まだ7月。。。
酷暑の中、デイケアのお風呂介助は続く。
新職場になってあっという間に1週間が過ぎた。
どこの職場でもそこにはそこのしきたりがあって、それを習得しない限りは先に進まない。
出る杭を打たれたくないので、言いたいことは言わず、様子を見ている。
前のデイに移った時も同じような感じだったかな。
今度のデイケアは、前々回と前回のちょうど中間みたいな職場かも。
やっぱ最初の職場がいちばんしっかりしていたなぁ。
その代り、日曜も祝日も出勤だったし。
とりあえずこのデイケアで頑張るつもり。
もう落ち着きたいよ。。。
先週末は、甚平姿のJだった。
玄関のドアを開けるなり「お控えなすって!」なんて、作ってるし。
私は300円のインド綿ワンピで、さっそく夕飯の買い物。
いつものスーパー、ふたりでレジに並んでいると・・・Jの訴えるような視線。
そしてその先には。。。
「先生~~~♪」
なんとかつての音楽教室時代の生徒さん親子と、バッタリご対面! ヽ(^o^)丿
当時小学2年生だった生徒さんも、今や5年生となり、すっかり大人びている。
買った物の袋詰めをJに任せて、懐かしさにひとしきり立ち話をしてしまった。
「先生戻ってきたのなら、またレッスンしてほしいです。」
なんてラブコールも頂いて嬉しい限りなんだけど、今はデイケアの正社員の身の上。
講師会も脱退してしまったし、勉強不足の先生では生徒さんに申し訳ないから、丁寧にお断りさせてもらった。
私だって、好きな音楽教室で生計が立てられればねぇ・・・ (;_;)
元生徒さん親子と別れて、Jと帰路に。
「ごめん、あえて紹介しなかったけど、生徒さんのお母さまに見られてた?」
「見られてたなんてもんじゃないよ。
ふいに舐めるような視線を感じて、もしかしたら知り合いなのかなって思ったら。」
「そうだったのか。
じゃ、紹介すれば良かったかな。
もうダンナみたいなもんだもんね。」
「なんだよ、ダンナみたいなもん・・て、ダンナだろ?
どこに、こんな子供たちのメシ作ってくれる恋人がいるよ?
恋人って言ったら、子供たち抜きのデートだろ?
俺は子供たちも一緒だから、もうダンナなの!」
はいはい。。。 (^_^;)
確かにこんなスーパーの袋2つも下げた熟年カップルなんて、夫婦にしか見えないか。
どんなふうに映ったかな?
あ!そ言えば、Jはピアスしてるから、チャラけたダンナに見えたか?
もしくは音楽関係?・・・なぁんて、先生の謎のダンナの噂が近所で広まらなきゃ良いけど。
先週末、Jの会社が倒産したら新居の場所が変わってしまう話が出た。
「もし倒産になったら、両親と訣別することになってしまう。
そしたらあの場所はお袋の土地だし、親父が協力してくれなくなったら家は建てられない。」
「え。。。
じゃ、私たちはどこに住むの?」
「俺が動かせる土地は、都内になっちゃうんだよ。
麻布とか田園調布とかでも良い?
石神井公園にもあるけど・・・」
「え~~~~ 都内!?」
ガッカリしてしまった。。。 (=_=)
贅沢な悩みだとは思う。
でもね、都内じゃつまんないんだよ。
新居に決めてた土地は、私の憧れの故郷なんだもん。
麻布や田園調布と代えられない。
あの場所の魅力は、ジモティにしかわからない。
何とか被害を最小限に抑える手段は無いの?
・・それに「両親と訣別」だなんて・・・
Jはひとりっ子なのに、ご両親と仲違いしちゃダメだよ。
ご両親と円満に解決できるように清算しなきゃ。
新居のためだけじゃない。
やっぱり家族は仲良くしたいよ。
じゃなきゃ、私は何のために介護職をやっているのよ。
Jのご両親がもっと老いた時に、在宅でお世話するってのが、私の介護の終着駅なの。
夫の両親を看取る特権って、妻にあると思う。
資産家でひとり息子のJにくっ付くバツイチ子持ちの彼女なんて、ご両親から見たら財産目当ての胡散臭い女に見えるだろう。
ましてこの年じゃ、どう見てもピュアじゃないし。
でもね、母校のプライドにかけても、私は無償の愛を貫くよ。
私はどう思われても、Jの家族を嫌いにはならない!
「平日にゴルフの練習に行ってると、女性もけっこう多くてさ。
ミニスカのゴルフウェァを着て、ショットもビシっと決めるんだよね。
それもベンツ乗ってきたりして。
そんな人が前にいたりすると、俺も力入っちゃって、逆に飛ばなくてカッコ悪くなっちゃうんだけど。」
そんな話をJから聞くと、すっごく気分が悪くなる。
「だから何よ!」
って不愉快丸出し。
どうせ私はクルマも持てないゴルフも行けない、しがない介護職員だよ。
結婚前は私もゴルフのレッスンに通ってたの知ってるくせに。
ほんとそぉいぅとこ、Jって無神経!
私だって息抜きしたい~~~~~~!!!
