後から末っ子長女も交えてカラオケして帰宅。
TVで明日のお天気を観てたら、明日もとても良いお天気 ☀
「ねぇJ、明日も良いお天気でお出かけ日和だって♪」
と話を向けたら、Jは呆れた表情で
「あのね~~ 明日は俺帰らなくちゃいけないんだよ。
 だから俺、朝『どこか連れて行こうか?』って言ったよね。
 なのに美月は『眠たい~』って起きなかったんじゃん。」
「だって今朝は眠たかったんだもん。
 帰る日だっていいじゃん、ちょっと市内をツーリングできれば。」
「はいはい、じゃぁ明日はほんとにメッチャ早くに叩き起こすからね。」
なんて嬉しい展開。
どこに行こうかなって考えていたら
「お掃除は、あとどこやる予定なの?」
とJに訊かれた。
「換気扇。
 ネジを外してカバーの汚れを落とそうと思って。
 あ・でも私がやるから大丈夫。
 これも重曹で落ちるんでしょ?」
「うん、シンクにお湯溜めて重曹を多めに溶かすんだよ。
 そこにしばらく浸けとくと良いよ。」
「じゃぁ排水溝に蓋をすればお湯を溜められるよね。」
なんてシンクを見に行ったらJも一緒に来て、何を勘違いしたんだか急に換気扇のネジを外しだした。
「え☆ 今からやるの?」
「だって美月、換気扇を掃除するって言ったじゃん。」
「自分でやるよ。
 やり方も訊いたし。」
「気になるから、やるならやっちゃおうよ。」
そう言ってJはシンクにどんどんお湯を溜め始めた。

それからが大変だった。
換気扇に付いた油汚れは表面のカバーは綺麗になったが、中の網の汚れはなかなか落とせなかった。
「これでしばらく浸けこんで、終わるのは深夜3時頃だな。」
「え~~~何でそんなかかるの!?
 それじゃ明日出かけられないじゃん。」
「そんな<換気扇掃除>も<お出かけ>もなんて無理だよ!
 別にツーリングなんていつでも行けるんだから、換気扇を先にやっちゃおう。
 俺もずっと気になってたんだよ。」
網戸が簡単に綺麗になったからって、換気扇も簡単とは限らない。
Jと知り合う前は、ひとりで適当にやってた。
けど、Jは不動産管理でメンテナンスを心得ているから、妥協は許さない。
何度も熱湯に浸けて油を浮かし、かなり綺麗になってきたところで午前0時。
「これからは約半年に1度のペースで掃除していけば、こんな大変でなくなるよ。
 次回は、早めの10月くらいにやればいいか。」
ってわけで、換気扇掃除終了。
疲労困憊でJはぐったり。。。 (+o+)

2晩続けて爆睡だった☆

そして翌朝。
すっかりお掃除モードになってるJは、今度は食洗機のお掃除を手伝ってくれた。
今のところに引っ越してきた時は、まだJの作り話を信じていたから、またすぐに新居に引っ越すつもりで食洗機を繋がなかったのだ。
すっかり物置と化していた食洗機なので、今回はしばらく仕舞っておくことにした。
「俺が一緒に住む時に出す事にしよう。」
中を消毒し、乾かし、梱包・・ってところで、ゴミ袋で梱包するつもりが、サイズ違いで入らない!
「あれ!?ゴミ袋ちょっとちっちゃかったみたい。
 ま、こうして袋を開いてかぶせればいいよね。」
と、私が適当やろうとすると、Jは呆れて
「だから俺が自転車カバーみたいな大きいのを買っとこうって言ったんだよ。
 そしたらかぶせてすぐ終わりってなるのに。」
「まぁまぁ、これだって同じだし。
 こうやって2~3枚ハサミで切って広げてかぶせて、ガムテープで止めれば一緒でしょ?」
「・・そうだね(苦笑)
 美月さまの仰せの通りにいたしましょう。」
「困った時はJが助けてくれるんでしょ?」
「俺はスーパーマンか!?
 こんなことなら、美月の先を見越して俺が用意してれば良かったのか。
 もっと俺が気がまわる男だったら良かったんだな。
 ごめんな、気がまわらない男で。」
もう、ちょ~~~嫌味★
だけど、ふたりで大爆笑だった。

食洗機をどこに仕舞うかって話になって。
「このスペースだと室内は無理だから、ベランダに置こう。」
とJが言いだして、ベランダに運びだしてくれたのだが、どうしても私は気に入らない。
「ん~~~ やっぱり外はイヤだ。
 室内にして。」
「じゃぁ・・この棚の上しかないぞ。」
そしてJは、重たい食洗機をひとりで抱えたまま、イスに上がり棚の上に食洗機を置いてくれたのだ。

いや、すごい!