と言うわけで、今週末はどこか出かけられたらいいな。。。
酷暑の中、デイケアのお風呂介助は続く。
新職場になってあっという間に1週間が過ぎた。
どこの職場でもそこにはそこのしきたりがあって、それを習得しない限りは先に進まない。
出る杭を打たれたくないので、言いたいことは言わず、様子を見ている。
前のデイに移った時も同じような感じだったかな。
今度のデイケアは、前々回と前回のちょうど中間みたいな職場かも。
やっぱ最初の職場がいちばんしっかりしていたなぁ。
その代り、日曜も祝日も出勤だったし。
とりあえずこのデイケアで頑張るつもり。
もう落ち着きたいよ。。。
先週末は、甚平姿のJだった。
玄関のドアを開けるなり「お控えなすって!」なんて、作ってるし。
私は300円のインド綿ワンピで、さっそく夕飯の買い物。
いつものスーパー、ふたりでレジに並んでいると・・・Jの訴えるような視線。
そしてその先には。。。
「先生~~~♪」
なんとかつての音楽教室時代の生徒さん親子と、バッタリご対面! ヽ(^o^)丿
当時小学2年生だった生徒さんも、今や5年生となり、すっかり大人びている。
買った物の袋詰めをJに任せて、懐かしさにひとしきり立ち話をしてしまった。
「先生戻ってきたのなら、またレッスンしてほしいです。」
なんてラブコールも頂いて嬉しい限りなんだけど、今はデイケアの正社員の身の上。
講師会も脱退してしまったし、勉強不足の先生では生徒さんに申し訳ないから、丁寧にお断りさせてもらった。
私だって、好きな音楽教室で生計が立てられればねぇ・・・ (;_;)
元生徒さん親子と別れて、Jと帰路に。
「ごめん、あえて紹介しなかったけど、生徒さんのお母さまに見られてた?」
「見られてたなんてもんじゃないよ。
ふいに舐めるような視線を感じて、もしかしたら知り合いなのかなって思ったら。」
「そうだったのか。
じゃ、紹介すれば良かったかな。
もうダンナみたいなもんだもんね。」
「なんだよ、ダンナみたいなもん・・て、ダンナだろ?
どこに、こんな子供たちのメシ作ってくれる恋人がいるよ?
恋人って言ったら、子供たち抜きのデートだろ?
俺は子供たちも一緒だから、もうダンナなの!」
はいはい。。。 (^_^;)
確かにこんなスーパーの袋2つも下げた熟年カップルなんて、夫婦にしか見えないか。
どんなふうに映ったかな?
あ!そ言えば、Jはピアスしてるから、チャラけたダンナに見えたか?
もしくは音楽関係?・・・なぁんて、先生の謎のダンナの噂が近所で広まらなきゃ良いけど。
先週末、Jの会社が倒産したら新居の場所が変わってしまう話が出た。
「もし倒産になったら、両親と訣別することになってしまう。
そしたらあの場所はお袋の土地だし、親父が協力してくれなくなったら家は建てられない。」
「え。。。
じゃ、私たちはどこに住むの?」
「俺が動かせる土地は、都内になっちゃうんだよ。
麻布とか田園調布とかでも良い?
石神井公園にもあるけど・・・」
「え~~~~ 都内!?」
ガッカリしてしまった。。。 (=_=)
贅沢な悩みだとは思う。
でもね、都内じゃつまんないんだよ。
新居に決めてた土地は、私の憧れの故郷なんだもん。
麻布や田園調布と代えられない。
あの場所の魅力は、ジモティにしかわからない。
何とか被害を最小限に抑える手段は無いの?
・・それに「両親と訣別」だなんて・・・
Jはひとりっ子なのに、ご両親と仲違いしちゃダメだよ。
ご両親と円満に解決できるように清算しなきゃ。
新居のためだけじゃない。
やっぱり家族は仲良くしたいよ。
じゃなきゃ、私は何のために介護職をやっているのよ。
Jのご両親がもっと老いた時に、在宅でお世話するってのが、私の介護の終着駅なの。
夫の両親を看取る特権って、妻にあると思う。
資産家でひとり息子のJにくっ付くバツイチ子持ちの彼女なんて、ご両親から見たら財産目当ての胡散臭い女に見えるだろう。
ましてこの年じゃ、どう見てもピュアじゃないし。
でもね、母校のプライドにかけても、私は無償の愛を貫くよ。
私はどう思われても、Jの家族を嫌いにはならない!
「平日にゴルフの練習に行ってると、女性もけっこう多くてさ。
ミニスカのゴルフウェァを着て、ショットもビシっと決めるんだよね。
それもベンツ乗ってきたりして。
そんな人が前にいたりすると、俺も力入っちゃって、逆に飛ばなくてカッコ悪くなっちゃうんだけど。」
そんな話をJから聞くと、すっごく気分が悪くなる。
「だから何よ!」
って不愉快丸出し。
どうせ私はクルマも持てないゴルフも行けない、しがない介護職員だよ。
結婚前は私もゴルフのレッスンに通ってたの知ってるくせに。
ほんとそぉいぅとこ、Jって無神経!
私だって息抜きしたい~~~~~~!!!
と言うわけで、今週末はどこか出かけられたらいいな。。。