一般人だったら、自分が先にイスに上がり、それから食洗機を渡してもらうパターンに違いない。
それだって、パートナーが彼女では、食洗機を持ち上げて手渡してくれるかどうか。
さすが元自衛官☆
「褒めてももう2度と置き場所は変えないよ。
 まったくうちのお姫さまは、こんな重たいのをあっちだこっちだと運ばせるんだから★」
「感謝してます♪」
「今度下ろす時は美月にやってもらお。」
「え~~無理・無理。
 Jがいなきゃ下ろせない。」
「ま・今度下ろす時は俺が一緒に住んでこれを使う時だな。」

<絶対に下ろしに来てよ>

って心の中で呟く。
去年に引き続き、今年も春の大掃除。
気になってたところをピカピカにして、とても気持ちが良い。
冷蔵庫とキッチンラックの位置を変えるなど、キッチンもちょっと使い勝手を良くしたりして。

ラストG.W.の最終日。
明日はどこを片付けようか。。。 

 
 
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ラストG.W.<その3>

2013年05月03日 13時28分47秒 | Weblog
5月に入ったというのに、寒い。
天気予報だと、記録的な低温なのだそうだ。
北海道では雪が降っているらしい。

けど、私の住んでいるところは・・・
抜けるような青空と白い雲。
新緑の中、少し肌寒い風が心地良かったりする。
最後のG.W.後半も、快調な滑り出しかな。

G.W.は大掃除をすると決めた。
家族で掃除個所の役割分担を決め、それぞれ都合の良い時に掃除することにした。
みんなカレンダーどおりの休日なので4連休あるし、大学生の末っ子長女にいたっては9連休だと言うから。
Jも参加している。
しかし、週末休みのみで祝日休みの無いJに参加してもらうのは、ちょっと酷かなと考え直しているところだ。

あまりに良いお天気なので、どこかに連れて行ってもらいたい気もしてる。
TVで行楽地の風景など観ると、途端に流されてしまう★
Jだと<何もG.W.の混んでる時に行かなくても、普段の週末にいくらでも連れて行ってあげるよ>って事になるのだが。
私のむらっ気を宥めるのもJの得意とするところかも。
思い立ったらじっとしていられない私と、冷静に分析するJ。
私としては、混んだところに行ってG.W.に参加している気分を味わいたかったりするけど。
別に、今じゃなくても良いかと思うようになってきた。
<今しかない>と刹那に生き急ぐより、<まだ先がある>とのんびり生きる方が寿命も延びるような気もするし。
Jに洗脳されちゃってるのかな☆

TVで朝のワイドショーみたいのを観ていて、西川女史が<すぐ離婚する人が多すぎる・結婚は修業>とコメントしていた。
結婚して数年で離婚してしまう人などの話を聞くと、私も同等の意見を持っていた。
けど、だから<結婚は修業>と言うのは、ちょっと違うと思ったり。
何故なら、結婚はひとりでするものではないからだ。
健やかなる時も病める時も、いつ如何なる時も話し合えない相手とは生活自体が成り立たない。
だから<結婚はコミュニケーション>と言ったほうがわかり易くないだろうか?

離婚経験から言えば、やっぱり究極<愛>だよ。
愛があれば離れたいと思わないもの。
何とか一緒に乗り越えようと考えたと思う。
すぐ離婚するのは、気持ちがあっさりしすぎてるのかな。
それに子供のために、もっとより良い環境にしなきゃとも思うかも。
<離婚>には、ひと言で片付けられない葛藤があるんだよね。

長男は今年25才で、就職が決まれば次は結婚も視野に入れるようになるだろう。
私みたいな親を反面教師に思うようであれば、しっかり愛を育めるひとりの伴侶を選んでくれるかもしれない。
元夫との結婚に愛が無かったとは言えない。
ただ、元夫の性格ではなく外側を愛していただけだったのだと、後から気付いた。
大卒・商社マン・外車・子育てしながら音楽教室講師を続けられる環境。
元夫が仕事で深夜帰宅になっても、発表会準備や自分の曲を弾いたりする時間が持てて有難かった。
私の結婚生活なんて、元夫の在宅する数時間を居心地良くすれば良いだけの事。
単純な元夫が相手なので、こんな楽なことはなかった。
しっかり生活費さえ運んでくれれば、離婚などしなかっただろう。
その代わり、私には刺激も無いとても殺風景な結婚生活だったと想像がつく。
今となってはどうでもいいか。

カラオケで『らいおんハート』を歌えるようになったり、こうして元夫との結婚生活を考察したり。
離婚5年経って、ようやく過去を振りかえられるようになった。
今が幸せだから?
けど、まだJと再婚できたわけでもなく、相変わらず生活も苦しかったりして、幸せと呼ぶには程遠い。
職場も揺れ動いている現状。
これから先も、どうなるかわからない。
たどり着きたい場所は、今も彼方の虹だ。
それでも。
Jの虚偽に惑わされ混沌としていたあの頃よりはマシになった。
子供たちもそれぞれの将来に向かって頑張っているし。

ドラマ『家族ゲーム』が話題になってる。
(翔が「J-POPの歌詞みたいな台詞・・云々」って言ったとこだけど)
そこで登場する母親のように、夫や子供に対してしっかり物を言えない女性って多いのかな?
子供が男の子だけっていうのもキツイと思うけど。
欧米はママを大切にしている男性が多いらしいけど、それだけママに威厳があるってことなんだと思う。
フェミニストな文化だし。
何回もリメイクされているドラマなので、改めて展開が楽しみだ 


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